私のスタンス

2008年02月05日

昨日の「リアリズムを追及しろ!」が、思いの外反響がありまして(笑、
何言ってんだ、ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!ってコメントされる
んじゃないかと内心ドキドキしながら書いた文章だったので、
コメント欄を見たら暖かいコメントでホッと致しました(笑。

余談ですけど、こういう風に反響あったりするとブログって面白いなって思いますね。


まず、コンサに対する私の立ち位置(スタンス)について説明した方が話がぶれないかなと思うのでします。

私は、面白いサッカーが見たい人です。試合を見るなら、スペインリーグが一番好きです。
理由は、攻撃的だからです。スペインに行って生で見たこともあります(・・;)
だから、守備的なイタリアリーグはあまり好きではないです。

なので、どうせ目指すならコンサドーレにも攻撃的なサッカーを追求して欲しいと、それは今でも思っています。
従って、5段階計画を導入した当時、柳下監督の就任と彼の目指したアクションサッカーを熱烈に支持しました。

だから、「夢を見るのがプロスポーツなはず」をなぜ横線で消したかというと、
本心ではそう思っているけど、とりあえず今は封印しようという意味で消しました。

では、なぜその気持ちを封印する必要があるのか。
柳下監督が2007年シーズンも札幌を指揮をしていたらJ1に昇格できたかという
仮定の話をしても仕方ないのですが、柳下さんのやり方では、
ちょっと厳しかったのではないかと思います。6位より上に行くとは思いますが、
それが果たして3位以上かといえば、超攻撃的なサッカーだけに?がつくと思います。
選手への要求のレベルがJ2としては高いと思いましたし、何より選手のモチベーションを
保ったり上げたりするのが、(三浦さんが上手いこともありますけれど、)
あまり上手いと思えませんでした。
(※ただ、彼が示したアクションサッカーというサッカーは大変魅力的であったことは事実です。)

そして、札幌市と道からの補助金切れと融資の返済期限の問題、所謂「2008年問題」は、
以前から指摘されていたことで、2007年にJ1に昇格できなかった場合、
運営会社のHFCは27億円を越える借金を抱え債務超過の状態ですし、
最悪、コンサドーレ札幌の消滅も十分考えられることでした。

正直、2007年は最後の博打に勝ったという想いです(笑

私は、もともと野球やサッカーなどのスポーツは見るのもするのも好きでしたが、
コンサドーレ札幌というチームが北海道にできるまではアンチ巨人ですし、
贔屓のチームがなかったんですが、贔屓のチームがあるとこんなにもスポーツ
観戦は楽しいのかと思ったものです。正直、Jリーグが始まった時も
W杯に比べたらつまんねーとか思ってたかわいくない人でした(笑

だから、岡田監督が札幌でしていたサッカーも全然好きになれなくて、つまらなかったんですけど、
地元のチームっていうだけで、応援したくなるんですよね不思議と(笑

だから、私は地元に応援するプロサッカーチームがあるということが一番大事だと思っています。
そういう意味では、北海道にプロサッカーチームを作った石屋製菓の石水さんは偉いと私は思っています。
その後、いっぱい借金作りましたけどね(笑。

正直、私はJ1でもJ2でもいいです。面白いサッカーも見たいですけど、
地元に応援するチームがあることが一番だと思っています。

ただ、サッカーにあまり興味のない人や子供にコンサドーレの話をしても
「弱いから興味ない」で一蹴されてしまうのも事実です(笑。
子供とかすごくシビアなんで強いと無駄に尊敬しますけど、弱いと本当に興味も示しませんからね…(・・;)

なので、今は経営安定のために勝ってJ1残留し続けて、行く行くは面白いサッカーを
見せてくれる日が、私の目の黒いうちに来ればいいかなぁという考え方の持ち主です。


「ポスト三浦」のところで「札幌とはこういうものだ」というチーム戦術を構築しようという
私の話でしたが、それは違うだろといわれて、そうだな違うなと(笑

チーム戦術でもまだ細かくて戦術ではなくて、もっとチームカラーというか、
こういう風なサッカーをするんだというものを貫いて欲しいと。
まあ、そういうことだったわけです。現実的なカウンターサッカーで
「泥臭い体を張った守備的なサッカー」で、かっこよくはないかもしれないけど
チームがなくなるより、それでいいじゃないかとも思ったわけです。


岡田さんも三浦さんも守備的なサッカーで、サッカー自体は、本当につまらないですよ(笑
(オシムの美しいサッカーの後に、岡田の堅実な守備サッカーかよ
と、私も実はちょっと思ってた口ですが(笑))
ただ、それだけに結果は出してきた人たちだしそういう面での信頼感はありますよね。
それに、日本代表でいえば、細かいパスをつなぐサッカーをしていた甲府の監督だった大木さんが
日本代表コーチに入りましたよね。守備的なサッカーといわれてきた岡田さんが
攻撃的なパスサッカーをしてきた大木さんをコーチにするという(笑。

だから、「理想」と「現実」、「ユートピアン」と「リアリスト」は、私は常に二項対立ではないと思っています。
完璧な理想主義者もいなければ、完璧な現実主義者もいない。そのバランスの問題だと。

その時に、私はちょっと今の状況だと「現実」を優先するべきだと言っていて、
いあ、やっぱり「理想」を追求すべきだという意見があってもそれは当然だと思います。


長くなって、何を言いたいのかわからなくなってきたのでこの辺で…(・・;)


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