2007年05月19日
先着一万人用のストラップ&クリアファイルは目の前で打ち止めになってしまいました。。嗚呼 今日のドームはファミリー色の強いほのぼの感がある観客席でした。拍手・手拍子等も多くて、良い事ではないでしょうかね。 札幌 高木 西澤 曽田 ブルーノ 西嶋 藤田 芳賀 カウエ 西谷 中山 ダヴィ 水戸 FW:塩沢 西野 岩館 MF:鈴木良 村松 小椋 金澤 DF:加藤 鈴木和 初田 GK:本間 開始早々に点を取る札幌。パニクる水戸。初めはGKの凡ミスと信じて疑いませんでしたが、帰ってビデオを見てみると妙に取りずらいタイミングで打っています。やっぱりダヴィのリズム感はおかしいですね。 その後も西谷が左サイドで勝負してからのチャンスが多く続き、札幌が一方的に押し込む展開になります。水戸は登録上は3-4-3でしたが、右サイドの金澤が西谷に付くため、晴れ時々4-3-3という感じ。しかし、右サイドを一人では見切れず、10分過ぎにはFWの岩館を右サイド中盤に下げて4-4-2に修正していました。先制点も右サイドが手薄な所を狙われた失点だっただけに、修正は仕方ない所でしょう。 理想的な入り方をした札幌でしたが、西嶋にイエローが出た(これは仕方なかった)辺りから水戸に攻め手を与えてしまいます。前田監督のコメントにもあった通り、前線から引いてくるFWをDFラインの前でフリーにしてしまう場面が目立ちました。前半13分には塩沢が完全に抜け出してシュートを打ちましたが、シュートはポストに当たって何とか逃れます。当然ながら相手FWにボールが入る時は曽田やブルーノがついて行って対処しなければいけないのですが、二人とも何故か出るのをちゅうちょして前を向かれていました。「これはやばい」と思っていた所に、前半23分にはブルーノが負傷退場するというアクシデント。。しかし、逆にこれが幸いしたんじゃないでしょうかね。ブルーノに代わって池内が右サイドバックに入り、西澤がセンターバックに。高さこそブルーノに劣りますが、人に付く、そして潰すのが抜群に上手い西澤が中に入った事で水戸の攻撃が見事に止まりました。これ以降は失点を心配せず安心して見ていられましたよ。 面白かったのは、相手GKからのキックに対するヘディング担当に西嶋が入るようになり、カウエと一時的にポジション変更していた所です。西嶋のヘッド自体の成功率はまずまずといった所でしたが、このポジション変更で左サイドに「ポリバレント」が起こっていました。今までは西嶋→西谷→ダヴィという縦のラインでしか攻めが無かったのに、西嶋がボランチまで上がる事でカウエも加えた縦横のつながりが出てきていました。追加点のシーンでカウエがあそこまで出てこれたのも、ヒロ君が密かに押し上げてサポートしてくれたおかげなんですね。 一方の右サイドは、藤田&池内コンビの相性の良さは愛媛戦で書いた通り。藤田は前半こそ頑張ってフリーランニングしていましたが、2点目が入ってからは明らかに省エネモードに入っていました。まあ今日の所はおつかれっす。西谷がとにかく目立つ左サイドとは違って、芳賀&藤田は地味なプレーを選択する事が多いのですが、もちろんそれがダメな訳ではありません。砂川の積極性は途中交代で流れを変える事が彼の仕事だからこそ出てくるものであって、もちろん守備面でのリスクもあります。藤田<砂川ではないことを念のため書いておきますね。 後の見所は中山の宇宙開発(後半22分)、マコ様の切れ切れドリブル(後半36分)、ダヴィのQBK(後半38分)、といった所でした。ボールもよく回り、久々に余裕を持って試合終了。完勝って事で良いのではないかと。あ、主審の辺見さんはまずまずの笛。空気を読んで砂川にPKくれれば完璧でしたw 以下、選手採点。 GK:高木 3 余裕を持ってプレー。 DF:西澤 4 相手を潰す様はまるで何かの武術。 曽田 4 貴方の成長した姿は涙無しには見れません。 ブルーノ2 お大事に。 →池内 4 3点目の突っ込みはさすが。 西嶋 4 次々に新境地を開拓しますな。 MF:藤田 3 湘南戦は頼みます。 →砂川 4 意欲溢れるプレー。ドリブルに惚れた。 芳賀 4 兄さんシブいっす! カウエ 5 今日は良い出来。 →大塚 - 1セーブ。 西谷 4 「切れ」は並だが、今日は最後まで走れていた。 FW:中山 4 鬼プレス健在なり。足下も徐々に進化? ダヴィ 5 1点は1点。
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