2008年10月27日

ひとつになるって事は、とても難しくて。

ひとつになる事が出来た時の勝利は格別だという事は、試合終了のホイッスルで見られる笑顔で

それがどれだけの自信になって

それがその笑顔を作るんだ。


って事が伺える。



見ている私は、その笑顔に感動するのだ。







一致団結




最近、しまふく寮通信を見返すことがある。

あんな事があったとか。こんな事もあったなぁ。とか。



一致団結を文章にしたのは、10月ごろだったっけなーと思って探してみたら。



シーズンが始まったばかりの春先5月だったのか。




監督や選手だけじゃなくて、スタッフやサポーターの力で何か変われるって事が解った日だった。






昨日、寮監が選手達にどなった。






柏戦の後、練習前に選手達に話をしたとは聞いていた。






でも、昨日、改めて寮監は、居残っていた選手達にどなった。









トップチームのごはんを暫く作らないことになった。











それを扉の向こう側で聞きながら私なりに考えた。









昨日は、家庭教師がお見えになってユースに勉強を教えてくれる日だった。


勉強を始める前に私に話をさせてもらいたいと時間をもらった。





そういえば、ユースの前に私ひとり立って話をさせてもらうのは初めてだと思った。






今日、あった出来事を伝え。







「あなた達は、本当にプロのサッカー選手になりたいの?」と聞いてみた。






「いいよ。大丈夫だよ。」



と今まで流していたけれど、このままじゃ大事にしてきたしまふく寮の形が変わってしまうような気がしたから・・・。



いままで思っていたことを伝えようと思った。



ここは、プロのサッカー選手を育てるために、中学卒業したばかりの可愛いあなた達を親御さんから預かっている寮なの。



もし、ココを高校に通うための下宿先だと思っている人がいない?



頑張って、プロになれないのなら仕方がない。毎年よくて一人か二人しかトップに上がれない世界なのだから。


どーせなれない。って思っているのだったら今すぐ家に帰るべき。

セレクションを受けて落ちた子たちもたくさんいる中で、選ばれて親からも離れてしまふく寮で預かっている。

選ばれてるんだと言う事を忘れていない?


頑張って練習をして高校卒業した後でプロになれない事もあると思うから大学進学とか留年とか困らないように家庭教師の先生をお願いしているんだよ。



今がずっとは続かないんだよ。今を大事にしようよ。





話しながら泣けてきた。





私がその場を離れた後、ユース達は、話し合いをしてくれたようだ。






コンサドーレという大きい輪の中に選手がいてサポーターがいてスタッフがいて未来に繋ぐユースがいてしまふく寮もある。




“一致団結”出来た日があるんだからまた必ず出来ると信じたい。



転んだらヒザ小僧に傷口が出来て中には、膿もあるのかもしれないけど。

膿が出たら、カサブタが出来てかゆくなって掻くのを我慢したらちょっと黒いシミができて治る。






 こんな時にバラバラなのは、いやだ。


post by murano

08:58

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