北海道クラブユース選手権(U-18)決勝

2009年07月01日

6月28日(日)の10時から夕張・平和運動公園で、日本クラブユース選手権(U-18)の北海道予選を兼ねる、北海道クラブユース選手権(U-18)の決勝が行われました。

最近は3チームしか参加しないので、「決勝」と呼ぶのも気が引けるくらいですが・・。
前週の6月21日(日)に1回戦(=3位決定戦)が行われ、クラブフィールズU-18が(4-3)でサンクFCくりやまU-18を降して、コンサU-18と対戦する決勝に進出しました。

北海道クラブユース連盟の「試合結果」はフォトギャラリーや戦評まで付いていますが、スコアと戦評は1回戦の話なんですけどぉ・・後で決勝の分も追加するのかしらん?


まだ6月だというのに殺人的な暑さなので、水分を十分に調達しました。
夕張といえば・・負債です。
ゆうきとがんばり
以前にこれを初めて見た時には、「ゆうばり・がんきと」って何?と思い、「勇気と頑張り」で苦境を乗り切ろう・・という意味に気付くまで、しばらくかかりました。

試合時間は40分ハーフです。
クラブフィールズ(オレンジ) vs コンサU-18(白)
選手入場
昨日のプリンスリーグで汗だくになったからか、今日は2ndユニを使います。白い方が陽射しを反射するし。

コンサのスタメンは、GK:安田、DF:大地・松田・中山・濱田、MF:金子・西田・福永・葛西、FW:近藤・三上 でした。
控えには、松原・菊地・荒野・木島・鈴木貴・・と上原もいますが、まさか出場はしないでしょう。

開始1分もたたないうちに三上が突破してCKを得ましたが、こぼれ球を松田が打ったシュートは左へ外れて行きました。
クラブフィールズも積極的に攻めてきて、左サイドをえぐって打ったシュートを大地がスライディングしてCKに逃れたりします。

10分に大地の突破からCKを得て、大地が蹴り入れた右CKをファーからヘディングしましたが上へ外れてしまいました。
このゴールキックからクラブフィールズが左サイドを攻め上がり、フリー気味で打たれたシュートかクロスかを、濱田が逆サイドから駆け戻ってクリア・・したつもりが、左ポストに当たってゴール内に転がってしまいました。(0-1)
失点
思わぬ失点ですが、焦らずに崩し続けて体力を消耗させればマイペースに出来るはずです。

19分に、福永が蹴り入れた右CKは、クリアされて再びCKになりました。
CKはクリアされる

三上や近藤は裏を狙って飛び出しますが、前半だけで3回ほどオフサイドを取られました。
クラブフィールズも疲れてきたか、次第に足が遅くなってきたように見えます。

前半のうちに少なくとも同点までは追い付いておかないとマズイよな・・と、プレイヤーも見てる方も思います。
残り少なくなった36分、右サイドでのスローインからゴール前での混戦となり、西田が右奥の狭い角度から左隅に蹴り込んで同点としました。(1-1)
西謙の同点弾

39分に右クロスを入れたこぼれ球を西田が打ったところ、はるか上方へ飛んでしまってズッコケましたが、ロスタイムに金子が右クロスを入れ、三上(枠の右)がヘディングで打ち込んで逆転しました。(2-1)
陽輔が逆転
今日は途中の給水タイムは無いようです。
 

後半の開始時に、大地に代わって荒野がボランチに入り、西田が右SBに移りました。
開始早々に近藤(左から2人目)が体をかわして裏へ抜ける妙技を見せましたが、シュートは押さえられました。
ナリシュート

4分にクラブフィールズがハーフウェイラインの手前からFKを得て、これは直接ゴールを狙ったコースに飛んだので、安田がパンチングではじいたものの、こぼれ球を打たれるピンチになりました。

ワンツーのパスが次第につながるようになってきて、クラブフィールズの方は前線へのフィードにならない一発のクリアが多くなってきました。

コンサが後方でボールを回していてもチェイスしに来ないので、無理に放り込まずに回しながら崩す戦法を取るようです。
クラブフィールズとしては再び逆転するのは無理と考えてか、折角だから今日はコンサ相手に守備の練習を行う・・と割り切ったように見えなくもないです。

ならば、コンサとしては攻撃の練習をするのみで・・13分に荒野が後方から打ったシュートはセーブされました。
タクマシュート

16分に中盤からDFの裏へポ~ンと出したパスに近藤(左端)が反応し、ワントラップしてそのままシュート、鮮やかにネットに刺さりました。(3-1)
ナリの3点目

27分に、金子に代わって木島が入りました。
続く28分には、木島からパスを受けた近藤が右をえぐってクロスを入れ、三上(中央)が左から走り込んで豪快に打ち込みました。(4-1)
陽輔が4点目

後半も2・3回オフサイドを取られたましたが、それだけ隙を見て攻め込んでいます。
31分に、西田に代わって菊地が入りました。

34分に濱田が左をえぐってクロス、近藤のヘディングが浮いて三上もヘディングしましたが、バーに嫌われてしまいます。
濱田は前半の失点を取り返そうと、盛んにチャンスを作っていました。
クラブフィールズは、そろそろバテてきたようです。

ロスタイム3分が掲示された後、菊地が倒されて得たFKを福永が蹴りましたが、頭でクリアされました。
タカのFK

トータル(4-1)で終了し、今年も優勝しました。
今年も優勝

表彰式が行われるはずなので急いで本部テント側へ回り、
表彰式
賞状を安田が受けるのに間に合いました。

記念撮影というか、全国大会のプログラムに載せる写真を撮影します。
集合写真

JFAのHPに出場チーム決定のトピックスが出ています。1回勝っただけで地区代表になってしまうというのも、良いんだか悪いんだか・・。

この後、サテライトの仙台戦を見るために、暑さでのぼせながら宮の沢へ向かいました。



post by 雁来 萌

21:38

闘う若梟 コメント(0)

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