新チャンピオン誕生

2020年11月06日

先日に井上尚弥が鮮やかなKO勝利を飾りましたが
つい先ほど日本にまた新しい世界チャンピオンが誕生しました。

WBO世界フライ級王座決定戦 後楽園ホール
     3位:中谷 潤人 (M.T)
             KO 8ラウンド2分10秒
                  1位:ジーメル マグラモ (比国)

新型コロナウイルスで各種イベントの自粛が始まって以降
日本国内での世界戦は今回が初。

新王者の中谷潤人 (なかたにじゅんと) は20戦全勝15KOという戦績。
フライ級としては破格の長身ですが1発で倒せるパンチを持っています。
世界ランキング1位のマグラモはKO率が中谷より上だけど
1ラウンドから2人の実力差には開きがありました。

マグラモには接近戦以外に勝つチャンスが無く
5ラウンドあたりまでは距離を詰めて戦っていましたが
中谷も長身の割に接近戦を苦にしないタイプで
ポイントも中谷がリードしている感じ。

その後、中間距離で打ち合う時間が長くなると中谷の強さが際立ち
そして8ラウンド
パンチを受けダメージが蓄積されたマグラモに強烈な左アッパーが命中。
THE ENDとなりました。

プロ入りしてからの24試合で1度もダウンした事のない相手を
マットに沈めた中谷潤人。今後も期待できそうです。


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