2009年03月04日
気付いたら今週にはJリーグが開幕です。 下馬評では,どうやら今年のコンサドーレは割といいようです。せっかくですので,見かけた評論家陣の順位予想をまとめてみました。個々の評論家の予想は当たりませんが,集めると意外と当たってるんですよ。 今年集めたのは評論家16名。川本治,都並敏,三浦俊,遠藤雅,金田喜,川勝良,水沼貴,名波浩,桑原隆,ゼムノ,前田秀,清水秀,金田喜,柱谷幸,本田泰,野々村です。 出展元は2chなので,信頼するかどうかはアレですが。 で集計結果が下図。いわゆる箱ひげ図で,四角い箱が20-75%値,●が中央値,上下の線が予想の最高・最低順位になってます。なので箱の中には評論家の半数が予想した順位が入ります。昇格の本命1番手はC大阪。圧倒的です。半数が1位予想を付ける文句なしの本命です。ちなみに昇格圏外をつけたのはただ一人野々村さん。やるね。 次いで少し落ちて仙台,札幌。昨年入れ替え戦に進出してあと一歩までいった仙台は,今年も監督・選手を維持し高評価。札幌は昨年J1でダントツ最下位も,補強は順調と評価されたのかな。 これに加えて甲府が対抗。中央値では5位と評価は高くないものの3位予想も意外と多く,また1位の予想まで飛び出す様は,2007年の札幌と少し似ています。 対抗のもう一チームが湘南。毎年のように評価は高いのに・・・,という印象がありますが,今年はどうでしょう。監督に反町がどうでるか。 穴には東京・鳥栖・福岡ですが,評論家に誰も1~2位を付けてくれる人がいない,というのは不気味さには欠けます。といってもどこも地力はあるはずなので,飛び込んできてもまったくおかしくはないはず。 おもしろいのが栃木。総じて評価は高くないですが,16位前後と10位前後に評価が割れてます。もしかしたら一発あるのかもしれません。今年も昇格にびっくり枠があるとすればここか。同様に横浜FC,水戸あたりも侮れません。元々侮れるチームなんてありませんが。 逆に,下馬評は高いものの,やらかしちゃいそうなのは・・・湘南・札幌・草津でしょうか。戦力の割に・・・と不安視している評論家がちらほらいます。
ちなみに同じような図を昇格した2007年で作ってみたのが下図。この時は予想評論価数は20名。また,ここでは●は中央値ではなく最終順位です。 意外と当たってるでしょ?上下限の線内に入るのはもとより,中央値を見ると上下1位分しか外しません。 大きく外したのはC大阪,福岡,そして我らが札幌の3チームだけ。私が言うのもなんですが,あの年の札幌に1位を付ける方もどうかしてます。2008年のも作りたいのですが,予想が見付かりませんでした。。。残念
2009年01月09日
ここ十数年の不景気は日銀のせい,という意見は良く聞きますが,それをネタにした動画を見つけました。 ハートマン軍曹の日銀プロパーブートキャンプ http://www.nicovideo.jp/watch/sm4929712 ハートマン軍曹の厳しいプロパー教育が笑えます。
口でクソたれる間に”利上げ”と言え!
頭の中が利上げ期待でいっぱいになるまでしごき倒す!
日銀プロパーの顔をしろ!庶民を殺すときの顔だ!
日銀がそんなことを考えているわけもないとは思いますが,実際に利上げばっかり言って冷や水かけてみたり,デフレで何万人も殺したりしているのも,まあ事実。 それを解消するのが日銀だけの仕事かというと違うんでしょうけれど。 それはさておき,公式ブログには動画を展開して貼れないのはちょっと不便と思う。
2009年01月09日
12月を集計しました。なんと5月以来の陽線です。 なんとなく最悪期は脱したような雰囲気も出てきて,年末にあったような狂乱はなくなってきましたが,もう一波乱くらいは覚悟しておかないと危なそうな気もします。 補強も順調にシーズンイン・・・と思いきやキャンプ途中で助っ人が逃げた,みたいなこともありますからねえ。 このあと悪そうな決算と予想が出そろってきたあたりで大底ついて,そこからは反転を期待したいするのが普通なのでしょうか。株価はともかくとしても,国内景気の回復には期待するだけ無駄なのかもしれませんが,せめて一抹の期待くらいは持てるようになっていると良いんだけどなあ。。
2008年12月25日
リーマンショックだったりサブプライム問題だったり金融恐慌だったりと,今回の騒動の名前がまだ決まっていないところが問題の深さかと思ってみたりする年末ですが,今年のまとめの前にギリギリ11月までを総括。 なんといってもリーマンショックがぶちかまされた10月の落ち込みが壮絶です。あまりに壮絶すぎて見る気もしなかった時期ですが,改めて絵にしてみるとやっぱりものすごいです。 ま,世界的には株価は半額になりましたが,ファンド自体は1/3で済んでいる,という考え方もできなくもないです。 来年中に景気回復があるとすれば,株価はそろそろと上げ始めているところかもしれません。 といってもアメリカ自動車産業の始末というビッグイベントが残ってるのでなにが起こるかはまだまだ予断を許しませんが。全期間 -37.59% 1ヶ月 4.36% 3ヶ月 -16.88% 6ヶ月 -28.12% 12ヶ月 -34.91%
2008年12月18日
連邦準備制度(FRB)があっさりと0金利を決断しました。 昨夜の報道ステーションでは,現行の1.0%から0.5%の下げと市場は考えていた,なんて言っていましたが私が見ていた限りでは「0.5じゃ普通すぎる。バーナンキなら当然0.75%下げる。もしかしたらゼロ金利もあり得る。」という声が多かったように思います。 で,ふたを開けてみたらあっさりゼロ金利で,その上に長期国債の買い切りというおまけまで付いてきました。しかも決定が満場一致。 いわゆるリフレ政策の発動で,前からバーナンキ議長が言っていたとおり,本当にヘリコプターからお金を巻きはじめました。ほんとにどんなことでもやる気だったんですね。 この対策自体は10年以上前から「日本ではこれをやれ!」とそこかしこで言われ続けて,しかし無視され続けてきたことです。で結果は日本でずーっと不況続いてしまっているので,このあとアメリカではどうなることか,いやでも注目せざるを得ません。 さて問題の我らが日本。今日明日で日銀政策決定会合です。 日本でもFRBと同様に・・・というのはちょっと難しい気もします。やるだけならたぶん簡単簡単なことなんでしょうけど効果はというと,銀行がお金のやり場に困るだけで,結果として国債ばっかり買ってたりして大して効果が上がらない,なんてことは十分ありそうです。 が,ここにいたってアメリカの手はほぼ出そろい,日本は追従するしかないところまで追いつめられてしまったので,お金さえジャブジャブにすれば,意外といいところにいくかもしれません。 本来なら連動して政府の補助なんかで効率の良い投資先を作るんですけど,その政府が敵味方入り乱れての足の引っ張り合いになっていて機能していないのが泣き所ではありますが,それを理由にしてなにもしないでいい時期は過ぎてしまいました。かくなる上は日銀独自ででも対応が必要です。そのための独自性でしょ? いいかげん日銀は黙ってるばかりではくなんかしてください,っていうしろ,ほんとに。
2008年12月17日
今日見つけてなんだかちょっと笑えたニュース。 以下引用
~前略
CMDデータビジョンが,,業界基準モデルと同社のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)・プライシングデータを使い算出したところによると,今後5年のノルウェー国債デフォルト累積確率(CPD)は3%だった一方,エクアドルは93%だった。
米国のCPDは6%,ノルウェー,日本,ドイツ,フランス,フィンランドに続いてデフォルトリスクが低い。
~後略
引用ここまで。 だそうです。 我らが日本は低リスクで堂々の2位。財政赤字の対GDPは他国を圧倒する170%です。いいのかこれで,といくら日本で思ったところで,世間はそんなことはたいして気にしてないというのがなんだか笑えます。 デフォルトリスクが低いから国債が売れるかというと,それはそれで違いますけど,あんまり財政破綻の心配ばっかりしなくてもいいんじゃないですかね。 ほか目をひいたのがフィンランド。デフォルトリスクもGDP比も低いです。じゃあフィンランド債でも・・・と思って検索したら。。。 フィンランド地方金融公社トルコ・リラ建利付債券 とか フィンランド地方金融公社南アフリカランド建て債 だそうです。 なんていうか・・・ねえ。。。そんな危なっかしい通貨でばっかり売られても。。。 良いものは上の方で回してて,下の方までお鉢が回っていないんでしょうか。ちょっとガッカリというか笑えたというか。債券ファンドの中に組み込まれてたりはするんでしょうけど。 ノルウェー債ではこんな仕組み債を見つけました。 http://www.kagawa-sc.co.jp/bond/norway200810/index.html 探してみると色々な金融商品がでてくるもんです。 デフォルトリスクが高い国債10位 国名 CPD(%) 財政赤字の対GDP比
デフォルトリスクが低い国債10位 国名 今後5年のCPD(%) 財政赤字の対GDP比
2008年12月15日
Big3救済法案が案の定廃案になりました。 小手先で延命させるだけの割に1,000,000,000,000円を超える資金がいるっていうんだから,普通に考えれば廃案は当然という気もします。 Big3が破綻というハードランディングになれば,米国消費の急激な低迷が怖いところですが,逆に一気の再編や政府主導で方針転換ができて急回復もあるかもしれません。 Big3の問題にメドがつけば,アメリカでは不況の終わりの始まりです。 破たんしたメーカーの車は買わない,というのがありますが,みんなで並んで破綻してしまえば条件はチャラになりますし,新世代の自動車を作り始めたときに,はたして日本車勢はついて行けるんでしょうかね。 アメリカでは国を挙げての自動車産業の再建,対して日本では派遣切りで反感買って国内で相手にされず各社各個で対抗・・・なんてなったらさすがのトヨタだって危ないもんだと思いますけどねえ。
2008年12月12日
ソニー、2万人リストラへ:構造改革推進に向け新たな経営方針を発表 という記事が出たのが2003年10月 ソニー、1万人を追加削減--エレクトロニクス事業復活へリストラを断行 という記事が出たのが2005年9月。 2005年の記事では「改革のメリットが生まれるのは2008年以降になるものと見られる」はずでしたが,その2008年も終わろうかという頃に ソニー1万6000人削減 全世界、正社員含め だそうです。 これだけ続いているのには当然のように理由があるのでしょう。外野からそれはなかなか分かりませんが,とりあえずSONY製品に,余計にお金を出してでも欲しいものはない,ということだけは言えます。よその製品の中身にSONYの部品が使われている,って話も余り聞きませんので,単純に製品の魅力不足から来る販売不振なのかもしれません。 製造工程の最適化で利益率の向上も結構ですが,繰り返せば縮小していく一方なだけで先は見えません。行き着く先は重工業を持たない三菱グループでしょうか。 SONYに売れる技術がないとは思いませんが,それを生かした「誰も見たことのないようななにか」が出てくることを期待したいところです。 まあ爆発する電池なんて「誰も見たことがないなにか」ではあったけどさ。
2008年12月04日
今年の無駄づかいの一番は投資・・・というのが自虐的なジョークになってしまっていますがそれはさておき。 ようやくボーナスシーズンです。出なさそうですが,こういう時くらいは無駄遣いをしたいものです。使っても当面困らない額くらいでは使わないと,結局自分の首を絞めるだけだし。 で,今年の無駄遣いはこれ。 AKG K324P http://www.harman-japan.co.jp/product/akg/k324p.html ただのイヤフォンです。価格は概ね10,000円。いままで使っていた500円のコンビニイヤフォンに比べるとさすがにいい音がします。 こういう身近なところのちょっとした高級品てのは日本の独壇場かと思っていたのに,そうでも無くなっていたというのは少しさみしかったですね。。SONYとパナソニックくらいでどっちもなんだかデザインに凝りすぎててイマイチ。たぶんものは悪くないと思うんだけど・・・オンキヨーとかDENONとかVICTORとかパイオニアとかKENWOODはこのクラスのものを売ってすらいませんでした。 といっても見て回ったのが,だだっ広いだけで結局は店が売りたい物しか売ってない量販店なので,そのせいなのかもしれませんが。 そういえば島耕作が売り飛ばそうとしているフェニックス電機のモデルはVictorですね。ということはKENWOODモドキの会社が買い取るのかな? 本物のビクター・ケンウッドは,ただいま37,00円/100株の格安価格で販売中・・・立ち直ると良いなあ。。。 本日の時価総額 パナソニック 2兆5364億5680万2000円 SONY 1兆7318億1316万8000円 パイオニア 331億8995万4000円 JVC・ケンウッドHD 126億6730万5000円 オンキヨー 40億1763万6000円
2008年11月26日
世の中あるところにはあるもので,6億円の運用方法を質問している高校生がいました。 http://q.hatena.ne.jp/1227282932 黙って6億円を75年間現金として持っていたとして,生活費を400万円/年,貯蓄には毎年1%の利息,2%の物価上昇があるとすると,70年くらいで赤字に転落しますが,この時点で86~7歳なので計算としては十分でしょう(ちなみに70年後の生活費は1600万円/年。インフレって怖いですね)。 インフレにちょっと負けてもいいなら,定期・MMF・国債あたりで手堅く置いておけば生活に困らないだけのお金は生まれますし,変に怖がって株だ外貨だと余計なリスクを踏むのは失敗の元です。 ほか,注意すべき点として,不労所得にありがちな「気付いたら使い切ってた」をしないこと。6億円なんて一生かけて使うには決して多くはないことには常に注意すべきです。億という単位に対して使う言葉ではないですが,家計の管理はしっかりとして,ズルズル生活費が上がることは避けなければいけません。 で,それができたとしても「お金があるから働かない」というのは色々な意味でやっぱり難しいです。70年間引きこもるわけにもいかないし,6億なんて生活費でキッチリ消えかねません。それになにより資産を持つならやっぱり高いQOLを目指したいところです。金持ちが使ってくれないと景気も良くならないし。 ということで,6億を元手に会社を作って稼ぐ,が結局の回答になるのでしょう。どんな会社を作るのか,このあとの高校・大学生活を通して考えるとしても,金で人は動かないことを実感したり,逆に金に寄ってくる人がいたりと,お金に関しては大層な人生が待っていることだけは間違いなさそうです。 ところで。 自分がもしこのお金を持っていたら・・・と考えるとなんのアイディアもないことに気がつきました。 とりあえず職はあるので,全額ポシャってもいいといえばいいですが,楽もしたいので2億程度を手堅く運用。MMFと物価連動型国債ですかね。 で,残りの4億で遊ぶとして,ここは同じく副業でも始めたいところです。激辛とイカスミのセットで赤黒のコロッケでも作ろうかしら。コロちゃんコロッケも潰れちゃったことだし。 なんにしても,お金は持つことよりも使うことの方がよっぽど難しい,というのは実感しますね。。。
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