2009年08月18日
昨日の試合後の光景(動画)。 札幌の面々がノリノリで踊るのはわかるんだけれど、既にグループラウンド敗退が決まり、この試合でも0-5と大敗を喫したばかりのサンフレの少年たちがわざわざこちら側まで挨拶に出向いてきてくれたのには驚いた。 なかなかできることではないと思う。ほんの中学生に対して感謝と尊敬の念さえ浮かんできた。 試合でも激しいプレーはあり広島に警告が2回ほど出たものの、本当に性質の悪いプレーや危険なタックルなどはなく、また、変に勝ち点欲しさに自分たちらしさを捨てたようなサッカーなどすることもなく、真正面からぶつかってきてくれました。 広島は勝利偏重主義に陥ることなくフェアに自分たちのサッカーを貫きました。敗れた悔しさは当然あるでしょうけれど、彼らの人間としての成長が楽しみです。この日の試合では札幌に軍配が上がりましたが、次の世代や、その次の世代ではどうなっているのかわかりません。 彼らのこの日の姿を、憶えておきたいと思います。 広島のサッカー人に悪い人はいない(決定)。ウチのトップの監督も「当たり前じゃろぉ。ワシら躾はしっかり叩き込まれとるけんのぉ」と言うに違いない(笑)。