こちらの素敵なお姉さまに触発されて書いてみます｡
お姉さまのような美しい文章では全くないですけれどｗ

今のようにサッカーにはまる前、私はＮＢＡにはまっていました。
いつかは、シカゴでＮＢＡを生で見たいと思っていました。

ある夏の暑い日｡
地区後援会から「バスツアーするから、一緒に行くかい？ビール呑み放題つき｣というなんとも
魅力的なお誘いに
「サッカーなんてルール知らないけど、コンサドーレ今調子いいし、噂の外人(エメ)でも見てくるか｡
ビールのめるって言うし｣

今なら殴られるような恐ろしく不純な動機で参加したバスツアー｡

それがいまや、高速ぶっ飛ばして厚別に向かうようになるなんて誰が思っただろうなー｡
まして、何を血迷ったかあの濃いトコロでやってるなんてさ｡

あの日の試合は前園がいた湘南｡
前園って誰だった？あぁ全日本の人だ･･･まだ｢日本代表｣という言葉すら聞きなれない頃ですｗ

暑い日だったなー｡
お盆も過ぎたのに、夏の終わりのじりじりした日差し｡
サッカーはキーパー以外手を使っちゃいけない、としかルールを知らないのでぴっぴぴっぴ笛
が吹かれるたびに？？？？？と疑問符がつきました｡いや、今もつきますよ、そのジャッジあり
えねぇとかってｗ

エメがＰＫをはずし、私のののさま(←ｵｲ)が美しいヘッドバットを食らわせて１発レッドで退
場した試合でしたが、この頭突きでののさまに一目ぼれしたのですｗ

でも、それだけだったらこんなに札幌に通わないはず｡
あの日私の心を奪ったのは、真っ赤に染まったゴール裏の光景でした｡
鳥肌が立つくらい綺麗だった｡
「今度はあっちに入りたい･･･｣
漠然とそう思うほどでした｡

そして次の年から週末札幌市民となった私は、せっせと札幌通いをはじめたわけですよ｡

たった一人での観戦｡
アウェイで一緒にいった(連れてってもらった)のが縁で知り合ったサポ友｡
ネットで知り合ってリアルでお付き合いしてるサポ友｡
ネットだけの人たち｡
コンサにはまらなかったら、これからも知り合うことがなかったでしょうね｡

利害関係の全くない人たちとの縁は、なかなか結ぼうと思ってもできないことです｡
コンサにはまったおかげで、色んな人と知り合えたというのはいい副産物でしょうか｡
ブログ書いてるというのも考えられなかったことだし｡

今、私がいる場所はあの日憧れた場所｡
初めて見たときのように、ゴール裏は赤く燃えるように蠢いているのだろうか｡
私の年下の友人がいう｡

「ゆりさんの行っている場所に行って応援したいんです｣

彼女の目に、あの場所がどう映っているのか今度聞いてみよう｡

「まだまだ」のコメントレスです｡