2014年12月07日
コンサドーレ札幌の2014年度の入場者数の結果です。 平均11,060人/21試合/年間232,255人 松本に次ぐJ2で2番目の平均入場者、年間入場者でした。 参考までに、2013年の記録は以下の通り。 平均10,075人/21試合/年間211,568人 平均で約1,000人、年間で21,000人も増えて、昨年よりも興行成績は優秀だといえる。 ・・・本当に?
そこで、2014年と、2013年の入場者数を札幌ドームと札幌厚別で分ける。 2013年 入場者数 平均入場者 試合 最多 最少 開幕戦 最終戦 11,000超え 札幌ド_ 138,020人 13,802人 10 24,813 8,173 13,248 24,813 7試合 札幌厚別 73,548人 6,686人 11 8,756 4,837 2014年 入場者数 平均入場者 試合 最多 最少 開幕戦 最終戦 11,000超え 札幌ド-ム 201,423人 11,848人 17 20,633 6,646 16,064 19,634 9試合 札幌厚別 30,832人 7,708人 4 8,851 6,844 1)札幌ドームの試合数が10⇒17と、7試合増えたことで入場者数が増えた 2)札幌ドームの平均入場者数は、約2,000人減った★ 3)今季の最少入場者数は札幌ドームだった(これは過去最低?) 4)採算ライン11,000人超過試合は、2013は10試合中7試合、2014は17試合中9試合で比率が下がった 5)今季最多入場者数は、シーズン途中の小野デビュー戦(宣伝量すごかったですね) 6)採算ラインの11,000人を超える試合は2試合しか増えてない では、なぜ札幌ドーム平均は2,000人も減ったのか? 単純にドーム開催が増えたことで少ない人数の興行が増えたという話は置いておきます。
■2014札幌ドーム入場者数で1万人を割った試合(少ない順) 6646人:13節5/12月19:00愛媛 6966人:15節5/25日19:00水戸 8536人:8節4/20日13:00群馬 8797人:28節8/25月19:00栃木 9123人:30節9/6土19:00長崎 9251人:4節3/22土16:00北九州 9723人:6節4/5土13:00松本 月曜開催と日曜夜開催が興行面ではやめたほうがいいというレベルですね。 対戦カードがいまいちというのも一因といえます(愛媛、水戸ごめんなさい)。 月曜開催は、プロ野球の試合開催がないということで、 月曜夜や火曜朝のスポーツ報道の面で期待されましたが、 海外サッカーの報道で埋もれてしまいました。 試みとしては評価していますし、私もマンデーナイト○○のようなものを期待しましたが、 あれは、テレビ中継されてナンボの世界なら通用する話で、 普段扱いが小さい場合は効果が薄いと立証されてしまいました。 では、来年もあるであろう月曜夜開催での集客作戦はどうすれば・・・? そこはまた別途書きますが、20~30代の勤労者ターゲット企画しかないかなあ。
■2014札幌ドームの平日開催 13節5/12月19:00愛媛: 6646人 24節7/30水19:00横浜:13719人 28節8/25月19:00栃木: 8797人 平日開催でも、それなりのシチュエーションが揃えば、入場者数は増えるようです。 とはいえ、それでも13,719人ですから、この対戦カード(とカズと小野)を土日開催なら、 もっと入っただろうとも思います。 そういう意味では、次年度も月曜開催や水曜開催は1~3試合程度あるでしょうから、 いくら頑張っても客の入らない試合は平日に持ってきて、 集客が多い試合を土曜に持ってくる(日程くんがんばれ)方が、 結果的に年間入場者数は増えるといえそうです。 長くなってきたので、今回はここまで。
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