コンサドーレ札幌がマレーシアのクラブと提携する5つの理由

2015年01月06日

★理由1★マレーシアで1番人気のスポーツはサッカー
1)サッカー43.2%
2)バドミントン33.7%
3)水泳4.8%

★理由2★北海道へ来るマレーシア人の数がうなぎ上り(2年で3倍増!)
2011年12,400人
2012年22,000人
2013年36,400人

★理由3★マレーシアからの来道者数は東南アジアの国で2番目に多い(2013年訪日外国人来道者数(実人数))
訪日外国人来道者数(実人数)(東南アジアのみ)
1)タイ    98,800 
2)マレーシア 36,400★
3)シンガポール35,600

★理由4★GDPが東南アジアで3番目
GDP (purchasing power parity)(billion)
インドネシア1285.00
タイ     673.00
マレーシア  525.00★
(以下、参考)
シンガポール 339.00
東ティモール 25.41
ベトナム   358.90
日本    4729.00

★理由5★1人あたりGDPが東南アジアで4番目
シンガポール62,400
ブルネイ  55,200
東ティモール21,400
マレーシア 17,500★
(以下、参考)
タイ     9,900
ベトナム   4,000
日本    37,100

サッカー人気があり、経済成長を続けるマレーシアから
北海道へ訪れる観光客数が大幅に伸びている。

観光客数が大幅に伸びている背景として、経済発展も主因の1つだが、
ビザの取得が緩和されたことも大きく影響しているだろう。

★訪日ビザ緩和状況
http://wwwtb.mlit.go.jp/hokkaido/press/presspdf/2610/261030hokkaido.pdf
マレーシア
現状  :免除
緩和時期:2013/7(実施済み)
緩和後 :変更なし

(以下、参考)
ベトナム
現状  :数次ビザ
緩和時期:2014/11(予定)
緩和後 :一次ビザ実質免除
備考  :観光目的・指定旅行会社経由のみ

インドネシア
現状  :数次ビザ
緩和時期:2014/12(予定)
緩和後 :免除

タイ国際航空のように、新千歳-バンコクの直行便が就航開始から順調に利用者を伸ばし、
いまでは毎日1便あるというケースならば、利便性が増したことで、
タイからの観光客が増えるのも納得である。
(これが増えた要因もタイの経済発展とビザ緩和が貢献している。)

北海道はここ数年、タイ、ベトナムへの企業進出を企図してきた。
ベトナム進出は難儀しているようだが、タイ進出は大きな成果をもたらしている。

2014年は、東南アジアからの観光客流入をさらに推進するため、
マレーシア、インドネシア、ベトナムからの観光客増を狙っている。

東南アジアからの来道者数の上位3か国は、タイ、マレーシア、シンガポールである。
これに続くのは、インドネシア、フィリピン、ベトナムだ。
しかしフィリピン、ベトナムの来道者数は上位3か国よりも大幅に下回る。
これに対し、インドネシアは2014年中にも1万人を超える勢いだ。

このため、タイへのセールスはこれまで通り続けるにせよ、
さらなる成長を見込んだ時のターゲットが、マレーシアやインドネシアなのだ。

つづく。
続きはこちら


以下、参考資料
★理由1★マレーシアで1番人気のスポーツはサッカー
 【Global HABITレポート Vol.3】 アジア14都市の人気スポーツこちら

★理由2★北海道へ来るマレーシア人の数がうなぎ上り(2年で3倍増!)
★理由3★マレーシアからの来道者数は東南アジアの国で2番目に多い(2013年訪日外国人来道者数(実人数))
 訪日外国人来道者(実人数)の推移(Excel)(平成9年度~25年度)こちら

★理由4★GDPが東南アジアで3番目
★理由5★1人あたりGDPが東南アジアで4番目
 The World FactBookこちら


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