靴下2

2006年01月22日

『う~~~~いっすぅ~~!!』夜10時近くに厨房でネギを切っていたら
お腹から搾り出すような大きな声。
・・・高原君じゃないな・・だとしたら・・。
「お~!加賀君!ことしもよろしく!」(靴下では滑ってこなかったのか・・。)

(でも・・寒くなって食堂のドアを閉めていたからだとしか思えない。
玄関から食堂のドアまではきっと滑って来たに違いない。)

『は~~い!ことしもよろしくぅう!』風邪から完全復帰!
お腹はすいてないのか?と尋ねたけれど、腹いっぱい♪と幸せそうだったので
ユースの涼くんのお鍋(始まりはじまりぃ~)作りに集中した。
作っているうちに、お鍋に反応してしまう私の胃袋はクレクレと騒ぐので一緒につつかせて貰う事にした。

お鍋の中の食べごろな野菜を目で探しながら背中越しにパソコンのデスクトップに夢中の加賀君とオークションの話をなんだかんだとした。

結構長い時間、話した。
・・・たいしてあった事もないのだけれど、気楽に話せる人なのである。
もう一度言ってみるが気楽に話せる人なのである。

・・何度でも言いたいくらいな彼に対する言葉です。

たくさん笑ったけれど、どんな話で笑ったんだろ・・?そこに居合わせていたヨンさま風の野本君と涼君も笑いながら加賀君の話に耳を傾けていた。

途中、『うぉ~~お前ぇ~!!元気だったかぁ~~!』

誰だ、誰だ、5年ぶりに会うような歓迎の声の先は・・・・

・・・・きょとんと立っていたのは・・・うちの息子。
(・・・かぁちゃん。ボクあの人あんまりよく知ってないよ・・。)
小声で囁くように私に呟く息子。

そんな事、どーでもいいような加賀君。
私から見たら噛み合ってなくても、何故だか微妙に噛み合うと感じた息子はなんだか嬉しそう。

途中、娘も乱入してきたが、なんなりと友達になってくれた加賀君です。

お鍋も食べ終わり、加賀君がいるだけで宴たけなわの会場を後にした。