勤務地で振り返る人生 ③(帯広市編)

2020年12月11日

【沙流郡日高町での在住期間:1988年4月~1991年3月】

一家4人は山間の小さな町から道東の大都市へ引っ越しました。
これまで日勝峠を越え片道1時間半かけて
何度も買い出しドライブへ行った帯広のニチイ (現イオン) まで
僅か10分というのは何とも不思議な感覚でした。

新しい勤務先は初の福利厚生業務。
大きな事務室では大勢のオバさ…… お姉さんに囲まれての仕事。
そんな中で特に思い出に残っている事が2つ。

とても可愛らしい感じのお姉さんがいました。
教師のご主人と郊外の白い大きな家に住んでいます。
仕事もバリバリこなすけど天然も入っています。
私はその人と向かい合わせのデスクで2年間過ごしました。
俳優の小野寺昭 (太陽にほえろ!⇒殿下) とは
子供の頃よく遊んだそうです。
私が帯広を後にして数年後、そのお姉さんは病気で亡くなったそう。
美人薄命とはこういう事を言うのだなと思いました。

かなり幅を利かせているボス的存在のお姉さんが2人いました。
いや、いい人達なのですよ。顔は怖いけど。
 その2人が私に言うのです。
「私たち2人とも同じ町内会にヤクザの大親分が住んでいるのよ」
私 「ふ~ん、なるほど。やっぱり2人は極道の女だったんですね」
2人 「ゴラァ~ !!」
 2人の内1人の周りには可愛い感じのミセスが5人座っていて
そのミセス達それぞれに 「Aさんは聞きジョウズ」
「Bさんはお洒落ジョウズ」 なんて話をしていたら
ボスが 「私は何ジョウズなのかなぁ?」 と訊いてきたので
私は即座に 「ただのジョーズでいいんじゃないの?」 と。
もちろんガッツリ怒られました (笑)

十勝ということで事務室に突然ドカドカと中川昭一御一行が入って来たり
鈴木宗男氏が普通に歩いていたり
そうそう、中川昭一さんの超美人な奥様と握手した時の
瑞々しい感触は今でも忘れられません。

2人の孫を連れて札幌の実家へ行くのは4時間もかかって大変でした。

ちょうど1990年の夏休みが高校野球の北大会と重なって
帯広の森球場に毎日通いましたが
ミラクルで快進撃を続けた中標津高校の応援にハマりました。
見事甲子園に出場しましたが初戦で惜しくもサヨナラ負け。

帯広は生活の便が良かったし仕事も多忙ではあったけど楽しくて。
そして勤務3年で次の転勤先への内示が出たのです。
その行き先は、ナント私の故郷である札幌でした。


この記事に対するコメント一覧

んさぢお⬅️

Re:勤務地で振り返る人生 ③(帯広市編)

2020-12-11 18:14

殿下と十勝花子は高校の先輩です中嶋みゆきは近くの学校(当時〕

hiroki

Re:勤務地で振り返る人生 ③(帯広市編)

2020-12-11 19:07

>んさぢお←さん 白樺通り沿いにある高校ですね。 現在は帯広で2番目の偏差値。それにしても帯広の高校はレベルが高過ぎです。 私は帯広育ちじゃなくて良かった。

んさぢお⬅️続

Re:勤務地で振り返る人生 ③(帯広市編)

2020-12-13 16:03

1倍の上川管内の高校から転校したもので十勝の受験は未経験です

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