このタイトルを聞いて懐かしくなった皆さんの予想通り、このエントリーはあの都市伝説ネタです。
昨日の「鬼玉」で口裂け女ネタが急遽特集になっていたので懐かしくなってしまいました。
「口裂け女」ほど全国中に広まった都市伝説はありませんよね。
怖いお話が苦手な方はここで読むのをやめておく方がいいかも知れません（笑）

「口裂け女」を知らないヤングの皆さんのために簡単に説明しておきましょう。
昭和５０年代に全国に広まった噂で、それがどんな噂なのかといいますと・・・。

外を歩いていると大きなマスクをした女性が「私キレイ？」と聞いてきて、肯定した言葉で答えると
女性は「これでも？」とマスクを取ってみせます。
マスクを取ると耳まで裂けている大きな口が！！
ちなみに彼女の苦手とするものはポマードとべっこう飴

といったのが共通している通説ですが、昨日「鬼玉」で読まれていたリスナーからの投稿を聞いていると
地方によって微妙に違う噂が流れていたのが面白かったです。
私の知らなかった噂をピックアップしてみましょう。
・ラッタッタ又はパッソーラ（当時ママさんの間で流行っていた原付バイク）に乗っている
・１００メートルを３秒（６秒という節も）で走る
・３階より上に上れないので３階までダッシュしたら逃げ切れる
・その正体は整形に失敗した女性で、手術をした医師の髪がポマードでベットリだった
・赤いマスクをしている
・地元の肉屋さんに現われてコロッケを「ソースをたっぷりかけて」と注文して、買ったコロッケを一口でぺろり
どうも最後のが作り物くさいんですけどね（口裂け女自体が作り物か・・・笑）
でも、私が聞いていた噂の一つ、特徴的な服装についてはまったく触れられていなかったのです。
リスナー投稿がなかったとしたら、投稿しなかったことを後悔した私です。
というわけで、私の周りで広がっていた噂を書いてみます。

一人で外を歩いていると赤い帽子目深にかぶったマント姿（マントも赤）の女性が大きなマスクをして
現われて「私キレイ？」と聞いてきます。
否定するとその場で殺され、肯定するとマスクをとって「これでも？」と耳まで裂けた口を見せます。
そこで否定するともちろん殺され、肯定すると持っている鎌で口を裂かれてしまうのです。
「ポマード」と叫ぶかべっこう飴を見せると逃げ切れるだか相手が逃げる（この辺記憶があいまい）で
助かるそうなのです。

当時私は弟子屈町に住んでいたのですが、口裂け女の噂を聞いてから数日後に「磯分内に現われた」という
噂が流れて、一人で帰るのが怖くなった記憶があります。
ちなみに磯分内はＪＲでいうと摩周駅の２つ先、お隣の標茶町の弟子屈寄りの場所なので、
標茶寄りに住んでいる人が心配でした。

数ある怖い噂の中でどうして「口裂け女」が全国に聞いたことがない人がいないといってもいいぐらいに
噂が広まって恐怖に陥れるくらいにまで至ったのでしょうかね？
これだけは何年経っても不思議でなりません。
私としては家庭科の先生から聞いた「仮死間霊子さん」の方が怖かったですがそのお話は別の機会に。

ん？赤い帽子を目深にかぶった赤いマント姿の女性？

雨の厚別ゴール裏に紛れ込んでいたら気付かれないかも知れません。