2008年05月05日
〇現在の順位 順位 Team 1 浦和レッズ 2 FC東京 3 名古屋グランパス 4 鹿島アントラーズ 5 川崎フロンターレ 6 横浜F・マリノス 7 大宮アルディージャ 8 ガンバ大阪 9 ヴィッセル神戸 10 ジュビロ磐田 11 大分トリニータ 12 京都サンガF.C. 13 柏レイソル 14 清水エスパルス 15 東京ヴェルディ 16 アルビレックス新潟 17 コンサドーレ札幌 18 ジェフユナイテッド千葉
〇総チームシュート数(得点) 順位 Team 1 川崎フロンターレ 173(16) 2 ガンバ大阪 150(13) 3 横浜F・マリノス 141(15) 4 大宮アルディージャ 130(14) 5 京都サンガF.C. 130(10) 6 柏レイソル 128(12) 7 東京ヴェルディ 127(11) 8 ヴィッセル神戸 126(16) 9 浦和レッズ 125(18) 10 名古屋グランパス 124(16) 11 鹿島アントラーズ 113(19) 12 FC東京 112(18) 13 ジュビロ磐田 105(15) 14 ジェフユナイテッド千葉 97( 8) 15 清水エスパルス 91( 9) 16 アルビレックス新潟 91( 7) 17 大分トリニータ 79(11) 18 コンサドーレ札幌 72( 8)
〇総チーム被シュート数(失点) 順位 Team 1 コンサドーレ札幌 165(18) 2 ジェフユナイテッド千葉 159(22) 3 ヴィッセル神戸 150(13) 4 アルビレックス新潟 137(15) 5 大宮アルディージャ 125(12) 6 柏レイソル 120(12) 7 FC東京 119(13) 8 東京ヴェルディ 118(16) 9 ジュビロ磐田 117(13) 10 鹿島アントラーズ 116(10) 11 名古屋グランパス 113(11) 12 浦和レッズ 110( 8) 13 清水エスパルス 109(11) 14 京都サンガF.C. 106(14) 15 大分トリニータ 101(10) 16 横浜F・マリノス 89(10) 17 ガンバ大阪 81(13) 18 川崎フロンターレ 79(15)
〇チームシュート決定率 「チームシュート決定率=得点/チーム総シュート」(少数第4位四捨五入) 順位 Team 1 鹿島アントラーズ 1割6分8厘 2 FC東京 1割6分1厘 3 浦和レッズ 1割4分4厘 4 ジュビロ磐田 1割4分3厘 5 大分トリニータ 1割3分9厘 6 名古屋グランパス 1割2分9厘 7 ヴィッセル神戸 1割2分7厘 8 コンサドーレ札幌 1割1分1厘 9 大宮アルディージャ 1割 8厘 10 横浜F・マリノス 1割 6厘 11 清水エスパルス 9分9厘 12 柏レイソル 9分4厘 13 川崎フロンターレ 9分2厘 14 ガンバ大阪 8分7厘 15 東京ヴェルディ 8分7厘 16 ジェフユナイテッド千葉 8分2厘 17 アルビレックス新潟 7分7厘 18 京都サンガF.C. 7分7厘
〇チーム被シュート決定率 「チーム被シュート決定率=失点/チーム総被シュート」(少数第4位四捨五入) 順位 Team 1 川崎フロンターレ 1割9分 2 ガンバ大阪 1割6分 3 ジェフユナイテッド千葉 1割3分8厘 4 東京ヴェルディ 1割3分6厘 5 京都サンガF.C. 1割3分2厘 6 横浜F・マリノス 1割1分2厘 7 ジュビロ磐田 1割1分1厘 8 アルビレックス新潟 1割 9厘 9 FC東京 1割 9厘 10 コンサドーレ札幌 1割 9厘 11 清水エスパルス 1割 1厘 12 柏レイソル 1割 13 大分トリニータ 9分9厘 14 名古屋グランパス 9分7厘 15 大宮アルディージャ 9分6厘 16 ヴィッセル神戸 8分7厘 17 鹿島アントラーズ 8分6厘 18 浦和レッズ 7分3厘
データの感想については、続きにて
現在の札幌は、チーム総シュート数は、リーグ最小。 (※1位のシュート数のすでに半分以下) チーム総被シュート数は、リーグ最大という結果になりました。 (※これも、18位と比べて2倍以上シュートをうたれています。) これだけみると札幌がぶっちぎりの最下位でもおかしくありません。 (※一応、最下位ではありませんし、15位のヴェルディとは、まだ勝ち点4差。 しかも、直接対決で勝てば、1差に縮まります!) シュート数だけから見れば、今の順位でも健闘している事になります。 私は、その健闘の理由を読み解くヒントが、「シュート決定率=得点/総シュート」と 「被シュート決定率=失点/総被シュート」にあると感じました。 札幌は、この両方の値で、良い方から数えて上から8番目と9番目になっています。 つまり、データの上ではリーグの真ん中で、実は、J1リーグの平均で 札幌は、意外と効率よく守り、効率よく攻めているということになるのです。 (※攻めは、やることがはっきりしているので迷いがないのかもしれませんがね(笑)) 従って、データから考え得る今後の札幌のチームとしての課題は、 いかに自らのシュートの本数を増やし、相手からの被シュート数を 減らせるかということではないでしょうか? これが、現在のデータから考えられる札幌の最大の課題だと思います。 これを実現するために最も良いと思われる方法は、 札幌のボールの保持(ポゼッションの)時間を長くすることです。 そのためには、マイボールを多くする必要があります。 セカンドボールを拾うフィジカル、ロングボールに競り勝つポストプレイヤー、 中盤は運動量と相手に当たり負けしないこと。DFラインは高く保つことが重要です。 現在、怪我のためポストプレイヤーがおらず、選手層の薄い札幌にとって 怪我人が続出する中で連戦が続くと体力的に厳しいということはいえると思います。 これらの要因のため、上手くボールを前線および中盤でポゼッションすることができず、 度重なる相手チームからのプレッシャーによって、DFラインがずるずると下がり、 DFラインは下がったままになっています。 現在17位の降格圏、失点で後ろから2番目の札幌に対して、 守備が問題である、もしくは守備が崩壊だという論調をよく見かけますが、 問題の本質は、DFラインより中盤および前線にあるのではないでしょうか?
EBT
Re:チームシュート決定率と被決定率で、札幌健闘というデータ
2008-05-05 23:01
はじめまして。某所では別HNですが。ちょっと長文になりますが御勘弁を。 労作ご苦労様です。上で指摘されている三浦コンサの傾向は実は昨年のJ2でもデータに現れています。 http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j2data&t=counting&y=2007 シュート数494に対して被シュート数564と今年程ではないですが、やはりシュート数を被シュート数が上回っています。ただ得点が66で上の数式で計算するとチームシュート決定率は1割3分3厘で東京V(1割5分2厘 )、福岡(1割4分4厘 ) に次いで3位。また失点は45でチーム被シュート決定率は7分9厘で断然トップと、これがJ2優勝に繋がったと言えそうです。 さて通常はJ1昇格チームはシュート数が被シュート数を上回るもので1999年から2007年まで延べ18の昇格チーム中、シュート数を被シュート数が上回ったのは3チームしかありません。一つは2007年のコンサですが他二つは2003年の新潟と2006年の横浜FCです。 http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j2data&t=counting&y=2003 http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j2data&t=counting&y=2006 どちらも2007年のコンサ同様にチームシュート決定率が高く(2003年の新潟が1割4分5厘、2006年の横浜FCが1割1分3厘)チーム被シュート決定率が低い(2003年の新潟が7分1厘、2006年の横浜FCが5分7厘)事が昇格できた大きな要因と言えそうです。 このように同じような傾向でJ1に臨んだ両チームですが前者はJ1初年度で年間10位で悠に残留し以後5年間J1定着しているのに対し、後者は年間18位(最下位)で1年であえなくJ2降格と明暗を分けています。そうなったのは下記のデータに現れています。 http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j1total&t=counting&y=2004(2004年J1) http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j1total&t=counting&y=2007(2007年J1) 上のデータからチームシュート決定率とチーム被シュート決定率を計算すると、2004年の新潟はチームシュート決定率が1割2分7厘でチーム被シュート決定率が1割2分1厘とJ1でも中位レベルで順位相当ですが、2007年の横浜FCはチームシュート決定率が7分4厘でチーム被シュート決定率が1割3分4厘と両方とも最低レベルで最下位の順位相当です。 さて今年のコンサは上の2チームどちらに似ているかと言うと、チームシュート決定率とチーム被シュート決定率を見ると2004年の新潟と似ていると見えますが実際の順位は2007年の横浜FCに似ています。これは 2004年の新潟に比べるとシュート数が少なすぎる為に得点も少なくなる為でしょう。この点で私もwhiteowl さんの仰るとおり守備以上に中盤および前線に問題あると考えます。 ところで2004年の新潟は1stステージ(14位)より2ndステージ(7位)の順位が上がっていますが、これは特に得点力が大幅に上がったのが大きいでしょう。 http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j1f&t=ranking&s=15&y=2004(1stステージ) http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j1s&t=ranking&s=15&y=2004(2ndステージ) 1stステージが16得点と下から3番目の低さに対し2ndステージは31得点とほぼ倍増で上から3番目の高さです。この大きな要因に2004年の新潟がシーズン途中から採用した”ブラジル人3トップ”戦術があると思います。シーズン当初はエジミウソンと上野優作の2トップでしたが得点力が上がらない為、シーズン途中で補強したオゼアスとMFで起用されていたファビーニョのポジションをFWの位置まで上げて、ほとんど3トップのような布陣にしたのが功を奏したのでしょう。 こう考えると個々の選手の決定力が爆発的に上がると考えられない以上やはりシーズン途中の補強が当たる事が重要ですが、そう旨くいくか強化部の手腕が問われそうです。
EBT
投稿失敗かな
2008-05-05 23:03
読みにくくなって失礼しました。
whiteowl
EBTさんへのお返事
2008-05-05 23:23
コメントありがとうございます。 長文ウェルカムです! EBTはひらがな読みすればよろしいのでしょうか?(笑) 結構、このデータは作るのに時間かかったので、 反応ないとすごく寂しかったです(笑)。 今までの昇格チームの結果は、比較すると確かに面白い ことがわかりそうですね。 EBTさんのおかげでチームシュート決定率データの 信憑性があがったかなと思ってます。 それに、川崎やガンバは、圧倒的に攻めているが、その分 カウンターに弱いなんて傾向もこのデータ見ると分かりますね。 個人のシュート決定率は、出してるサイトもあります。 被シュート決定率は、あまりデータとしては見ることは ないですが、守備が機能しているかはわかりやすいかなと 思っています。 開幕前から攻撃に関しては、外国人選手の出来次第 というところがあったので、ダビィの不出場の多さと ノナトの誤算がかなり痛かったですね。 そのぽっちゃりストライカーも練習試合で調子上げてきた そうですし、ノナトの復調と新加入予定のエジソンに 期待したいところですね。
chanel replica handbags
Re:チームシュート決定率と被決定率で、札幌健闘というデータ
2017-08-28 17:18
開幕前から攻撃に関しては、外国人選手の出来次第 というところがあったので、ダビィの不出場の多さと ノナトの誤算がかなり痛かったですね。 そのぽっちゃりストライカーも練習試合で調子上げてきた そうですし、ノナトの復調と新加入予定のエジソンに 期待したいところですね。
プロフィール
当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
最新のエントリー
リンク集
月別アーカイブ
カテゴリー
コメント
検索