同じ匂いがする本(備忘録)

2007年07月15日

台風お見舞い申し上げます。

コンサの試合が延期になったことは、四国へ向けて旅立った全国の皆様にとって
大変な出来事だったと思います。
こういうこともあるんですね。
しかし、被害に遭われた方々も多いので心配です。
日本は地震国ですし、台風も季節により必ずややってくる。
自然の驚異を忘れちゃいけないと思いつつも薄れていく危機管理。
北海道なら尚のことだな。
選挙カーが賑やかに近くを通り過ぎた今、そんなことをふと思ったり。
(ふと思ったなら、何か対策をしておけ!という話)

現在、自分以外の人間、動物は それぞれの場所でうたた寝しております。
平和だな・・・・。

本棚をガラガラさせていたら、ひからびた本を見つけた。
「玩物草紙」 澁澤龍彦著 中央文庫

一体 いつ買ったんだ?しかも何故?
一九九一年八月二五日 再販  が最後になってるから 古いな・・・。
(初版は 一九八六年三月一〇日 おお、我がbirthdayではないか)

エッセイである。パラパラ見るに エロティックな風情がある。
挿絵も素敵だ。
何を思って手にとって、購入したのかさっぱりわからない本に出会うと 面白い。

そしたら そういえば・・・アレ・・・ と思い出した本がある。
ので、備忘録のため残しておこう。

「巴里に死す」 芹沢 光治良 著
「うたかた」   田辺 聖子 著

この二冊。家にない。でも、何やら 先ほどの 「玩物草紙」 と同じくらいの時期に
購入し読み、今もなお 脳細胞のどこかに記憶されていた書物であるのは間違いない。
(グーグルで検索できたのだから!)
同じ匂いがする。
(自分の中で)

で、さらに思うと、「化石」 井上 靖 著
これは、家にある。何度も読んだ。 たぶん これも 匂いが同じ気がする。
出てくる人間が良い。
ファザコンな自分は この主人公に父親というものを重ね合わせた気がする。

内容はそれぞれ全然違うんだと思う。
「化石」はフランスが舞台になる。
澁澤はフランス文学の翻訳者っぽい。
巴里はロンドンだが、うたかたはなんだ?たぶん日本だ。
共通点がわからないけど、確かに同じ頃に読んで記憶した。
(活字好きなので 他にもたくさん読んでるんだよっ)

さっそくオフィシャルブログ経由アマゾンで購入しよう。

涼しげな風が窓から入ってくる。
穏やかな日常に感謝したい。


post by aru

11:12

日記 コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

aru

アホ!

2007-07-15 11:27

巴里はフランスだよ!!!!!!!! もう嫌。

jj_consa

Re:同じ匂いがする本(備忘録)

2007-07-16 09:35

おはようございます。 jj_consaも結構まとめ買いして,一気に読み切るタイプですが, どうしても,読み切れないで未読の本が溜まっていくタイプなので, 同じようなことが…。 それでも最近,通勤時間に読書ができるようになったので,少しは未読が減りましたが, いつ読み終わるかは,未だに不明ですw。

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