ユースからの逸材が出てくるように

2019年07月22日

振り返れば、ヤンツー時代の“5ヶ年計画”が打ち出された頃はユースが結果を出している事が心の支えだし光だった。

深井など6人も昇格したこともあったが、あの頃は嬉しさと同時に”早期に大きな結果は求められないなぁ“と自分に言い聞かせたものだ。

阿波加、進藤、濱、中村、中原、深井、荒野、菅、藤村。 

現在、9人のユース出身者がいるわけだが、チームがJ1に定着しつつある状況下の中では少なくはない。

ただ、周りの選手のクオリティーが上がる中で、スタメン争いに絡んでいくのは大変なこと。

ロペスやチャナティプや福森らが、目指さないといけない競争相手なのだから厳しい。
ただ、そのレベルの選手達と日々一緒にトレーニングしているのだから、自分に足りないものも分かるだろう。

そして、ここ数年、ストライカーの逸材がユースから輩出されていない。

やはり、最前線で活躍するユース上がりの点取り屋がいるとサポは盛り上がる。
例えば、海外移籍が決まったが、松本山雅の前田大然のような選手がコンサユース上がりの選手だったりしたら?と想像する。

ACLを目指すチームの中で、ユースからの昇格のハードルが高くなっているのは当たり前。
更に、中長期スパンでの強化計画をしているチーム方針だから、即戦力の大学生の獲得にも力を入れている状況。

それでも、やっぱり、ユース上がりのストライカーの逸材が育成されることを夢見てしまうんですよね。

現実は厳しいとは分かっていながらも、その“妄想”と”夢“に“期待”を抱いてしまうのが、長年のサポーターの性というか...。

そう考えると、松山光プロジェクト、現ユースでの未来の才能の”最新“成長具合が気になってくるなぁ。


この記事に対するコメント一覧

まさひろ

Re:ユースからの逸材が出てくるように

2019-07-22 09:50

ユースからトップチームに選手が昇格し、トップチームで活躍するというのは、Jリーグの理念からも望ましい形だと思います。 しかし、6人昇格した時代と、違うのは、トップチームがJ1に安定的に定着しつつあり、当時よりトップチームのレベルが上がっていること、ユースが現在所属しているのがユーストップリーグではないために、ユース年代でレベルの高い試合ができないこと、トップチームに大学などからいい選手が入ってくるようになったことだと思います。 今の状態だと、U15からU18に進まずに、U18時代を青森山田などの強豪校で成長したいと考える選手も出てくる気がします。 U15からの流出を防ぐ為にも、U18でトップリーグに返り咲いてほしいですし、U18に所属するとインターハイや選手権への参加を諦めるので、その分、有望選手に高みを見せるような短期留学などのメリットがあるといいなあと思います。

kouji

Re:ユースからの逸材が出てくるように

2019-07-22 10:16

>まさひろさんへ   「ユース年代でレベルの高い試合ができないこと、トップチームに大学などからいい選手が入ってくるようになったことだと思います。」そこなんですよね。 同年代のレベルで突き抜けるくらいの逸材は、元々持っているポテンシャルの違いが無いとダメだとは思いますが、この年代は高いレベルでの実戦経験を経て飛躍的に伸びる選手もいますからね。 この課題は北海道の地域性の課題でしょうが、まずユースチーム自体が強くなることが第一でしょうか。 やはりユース上がりの逸材がプロになり、ぐんぐん成長し、ゴールという結果でチームを引っ張っていく未来に憧れますよ。

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