新型コロナ後遺症

2023年08月05日

この夏北海高校野球部が甲子園大会に出場します。
そのマネージャーが、コロナの後遺症のため選手からマネージャーに転向せざるを得なかったということが書かれた記事が道新スポーツに掲載れてています。

コロナ後遺症で奪われた選手生命(道新スポーツ)

コンサドーレの選手はノーガード状態のようですが、後遺症の発症確率は宝くじの高額賞金に当選するよりずっと高いので、記事にある選手のようなことになる可能性は常に考えておかねばならないのでは、と思ってます。

また、普通の生活が送れる程度の状態でも、高いパフォーマンスが要求されるプロのスポーツ選手にとっては致命的ということがありえます。

最近は、新型コロナという言葉の使用が禁止されているのか? という状態で、やたらと“体調不良”という報道を目にします。

選手(スタッフも含めて)は、今一度気を引き締めてもらいたいと思ってます。



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13:51

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アウェイ指定席の自由席化問題-クラブは時間がたてば沈静化すると考えている?

2023年07月29日

アウェイ神戸戦の指定席自由席化問題について、かなり出遅れましたが、やはりひっかかることがあるので書いておくことにしました。

この問題について多くのサポが問題視して意見を発しました。それは、おそらく単に「迷惑な客がいて困る」的なものではなく、パートナーとして「このクラブのためにならない」と考えてのことではないでしょうか。

前社長はサポに「パートナーとしてクラブを育てていって欲しい」というようなことを常々発信していて、サポの多くもそういう姿勢に共感していたのではないでしょうか? そうでなければクラウドファンディングで1億円を集めるなどということは到底できなかったでしょう。

そのパートナー(そのうちどの程度の割合かはわからないけれど)が、「クラブに多大な損害を与えた”彼ら”とは一緒にスタジアムの雰囲気を作っていくのは現状では無理である」と言っている。

むろん中にはこの問題に関心のない層もいるかもしれませんが、サポが一致団結してという雰囲気ではなくなったことは確かでしょう。

前社長の話の端々からは、サポが作るスタジアムの雰囲気も含めてコンサドーレの売りであるというようなニュアンスを感じていました。それはたぶん、社長が変わった現在もかわらないのだと思います。

今は納得しないサポがいても、時間がたてば忘れて、以前のように応援に参加してくれるだろうなどと思っているのでしょうか? 

クラブに対する不信感はなくなりません。


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10:44

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チケット価格の変動について考察してみた(その2)

2023年04月26日

ダイナミックプライシングにおけるチケット価格の変動に関する考察の「その2」です。

◆試合10日前と当日のチケット価格(カッコ内が試合当日の価格)
      川崎戦   鳥栖戦    福岡戦   鹿島戦
カテ1   7350(8900) 7500(7950) 7750(9950) 6500 
カテ1(ア) 6450(7500) 6350(6750) 6550(7950) 3500 
カテ2   5700(6600) 5650(5900) 5600(6950) 3750
カテ3   5050(5600) 4800(5250) 4900(5550) 4050
カテ4   4550(4950) 4200(4550) 4400(4800) 3850
カテ5(熱) 3600(3850) 3250(3500) 3350(3900) 3250
カテ5   3250(3450) 3050(2900) 3050(3350) 2800
カテ5(南) 3050(3050) 3800(4000) 3800(※)  2950

※福岡戦のカテ5(南)は招待枠が多かったと思われ、試合8日前に販売が停止された。  

1.観客動員数が多ければ(残席が減少すればするほど)、チケット価格が上昇するというわけではない。

 ルヴァンカップ鳥栖戦は観客動員が低調で、最終的チケット価格は川崎戦・福岡戦よりも安かった(ただしカテ5南はなぜか高かった)。これは売れ行きがにぶければ価格上昇も少ないというダイナミックプライシングの傾向通りといえる(ただ試合10日前の価格が意外と高いのはなぜだろう?)

 しかし、川崎戦と福岡戦を比べると動員数の少なかった福岡戦の方がメインスタンドのチケット価格は高い。売れゆき以外の価格決定要因があることをうかがわせる。また、ゴールデンウイーク中の開催であり、川崎戦、福岡戦よりチケット売り上げがよいと思われる鹿島戦の方が試合10日前のチケット価格が低い(実はFC東京戦のチケット価格はより低く推移しており注目したい)。

2.チケット価格を決定する要素は、やはり売り上げが好調か否だけではないようだ。
(1) 鳥栖戦のカテ5(南)は明らかにチケット売り上げが不調であったのにもかかわらず、川崎戦の時よりもはるかに高額かつ、同じ鳥栖戦のホームゴール裏よりも高額であった。これは、ホームゴール裏への観客の誘導という狙いがあったと推定せざるを得ない。

 (2) これは邪推でしかないのだが、試合毎にチケット売り上げ額の目標が設定されており(観客動員数の目をつぶっても一円でも多く売り上げが欲しいというぐらい財政が厳しく)、そうしたことをチケット価格決定の条件として設定しているのかもしれない。鳥栖戦10日前のカテ1~4の価格の高さや、福岡戦のメインスタンドの席の価格の高さは、そうしたことを推定させるものである。

(3) 今後どのように推移するかわからないが、鹿島戦のチケット売り上げ額は目標に到達する見込みが出てきているのかもしれない。その一つの根拠がカテ1アッパー席の価格が4月13日に4250だったのに4月26日には3350円まで下がっていることと、カテ2の価格が若干の下げることがあったものの、4月26日には4900円まで上昇していることだ。カテ2などが売り上げを伸ばしでいるので(ダイナミックプライシングの一般的傾向通り価格が上がっていっている)、カテ1アッパー席の価格を低く抑えて動員数の底上げということもめざしているのかもしれない。

(4)ゴールデンウイーク中の観客動員戦略を普段とは異なるものにしているかもしれない。FC東京戦のカテ1席の価格が4月13日に5300円まで上昇したのにもかかわらず、4月25日には4000円まで下落していることも、そうしたことを推定させる(全然売れていないという可能性がゼロではないが)。例えば普段からスタジアムに来ている層(ダイナミックプライシングでは発売から時間がたたないうちの方が安い傾向があるということを知っている人たち)に若干高い価格で買ってもらい、普段はスタジアムに来ないが「連休だしちょっとサッカー観戦でも」という層=日程が近づいてから観戦予定を入れる層を引っ張って来るため、上述のように価格を変動させているのかも・・・もしかすると、この後、チケット価格が急激に上昇するかもしれないので、憶測の域を出ない推測であることを付言しておきます。

なお、FC東京サポは絶対大勢来場すると思われるが、アウェイ席の価格は鹿島戦よりも700~800円安い価格で推移しており、ここからもFC東京戦のチケット価格決定の条件設定を変えている可能性がうかがわれる。

ちなみに、4月26日にカテ1とカテ1アッパー席の価格が逆転しており(カテ1アッパーの方が高くなった)、これはおそらくダイナミックプライシングの特徴通りの変動で、カテ1アッパー席が安かったので、そちらの売れ行きがよかったためであろう。

何かとりとめもない考察となってしまいました。
当面の自分の興味・関心は満たすことができたので、中途半端ではありますが、とりあえず、この考察はこれでおしまいにしたいと思います。


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20:49

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チケット価格の変動について考察してみた(その1の予定)

2023年04月03日

ダイナミックプライシングにおけるチケット価格(川崎戦)の変動について考察してみた。ただし、思いついたのが遅かったのでチェックしはじめたのは3月19日からで、21日はチェック忘れ、31日、4月1日は価格に変動がなかったのでグラフから割愛した(なおアウェイ席は考察の対象からはずした)。

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ダイナミックプライシングの目的は売上の最大値を目指すことだといわれている。価格を抑えて多くの観客を入れれば売り上げは上がるのだが、過去の販売実績などを学習しているAIが、基準価格程度だと多くの集客は望めないと判断しているのだろう。ある程度売れるギリギリのラインをAIが判断した結果が、今回というかいつもの、かなり高い価格ということなのだろう。(ちなみに現状、クラブにはチケット収入を減少させてもいいから新規のサポ・ファンの開拓しようという余裕はないのではないか?)

ただし、チケット価格の変動を見ていると、単に売り上げの最大化のみをめざしているとは思えない。以下にそのことについて考えてみたい。

大雑把には、メインスタンド、バックスタンド、ゴール裏(北・南)の3つのブロックに分けて考えることができると思う。

まずメインスタンドは24日(試合8日前=おおむね1週間前)から価格上昇が急になる(グラフの傾きが急になる)のに対して、バックスタンドのグラフの傾きはなだらか。

ここから推定できるのは、バックスタンドへ観客を誘導しようという意図(テレビを映りを考えてのことか?)があるのではということである。

次にゴール裏(北・南)のブロックの価格変動についてみていきたい。

ここはけっこう面白い動きを見せている。

ダイナミックプライシングの特徴の一つは価格が下落する局面があることだと思うが、カテ5南の価格が22日~24日にかけて下落して、カテ5北(熱烈以外)の価格と逆転しているのである。最初はカテ5南の方が売れ行きがよかったが、途中からカテ5北の売れ行きが伸び、カテ5南の売れ行きが落ちたため、価格の逆転が生じたようにも思うが、どうもこれは、ホームゴール裏を一杯にするという意図を価格に反映させていたが(ホームゴール裏を安価に設定)、かなり埋まってきたので、メイン、バックの価格だと来場しないが、3000円程度ならば試合を見たいという観客をカテ5南に誘導しているのではと思えて仕方がない。実際、4月3日現在、19日のルヴァンカップ鳥栖戦、23日の福岡戦のチケット価格を見ると、カテ5南の価格がカテ5(熱)、カテ5(北、熱れる以外)を上回っているのである。もしかするとこの2試合についてはカテ5北よりカテ5南の方がずっと売れ行きがよくて高い価格をつけているのかもしれないが。鳥栖戦、福岡戦については今後もチェックしていきたい。

最後に全席種で試合2日前(3月30日)に価格上昇がみられた(高い席種の方が上昇が急)。これはどうしてなのだろうか? 過去のチケット販売傾向として、直前に販売の勢いが出るというものがあるのだろうか。

以上、小中学生の夏休みの自由研究レベルではあるが、ダイナミックプライシングにおけるチケット価格の変動について考えてみた。

チケット販売開始からはフォローできていないが、鳥栖戦、福岡戦も価格の推移をチェックしているので、時間がとれたら、また、アップしたいと思う。



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22:18

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毎年行われている「差別・暴力根絶宣言」

2023年03月17日

ちょっと時間がたったが、先日、新潟で”侮辱行為”を行ったコンサドーレサポに対しクラブから入場禁止処分が下された。

当該サポが示したポーズは欧米においては侮蔑を示す行為としては最も酷いものと認識されており(暴力を誘発するものであることもゆうまでもない)、国際的にもその認識は浸透していると思われる(日本ではどの程度知られているのだろうか?)。そんなわけで、お咎めなしという選択肢はなかったと思われる。

ところで、この件をきっかけに、毎年秋口にJリーグである1試合を決めて、キックオフ前に両チームを代表して選手がある宣言を行っていることを思い出した。差別や暴力を許さないというものという記憶はあったが、正確には把握していなかったので、ネットでちょっと調べてみた。

Jリーグでは毎年9月の初め(前半)J1・J2・J3の各試合で、試合開始前に両チームの選手代表による「差別・暴力根絶宣言」を行っているが、これは日本サッカー協会(JFA)の「JFA リスペクト・フェアプレー・デイズ」に協力して実施しているとのこと。それは、サッカーやスポーツの現場で顕在化する様々な差別や暴力に反対し、これを撲滅する意思を強く示し、これらの問題発生を未然防止するよう啓発を行うことを目的とするもので、2014年から実施しているとのこと。

こうした活動をしているわけで、冒頭に書いたサポの処分は、リーグ、クラブとして言っていることとやっていることを一致させるためにも当然のものだったといえる。

ところで、この手の活動は普通FIFAがリードしているもので、日本の活動もそれにのっとったものと思っていたが、FIFAの活動は最初のころは人種差別に反対というもので、のちにあらゆる差別、あらゆる暴力にも反対するという具合に反対範囲を拡大していったような感じ(ネット検索の仕方がいい加減なので正確なところは不明)。パッと検索して見つけられたものは2020年6月に行われたメディア・リリース。
https://www.fifa.com/about-fifa/organisation/media-releases/stop-racism-stop-violence

これが反対するものに暴力を含めた最初のものなのだろうか? とすると、日本の取り組みの方が先行していたということか? もうちょっと調べてみないとわからないので、結論を述べるのは避けたいと思うが、女性、子供でも安心してスタジアムに行ける安全性をJリーグは売りにしているので、そうなのかもしれない。

そういえば、昔、仲良くしていたスペイン人コンサ・ファンが、スペインではスタジアムのコアなサポが集まるあたりは「デンジャラス」だと眉をひそめて語っていたなあ。。。今も危険なのだろうか?

ところで、JFAはレイシズムと親和性の高いと思われる企業とパートナー契約を結んじゃったけれど、大丈夫なのか?

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上の写真は2019年6月の女子ワールドカップで撮った写真。



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21:33

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旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-パリ

2023年02月21日

ジョージア6日目の朝、タクシーで空港へ向かう。

タクシーは前日のうちに朝6時に来てもらえるようホテルのレセプションにお願いしておいた。

荷物のパッキングをしていると、モーニングコールをお願いしたわけではないのに、ホテルの人が部屋のドアをノックしてくれた。5時40分を少し回っていた。寝坊しているんじゃないか?という少し心配性なサービスをうれしく思う。

5時50分すぎ、レセプションに行ってみるとすでにタクシーは待機していた。

すぐに空港に向けて出発し、6時15分には到着。来た時の印象ではもう少し距離があるのではと思っていたが、それは路線バスで移動したせいだった。

6時半、出発の2時間半前にチェックイン開始。

9時に出発した便は11時40分、パリ・シャルルドゴール空港到着。

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エア・フランスのブランケット。最初、なんて派手な色だろうと思った。

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荷物入れの所の色に注目。ブランケットと同じ色だ。写真には写っていないけれど、エコノミークラスとビジネスクラスの客室を分けるカーテンの色も同じ。さすがファッションの国の航空会社だ。

シャルルドゴール空港からはロアシーバスでオペラガルニエまで移動(13時ころ出発、オペラガルニエには13時50分ころ到着)。

けっこう空腹だったが、腹具合もあって汁物が食べたかった。パリで汁物といったら、ベトナム料理屋でフォーか日本のラーメンだが、確かオペラガルニエには”ひぐま”というラーメン屋があったはず。

あてずっぽうに歩いているとめざす”ひぐま”は見つかったが、昔とは違いとても大きな店になっていた。

味噌ラーメンを食べた後、予約していたホテルへ移動。

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ホテルが並ぶ通りの入口。

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並んでいる建物はすべてホテル(だと思う)。


これから観戦するのは、日本vsアルゼンチンの試合でキックオフは18時。チケットは4月初めに購入。

スタジアムまでの所要時間が今一つ読めなかったので、安全策をとって、16時前ホテルを出て地下鉄9号線で試合会場のパルク・デ・プランスへ向かう。

16時20分、スタジアム最寄りのPorte de St-Cloud到着。ちょっと早すぎた。キックオフ1時間前くらいに到着できればと思っていた。

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地下鉄駅からスタジアムへの道沿いにあった店。アルゼンチンvs日本ほか、グループリーグの対戦国を表記したマフラーが売られていた。

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スタジアム入り口近く。この後、3回のセキュリティチェックを受け入場。エックス線検査機はなく手作業によるチェックだったが、寒さ対策(パリは緯度が高く朝夕はけっこう冷えるので)にと思って持って行った、ドーレくんが描かれたフリースのブランケット(ドームで来場者に配布されたもの)が入念に調べられた。大会公式スポンサー以外のロゴがでかでかと書かれていたらまずい、ということだろうか?

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入場しました。キックオフ1時間半前だがガラガラ。席はバックスタンドの2階にとった。雨が降っても問題がないので。ちなみにこのスタジアム(パルク・デ・プランス)は「もともとは自転車競技場として設営された。収容人数は48,527人で、1974年以来パリ・サンジェルマンFCのホームスタジアムとして使用されている。……5万人収容という程よい大きさと交通の便のよさのためか、パリSGは現在もスタッド・ド・フランスに本拠地を移転せずパルク・デ・プランスを使用し続けている。」(ウィキペディア)

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対戦国と試合日付きのカップ。これが欲しかったのでけっこう肌寒かったがコーラを購入。このカップはお土産用ということなのか、コーラはペットボトルのまま渡された。お蔭でベトベトにならずに済んだが、この運営でよかったのか? これは帰国後撮ったものだが、スタジアムで撮っておけばよかった。

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ピッチ内練習。

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選手整列。

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ベンチ前で円陣。

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試合は日本が終始押していたが0-0の引き分けに終わった。この結果にはアルゼンチンチームは大喜び、対して日本の選手たちは浮かない表情。写真はバックスタンドの観客に挨拶する日本チーム。

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帰りがけ、空がいい感じだったので、1階席から1枚。20時くらいだったが、まだこの明るさ。

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ピッチに近いところからもう1枚。

スタジアムは空席が目立っていたが、帰りの地下鉄駅はかなりの混雑していて、ホームへの入場制限も行われていた。フランスのリーグ戦の時はどんな混雑になるのだろうか? しかし、割とすぐに入場でき、ホテルに向かうことができた。

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ホテルに戻る道すがら通りから見えたサクレ・クール寺院。

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まだ腹具合が不安なので、夜はマックでポテトをかじるだけにしておいた。写真はマックの席から撮ったもの。

翌日、パリ市内を散策した後、帰国の途についた。



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22:16

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旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-ジョージア観光(3)

2023年02月20日

ジョージア5日目、この日は朝から腹がゆるくで仕方がなかった。早い話、軽い下痢である。やはり昨日の大量のアイラン(ヨーグルトドリンク)が悪かったようだ。

この日の目的地はロシアとの国境近くにあるツミンダ・サメバ教会。

マルシルートカでジョージア軍用道路という道をカズベキまで移動して、そこからタクシーで行くつもりだったが、腹具合を考えるとちょっと無理そうだ。ということでタクシーを雇うことにした。

メトロでカズベキ方面への交通の起点になっているディドゥベ駅まで行って、タクシーが固まって停まっている方に歩いていると、運ちゃんに声をかけられた。予定通りだ。ただ、トビリシとカズベキの往復(途中観光付き)の相場というものがわからない。

10人くらいで行くのであろうトビリシ発のカズベキ観光のツアーの料金がだいたい1人50ラリから60ラリ。客が4人しか乗れないタクシーで行った場合、一人当たりの料金は割高になるはずで、仮りに1人70ラリとすると4人で280ラリ(つまり車1台280)なので、250ラリくらいで妥結できれば交渉としては成功だろうと考えて運転手のおじさんと話を始めた。

最初ダメモトで「200」と言ったが、全然取り合ってもらえず、結局、300ラリになりそうな感じで、そんなにラリを持ち合わせていないので両替できる場所を教えてくれというとユーロでも大丈夫だという。

300ラリだと95ユーロくらいだったが、ためしに「80ユーロ(約250ラり)でもよいか」と聞くと「OK」だという。ということで、当初の目論見通りの金額で妥結。ただし、相場を全然知らないで交渉しており、とても高かったのかもしれない。

タクシーのチャーターなので、もちろんカズベキへ行く途中の名所にも寄ってくれた。

途中、運転手のおじさんは自分の朝食としてだろうか、パンを買ったとき僕の分も買ってきてくれた。こうしたサービスはとてもうれしいものだった(有難迷惑に感じる人もいると思うが、途上国っぽさが残っていて自分には好ましく感じられた)。ただ、何せ腹がゆるい。腹具合が悪いというジェスチャーをして丁重にお断りした(後から翻訳アプリを使ってロシア語の「下痢」という単語を示して理解してもらった=旧ソ連なのでロシア語が通じる)。

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ジンヴァリ貯水湖とアナヌリ教会。マルシルートカでカズベキに直行していたら見られなかったので、体調を崩したのはよかったというべきか?

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アナヌリ教会。

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アナヌリ教会の前で出会った牛の群れ。

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水の色が異なる川が合流する地点でも車を止めてくれた。そこそこ有名な観光地らしい。

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カズベキの街から坂を登ったところにあるツミンダ・サメバ教会(ディドゥベ駅から4時間弱で到着)。駐車場から教会とは逆の方向の斜面を登っていった。多くの観光客は車を駐車場には停めず教会の近くに駐車するので、せっかくの景色が台無し。

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教会の方へ向かう。しかし、このあたりで腹具合がおかしくなってきた。トイレには列ができており、かなりピンチだったが、ロシア人(だと思う)のおじさん・おばさんたちが、ピンチなのを察してくれたのか譲ってくれて事なきを得た。(トイレはとても汚かったが、長く途上国を旅してきたので、まあ、こんなものかという感じ)

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トビリシに戻ってきました。上の写真はメトロのエスカレーター。「果てしなく地中に潜っていく感」を感じてもらえるだろうか? エスカレーターのスピードはとても速い。



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21:20

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旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-ジョージア観光(2)

2023年02月19日

ジョージア3日目の朝6時5分、定刻通りズグディディ到着。

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ズグディディ駅。

これから行くのはウシュグリという、ジョージア最高峰のシュハラ山(5193m)の麓にある小さな村。

実は山を見るのも好きで(山登りはしません)、旅の目的地をジョージアにしたのはウシュグリ村とそこから見える山の風景が美しかったからなのだ。

しかし、ウシュグリへのアクセスはそこそこ不便で、ズグディディから直通する交通機関はなく、マルシルートカ(乗り合いのミニバス)で3~4時間かけてメスティアに移動し、そこからさらにマルシルートカで2時間かかる。旅行期間が短いうえに、最後にパリ行きの予定をふっ付けたので、この日はウシュグリまで行って観光して、メスティアに戻って1泊、翌日、トビリシに戻るというタイトな日程になった(ウシュグリに泊ると翌日トビリシに戻ることができない可能性がある)。

ズグディディ駅前ではうまい具合にメスティア行きのマルシルートカが客待ちをしていた。

マルシルートカに同乗したのは、ドイツ人女性2人組、列車で一緒になった日本人男性、そして僕である。

メスティアまでの運賃は20ラリ。しかし、出発してすぐにドライバーがウシュグリ行きのセールスを始めた。

メスティアでウシュグリ行きの車を探す手間が省けたのでラッキーである。運賃はメスティアから往復で40ラリとのこと。こちらの回答はもちろんOK。

10時ころメスティア到着。
さあウシュグリに向けて出発と思っていると問題発生。メスティア、ウシュグリ往復で40ラりなのだが、メスティアに戻って来なくても往復する運賃と
同じということに納得のいかないドイツ人2人組(ウシュグリに泊ることになっている)がほかの車をさがすと言い出したのだ。納得がいかないのも道理
だが、どうやらこのルートの運賃設定が皆そうなっているようで(片道をカラで走って何も稼げないリスクを負わせないということか?)、結局、他の交
通手段を見つけられなかったドイツ人2人組が折れた。

僕はその間、この日泊ることになっているホテルに行き大きな荷物を預けることができたので、この出来事はラッキーではあった。

11時過ぎ、中国人カップルを加えて出発。

しかし、車の調子が悪い。オーバーヒートの連続なのだ。頻繁に停車して冷たい水を補給するのでなかなか進まない。

13時40分ころ、何とかウシュグリ到着。車の調子がよければ13時には着いていたはずだが。運転手のおじさんは帰りは15時40分出発だと言っている。2時間しかないではないか。同乗の皆はここで一泊してトレッキングを楽しむとのこと。

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山が綺麗だ。晴れてくれてよかった。

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とてものどかな感じ。

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塔が立ち並ぶ風景はこの地方特有のもの。

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だいぶ集落から離れたところまでやって来た。建物はラマリア教会。

15時30分、約束の時間が近づいて来たので車の所へ行く。もう2人客がいるらしいとのことで少し待つが、結局は現れず。帰りの客は僕一人ということになった。

16時に出発。エンジンのオーバーヒートが気にかかるが、帰り道はトラブルもなく進行。メスティア近くでロシア人ハイカー6人を拾い、17時40分ころメスティア到着。


ジョージア4日目。
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メスティアの朝。朝日を浴びた山が綺麗だった。

メスティアはこの地域の観光の中心でトビリシ行きのミニバスも運行されており、8時発の便に乗車。

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メスティアを出発してからしばらくは山を眺めながらのドライブだった。

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17時ころトビリシ到着。

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トビリシ旧市街。山の上に見える城は初日に行ったナリカラ要塞。

この日の夜は何を食べるか迷った末、トルコ料理屋に入り、アイラン(トルコのヨーグルトドリンク)を飲みながらドネルケバブサンドをかじったが、アイランのボトルが大きすぎた。何と500ミリリットルのペットボトル入りだったのだ。大量のアイランを飲んだせいだと思うが、翌日はお腹がゆるすぎて往生することになる。



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20:59

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旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-ジョージア観光(1)

2023年02月14日

ジョージア観光(1)

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(トビリシ到着日)ホテルで一休みした後、街歩きに出た。上の写真はルスタヴェリ通りに沿った歩道。

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街を見下ろす高台にあるナリカラ要塞から。写真中央やや右寄りにある巨大な教会は、ジョージア正教の総本山ツミンダ・サメバ大聖堂。

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要塞近くにあるジョージアの母の像。

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ナリカラ要塞から歩いて旧市街へ下って行った。とんがり屋根はベツレム教会だったか?

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ベツレム教会の近くで出会った猫(ちなみにジョージアでは犬の方がだいぶ多かった)。


ジョージア2日目は、まず古都ムツヘタを観光。

ムツヘタにはジョージア最古といわれるスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂があり、これがメインの目的地。

トビリシ駅最寄りのヴァグズリス・モエダニ駅からメトロに乗りディドベに移動。ここの駅近くからムツヘタへ向かうマルシルートカ(ミニバス)が頻発していた。
            
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スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂。ツアー客で賑わっていた。

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大聖堂ではミサか何かの祭儀のため、内部の見学が制限されていたので、いったん外へ出て、ムツヘタを流れる川の河原まで行ってみた。写真はそこにあった十字架。後ろの山の上に見えるのはジュヴァリ聖堂。

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昼食はジョージア風ジャーマンポテトともいうべきオジャクリを選択。これは豚バラ肉とジャガイモと玉ねぎが使われていたが、最後にのせるパクチー多すぎ。自分はパクチーはまったくダメというわけではないが、パクチーが勝ちすぎだった。そういえば前日食べたジョージア風小籠包ともいうべきヒンカリにも大量のパクチーが入っていた。個人的には、もうちょっと抑えてくれると美味いのにと思う。

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時間をつぶしているうちに大聖堂内部の見学の制限が解かれた。画像が暗くてわかりにくいが、大きなキリストの肖像が描かれている。


トビリシに戻ったあと、もう少し街歩きをして、あとは駅で時間つぶし(途中ホテルで荷物をピックアップ)。

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アゼルバイジャンのバクー行の列車。

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トビリシ駅の構内。駅舎の写真も撮っておけばよかったか?

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駅の電光掲示板。これではまったくわかりません。

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これならばわかります。これから乗る列車は上から5番目にある、21時45分発の602列車(ズグディディ行き)。

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発車を待つズグディディ行きの列車。同じコンパートメントで日本人旅行者と一緒になった。



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22:18

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旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-リーガ(ラトビア)

2023年02月11日

<成田~ヘルシンキ~リーガ~トビリシ>
成田9時50分発のフィンエア便(JALとの共同運航)で出発。13時30分ころヘルシンキ到着。

ヘルシンキからは16時10分出発の便に搭乗し、17時30分すぎにリーガに到着。

リーガの天気は快晴。季節的にも緯度的にもまだ昼間。成田からのフライトの疲れもほとんど感じられなかったので、当初の予定通りリーガの街に出ることにした(トビリシ行き出発までの乗り継ぎ時間が5時間半くらい)。荷物はいつもと同じ30リットルのバックパック一つ(※)だし背負ったまま歩いても構わない。

(※)自分は1週間の旅でも3週間の旅でも、ある時期からmont-bellの30リットルのバックパックを使っている。サブバックとしてショルダー・バッグを持っていくが、そのショルダーもバックパックに押し込んでしまえる程度の荷物しか持たない(荷物スペースの少ない機材に搭乗する場合1つにまとめてしまう)。旅の最中の洗濯が前提なので着替えは最低限。荷物が重くなるのも避けるため、ガイドブックは必要な頁を切り取って持っていくことも多い(『地球の歩き方』は切り取りやすい製本で助かる)。荷物を極力減らすわけだけれど、安いホテルに泊ることも多く、シャンプーなどが備えられていない場合もあるので小さなボトルに入れたシャンプーを(セキュリティチェックの際に必要なジッパー付きの透明な袋に入れて)、ホテルの部屋でインスタントコーヒーなどを飲むために投げ入れ式の電気ヒーター(投げ入れ式のヒーターって何?という人も多いと思いますが)、スティックタイプのインスタントコーヒー、保温機能のあるステンレス製のマグカップなどなど、一定レベル以上の旅をしている人には必要のないものを持っていくので、それらにTシャツ2枚くらいのスペースは使っている。滑稽なほど細かい話だけれど、それくらい色々考えて荷物の内容を決める。

余計なことを長々と書いてしまいました。話を戻します。

リーガで到着口を出ると幸いすぐに荷物の一時預かりがあった。ということで、バックパックを預け、空港の売店でバスのチケット(2枚:1枚は空港に戻るためのもの-市内でバスチケット売り場を探して時間を食うのを避けるため~こういう細かいところが重要になる場合がある)を購入して市内に出た(所要30分くらい)。

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聖ペテロ教会。高さは123mもあり、72mのところまでエレベーターで昇ることができるとのこと。

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奥の建物は聖ヨハネ教会。

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ドゥァマ広場(だと思う)。

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リーガ大聖堂。

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右の建物はブラックヘッド会館。左奥の塔は聖ペテロ教会のもの。

まだ時間的には余裕があったが、以上でリーガ旧市街の街歩き終了。


定刻の23時05分リーガを出発したエア・バルチック機は、午前3時30分、定刻通りトビリシに到着。

入国の手続きはあっさり終わり、到着ロビーのベンチで時間つぶし。予約したホテルは小さなホテルで24時間オープンというわけでもないので、市内行きのバスが動き出してから行動しようというわけ。

両替所の列が途切れたのをみてジョージアの通貨ラリを確保。100ユーロが309ラリになった。1ラりはだいたい40円見当か?
 
7時少し前、バスが見えたのでターミナルを出てみる。始発なのかどうかわからないが(もしかしたら見逃していたかも)、そろそろ市内に向けて動き出してもよいだろうと判断してバスに乗り込む。

しかし、ここで問題発生。僕が持っている一番少額のコインは1ラりだったが、バスの運賃は0.5ラリで、車内の券売機はお釣りが出ないつくりになっているのだ。

 車掌ではないが、バス会社の職員みたいなおばさんがいて、彼女に1ラリコインを見せて「これしかないんだけれど」という素振りをみせると、空港で両替して来いというジェスチャー。そこで空港の売店で両替をお願いすると0.5ラリコインはないという。

実はこのとき同じ状況に置かれていた外国人観光客が1人いて、彼と両替に走ったのだが、結局、0.5ラリコインはゲットできなかったので、1ラリをそのおばさんに渡すと、それを券売機に入れた。そうするとチケットが2枚出てきて、1枚を横にいる彼に渡せというジェスチャーとともに「どうだこれで解決だ」という表情。しかし、横にいる彼と僕は何の関係もないのだ。まあ、たった0.5ラリ(20円くらい)だからどうでもよいのだが、チケットを手にした彼、僕に1ラリコインを渡してきた。いらないと断ったが強めに渡してきたので結局受け取った。ということで、市内までの交通費は見知らぬ旅行者におごってもらうというかたちになった(彼は荷物を持っていなかったので、知り合いの見送りか何かで空港に来たのか?)。

7時に出発したバスは普通の路線バスで途中から通勤客が多くなってきた。

7時50分ころトビリシ中央駅前に到着(件の彼は途中で下車した)。

 ホテルへ行くには、まだ早い。ということで、翌日の乗車予定のズグディディ行夜行列車のチケットを購入することにした。

最初、チケット売り場の窓口が行先別かもとか、当日と前売りが分かれているのかもとか思って客の様子を見ていると、番号札発券機から番号札を取り出し、チャイムとともに各窓口の上に表示される番号を見てそこへ行くことがわかった。

番号札を取ってしばらく待っていると、チャイムがなり自分の番号が、ある窓口の上に表示されたので、その窓口の人に「明日のズグディディ行きに乗りたい」ということと1人であることを伝えた。外国人観光客の対応には慣れているようで、思ったより簡単に列車のチケット購入完了。ファーストクラスで36ラリ、日本円で1500円もしない額である。

鉄道チケット購入後、予約しておいた駅近くのホテルに行ってみた。

まだ、9時前で当然部屋は使えないだろうから、とりあえず荷物をあずかってもらおうと思って行ってみると、何と部屋が使えるというではないか。ラッキーだ。何せほとんど寝ていないので。ということで、部屋で一休み。



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21:04

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