2007年07月22日
ある高齢サポたちの茶飲み話 「この前、長いこと寝たきりになってた○○が、 先週の逆転で勝った厚別の放送を見ていて、 ゴールの瞬間、思わず、起き上がったんだってさ」 「ヘぇー、病室で意識がもうろうとしたときに耳元で、 『ダ・ダン・ダ・ダン・ダン!』と囁いたら、 意識が戻ったっていう話は聞いた事あるよ」 「先月、老人ホームに入った◎△□が言ってたけどさ、 あの施設、コンササポ比率が異常に高いらしくてね、 普段はヨロヨロしてる爺さんたちが、食堂で試合中継が始まったら みんなそろって、TVの前でビシッとコールするんだって。 この前なんか、昔とったナントカで、跳ねようとした婆さんが骨折したって言ってたなぁ」 「■◎△なんか、昔からずっと憧れてたらしく、リードとってるらしいよ」 「それで孫に誕生日プレゼントなにがいい?って聞かれて 赤いトラメガ!って言ったのかぁ」 「そういえば歌詞カード配ってる○●さんが、 この前ホームに歌詞カード持ってったらね、 みんなすごく喜んでくれて、 行け行け赤と黒の・・・俺たちのサッポロ・・・って 遠い目をして口ずさむんだって。」 「そうか、厚別不敗神話の頃の人たちだもねぇ」 「それでその人、この前、息子にこう言ったんだって。 俺が死んだら宮の沢のピッチに散骨してくれって」 「あぁ、それ最近流行っているらしいよ。 宮の沢に『散骨厳禁』の貼り紙がでたらしい。 代わりにHFCでは亡くなったサポのメモリアルプレートを企画してるって」 「ピッチを見下ろせる納骨堂計画という話も聞いたよ」 「ここ数年、介護関係と葬儀関係のスポンサーがめっきり増えたしね」 「そろそろ俺も『墓石赤黒パック』を申し込もうかな・・・」 「当然、オフィシャルのHPから申し込むんだろうな」 「もちろん、購入資金の一部が寄付されるからね」 ・・・いつかこんな時代がくるのかな。
2007年07月19日
今週は連休のため火曜日スタートで一日得した気分。 先週末のタイムリーな岡山出張に続き、 今週後半は木曜に鹿児島を日帰り、 金曜早朝には福島県いわき市へ出張、 夕方からはそのまま北の大地へ向かうことになった。 そう今週は単身赴任の月一帰省で緑虫採集の旅。 そして問題は福島から先の帰省ルートだ。 いわきというところは出張先としてはあまり便のよくないところで、 「スーパーひたち」という柏サポが喜びそうな名前の特急で、 仙台より近いのに、上野から現地まで約二時間半もかかる。 このいわきから更に札幌へ帰るとなるといくつかの選択肢が浮かんだ。 第1のルートがまた上野に戻って羽田へ向かう四時間ほどのコース。 第2のルートがそのまま横移動して福島空港から北へ向かうコース。 (だが福島が遠く、空港がさらに遠く、おまけに千歳行きの便が少ない) 第3のルートは再びスーパーひたちで北へ向かい仙台へ (スーパーと言いながら二時間もかかる)そこから札幌行き最終便へ。 なんかどれも時間的には似たような感じで、正直、決め手に欠ける。 いっそのこと、福島でサイコロでも振ってみるかぁ・・・。
2007年07月17日
先々週のこと。 一度は部下に任せた岡山の仕事だが、13日に出張という報告を聞き、 「忙しそうだから俺が代わりに行こうか?」 と半ば強引に奪い返した。 部下には決して言えないが、もちろん最終目的地は徳島鳴門。 岡山で仕事を終えたら一目散、四国へ寄り道の旅だ。 と、ここまでは我ながらうまくことが運んだのだがしかし、 こんな悪行にバチがあたったのか、 週が明けて想定外の台風4号が目の前に立ちふさがることなる。 出張は予定通りに仕事が終わり、高松経由でなんとか徳島に到着したものの、 改札口を出た途端に試合中止を知らせる携帯画面。 あまりのタイミングの良さに呆然としながら、 雨風の中、駅前のタリーズに駆け込んだ。 混乱した頭の中をあれやこれやとこれからの旅プランが駆け巡る。 そんな中、突然、携帯が鳴った。サポ仲間の 「とにかく四国を脱出した方がいい」 そんなアドバイスで我に帰り、急いで次の列車を調べた。 次の高松行きは・・・えーっと・・・ゲッ!・・・3分後! 考える間もなく、タリーズ滞在15分で駅に引き返す。 とにかく四国を脱出せねばと、 フットワーク良く発車間際の特急に飛び乗ったのだが、 間もなくして流れた車内アナウンスはこう告げた。 「台風4号の影響で、高松から先の本四国連絡橋は、 ただいま運転を見合わせております」 「早く言えよ」とつぶやくも、 「よく見ろよ」という感じでが車内テロップは淡々と流れていた。 「降ろしてくれー」という心の叫びをかき消すように、 ガタゴトと特急うずしお号は台風の方角へ向かってひたすら走る。 こうして私の四国脱出の旅は幕を明けたのです。
2007年07月16日
週末の旅の思い出。 試合中止の報を聞き、フットワークよく帰りのJRに飛び乗ったが、 発車してから、「本四国橋が運転見合わせ」と車内アナウンス。 あわてて特急の次の停車駅で飛び降り、台風の風雨が吹き付ける中、 ひとりホームで戻りの列車を一時間近く待った「池谷」という無人駅。やっとのことで徳島に戻り、改札口を抜けて振り返った時、 四国という島から鉄路で脱出できなくなったことを知らせるJR徳島駅の告知板。そして手元に残った払い戻しの不可能な岡山のローソンで買ったチケット。 あぁまたここへ行くことになるのか自分。
プロフィール
98年厚別ジュビロ戦でサッカーなるものを初生観戦。 その年の暮れ、大阪長期出張中にTVニュースで降格決定を知る。 負けてもコールを止めないゴール裏に感動し翌年からホームフル応援。 01年からゴール裏へ移住し03年には関東アウェイに単身移籍となる。 現在、月一の帰省休暇を有効活用、全国各地の出張をやりくりし、 ホーム在住時以上の参戦状況に密かに幸福を感じる日々である。
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