他人のフンドシを外す技

2010年05月01日

相撲の反則技を想像した人は、見当違いです。笑

高校時代の話ですけど、試験になるといつもカンニングをするクラスメイトがいたんです。
実力は全く無いのにカンニングで点数を稼いでいたので、成績はそんなにドンジリではなかっただろうと思います・・何しろ、私の答案をかなり写していたんですから。(←?)

 
その高校では、普段の机の並び方って特に決まりは無かったけど、定期試験の時だけは出席番号順に並んでいました。答案を回収して重ねるのに都合が良いからです。

だから、いつも机の配置が同じで、前後左右の席に座るのはいつも同じメンツになります。
私は答案用紙をなるべく隠して書いていたのに、隣のワルがいつも盗み見て書き写してたんですね。

 
業を煮やした私は、ある時の試験でわざと全て嘘の答えを書きました。
そのままだと共倒れになってしまうから、隣の輩が写し終わったのを見計らって終了間際に全部消し、素早く答えを書き直したんです。
隣の彼は焦ったでしょうね。でも自業自得です。


・・ここでフンドシの写真が出てくると予想したアナタ・・期待外れです。

トラドシ
今年はフン・・じゃなくて、トラドシですから。

 
案の定、後で返された彼の得点は低く、確か8点でした。
私は勘違いした部分があって80点だったので、ちょっと残念でしたが目的を果たせたのは満足です。(←その点数で満足するなよ)

休み時間に彼が「萌(仮名)、何点だったのよ!」と聞くので、少し悔しそうな顔をしながら含み笑いして「80点しか取れなかったんだ。」と答えました。(どっちがワルだか)

得意な科目ならこんなことしてられるけど、苦手な科目ならミイラ取りがミイラになってます。

 
彼は卒業してからも、いいかげんな事ばかりして世の中を渡っていたようです。
バブルの頃は良かったかも知れませんが、最近になって彼の勤務先は吸収合併されました。それは本人の行状とは関係ないとは思うものの、HFCのスポンサーになってるのが何とも・・。

 
「ならぬカンニング するがカンニング」というジョークを見たことがありますが、屋根に登った状態で梯子を外されることがあるかも知れません。

カンニングについては他にも思い出があるんですが、思い返すと不愉快になるのでやめておきます。



post by 雁来 萌

21:55

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