Jユース・U-18 vs 大宮

2009年10月14日

10月11日(日)の14時から札幌ドームサブグラウンドの天然芝ピッチで、Jユースサンスタートニックカップの、コンサ札幌U-18と大宮アルディージャユースとの試合が行われました。
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以前は「サハラカップ」などと、いかにも喉が乾きそうな名称ながら短くて助かっていたのに、今年は「サンスタートニックカップ」と長過ぎてかないません。スタジアムのように「サントニカップ」などとは呼べないものか・・。


上空に寒気を伴う気圧の谷が通過中で、午前中からにわか雨が降っており、時々みぞれになっていました。昨夜は雷鳴と電光が続き、珍しく竜巻注意情報まで発表されました。

やってきました・・いや、こっちのピッチじゃなくて
憧れのピッチ・・この上を走ったことがあります

こっちのピッチですが、いかにも寒そうな人達が待っています。
さぞ寒かろうね

大宮アルディージャ(白) vs コンサ札幌(赤黒)
整列

コンサのスタメンは、GK:松原、DF:小山内・鈴木健・奈良・上原、MF:金子・荒野・福永・菅原、FW:工藤・三上 でした。
控えには、今岡・十川・中山・大地・前・近藤・鈴木貴 が見えます。

立ち上がりは両チームとも様子見の感じでしたが、次第に攻め込まれるようになりました。コンサはたまにカウンターで工藤や菅原が突っ込みますが、つぶされることが多いです。

大宮の右CKからのピンチが続きましたが、コンサも工藤の突破でこぼれたボールを鈴木健が遠くから打ったりしました。

13分の小山内の右クロスは流れてしまい、この折り返しでクリアミスを誘って、スローインからのチャンスに三上が詰めましたが決められません。
貴哉のクロス

22分に大宮の右ライン近くで与えたFKは、上へ外れて行きました。
FKは外れる

24分に金子が右寄りの深い位置まで迫って、クロスだかシュートだか分からないボールを入れましたが、左へ通過してしまいました。
カネのクロスだかシュートだか

26分に荒野が倒されて、大宮にイエローが出ました。
30分にハンドから得たFKのチャンスがあり、菅原がクロスを入れるとGKが押さえ切れずにこぼしますが、こぼした側には誰もいません。
こぼすが拾えず

直後の30分には、工藤が相手3人くらいを引き摺りながらPアーク上でシュートを打ちましたが、左へ流れてしまいます。
ミツのシュートは左へ

34分の大宮の右クロスに競った鈴木健が倒れ、頭を痛めたようです。
健士の頭痛
見てる方も、色んな意味で頭が痛いです。
人数は同数なのに、コンサはこぼれ球を拾えません。

38分の大宮の左CKは、ジャンプして直接キャッチできました。
CKをキャッチ

39分にはついに工藤が大宮の壁を抜けて独走になりましたが、打ったシュートはあさっての上方へ・・。

42分に大宮の右サイドを深くえぐられ、直近から左へ決定的なクロス、しかしファーに滑り込んだ大宮選手の足は届かずに助かりました。
クロスに届かず

44分にフィードされた高いボールに奈良がヘディングしようとして届かず、打たれたボールがはるか上へ飛んだから良かったようなものの・・。

小山内が突破しようとして倒され、大宮にイエローが出ました。ハーフウェイラインを越えた位置からのFKにゴール前で競りましたが、またもこぼれ球を拾えません。
 

交代無く後半が始まり、開始30秒ほどでミドルを打たれて松原が上方へはじき出しました。大宮の左CKをクリアし損ね、ゴールへ向かったボールを何とか蹴り出しました。
前半にも増して、大宮に好きにパスを回されているような感じを受けます。

2分には、大宮の右サイドで粘って右クロスを入れられ、中央に走り込んだ選手に鋭いボレーを打たれて、失点しました。(0-1)
失点

コンサの方は、工藤の裏へ出したボールを打つと左へ外れ、三上が打ったミドルをこぼしたところへ荒野が詰めるとファウルになりました。

9分に金子(7)がキープしながらオーバーラップした小山内へ出し、深い位置からの小山内の右クロスはGK練習のようにキャッチされました。
貴哉のクロス

10分に、コンサのフィードを大宮のDFが頭でバックパスするとGKがこぼし、工藤が詰めたものの間に合いません。
ミツが詰める

16分に金子の右クロスが流れ、菅原が拾って左から打ったシュートは惜しくもポストの右外へ転がりました。
ここで、菅原に代わって鈴木貴がFWに入り、三上が左SHへ下がりました。

コンサ側は、プレゼントパスが多くてチャンスをつぶしています。
人数が足りなく見えるのは、動きのスピードが遅いからのようです。

25分に、福永に代わって十川がSBに入り、上原がボランチに上がりました。

29分のチャンスに鈴木貴が突っ込みますが、寸前でセーブされました。
たぁ坊突っ込む

ボールボーイは雨に打たれた上に動けないので、マジ寒いでしょう。
寒いよ、マジ

33分頃からチャンスが続くようになったのに、小山内の右クロスは2回ともパンチングで逃れられました。
続いて十川が左クロスを入れ、工藤が頭から突っ込みますがミートしません。
ミツのヘッド

37分に、金子に代わって大地が入りました。
何とか追い付こうと懸命に攻め続けていると隙が出来るもので、43分にフリーで打たれる大ピンチとなり、奇跡的にはじき返しました。
ピンチをはじく

ロスタイム2分が示され、その2分が終わりかける頃に相手GKが出たところで工藤がクロスを入れ、鈴木貴(GKの左)がヘディングしたボールは際どくクリアされました。
ヘディングはCKへ
このCKもクリアされて、試合が終了しました。

無念にも(0-1)で負けました。
無念
ボールは奪われるし、攻撃は撥ね返されるし、パスは繋がれるしで、良い所なく終わった印象です。



post by 雁来 萌

21:31

闘う若梟 コメント(0)

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