2007年07月19日
8月早々の発売を目標に、しまふく寮通信を1冊の本にするために追い込みをかけています。 パソコンの前で、思いつくまま。気の向くまま。一日の寮の出来事を思うままに書き綴っておりましたが。 それが。 本になるというのです。 みなさんは、どう思われますか? パソコンの画面から浮き出てきた文章が。 真っ白いコピー用紙に印字されて、私の手元にやってきました。 戸惑った というのが、正直な気持ちでした。 それから、5cmくらい積みあがったそのコピー用紙を目の前に途方にくれました。 目の前には、出版会社アイワードの人も同席されていました。 いつものように、穏やかな表情の児玉社長です。 今回の本の出版にあたり、何度も何度も読み直して。 背中がこそばゆくなってしまう表現がたくさんあって。 本にしたいとか。本にするために っていう準備をまったくしていない素人の行き当たりばったりの本。 それが、しまふく寮通信です。 お隣の奥さんが、ドタバタ寮日記の本をだしたらしい。 それが、しまふく寮通信です。 行き詰って、余裕がなくて、パソコンに向きあえない日だってたくさんありました。 かと思えば、文章にしても、しても足りないほど、長い文章の日もたくさんありました。 選手やサポーターの方に伝えたい事が溢れてくるのです。 それが、私なりのブログ。 当初、私の知らないところで、始まった小さな種。ブログ「しまふく寮通信」 それが、「しまふくごはん」になり。「しま福」に育って。 「しまふく寮通信」が本に・・。 こんな幸せな事は、ないのでしょうね。 コピー用紙 5cm。見直すと誤字の嵐。 何を載せたいかも選んでいいとおっしゃってくれて。 たくさんの×を赤ペンで書いた。 たくさん赤ペンで分かりにくい文章を書き直して。 そのうち、コピー用紙の紙から、高級なツルツルした紙になって。 イラストが添えられて。写真が添付されて。 また、なんども読み直して。 札幌にこしてきてからの約5年に、想いを馳せる。 しまふく寮が出来てからの2年半に関わってきた選手や人達に想いを馳せる。 馳せてばっかりいて、なかなか前に進まない。 記録に残しておけるこのブログがなかったら、忘れてしまった一コマがたくさんだったのかもしれない。 ブログの中では、しまふく寮でのさまざまな出来事が昨日のように鮮明に思い出せます。 おもしろい寮生がたくさん集まっているから、そして、いたから本になります。 泣かせたり、心配させたりする寮生がたくさん集まっていたから本になります。 私達スタッフのことを気遣ってくれる彼らたちの魅力を私の文章で、どれだけ伝えられるのかは。 ・・・正直。ぎもんです。 本になるにあたり、児玉社長にお願いをしました。 この本を、1期生の彼らや、チームから離れてしまった寮生だった彼らたちに、届けていただけないかと。 彼らがいなかったら、しまふく寮通信が本になるなんて事はありえない事ですから。 そして、しまふく寮通信が本になって、皆様のお手元に届けられるとしたら、 まじでおどろきます。 中村先生、!(・・高校の担任の先生)よくしかられましたが、がんばってます!ほめてください! デザイナーの柴田佳苗さんの書いてくださった選手たちのイラストは、本当に特徴を捉えていて大好きです。 私のイラストは、脚色して可愛く書いてくださったから言うのではありません。 選手のイラストをみなさんに見て欲しいです。 それと、朝も早くから、高校生のお弁当8個作りや、手を抜かない私の最高のパートナーの朋ちゃんも登場しています。 今朝、追い込み作業の文章をお渡ししてようやく一区切りしました。 まだ、発売までバタバタしてしまうとおもいますが、せっかくなので、出来る事をして発売日を迎えたいと思っています。 社長のブログで、ご紹介して頂きましたが、表紙も少し変わる予定です。 手元に届きましたら、ご紹介したいと思っています。
プロフィール
寮メシ作りに関わって、今年で6年目になりました。 毎年、シーズンが終わる頃、課題を発見しています。 昨年は、本になったしまふく寮通信と厚別競技場での売店「しま福」 この2つのお陰で、たくさんの方とお会い出来るチャンスが増えました。 たくさんの方と笑いあう事が出来ました。 寮メシを大事にして、周りの人に感謝して、しまふく寮を愛して。 新しい寮生も加わって、また時間が流れていく。 J1という新しいステージを目の当たりにする。 凹んでも笑っても。 しまふく寮は、しまふく寮で。
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