丹頂を観察する探鳥会

2008年11月03日

かねてお知らせした通り、ユース新人(U-17)大会が行われるので、釧路まで行ってきました。

釧路に向かう途中から引き返す事態は避けられましたが、負け試合を1つ見ただけで帰るハメになってしまいました。(泣)
お陰で?予定より1日早く帰ることになり、諦めていた芸術展を堪能することができました。

試合の話は次回のエントリーで説明することとし、今回は札幌を発ってから翌日の試合が始まるまでの(楽しい)旅行の話です。


札幌から釧路までの距離は、「北の道ナビ」で調べると330kmほど、約7時間かかって1日仕事になるので、大会初日の試合観戦(2回戦)は断念しました。

行きは日中に日勝峠を越えるので問題はありませんが、大会最終日の帰り(3日の夜)は雨や雪が降りそうなので、天馬街道(野塚峠)を回って帰ることにしました。(まだ夏タイヤだから)
天馬街道はかなりの遠回りになるように思えますけど、想像するほど無駄ではなくて、距離で50kmほどだから1時間くらい余計にかかる程度です。

日勝峠を下りて、芽室町を走っている途中で見た教習車
芽室自動車学校

音別町の道路標識
津波注意
太平洋岸は津波が押し寄せますから、低地を通っている道路には標高を記してあり(ここは5.9m)、高台へ避難しなさいという呼び掛けに説得力があります。

途中、すれ違った車の「屋根に角が生えてる!」と思ったら、撃ち獲った鹿を屋根に載せて運んでいるところでした。
この辺の道路は夜でも鹿が飛び出してくるので危険です。横断する時も前足に旗を持たないし、角に旗を縛れば・・目立って撃たれます。

朝に札幌を出て、8時間後にやっと釧路の競技場に到着すると、ちょうど日没になりました。
日没
大会本部で今日の試合結果を調べ、無事に勝ち残って翌日も試合があることを確かめました。

夕食のために釧路の某ショッピングセンターに寄ると、駐車場で南西の空に輝く三日月と金星(宵の明星)が見えました。
駐車場で見る月
釧路の街の秋の月かな・・石川啄朴

昼食は豚肉だったし、ここは釧路だから海産物をたっぷり食べて、翌日の食料を調達して、隣にあるスーパー銭湯に入って、夜は鶴居村に行って泊まりました。
雲一つなく晴れて、田舎の星空は綺麗でした。
 

寒い夜が明けて空も白み・・ここは「鶴見台」という場所で、畑に集まるタンチョウを観察するのに適したポイントなので、駐車場もトイレも自販機もあります。(だから泊まれる)
鶴見台
空耳ではなくて確かに、遠くでタンチョウが群れて鳴いているのが聞こえたものの、美しい姿は確認できませんでした・・恥ずかしがっているのでしょうか。←鶴の恩返し?

周囲の畑には霜が降りており、昨夜は-2℃まで冷えました。
霜が降りた畑

夜明けが近くなり、雲の下面に日光が当たって色付いています。
日光に染まる雲の下面

タンチョウ畑(仮称)に昇る太陽
日出
今日も良いことがありそうな気がしたんですけど・・。

釧路市街へ戻る途中の展望台から見た釧路湿原では、
釧路湿原の朝霧
霧が層状に漂っていました。

釧路市街に入って、新釧路川にかかる「鶴見橋」を渡ります。
鶴見橋
街灯が鶴・・というより「ペリカン」に見えますが、
欄干の鶴は素晴らしい作品です。
欄干

新聞を買ってみても、道東面には道東チームの成績しか書いてありません。
道新・道東面(11月2日朝刊)

競技場に行くには早過ぎるので柳町公園に立ち寄ると、さすが釧路ですね。
柳町リンク
柳町リンクでは、こんな朝っぱらからスケートの練習に励んでいました。前日の11月1日から営業を開始したそうです。

そろそろ陸上競技場へ行って、準々決勝の第一試合から見るとするか・・。



post by 雁来 萌

23:54

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