また鉄ネタ

2008年05月08日

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弁天町の交通科学博物館に展示している電気式ディーゼル機関車、DF50. 北海道以外の全国各地で活躍したものの、パワー不足で勾配区間では重連を余儀なくされるほどで、30年も前に退役となりました。 動輪は6軸もあるのに、4軸のDD51の半分以下の600KW(800馬力)しかないのです。 ほぼ、C-11並で、D-51の半分しか馬力ありません。 なんで馬力がないかというと、電気式なので、エンジン・発電器・モータを搭載するので重くなってしまい、路盤が軟弱な日本の軸重制限(幹線で15~16トン、亜幹線で14~15トン、地方では13トン以下)では、大出力電気式ディーゼル機関車は無理があるのです。 だから、その後は液体式ディーゼル機関車にとって代わり、しばらく日本では電気式ディーゼル機関車は姿を消していて、ここの案内板にも、「現在では液体式に取って代わられた」と書いてます。 でも、それはウソなんです。 技術が進歩し、軽量大出力電気式ディーゼル機関車が実現し、DD51は、新型電気式ディーゼル機関車、DF200に置き換えが進んでいます。
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この人にやられてしまいました。 コンサにお金があれば獲得できたのにね。



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