勤務地で振り返る人生 ⑦(恵庭市編)

2020年12月17日

【恵庭市での在住期間:1997年8月~1999年3月】

都落ちして出世レースから脱落した私は
1980年4月~1982年7月に勤務した所に再び戻りました。
といっても大きな組織の中で全然違う部署だったから
その当時の人脈はもう殆どありません。

当初の1年間は福利厚生。
翌98年4月からは上富良野で1度経験した職務へ部署内異動。

この引っ越しで私が1番ホッとしたのは
小学校の修学旅行が秋だった事。
津田沼の小学校も秋なので、もしこちらの小学校が春に終わっていたら
長男は修学旅行へ行けなくなるところでした。

次の転勤の少し前に私は人生で最も大きな買い物をしました。

最寄り駅に近い建売住宅2軒のチラシを見て直ぐに家族で見学へ。
1軒目は少し暗い感じがして、しかも先約があるとの事。
隣りのもう1軒へ移動すると
玄関ドアを開けた瞬間、ビビッ!とくるものがあり即決しました。
部屋の壁は白とパイン材。リビングは2階吹き抜けで解放感があり
そして何よりも明るい!

営業さんから明日中に書類が揃えば5月に引き渡せますと言われましたが
こちらで準備する書類の一部は
前居住地の習志野市役所じゃないと取れません。
郵送してもらう手もあったけど、それでは間に合わないということで
急きょ翌日有休をもらい
新千歳空港から往路は成田便、復路は羽田便で日帰りしたのです。
習志野市役所の滞在時間は20分くらいでしたね。

帰宅すると営業さんが待っていて
頭をクラクラさせながら言われる通り大量の書類に記入捺印。
その翌日に銀行で手続きを行い
これで5月からマイホーム生活を迎えることになりました。

意気投合していた1つ歳上の上司は
私をもう1年だけ職場に引き留めようと頑張りましたが
人事サイドを納得させるには至らず、次の転勤が決定しました。
引き留めようとしてくれた事が何よりも嬉しかったです。
なお、その上司はそれから数年後に若くして他界されました。


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