2015年03月09日
世界の可動式ピッチ 可動式天然芝フィールド サッカースタジアム事例を調べました。 札幌ドーム(北海道札幌市) ヴェルティンス・アレーナ(ドイツ、シャルケ、旧称アレーナ・アウフシャルケ) ヘルレドーム(オランダ、フィテッセ) ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム(University of Phoenix Stadium) (アメリカ合衆国アリゾナ州グレンデール。アメフト専用ですがサッカー代表戦で使用歴あり) の4つあるようです。
北海道のサッカースタジアムで儲かる会(仮称)。を発足しました。 ネーミングセンスについてはこの程度のレベルだとご理解くださいw 会といっても、当面は1人でウダウダ語りつくします。 想いのある方は、コメントいただけると刺激になりますし、議論の種になるので大歓迎です。 当会の名称についての重要なポイントを。 ★サッカー”専用”スタジアムではなく、複合型スタジアム、サッカースタジアムと呼ぶ ⇒「専スタ」「サッカー専用」の言葉を廃止する ★作るでも造るでもなく、「儲かる」 スタジアム形式を以下の3本柱と定めました。 ★全天候型ドームとすることで、通年利用可能にする ★ピッチ可動式とすることで、スポーツ以外のイベント利用を促進する ★1万人~2万人規模とすることで、既存施設の隙間を埋める規模にする (札幌ドーム未満、アクセスサッポロ以上、アイスアリーナ&グリーンドームの代替設備)
前回記事 ス儲会1)北海道のサッカースタジアムで儲かるために最低限知っておきたいこと ス儲会2)「専スタ」って言葉の使用をやめませんか? ス儲会3)札幌ドームってなぜドーム型で野球場併用で可動式ピッチなんだっけ? ス儲会4)スタジアム稼働率向上を通年で考える(冬使えないなんて問題外)
前回、スタジアム形式を以下の3本柱と定めました。 ★全天候型ドームとすることで、通年利用可能にする ★ピッチ可動式とすることで、スポーツ以外のイベント利用を促進する ★1万人~2万人規模とすることで、既存施設の隙間を埋める規模にする (札幌ドーム未満、アクセスサッポロ以上、アイスアリーナ&グリーンドームの代替設備) 屋根付き&可動式ピッチのスタジアムが、札幌ドーム以外で世界のどこかにあるのでしょうか? 北国でサッカースタジアムを夢見る人なら 知ってる人はたくさんいらっしゃると思いますが、今回改めて調べてみました。 今のところ、札幌ドーム含めて世界には4つあるようです。 (ロシアにもW杯向けの計画があったような気がするが、見つけられず。 スコットランドのレンジャーズは計画だけありました
★ヴェルティンス・アレーナ(旧称アレーナ・アウフシャルケ) 広大なスポーツ公園「Schalker Feldes」内に2001年にドイツ初のドーム型スタジアムとして完成。 UEFAエリートスタジアム(5つ星)の一つで、シャルケ04のホームスタジアムとして使用されている。 30分で開閉する屋根、可動式ピッチ、スタジアム地下のビールタンク、 そこから張り巡らされたビール専用のパイプ管など世界でも稀な機能を多数持ち、 2006年ドイツW杯会場の他、2004年にはUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の会場にも選ばれた。 2005年からネーミングライツにより「ヴェルティンス・アレーナ」と呼ばれている。 開場 2001年8月13日 収容能力 61,973人(リーグ戦) 54,442人(座席のみ) 建設費 1億9,200万ユーロ ★★★写真が多く良記事 ★写真少なめ wikipedia 芝のピッチが中にあるとき、ピッチのあった場所は駐車場になってます。 inside view
★ヘルレドーム オランダ、フィテッセがホームとして使うサッカースタジアム。 開場 1998年3月25日 収容能力 32,500人(コンサート以外) 39,000人(コンサート時) 建設費 70.000.000ユ-ロ ★★解説有 ★★★甲府の政治家の視察報告書。かなり詳細 ヘルレドーム wiki 周りは駐車場だらけ。カマボコ状の屋根はそれぞれ横にズレる開閉式です。 四つ角に柱があります。開閉式にして強度を維持するには必要なのでしょう。
★ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム(University of Phoenix Stadium) アメリカ合衆国・アリゾナ州・グレンデールにある開閉式ドームスタジアム。 北米では2014年現在ここだけが天然芝フィールドの格納式。 NFLのアリゾナ・カージナルスが本拠地としている。 サッカークラブがホーム使用していませんが、サッカーのアメリカ代表が親善試合するなど、 サッカーでの利用も可能です。 開場 2006年8月1日 収容能力 63,400人(通常時) 78,600人(スタンド拡張時) 建設費 4億5500万ドル Wikipedia 駐車場が外周を囲んでいます。駐車場広っ!さすが車社会のアメリカ。 inside view 奥からピッチが入ってきます。大きいなあ。
★札幌ドーム 開場 2001年(平成13年)6月2日[1] 収容能力 41,484席(サッカー) 40,476席(野球)(双方とも固定客席数) 最大収容人数 53,845人 建設費 約422億円 wikipedia 札幌ドーム公式 とまあ、こんな感じである。 規模からいって、ドイツのヴェルティンス・アレーナとアメリカのフェニックス・スタジアムは、 大きすぎるし建設費が上がりすぎてしまう。 規模感としては、オランダ・フィテッセのヘルレドームが近いが、 3万人以上収容だと、札幌ドームとあまり住み分けができず、 イベント利用がバッティングしてしまい利用回数の向上が見込めない。 もっと小さく、最大2万人程度がよいだろうか。 実は、J2規格で1万人程度がよいと考えている。 J1規格を前提とするならば、1万5千人が最低要件になる。 それは札幌ドームが満たしているのだから、そっちに任せておけばよい。 大規模になりすぎると、その他のイベント利用での利用頻度が落ちてしまうし、 真駒内アイスアリーナや月寒グリーンドームの代替施設という位置づけから逸脱してしまう。 万が一J1定着すれば、集客や収入を考慮して札幌ドームを重視して使用し、 いつも通りJ2にいるならば、J2規格スタジアムをメイン使用し、 開幕戦&最終戦など集客の見込める場合のみする。 クラブライセンスのスタジアム使用要件で、規格にあったスタジアムを8割使用しなければならないが、 J1ライセンスを保持しつつ、J2にいるときはJ2規格のスタジアムを重用するというのは、 できないのだろうか? 過去に事例がないので、この点は別途調べてみることにしよう。 つづく。
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