2007年展望~J2編

2007年01月26日

ということで、2006年の反省会をしないままに展望を書く訳ですが^^;
去年の札幌について軽く振り返ってみると、柏&神戸の降格組が昇格に絡むのは当然として、札幌はその次の第二グループに位置すると思われていました。具体的に言うと、仙台・東京V・鳥栖といった辺りがライバルで、彼らの上に行けば3位かなというのが開幕前の印象でした。・・・実際には横浜FCの大駆けで全てが机上の空論に終わった訳ですが。

今年も降格組の京都・C大阪・福岡に仙台の4チームが絡むのは、まず必然でしょう。札幌がここの争いに加わり昇格できる確率はズバリ、50%と予想します。(以下、J2移籍情報の記事もご参考下さい)

・札幌はチーム得点王だったフッキが抜けたものの、昨季の彼がチーム組織力の面では大きくマイナスだった事を考えればそれほど痛い損失ではないはず。長年の懸案だったDFにブルーノが加入した事がなんといってもプラス材料です。新外国人のダヴィ&カウエと藤田・上里・相川ら若手の成長を見込めば、戦力的には大幅プラス評価といって良いでしょう。ポイントは交代した三浦監督がどれだけ早くチームをまとめられるかでしょうが、昨季と同じ3-5-2で戦えば問題なし!と言い切っておきましょう。逆に4-4-2も採用するなら、少し長い目で見た方がいいかも。

・京都は黒部、林とFWを多く放出しているのが気になります。アンドレ&パウリーニョの2トップはそこそこやるでしょうが、昨季も得点力不足に泣いただけにFWを補強しなかったのは不思議です。しかし、中盤から後ろはほとんど変化がないだけに一昨年と同じく昇格候補筆頭と言って良いでしょう。昇格可能性70%

・C大阪は昨季のヴェルディ感が漂うチームですね。選手も大幅に入れ替えて一からチームを作らないといけないだけに、監督をヤンツーさんではなくて都並氏にしたのはどうだったか・・・昇格可能性10%

・福岡も京都と同様に、いかにもFWが手薄。後ろの人材流出が千代反田だけで済んだのは幸運でしたが、逆にディフェンスリーダーを誰が代わりに務めるかが問題です。新監督のリティの手腕に期待、と言いたい所ですがこの陣容ではさすがに苦しいか。昇格可能性30%

・仙台は毎年の事ながら、新外国人の力量を見てみないと判定不能ですwしかし、関口や萬代など若手で成長してきた選手が多いので、昨季と同じくらいのチーム力は維持していると考えて良いと思います。土壇場にきてGKシュナ潤の加入は大きいですね。昇格可能性50%

・東京Vは、今年は少しは期待できるかな?といった印象でしょうか。ラモス監督も自ら言っている通り、「これで昇格できなかったらクビ」という陣容でしょう。と言っても素直に評価できないのは監督リスクが大きいからw昇格可能性30%

・その他では鳥栖がほとんど補強していないのが気になります。新居&シュナ潤の穴をどう埋めるのでしょうか?山形と湘南は毎年の事ながら粒ぞろいのチームという印象でしょうか。昇格可能性全部足して10%

ということで、札幌の昇格可能性は2.5枠の中で50%、2番人気としてみましたが如何でしょうか?ちょっと甘いかな?


post by roque816

21:39

football コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

フレデリック

Re:2007年展望~J2編

2007-01-27 15:01

人様のコメント欄を借りて、私もJ2を展望してみます。 ・東京V 成績不振でラモス解任。柱谷哲二コーチ監督に昇格! 実現度70% ・C大阪 成績不振で都並氏解任。ヤンツーさん監督就任! 実現度50% ・仙台 成績不振で望月氏解任。柱谷幸一氏監督就任! 実現度30% ・鳥栖 成績不振で監督更迭論浮上。松本育夫先生しゃしゃり出るも周囲になだめられる。 実現度10% 札幌は…つつがなく粛々と昇格を決めてしまってほしいものです。

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