ちょんくんと富永くん。

2007年09月18日

鄭 容臺君

以後、2度と漢字で打つ事は、ないような気がします・・。

ちょんくんと初めてお会いしたのは、ドーム戦の日で。

やっつけごはんのシチューを彼らが食べ始めた頃。


首をマックスあげて喋らないといけないような気がする富永君の後ろにちょんくんは、立っていました。


・・ちいさいお顔・・。



始めまして。人懐っこい顔して立ってました。


その人懐っこい顔のせいなのか。


私は、濡れた手を慌ててペーパーで拭いて思わず手を差し出しました。


よろしく。


真っ白い歯を見せて、爽やかな笑顔のちょんくんは、握手に応えてくれました。



その頃、ダイゴくんが。


オレのシチューにいたずらしたのは、誰だ!と叫んだ。

いちじくがはいってたぞ!



あ~。それアタシ。











辺りは、静まり返った。





こないだね、スーパーを歩いていたらね、「おねーさん」って呼び止められて。


「おねーさん」って呼び止められたら、瞬間的に足が止ってね。


その70は過ぎたと思われるご主人は、私に「ドライいちじく」の実をひとつ差し出してね。


「シチューに入れたら美味しいよ」って言ったんだ。


シチューの材料を買ってた私は、なんで偶然なんだろうって。

運命なんじゃないかって。


その・・思ったから。買ったの。体にもいいし。このまま食べて美味しいし。


「おねーさん」って言ってくれたからじゃないよ。

シチューに入れてみたくなった。

おじさん、シチューに入れたら美味しいよぉって思い出して、美味しそうな顔して言うんだもん。


でも、さすがに半信半疑だったから、この大なべに2個だけ入れてコトコトと煮込んだの。




・・・そのうちの1個です。・・・お客さん当たりです・・・。




そんなやり取りのなか。ちょんくんは、黙って人懐っこい顔して立っていた。



ここのシチューは、油断していると。不思議なものが入っているらしいとか思わなかっただろうか・・。



そんなちょんくん。


しばらくは、しまふく寮に仮住まいです。


明日の朝食からごはんをお願いします。と。


2003年で、グランパスで一緒のチームだったからなのか。

横浜つながりで仲がいいのかは解らないけれど。


富永君とちょんくんは、いい感じだ。




昨日は、オフの前日だったから、しまふく寮の食堂は、ユースだけのご飯だったのだけれども。


2人は、ちびまるこちゃんが流れている食堂で、コーヒーをのみながら和やかに楽しそうに話していた。


その横で、ソースの匂いの中、寮監は、ユースにちょこっと食べさす、たこ焼きを夢中になって焼いていた。



お腹は、まだ空いていないから空いたら2人でご飯を食べに行くというので、ここら辺にある道がわかりやすくて美味しい店を紹介した。



暫くして、柔らかい笑顔の富永君がお風呂に行くと言った。


お風呂で湯船に浸かって、顔をじゃぶじゃぶとこすっているお客さんが。


身長193センチの富永くんが入ってきたら。


例えしゅんピーじゃなくても、2度見してしまうだろう。



カウンター越しに、富永君と話していても、私は、決して目をそらさない。

一度目をそらしたら、マックス首が上がっているから焦点が定まらなくなりそうで・・。





新しいこのお二人の共通点は、人懐っこい顔だと思います。