2008年08月24日
最近の気になるニュース。 犬飼会長Jクラブに女子底辺拡大へお願い >今後の改革案として「ドイツにはストライカー専門のコーチがいる。 >指導者の海外派遣や、他分野のスポーツ関係者を招くプランを披露。 >また女子サッカーについても、J全クラブが女子チームを保有するように、 >働き掛けていくことも明かした。 珍しくまともなことを言っていたので、とりあげてみました(笑)。 女子チームに関しては、札幌は児玉前社長の置き土産として、 来年にも女子中高生チーム発足へと動き出している。 働きかけるということは、お金も落としてくれるのかなぁと淡い期待を抱いてしまうのですが・・・(笑) あと、指導者の海外派遣。実はこれ、すごく大事だと思っています。監督の場合は、選手よりも 語学がネックになってきますが、選手と同様に日本人の監督が、海外のトップリーグで指揮を 執ることも日本サッカーのレベルアップには必要だと思うからです。 そういう意味では、ドイツのコーチングライセンスを持っている三浦監督は稀有な存在です。 私は、三浦監督は巷でいわれているほど突飛な戦術を採ったり、 消極的な戦術を採っているとは思いません。 むしろ、ドイツっぽい合理的な哲学に基づいて愚直なまでに勝つためのサッカーを 貫徹しているとさえ思います。 大通りのビアガーデンに出没したという新社長に友人がメッセージはないかと言うので、 三浦監督を切らないで!とだけ伝えて欲しいと言ったのですが、社長も同じ考えだったようで。 札幌矢萩社長“三浦監督と心中” 私は、三浦監督は日本人の中で良い監督だと思います。監督交代論議を語る場合は、 まず交代ありきではなくて、誰と交代させるかということが重要なのであって、 とにかく交代させれば状況が好転するというものでないことは、 ↑で矢萩社長が挙げているように過去の例が示しています。 憶測で名前を挙げるのは簡単ですが、本当に引っ張ってこれるのかとか、 実績も伴っている監督を見つけるのは、なかなか大変だと思います。金銭面も含めて。 どうやら大塚選手も試合に復帰するようですし、やっと選手が揃ってきたこれからが 反攻の始まりと信じたい。(あー、何かオヤジギャグになってる・・・(・・;))こっから3連勝位したらまだわかりませんよ!思いっきり皮算用ですが!
フラッ太
Re:犬飼さんと三浦監督
2008-08-24 13:54
なでしこジャパン(個人的にはあんまりしっくり来ないんですが・・・)の活躍で女子チームの設立にも弾みがつきそうですね。 >むしろ、ドイツっぽい合理的な哲学に基づいて愚直なまでに 勝つためのサッカーを貫徹しているとさえ思います。 これは僕もそう思います。 あまりにリアリスティックで息苦しい気もしますけど(苦笑)。 矢萩社長が腹をくくる姿勢を見せたことは非常に重要な意味があると考えます。フロントなどのいわゆる「背広組」が迷いを見せていたら監督や選手たちは集中してリーグを戦っていけません。うがった見方をすれば三浦監督に詰め腹を切らせるということにもなるんですが・・・。 まあ、外野としては勝てなくなれば「監督代えろ!」っていう声は大きくなるもの。ただ、それにはそれなりの成算があってできることであって、ただ代えればいいっていうことでもないことではあるんですよね。イライラするとついついそのへんを忘れてしまいます。 でも、コンサは深川さんがU-18のコーチに、名塚さんがU-15の監督に、といった具合に選手としてだけでなく現役を退いてからもコンサのために尽くしてくれているので、至極まっとうなクラブ運営をしていると思ってます。村田さんや尽さんも頑張ってますし・・・。こういう清貧なクラブがJ1にひとつくらいあったっていいですよね。勝利至上主義は浦和に任せておけばいいんですから(苦笑)。 長文失礼しました。
MasaMaru
Re:犬飼さんと三浦監督
2008-08-24 14:18
>むしろ、ドイツっぽい合理的な哲学に基づいて愚直なまでに勝つためのサッカーを貫徹しているとさえ思います。 こちらに同感2号。 それと、いまJで他にこういうサッカーをやっているチームがないというのも魅力。個人的にはずっと、(それがどういうスタイルであれ)“札幌のサッカー”確立こそ、中長期的にチームを安定させる近道と思っているので。柳下さんの時の攻撃的スタイルも良かったですが、三浦サッカーの方がシステマティックな分、選手の入れ替わりがあっても持続しやすいかなと思いますし、そこにオリジナリティが加わるのは歓迎。
whiteowl
Re:犬飼さんと三浦監督のお返事
2008-08-25 22:12
>あまりにリアリスティックで息苦しい そうですね、同感です(笑) >三浦監督に詰め腹を切らせる 選手のために周囲の雑音を消して目の前の試合に集中して欲しい。 可能性ある限り、残留を目指すのが筋ですからね。 >至極まっとうなクラブ運営 曲がりなりにも形になってきた感はありますよね。 債務超過はなくなったものの、まだ行政への返済もあるのですから、 安心は全く出来ませんけれど・・・(・・;) >Masamaruさん >“札幌のサッカー”確立こそ、中長期的にチームを安定させる近道と思っている 仰るとおりです。そのための5段階計画だったのですがね・・・。 事実上、ヤンツー解任とともにアクションサッカーは放棄されました(*ノ-;*) >柳下さんの時の攻撃的スタイル ヤンツーのアクションサッカーは私も嫌いではないというか、 方向性としてはとても好きなサッカーです。 ただ、ヤンツーは今磐田でヘッドコーチやってますが、あのメンツでアクションサッカーやって 16位ですからね。ヤンツー復帰を待望する人も居ますけれど、 今の札幌でやってもすぐに機能すると思えません。 >選手の入れ替わりがあっても持続しやすい 柱になる選手は必要だとは思いますが、これはあるでしょうね。 周りから馬鹿かって言われそうですが、 来季も三浦監督というのもアリだと個人的には思っています。
プロフィール
当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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