2015年02月10日
野々村社長の独壇場になったっぽいサポーターズ集会2014。 議事録から、気になった言葉を抜粋しつつ、自分の見解も述べていきます。 50ページありますが、行間が空いてるのと、内容はクドクドしてないので、 あっという間に読み切れます。 サポーターズ集会議事録2014は[こちら|http://www.rakuenconsa.jp/2014meeting/consameeting_2014.pdf]]
★サポ集の従来の流れを変えたひと言 「この会自体、僕はなにを話せばよくわからないんですけど。 予算うんぬんかんぬんとか決算どうだったとかっていうようなことを 事細かに話してもしょうがないかなと思っていますので、」 ⇒確かに予算決算を説明しても、あの会場で理解して質問できる人はごくわずか。 ★ 「強くなるだけだったら単純にお金があれば強くなるんですよ。 でも、それでもしそういうことがあったとしてもクラブの中身として。 クラブと地域と、要はサポーターがなんかこう一つになれていないようだったら強くなっても おもしろくないんじゃないのかなと思いますし、まずは北海道でなんとか以前の2000年とか 2001年くらいの露出とか盛り上がりを取り戻せるようにがんばってやりたいなとは思います。」 ⇒2001と言えば、札幌ドーム開業に伴い、初めて年間30万人を突破しました。 ドームの平均入場者数が37,163人!2014年の3倍以上! 5試合しかなかったので、良い感じのインパクトがあったのでしょう。 ★ 「今シーズン、本当にやらなきゃならないこととして2つです。本当に簡単です。 (略) クラブライセンス。 もう一つは、グランドレベルの話ですけど、J1に昇格するということにトライをすると。」 ⇒絶対J1!みたいな焦燥感がなくてよいです。地に足がついた発言。 ★ 「もっと多くのお客さんを呼ぶにはコンサドーレの近くにはいないけれども サッカーにはちょっと興味があるとか、または何にも興味はないけれどもどっかのタイミング、 きっかけで行ってみようかなと思うような、僕らの周りにいるみなさんよりも 外側にいる人をどう取り込むかってことが一番大事なんですね。」 ⇒ライトユーザーの取り込みですね。(セミライトユーザー?) よく新規顧客という言葉を散見しますが、まったく興味がなく無縁な人と、 スポーツ好き、サッカー好き、プレーするけどコンサ見ないといった人たちには、 市場分類として、分けて考えるべきということを示しています。 いくらおだてても来ない人に対して広報活動するより、 少し背中を押せば年に1回来てくれる人たちをたくさん集めるにはどうするか? 答えはすでにありますから、行動するのみですね。 ★ 「小野伸二のことについて言いますと、集客のためっていう発想からではなく、 コンサドーレは若い選手をどうやって育てるかっていうところがすごく大事なところ。 あいつみたいな、コーチが教えることができないようなことを魅せられる選手を近くに 置いてあげることで、若い選手の伸び悩んでたところとか隠れている才能が 出てくるといいなというふうに考えて彼みたいな選手を取りたいなと。」 ⇒子供向けサッカー教室で全国を回っていたセルジオ越後さんが 「子供が『わあっ』ってなるような手本を指導者が見せられないといけない」 というようなことを言っていたのを思い出されます。 ★ 「実際にクラブに入ってみてクラブを作る、もっと大きくするっていうような 楽しみも一つだなと僕自身は思いました。 ⇒私は「クラブを支える」という発想がどうにもできません。 自分の能力を使って商売して、ついでにコンサが大きくなればいいかな、という発想。 ★ 「僕の中ではキャプテン翼的に言うと「ボールは友達」、 本当に1万人の友達を集めて行くぐらいやりたいなと考えています。」 ⇒1万人×1万円=1億円。 1万人×10万円=10億円。 ★ 「コンサドーレとしてのキーワードとして繋ぐっていうことを意識してもらえるとありがたい。 今回のプロジェクトでも、僕がパス出しましたみたいなもんですよ。 サポーターのみなさん、一人一人に。 それを僕に返さないで、全く違う他の人にどんどん繋いでいってもらいたいんですよね。 最終的に1万人にパスが回って返ってくるくらいのイメージでいろんなところに。 お金出す出さないは別として、こういうのあることを広めていただけたら非常にありがたい。 それが本当に繋がって1万人くらいの人達がそのパス回しに参加してくれると、 おもしろいクラブになるじゃないかなと思ってます。」 ⇒1万人×21人にパス=21万人にパス ★ 「本当はもう一個レコンビンというのがあったんですけど(会場笑い)、 あれがどっかいっちゃいましたんで。もう話してもしょうがないですけど、 あのメンタルティは相変わらずスゴいなと。」 ⇒一度レコンビンと会いましたが、確かにすごいです。 オーラと存在感がベトナム代表で際立っていました。 ★ 「これはきっと国民性とか彼のキャラクターとかなんだろうなというふうに解釈しているので。 でも、レコンビンに限らず東南アジアとの連携は引き続きやって行きたいと思っていて、 実際に今選手は取ろうとしてアプローチはしてるんですけど、少し遅れちゃったところがある。」 ⇒東南アジア各国の人と話す機会が増えましたが、国によって考え方が本当に違いますね。 「日本人はいつも「すいません」って謝ってる。悪いことしてないのに」って言われましたw ★ 「なるべく早く東南アジアの選手を入れたいなということは考えています。 これも何かと何かを繋ぐっていうところ。去年レコンビンでわかったことは、 ああいう選手は英雄みたいな選手なので、ベトナムの9千万人の人をコンサドーレを通して 北海道と繋げることができた。これはコンサドーレのすごく大きな価値になったと思いますんで、 同じようにそれなりの人数を繋げることができそう選手を獲得したいと思っています。 それができれば3つ目の柱にはなるんでしょうけど。」 ⇒柱にしたいという想いが見え隠れしています。 欧州サッカー界を支えるアジアマネーというのが世界の見方ですから、それを打破したいです。 ★ 「J1からJ2に落ちないために必要なお金は10億円くらいだというふうに考えられていますけど、 7億円あれば僕は残してそこそこなチームにできるじゃないのかなと思っています。」 ⇒昇格をめざし、残留を目指すなら、このくらいが現実解でしょう。定着は12億円かな。 ★ 「そこそこ成績は出てるし僕自身も育成のコーチ達も勿論評価はしてるんですけど、 キラッと光るタレントがこの10年とかでてこないんですよね。」 ⇒唯一その可能性を秘めていたのが深井だと思いますが、クラブが壊しちゃいました。 次点で古田。こちらも壊れちゃいました。 ★ 「何に使うかというところですけど、さっきも言いましたが、これは育成とか当然強化 といっても若い選手に使うんですけど、具体的にということになると結構難しいですよ。」 ⇒育成はクラブにとって投資の1つです。 長くなってきたので、質問コーナーは次回に
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