この話、他のスポーツ系ブログでも取り上げられていました。 　ＴＶ局は何だかんだ言ってビジネスですから、儲けようとするのはわかります。 　でも、サッカー協会まで片棒担ぐこたあないだろ、ってのはあります。 　キリンカップのような親善試合なら「稼ぎに走る」のはまだ許せなくもないですが、ことＷ杯予選に関しては話は別です。選手達が最大限のプレーができるようにするのが協会の役割のはず。 　幸いオマーン戦は引き分けで済んだからいいですが、もし負けていたら非難ゴーゴーだったでしょう（ＴＢＳ含めて）。いくらくみしやすい相手と判断したとはいえ、こんなことしてたらクラブや選手達との信頼関係を崩すのは間違いないですよね・・・。

この手の類って、Ｗ杯やオリンピックでもよくありますよね。世界に放映する権利でお金を稼ぐ目的で選手を無視するケースね。 サッカーで私の印象に残っているのは、アメリカＷ杯ですかね。当初から、当地の暑さについては議論がありましたが、結局、経済を優先したと聞いたことがあります。 有名なのは、決勝戦の「ブラジルvsイタリア」です。 お互い譲らず、足をつる選手も続出し、最後はＰＫ戦でロベルト・バッジョがふかして失敗してイタリアが負けた試合ですが、時間帯を遅くして、ベスト・コンディションでの戦いを観たいと思ったファンも多かったと思います。でも、Ｗ杯の決勝ですらそうでしたから、金満日本サッカー協会もそれにならったのでしょうか？

試合に関わる本人たち以外のところで、試合を左右するようなことが 決められてしまうというところに理不尽さを感じます。 踊る大捜査線の青島刑事風に言えば、「試合は会議室でするんじゃない ピッチでするんだ！」といったところでしょうか(笑)

水着の問題でもそうですが、今の選手をつくったのは 確かにスポンサーの金銭的な支援があったから。 だから、スポンサーとしてお金を出すことに異論はないのですが、 今のご時世、企業の社会的責任も問われる時代ですから、 社会の一構成員として、営利目的だけではない お金の出し方というものにも留意すべきなんじゃないかなぁと。

相手がわざとやっているんだと思ってましたw これは微妙な問題ではありますよね。 コレだけ見たら褒められるところは1つも無いですが、 こういったことで収益を得て、 サッカー界全体の裾野を広げているわけだから･･･。 一個人としては結果が求められる試合でこういったことはやめて欲しいですね。 収益と結果を天秤にかけてどちらが大事なのかということを もう少し考えて欲しい。 ワールドカップにいけるのなら、それ以上の収益が見込めるわけだから、 目先の利益に流されないほうがいい気がするが･･･。

サッカーだけじゃないけどね・・・。 やたらと日本で開催しているバレーボールの国際大会。 Ｆ１の開催地だってそう。 金がないと何も動かないし変わらない。それが現実。 スポーツは金儲けの道具で、我々はそれを消費するだけ。 話が飛ぶけど、だから、俺は、ＨＦＣが弱くても 親企業なんてつけないで、建前ではあるけれど、 市民のクラブであることは、とても大切なことで、 そこに誇りをもっていいと思うんだよね。 「お金は人を幸せにはしない」って、世界一の金持ちになった ビル・ゲイツが言ってたよ(笑)。