意識改革。 -主力を放出したホークスの事例。-

2009年09月11日

札幌石さん意識改革訴え「盛り上げよう」[2009年9月11日 日刊]

 J2札幌の石崎信弘監督(51)が10日、選手1人1人の意識改革を訴えた。

6日のホーム愛媛戦のハーフタイム、
1点ビハインドだった影響からロッカールームは静まりかえっていた。
指揮官のゲキで奮い立ち逆転に成功したものの「負けてるときこそ盛り上げないといけない。
勝っているときはええんじゃが」と選手が自主的に雰囲気づくりすることを求めた。

主将の上里は「自分のミスもあり落ち込んでしまった。
もっとチームのことまで気をまわさないといけない」と気持ちをあらためていた。


石崎監督の意識改革の訴えは、選手に届くか・・・。



その意識改革に関して、興味深い記事が。

【11月16日】1993年(平5) “特殊潜航艇”根本、久々の大型トレードで秋山ゲット(スポニチ)

昨日の楽天野村監督に続き、またプロ野球からですが(-"-;A ...


1993年、ダイエーの佐々木誠外野手、村田勝喜投手、橋本武広投手と
西武の秋山幸二外野手、渡辺智男投手、内山智之投手との3対3の大型トレード成立
にまつわる話。


「球界関係者の大多数が「西武に有利なトレード」という評価を下した。」このトレード。

ダイエーは、
「92年に3割2分2厘で首位打者となった主軸打者の佐々木と、93年唯一の10勝投手村田の放出」、
一方、選手として下り坂を迎え始めていた秋山を獲得した。

その後のトレードした選手の成績をみても、西武に有利なトレードだったといえる。


では、当時のダイエーの監督だった根本氏は、
15年連続Bクラス、93年は最下位になったチームにもかかわらず、
主力を放出し、明らかに損なトレードの決断をなぜ下したのかという理由が興味深い。


「このチームは同好会と変わらない。楽しくやって、それで勝てればいいという体質のチームだ。
プロは旗(チャンピオンフラッグ)を取りにいってこそプロだ。
チームを変えていくには、人を変えていくしかない。
それもチームを背負ってきた主力を変えなければ、全体は変わらない」。


「全盛期の過ぎた秋山は92年まで9年連続30本塁打以上を打っていたが、
広い福岡ドームが本拠地になると24本にダウン。
しかし、根本が一番望んだチームリーダーとして役割は十分に果たした。」


その後、ダイエーからソフトバンクに親会社は変わったが、
チームリーダー秋山を得て、ホークスは、その後、常勝軍団になっていくのは周知の事実。

そして、前年最下位の王監督の後を継いだ秋山新監督は、
現在、首位のファイターズを2.5ゲーム差で猛追して現在2位。


これは、ホークスの話で、荒療治がたまたま上手くいった話かもしれません。

しかし、札幌も今居る選手たちが、監督の求める意識改革ができなければ、
このような選手の入れ替えも必要になってくるのではないでしょうか。


そうなる前に、今居る選手には本気で意識を変えて欲しいのですが・・・。

やっぱり、今季、箕輪がいないのが痛かった(-"-;A ...




post by whiteowl

12:01

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