2006年11月24日
毎朝、新聞を開くのが怖い季節になりました。 私は、HFCからの、マスコミ向けでない情報発信を願っています。 23日のドームには『フロントはビジョンを示せ』というダンマクが掲げられました。 私の今の気持ちも、これと同じです。 柳下監督が来季は指揮を取らないことが明らかになりました。 年初に『3位以内、J1昇格』と目標を掲げていたので、 もし達成できなかった時は多分監督は辞めるだろう…と、覚悟はしていました。 その覚悟の上で、柳下監督が築いてきた『アクション&ムービング』、 攻撃的で見てて楽しいサッカー に魅了され、これを『札幌スタイル』と 呼べることに、今までにない喜びを感じていたのです。 監督は永久にいられるものではない。 でも、監督が変わっても札幌スタイルの攻撃的サッカーは変わらない。 それが年々成熟していければ素晴らしい。 そう思っていました。 だから、このスタイルを継承することを念頭に、新しい監督を探すのだと思っていました。 ところが翌日の新聞には、『城福強化部長も今季限り』という記事が載りました。 これには目を疑いました。有り得ない、と思っていたからです。 五段階計画に基づき、札幌スタイルのサッカーを続けていくには 城福強化部長が必要である、と私は思っていたからです。 先日の愛媛戦後、サポーターと城福さんの話し合いが行われ、 来季も今のサッカーを続ける旨の話がありましたが、 そのご本人がチームを去らねばならないとは。 私たちは来年いない人と来年の話をしていたのかと、呆然となりました。 これからの新監督探しとか、選手の契約更改など 強化部長がいなくなる時に、何をもって判断するのか。 二人の“プロ”が去った後が、とても不安です。 ここまでの3年間、コツコツと積み上げてきたものを 絶対に失いたくないのです。 監督が変わっても、今のような攻撃的で見てて楽しいサッカーを追求していくこと。 若い選手を育てて、移籍に頼らないチーム作りをすること。 これらのことを続けていくことが、コンサドーレの道だと思ってきました。 じゃぁクラブはどう考えているのでしょうか? まず、クラブの考えを、はっきりと話してほしいのです。 経営的にとても苦しいことは知っています。 そのせいで、方針まで転換しようとしているのではないかと 疑う気持ちが芽生えてきているのです。 トップチームがサッカーで理想を追求してこその、コンサドーレ札幌です。 副業のようなことが前面に出るのではなく、まずサッカークラブとしての方針を示してほしいのです。 サッカークラブとは、経営陣のものでもなく、 今いる監督のものでも、選手のものでもなく、 サポーターのものだ、と私は思っています。 コンサドーレ札幌が来季はどう闘うつもりなのか。 それは私たちの気持ちとズレがないのか。 お金がないことを“志”を捨てる言い訳にだけはしないでください。 一日でも早く、明確なビジョンを話してください。 “俺達の町の誇り”のチームのことなのですから。
T-SQUARE
Re:社長への手紙
2006-11-24 21:43
初めまして。さっかりんから来ました。 昨日の勝利も先日来の新聞報道で心から喜べなくなっている自分がいて、 今このブログを見て、同じ気持ちでいるひとがいるのだなと、慰められている自分がいます。 先日の愛媛戦のあとのサポ集会にも参加しました。 あの時の城福さんはいったいどういう気持ちでしゃべっていたのか。隣にいたカドテツさんはどうだったのか。なんか今の自分の気持ちを言葉にして表すと こんな風になるのかと思いました。 本当に、社長へこのような思いを伝えたいですね。
T-SQUARE
Re:社長への手紙
2006-11-24 21:48
あっ、すいません。 オフィシャルブログからでした。 ごめんなさい。
ゴドー
Re:社長への手紙
2006-11-24 21:50
ブログ更新おつかれさまです アツイ気持ちが十二分に伝わる手紙、コンサは多くのサポーターに支えられているチームなのだなと改めて 思います。 サッカークラブとは希望であり夢であり日々の活力になりえる存在、ある意味 誰のものでもなく地域や多くの人々の支え、象徴的存在ともいえるでしょう。 キツイ時代だからこそ支えあうことで共に学ぶこともあると思います、「急ぐべからず」が結局は真理なのでしょう
剛蔵
Re:社長への手紙
2006-11-24 22:03
はじめまして。 >お金がないことを“志”を捨てる言い訳にだけは >しないでください。 ズシリと響く言葉ですね。 HFCに伝わることを願います。
(・∀・)
Re:社長への手紙
2006-11-24 22:40
そのお考え 激しく同意です。 たとえ弱くても希望があったからクラブを信じてきました。 信念のないビジョンほど、後から空しくなるものです。 社長には 「正しい道を見つけたのだから、その道を歩むべき」 というサポの思いを真摯に受け止めていただければと思います。
akamini
Re:社長への手紙
2006-11-25 02:39
今一番迷走してるのは、社長のような気がします 10年の節目に、こんなにも不安な年の瀬を迎えるとは考えてもみませんでした 3年間、5段階計画達成の為に辛抱し築いたものを、 簡単に捨てる事だけはしないで欲しいと願ってます
ほほやん
Re:社長への手紙
2006-11-25 08:59
みなさま、コメントありがとうございますm(__)m >T-SQUAREさん こんちには。 同じような不安や疑問を持ってる人は、たくさんいるのだと思います。 情熱を持ったかたが二人去ることは痛手ですので、きちんと説明を聴きたいですね。 >ゴドーさん こんにちは。 そうなんです。どんなキツイ局面でもチームを支えようと思っているサポは、たくさんいます。 みんなで知恵を絞って乗り切っていきたいです。 >剛蔵さん こんにちは。 もうほんとに、これだけは必ず伝えたいと思います。 >(・∀・)さん こんにちは。私もこの顔文字好きですw 末永く応援してもらうためにも、信じられるビジョンを持って、これが札幌だという魅力が必要だと思います。 >akaminiさん こんにちは~ この3年間、間違いなく築いてきたものがありますよね。 ここまでできるようになった、さぁこれから!と思っていたので、社長のコメント聞いて「?」となるわけです。 短い切り取ったコメントじゃなくて、考えていることを聴きたいと思います。
ちや
Re:社長への手紙
2006-11-26 01:25
初めまして。 あまりに素晴らしい内容でしたので、 トラバ貼らせて頂きました。 今後とも宜しくお願いします。
ほほやん
Re:社長への手紙
2006-11-26 18:59
>ちやさん こんにちは。ありがとうございます。 私はトラバのしかたが未だにわかりません(爆 こちらこそ今後とも宜しくお願いします! >笹 トラバありがとう。 私はトラバのしかたが…(略
プロフィール
“ホームチームはわが子同然”というコンセプトで日々暮らしています。 去年よりもっと応援!思いついたらアクション! 強く美しい札幌のサッカーの完成を夢見て…(~o~) 何があっても応援だけはやめません!
最新のエントリー
月別アーカイブ
コメント
検索