故郷1 (日記)

2008年02月21日

故郷でもなんでもないんだけど
時々 無性に恋しくなり 帰りたくなる場所がある。
あそこだけは なんとなく特別。

わたしが生まれたのは旭川で、結婚して子どもが出来て でもすぐに夫の転勤が決まるまで
その土地から離れるということは あまり覚悟していなかった。(←詰めがいつも甘い)
本当は 育児休暇を経て復職するのが希望だったけれども、夫がいないんじゃ話にならない。
いくらつぶしのきく職業に携わっていたとしても、また乳飲み子抱えながら知らない土地で一から
やり直すだけの根性がそのころの自分にはなかった。
絵に描いたようなマリッジブルー及びマタニティーブルーを とことん味わった。
(母と祖母は わたしの目につかないように そっと 塩をまいていた 後に聞いた)

初めて住んだ知らない土地。それは富良野。 めっさ 近いわね。今にして思うと。
でも 海外のような気分だった。さみしくてさみしくて。
それも 山すそのようなところに住処があって ベビーカー押すのも一苦労。
免許をとりました。26歳で ぴったり26万円かかりました。
教習所で 仮免落ちました。 泣きました(笑)
一応バリバリ仕事していた名残があったので 怒られるってことに慣れてなかったのかと
あとで自己分析。 
でも、長男は そこで 新たなジジババに出会う。 こよなく愛され今に続く。
本当のジジ(夫の父)を 「おじちゃん」と言い 富良野のおじちゃんを 「じいちゃん」と呼ぶ。
そのたんびに わたしは気を失いそうになった。

そのあと北見へ。次男はここで誕生(神社じゃないよ ちゃんと日赤で産んだよ)。
そして深川。
そして恵庭。
そして 稚内だ。 (そのあと 札幌の今の場所に)

稚内が無性に恋しくなる時がある。なんでだろう?

海があったからかなあ。とふと思うのである。
内陸育ちの自分にとって 海とは 留萌あたりまで車走らせ(友達の) 泳ぎに行ったり
キャンプに行ったり 夏の華やかな そうサザンオールスターズが必ずBGMにあるような
そんな場所であった。

ところが。違った。海水浴が出来るのは ある一定の場所で それも2週間ひらければいいとこ。
てか、海水浴した覚えないや。

なんか長くなります。 稚内に初めて行った日のこと。そこでの2~3年。
少しずつ書きたくなりました。画像もなんにもないけれど。

しばし コンサとまったく関係ない思い出話 突入しよう。


post by aru

20:12

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