試合終了後、立てなくなるくらい頑張っていたのは

2012年05月22日

知人が今年のCLはバイエルンが優勝するんじゃないかと言っており、
それはまだ予選とかの段階だったので、
本当にバイエルンが決勝にまで残ったときは
あるかもしれないぞ!とワクワクした。
試合が始まってみると、
プレミア好きのわたしはチェルシーに肩入れしてしまったが、
リベリもロッベンもシュバイニーも好きだから
延長戦、PK合戦と続くうちに
どっちが勝ってもいいやと思っていた。



リーグ戦も終え、
もはやシーズン最後の試合ということで
両チームとも本当に走り切った120分だった。
いざPKとなったらみんな足がつっちゃってて、
バイエルンなんて3番目のキッカーがノイヤー(GK)なんだから。
独特の緊張感もあるだろうけど、
点取り屋が枠をはずすのを見るにつけ、
その疲労感はいかほどかと思うのだった。



準決勝のPK合戦で
決勝進出を決める最後のキッカーを務めてヒーローになったシュバイニーが
まさかのミスキックで試合終了。
こんな残酷な結果があるだろうか。



ピッチにうずくまる彼の姿を見て
「スポーツの何が胸を打つかといったら、
窮地に立たされた人間がもがき、
見事に散っていく姿を目にしたときではないか」
という言葉を思い出した。



現地からの報告によると、
試合後は両チームのサポーターも立てなくなっているほどだったという。
選手のみならず、
サポーターも120分全力を出し切っていたんだなぁ。


この記事に対するコメント一覧

かりん

Re:試合終了後、立てなくなるくらい頑張っていたのは

2012-05-22 20:36

崖っぷちに立たされるというのも、ごく限られた人間にのみ与えられる権利と考えるべきなのですね・・・ ケガ人続出のまさに崖っぷちな私たちですが、いつしか人々の胸を打つことができるということなのかもしれません。          ↑     てか、なんでそれがウチなのよ~(涙)

rocket2号

試合終了後、立てなくなるくらい頑張っていたのはへのお返事

2012-05-23 17:14

>かりんさんへ 何をおっしゃる! まだ散ってませんからっ! 「まだ」っていうか、散りませんからっ! そりゃあ、窮地に立たされてますしもがいてますけども…。 よい意味で「胸を打つ」と思いたいです。 怪我の反対は崖だなぁ…。とほほ。

コメントする