J2オリジナル10格付けランキング(2019年版)

2020年01月03日

 J2オリジナル10のチームがJ1で戦うようになってから早いもので20年が経過しました。定着しているチーム、そこまでには至っていないチームと様々ですが、すべてのチームが3年続けてJ1で戦う経験を達成しています。
 3年前の正月に書いた時はJ1で戦っていくうえで自分たちの立ち位置を確認する意味での検証でした(ただし前回のデータはちょっと間違ってました)。

チーム  勝ち  分け  負け   勝率  1試合当勝点 在籍年数 タイトル数
札幌   63   38  129  0.274   0.987      7
仙台  111   87  134  0.334   1.265     10
山形   30   36   70  0.221   0.926      4
甲府   69   73  130  0.254   1.030      8
新潟  156  115  201  0.331   1.235     14
大宮  129  104  175  0.316   1.203     12
東京  261  136  229  0.417   1.468     19     3
川崎  266  115  159  0.493   1.691     16     3
大分   88   70  140  0.295   1.121      9     1
鳥栖  101   66  105  0.371   1.357      8

 あれから2017年から2019年までのシーズンを過ごしてどう変化したか検証してみました。
 残留に必要と思われる勝ち点40に対して1試合当たりの勝ち点1.176をクリアするチームを第1,2グループとし、なかでも勝率・1試合当たりの勝ち点が高いチームを第1グループ、それ以外を第2グループとし、そこに達していないチームを第3グループとしました。
   第1グループ:東京、川崎、鳥栖
   第2グループ:仙台、新潟、大宮
   第3グループ:札幌、山形、甲府、大分
 残念ながらまだ第3グループのままですが在籍年数が少ないと不利な計算方法なので仕方ないのかなと思います。ただ第2グループも視野に入ってきたのでこのまま何年か続けていければいいんじゃないかと。2021シーズンに繋げるには2020シーズンもしっかり結果を残す必要があるわけで、上を目指しつつも足元をしっかり見つめてということになるでしょう。
 個人的には、残留>タイトル>ACL で今シーズンも臨みたいと思います。


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18:26

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埼スタは燃えていたか・・・・?!

2019年11月01日

 ようやく脱力状態から戻りつつあります。名古屋戦はCVS担務で頑張ります。それがいまの自分に出来ることだと思うので。

 いつかタイトルを、という思いはあったものの、実際どうなんだと問われれば、ぼんやりした感じで遠くにあるもので明確なイメージなどなかった。ACL出場を目標に臨んだ今シーズンだったけど達成することはほぼ無理な状況となったのとは違うけど幻に近い存在だった。
 にも関わらずJリーグカップ(JリーグYBCルヴァンカップ)にJリーグ16チーム目となるファイナリストとして出場を果たすのだから分からないものだ。タイトルへのイメージがなかったにも関わらず何故か本能的にプレーオフステージから全試合観戦を決めた自分を褒めてあげたい。

 2009年のFC東京-川崎フロンターレ戦に続いて2度目となるJ2オリジナル10チーム同士での決戦となった。PK戦までもつれたものの制することは適わず14チーム目の優勝チームに名を連ねることは出来なかった。
 進藤の蹴ったボールを新井がキャッチするのを目にした瞬間「終わった」という気持ちと「いい試合だった」という気持ちがいったりきたりで「悔しい」という感情は北千住まで移動して食事するまでなかったような気がする。
 時が経つにつれ、あの時ああすれば、という考えが巡らなくはないけど、あの時あの瞬間については個人的に悔いのない時を過ごしたと思う。もっと舞い上がってフワフワした感じになるかと危惧していたけど、そんなことにはならずあそこまで「燃えた」ことはなかったと思う。これも決勝戦の持つ力なんだろう。

 最高の結果を残せなかったことは経験不足に尽きる、と思う。でも、その時やれるだけのことをやっての結末なので、選手・スタッフを誇らしく思うことはあっても批判する気にはならない。
 次の機会を簡単に手に入れることは難しいだろう。それでもあの舞台に立てる喜びを知ってしまった。普段は足を踏み入れることのないホーム側のゴール裏で戴冠に向けてやりきることの大切さを知った。大変でも頑張れるんじゃないかなと思いたい。

 とは言うものの、割り切ったつもりでも「2位じゃダメなんでしょうか?」というフレーズがいまだに頭の中を駆け巡っており、心は迷いの森のなかを彷徨い続けている。リーグ最終戦までには迷いを断ち切りたいな。


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10:23

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Find Out

2019年10月25日

 1年半振りの投稿となりました。さすがに放置し過ぎですね(苦笑)。
 前回の投稿でこのクラブは変わりつつあると書いた想定をはるかに超えACLまであと一歩というところまでの成績を残しました。
 今年はその結果を受けてACL出場を目標に頑張ってきましたが、目標達成にはちと厳しい状況となっています。残留こそ決めてはいませんが中位より上という成績は良くやっていると思います。
 リーグ戦はそういう状況ですが、JリーグYBCルヴァンカップにおいて決勝に駒を進めました。

 終盤のガンバの攻撃を耐え抜き、家本さんが試合終了のホイッスルを吹いた時のドームのあの歓喜の瞬間から12日が経過し、勝ち取った決勝戦という舞台がいよいよ明日に迫ってきました。
 とにかく決勝戦当日まで楽しみたいな、と、この間過ごしてきました。この経験は一度限りで二度と味わうことは出来ないと思っています。
 選手がピッチに入ってくるまでは決勝戦という空間を楽しみ続け、選手がピッチに入ってきた瞬間にスイッチを入れようと思います。
 強いチームが勝つんじゃなく、勝ったチームが強いという気持ちだよね。


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18:17

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非降格派宣言

2018年05月03日

 いままで経験したことのない景色が次から次へと見えてきて戸惑うばかり。34試合のうち12試合を終えたところで勝ち点は22、これが冒険パワーなんですかね。

 2018シーズンはクラブの規模を大きくし、ビジョンとして「サッカーの質でカバーして35億円規模でも優勝争いできるようになるのが理想」を掲げ、攻撃サッカー導入のためペトロビッチ監督に声を掛け、2017シーズンを残留に導いた四方田さんをチームに残し戦うこととなりました。
 理念としては理解出来るものの、現実的な目標はまず残留だろう、が正直な気持ちでした。実際シーズンが始まってみるとなかなか結果が出ない状況が続き、厳しいシーズンになると覚悟していたら長崎戦で今季初勝利を挙げ2週間の中断期間を経てチームが急激に変貌し、リーグ戦9戦負けなし(6勝3分)という見たことのない景色を見せつけられています。特定の選手に依存して勝ちを拾っていくのではなくチームとして戦えているところが凄いと思います。こうも劇的にチームの底上げって図れるものなんでしょうかね。

 18チーム体制となった2005年以降、15位を確定させるために必要とされる勝ち点を調べてみたら26〜40でした。3チームが勝ち点30を獲得出来ない場合には勝ち点30でも残留可能となり、1チームだけがまったく勝てない場合は残留に必要な勝ち点が40近辺まで上がる傾向があるようです。2008、2012が顕著ですね、当事者だったからよく分かってます(苦笑)。
 では今シーズンはどうなのかと考えると、18位の勝ち点は8なのでこのペースで一年を終えると22.6となり降格ラインは高くもなく低くもないと推定していいのかなと思います。であれば昨年も目標にした37を残留ラインと想定していいのかな思います。
 となれば、あと5勝。もっと高みを目指すのであれば早めに達成して目標を残留から切り換えたいものです。こう考えているのは長年チームと過ごしてきた僕らだけで、チーム・選手・スタッフは既に違う目標に向かって進んでいるのかも知れないですけど。
 この5勝がなかなかクリア出来なかったりするんだよなぁ。自分の知っているコンサドーレは(そろそろこんな考え方を切り替えなきゃならないのは判っているけど)。


 年度 15位  残留目安 16位     17位     18位

 2005 清水 39 (36) 柏   35  東京V 30  神戸  21
 2006 甲府 42 (28) 福岡  27  C大阪 27  京都  22  
 2007 大宮 35 (33) 広島  32  甲府  27  横FC 16
 2008 千葉 38 (38) 磐田  37  東京V 37  札幌  18
 2009 山形 39 (35) 柏   34  大分  30  千葉  27
 2010 神戸 38 (38) F東京 39  京都  19  湘南  16
 2011 浦和 36 (34) 甲府  33  福岡  22  山形  21
 2012 新潟 40 (40) 神戸  39  G大阪 31  札幌  14
 2013 甲府 37 (26) 湘南  25  磐田  23  大分  14
 2014 清水 36 (36) 大宮  35  C大阪 31  徳島  14
 2015 新潟 34 (29) 松本  28  清水  25  山形  24
 2016 新潟 30 (31) 名古屋 30  湘南  27  福岡  19
 2017 広島 33 (33) 甲府  32  新潟  28  大宮  25


 好調さのおかげか特に全国系のメディアで取り上げてくれることが多くなり、その影響もあるのか5日のガンバ戦は当日販売予定の700枚を残して完売状況となりました。当日はCVSですが厚別の大混雑の対応ってどうだったかなと記憶を呼び戻しているところです。
 天気も心配、混雑状況も心配、そんななか座る場所がなく立って観戦せざるを得ない状況は全力で回避するよう頑張りたいと思っています。座席案内に集中出来るよう、まずは飲み物の売り切れがないようにしっかりと準備して欲しいものですね。


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08:59

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Chase the Chance

2018年04月16日

 ホームゲームへ出かけるのがやっとの状態ではありますがジェットコースターに乗っているかのような2018シーズンを楽しんでいます。当ブログへの投稿文書を考えているうちに次々と状況が変わっているので追いつきません(苦笑)。
 
 ペトロヴィッチ監督との契約期間が4年の長期と聞いた時は初年度の今シーズンは戦術の浸透がメインで結果として見えてくるのは3,4年目なのかな、と考えていました。悪ければ広島時代の2年目のような状況もあるのかなと。キャンプ情報として戦術理解が大変だという報道もあったし、シーズンが始まり実際に試合を観て「時間がかかりそうだなぁ」と感じたし、腹くくるしかないなぁと。
 結果は出ていなかったけどボール支配率やチャンスの構築率は昨シーズンまでとは違って高かったので今までとは違うという事は分かるものの、勝ちに繋がるには時間が必要だろうなと。
 流れが変わったのは長崎戦で今季初勝利を挙げ2週間の中断期間を挟んで再開となった鹿島戦からと言うことになるでしょうか。この2週間で何をしたのか、何があったのか。1つ勝ったことで精神的に楽になり、ここまでやってきた事に間違いはないという信念の基で修正すべき点をきっちりとケアしてきたであろうことは理解出来ますが、こんなに劇的に変わるものなのか、という気持ちです。

 あまり経験した事のない順位に浮かれたい気持ちはやまやまですが、まだ8試合しか消化していないですし降格圏との勝ち点差は6なので、中断前までの7試合でどれだけ勝ち点を積めるかがポイントかなと思っています。最低でも7は欲しいですね。
 監督はもっと上を見ているようでそれは否定するものではありません。自分が知っているコンサドーレ的にはまずしっかりと勝ち点を積んで次のステップへという気持ちが強いです。
 狙えるものは狙っちゃえという気持ちは同じなんですけどね。あと、昨日のうちに投稿したかったなと。


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19:10

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2017を振り返って〜アウェイ遠征編

2017年12月09日

 シーズン中に書く余裕がありませんでした。まずは残留を果たしてホッとしました。
 これから2017シーズンを振り返っていこうと思います。
 今シーズンのアウェイ遠征を振り返ると開幕仙台と28節広島の2試合の参戦となりました。当初は仙台のみの考えでしたが27節新潟戦を引き分に終わったことで残留サポートのためにここは行かねばならぬと急遽出かけることにしました。

(仙台)
 観光も兼ねて家族で出かけるため車で移動することとしフェリー(苫小牧-八戸)を利用しました。
 夜中に出発して翌朝に到着し、まず「みなと食堂」で朝ごはんを食べてから海岸線沿いに南下していきました。震災以来初めて東北へ足を向けることとなり、未だに震災の爪痕が残ったままの場所を通りながら移動出来たので車移動で正解でした。久慈の「千草」でラーメンを食べたり、あまちゃんのロケ地(小袖海岸)や田老の巨大な防波堤を見ながら南へ移動し(宮古からは盛岡へ向かう)オガール紫波で一泊して翌日に備えました。
 試合当日は泉区役所の駐車場へ停めることが出来たのでユアテックスタジアムへは楽に行けました。久し振りのJ1と言うことで大勢の札幌メイツが集結しましたが結果は…。八神純子のミニコンサートしか覚えてないや。仙台も本調子という状態ではなかったにも関わらず結果を出せなかったのは2017シーズンが厳しくなりそうな事を予感させるものでした。
 試合後は傷心を癒すため「萃萃」まで移動して牛舌を食べることに。ここにも札幌メイツがちらほらと(苦笑)。そこから矢本へ移動して一泊。震災の前年に近くにあったかんぽの宿松島に泊ったこともあってその近くとなる宿を選びました。海岸沿いに松林があったのですが翌日通った時にはその当時の面影はなかったです。ここも津波が呑み込んでしまったのですね。松島や石ノ森章太郎記念館を観光したり花巻温泉で温泉に入ったりしなから八戸までのんびりと戻り再びフェリーに乗って北海道へ戻ったのでした。

(広島)
 参戦を決めたのが直前だったにも関わらずマイレージ特典航空券を取れたのはラッキーでした。
 神戸空港に着いてから新幹線で広島へ向かい、試合終了後は小倉まで移動。二泊して翌日は北九州の試合を観戦して翌々日に福岡空港から戻るというルートとなりました。
 残り試合が少なくなるなか残留争いをする相手との直接対決で重要なのは勝ち点をキープすること。先制されて厳しい展開となりましたが9分後の都倉のゴールで同点としました。同点となったことでゴール裏応援はテンションが上がってイケイケの時間帯はしばらく続いたのですが逆転するまでには至りませんでした。それでも最低限のミッションは果たせたと思います。
 翌日は一度行きたかったミクニワールドスタジアムで北九州-相模原戦を観戦しました。相模原には菊岡、北九州には西嶋が所属しており二人ともピッチ上で躍動する姿を観ることが出来たのは良かったです。特に西嶋は今シーズンで引退という事になってしまったのでいいタイミングで遠征出来たなと思います。海に面しているスタジアムもいい雰囲気でしたし、サッポロビールが4杯で1,500円というお得なチケットもあったし、前日の引き分けという若干モヤモヤした結果を忘れるように試合観戦が出来ました。

 来年以降もそんなにアウェイには行けないとは思いますが、ここはという遠征はしたいなと思います。


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16:54

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J2オリジナル10 格付けランキング

2017年01月02日

 明けましておめでとうございます。
 どんなチーム編成となるのか不明ですが厳しい一年となりそうですが2017シーズンを楽しむしかないと思っています。とは言うものの、今年最初の投稿がコレかよという感じですが、現実をしっかり見つめる必要はあるでしょう。

 1999年にJ2が創設されました。J1参入決定戦で敗れたコンサドーレを含めた10チームでリーグを戦っていくこととなりました。まぁ、このシーズンの結果は…(省略)。
 このJ2オリジナル10はすべてのチームがJ1昇格経験を持つことが出来ました。日本のサッカーのレベルアップと言う意味において間違いはなかったのかなと思います。
 このJ2オリジナル10の現在の立ち位置を調べてみようと思っていました。評価基準はJ1における成績で判断するのがチームの実力を測る上でベストと考えました。結果は(ドラムロール)下記の通りとなりました。


チーム  勝ち  分け   負け  総試合   勝率  試合当勝点 在籍年数 在籍年
札幌   23  14   79  116 0.198 0.715  (4) 01、02、08、12
仙台   97  80  121  298 0.325 1.244  (9) 02、03、10~16
山形   30  36   70  136 0.220 0.926  (4) 09~11、15
大宮  124  94  156  374 0.331 1.245 (11) 05~14、16
東京  218 111  195  524 0.416 1.459 (16) 00~10、12~16
川崎  208  88  142  438 0.474 1.625 (13) 00、05~16
甲府   62  62  114  238 0.260 1.042  (7) 06、07、11、13~16
新潟  149 108  181  438 0.340 1.267 (13) 04~16
鳥栖   68  41   61  170 0.400 1.441  (5) 12~16
大分   76  59  129  264 0.287 1.087  (8) 03~09、13

 薄々、感じてはいたものの、J2オリジナル10の中でコンサドーレの成績が一番悪いですね。しかも圧倒的に。自分の応援するチームを一番と考えるのは悪いことではありませんが、現実もしっかり見つめましょうや、と言うことです。
 安定してJ1に残留することを考えれば、1試合当たりの勝ち点を1.2とすることを目指す必要が(=40.8)あるということです。ただ実際のところはここまで必要はないでしょうし現実的な数字は勝ち点37と考えます。これはホームゲームにおいて11勝6分で達成出来る数字。ホームでしっかりとした試合をすれば勝ち点も獲得出来るし、観客も増えるでしょう。
 まずは2018シーズンもJ1で戦うことが目標となります。そのために自分が出来ることはなんでしょう。○○選手が欲しい(自分が獲得費用を出すならともかく)と言うことではないと思います。


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22:05

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The Longest Day 2016

2016年11月16日

 8月からアウェイで勝てなくなり、それでも何とか5試合でコンスタントに勝ち点10は獲得してきたものの、ここ5試合は1勝1分3敗という本当に苦しい状態となり、2位松本・3位清水との差がなくなる状況にまでなってしまったわけで。
 13日に用事があったこともありフクアリ遠征は考えてもいませんでした。しかしここに至って居ても立ってもいられなくなり参戦を決意したわけで。
 結果、10年に一度あるかないかの試合に居合わせることが出来ました。
 
(11月7日)
 参戦を決めたのは夜になってからで、特典航空券の空き具合などを調べながらルート選定をしなければならなかったこともあり、試合前日の最終便を選択することとなりました。羽田に23時過ぎに着き、そこからホテルへ移動となるのはキツイけど当日の早い便に席がないのだから仕方ない。だいたい予約可能な4日前にそんな都合のいい時間帯の便が空いているわけがない。
 何とか航空券と宿泊場所は確保したものの、肝心のチケットが売ってないという事態に直面したわけで、ここから10日までチケット再発売するかどうかをチェックする日々が続きました。

(11月10日)
 依然としてアウェイ席は完売状態であり、どうしたものかと思っていたら夕方になってアウェイコーナー自由席が発売されていることを知り、何とか確保することが出来ました。二人で出かけるため2枚確保しなきゃならなかったため難航しましたがこれで安心してフクアリへ向かうことが出来ることとなりました。

(11月11日)
 仕事を終えてから新千歳空港へ向かうことになりました。降りしきる雪混じりの雨のなか車を走らせるのは大変でしたが、それでも18時30分過ぎには着くことが出来ました。予定よりも早く着いたこともあり搭乗便を早めることが出来ました。快く対応いただいたJALに感謝、感謝、感謝。スタッフの方々は赤黒縦縞のウェアを着用しており、それを見て徐々に気持ちが高ぶってきたわけで。
 無事に羽田へ到着して宿泊地へ移動することにし新子安へ向かいました。駅に着いたところ駅前に屋台のラーメン屋が営業していたのでチェックインしてから食べに出かけました。道内ではほとんど見かけなくなった屋台ラーメン、郷愁を誘うというか、意外と旨いんですよね。

(11月12日)
 - 6時30分過ぎにホテルを出発してJRで蘇我へ向かうことに。京葉線を利用したので、夢の国経由戦場行きとなりました。舞浜で9割近くが下車したのには苦笑
 - 既に大勢の赤黒い人たちが並んでいた。折り返し列の3列目に並ぶ
 - QRチケット発券も無事済ませる
 - 開場までダラダラ時間を過ごす。半袖でも寒くない
 - コーナー自由の下段席を確保
 - ピッチの感触を確かめにくる選手に向けて声援をおくる(ここら辺からテンションが尋常ではなくなってくる)
 - 選手がピッチ練習に入ってくるまで拍手を続けて雰囲気を盛り上げる。こういう演出好きです

 試合に関してはご覧の通りです。ただ、先制された時に思ったのは「これ、歴史に残る試合になるんじゃないの」ということ。攻撃の糸口も見出せない状況だったらそうは思わなかったけど、それなりにチャンスは作れていたので心配はしなかった。前半に追いつきたかったけどね。
 ロスタイムについては何分あるのか知らない状態で応援していました。45分を過ぎているというのは分かっていたけど、まさかあんな劇的なシチュエーションになるとは。河合がロングボールを何度か前線に向けて蹴っていたからボールがうまく渡ればチャンスが生まれるとは思っていたけど。
 こちら側のゴールに向かってきての決勝点ってのは一生忘れないんじゃないかと思います。

 - 19時30分の飛行機で帰道しなければならないので長居はせず(優也の挨拶が終わった辺り)スタジアムから離れることに
 - 秋葉原でご飯を食べてから空港へ
 - 選手と同じ便だった。なんかちょっと照れくさい
 - 新千歳空港に着いたらさすがに半袖では寒かった

 あと1試合、最悪の結果でも3位でプレーオフではありますが、次で決めるという気持ちでやっていきましょう。自分はCVSだけど。
 


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10:43

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苦しかった8クール、残り2試合全力で

2016年11月10日

 28戦して4敗だったチームがここにきて4試合で3敗、これはシーズンを通した移動による疲労によるものだと思います。北海道を本拠地とするチームの宿命と言えるわけですが、トップアスリートであるが故にほんの少しの不調がプレーに大きく響くのは当然のことかと、ここは耐えるしかありません。
 これまでも全力でやってきたとは思いますが、もはや休養期間は望めない状況なので、選手がここぞという時にあと1歩が出せるように後ろからガツンと後押しするしかありません。そう、讃岐戦のように。

 さて苦しかった第8クールは目安となる勝ち点10を大幅に下回りました。
 残り7試合となった時に対戦相手の成績を調べてみて思ったのは残り2勝でした。その通りにならない方が良かったんですが、心が少し痛みます。あんなこと調べなきゃ良かった。

[第8クール:1勝1分3敗 勝ち点4]
(愛媛)
 スカパー!は観てたはずだけど記憶がありません(苦笑)。

(ヴェルディ)
 不敗記録もいつかは途切れるとは言うものの、負けてもしょうがないかなと言う感じでした。唯一シーズン通して勝ち点を得ることが出来ませんでした。

(熊本/讃岐)
 暗と明に分かれた試合。詳しくは過去記事を。

(徳島)
 土日は所用で札幌におり、結果を知ったのは終わってからでした。負けたという事実には変わりはないものの、オンデマンドで得失点シーンだけ見た感じだと悲観する内容ではないなと思いました。

 終わったことを悔いても仕方がありません。2017シーズンに向けてやることは残り2試合全力で、に尽きます。何とかフクアリに行けることになったのでここは頑張ってきます。


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21:42

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熊本へ遠征し、讃岐戦を終えて

2016年11月05日

 ようやくここまでやってきました。あとは進むしかありません。他チームなんて関係ない、1勝1分を自力で掴みとるだけです。
 ただ今シーズンにおける応援は個人としては讃岐戦で終わりました。21試合(15勝2分4敗)観戦したことになります。
 最終戦はCVSでの参加となります。しっかり観客を迎える側として全力を尽くしたいと思っています。

(熊本)
 震災復興の一助となればと出かけることを早々と決め航空券は4月22日に予約。行きは飛行機、帰りは熊本から新幹線で帰って来ようと考えていましたが、いざ切符を買う段になって5万円近く掛かることもあり、それだったら熊本で使った方がいいと考え直し,帰りも飛行機としました。
 本当に被害の大きい地域へは足を伸ばせませんでしたが熊本城の被害の大きさや市役所ではまだ家屋解体についての相談を続けているなど行ってみなければ分からないことも多かったです。スタジアムへは路線バスで向かったのですが屋根にブルーシートをかけたままの家も散見でき被害は広範囲に及んでいるようでした。スタジアムだってバックスタンドは開放していませんでしたしね。
 試合はまぁ…ね。シーズン終盤なのでベストメンバーは組めないということもあるのでしょうが、去年までのチームだな、という印象でした。
 試合を終えて挨拶にやってくる選手にブーイング・拍手はなかったと記憶しています。檄をとばさなきゃならないとは思ったけどあの内容でどう声を掛けていいものやら正直悩みました。「迷わずやりきれ、後ろには俺たちがいる」と言うようなことを叫んだ気がします。最後の「We are SAPPORO」でみんなの想いを全部乗せて選手に伝えることが出来たと思います。

(讃岐)
 あいにくの空模様のなかドームを目指しました。厚別だったらどんな状況だったのでしょうね。厚別の雰囲気も悪くはないですが、この試合に限定すれば試合間隔の短い徳島戦に向けて選手のコンディション調整等々を考えると試合会場変更は正解だったと思います。
 熊本で選手に伝えた“ホームで雰囲気を作るからやりきろう”という内容のメッセージ段幕も貼られていて気を引き締めなおしてドームの中へ。いつものメンバーといつもの会話をしながら時間を過ごします。
 スペシャルイベントとなった大黒摩季のミニコンサートはさすがトップアーティスト、場の盛り上げ方が違うなと思いました。コンサートの時だけ盛り上げるのではなく試合までその熱さをキープさせるというのは難しいでしょうから。加えればMCの栗谷さんもこの試合に向けた想いがビンビン伝わってきました。ヴェルディ戦で不敗記録が途切れた時も担当されていましたし、心中期するものがあったのでしょう。Twitterで試合に向けた準備の様子を公開していましたが、しっかり準備して臨んでいる様子が伺えました。あらためて大勢の人が関わってゲームが成り立っているのだなと思いました。
 試合については何も言うことはないでしょう。前への意識が伝わってくる内容でした。前へ、前へだとカウンター喰らって失点という状況も考えられるのですが、勝ち点3を取るためには攻めることが最終盤の現在には重要なのでたとえそれでヤラレようとも批判する気にはなりません。不完全燃焼のまま引き分けるくらいならやりきって負けた方がいい。

 残りあと3試合。残念ながら自分はもう直接応援することはありません。いまは会議のため札幌にいますし、最終戦はCVS、千葉戦も蘭越へ出かる用事がある。歓喜の瞬間をその場で感じることは出来なくても一年やってきたことには変わりはないので朗報を期待しています。


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17:29

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