2010年05月24日
点差以上の完敗! サッカーは一人でするものではないし、仮にメッシのようなスーパースターがいたとしても、そのスーパースターを活かすプレーヤーが回りにいることで、スーパースターがスーパースターたるプレーができるわけですが、岡田監督はフランスW杯同様、本田(仏W杯では中田)というプレーヤーに攻めをすべてまかせ、その結果がこれです。彼が機能しない(個人レベルでは中田以下)ことをあらためて実証したにすぎない試合でした。 本来、中村を中心にすえることで成立していた日本代表に本田という起爆剤を入れ、それで勝ちを目指したことに、岡田監督のオフェンスに関するアイディアのなさを見せたということになるのでしょうか? 南アフリカW杯まであと何日あるんでしょうか? 今どき、まだこんなことやってたら、ベスト4どころか、1勝できるかどうかが現実問題だと思います。私は1勝も無理だと思っていますが…。 今日のメンバーを見て驚いたのは、ベストメンバーではないということで、確かに怪我等がその理由の一つでしょうが、私には岡田監督の「言い訳」のための布陣にしか見えませんでした。ベストメンバーではないので仕方がなかったという言い訳…(笑) 本番まであと何日あるんでしょうね? むしろ心配なのは、試合後の選手の目ですね。負け犬のような「おびえた目」ばかりでした。口には「悔しい」という言葉を言っていますが、目は負け犬のような「おびえた目」ばかりでした。そんな目にしたのは岡田監督です。 負けても「悔しい、頑張るぞ」という、次につながる試合を組み立てるのが監督の責務だと思っていますが、今日の試合でそういう気持ちになれた選手は何人いるのでしょう? 長友や岡崎くらいかなぁ? 中村俊もベンチでうつろな目をしていたのが心配です。 イーブンのボールは気持ちの強い方に流れてきます。 今日の試合では、ボールが流れたのは韓国で、日本ではなかったということですし、メンバーにいるスーパースターの差(本田がスーパースターだとすれば…笑)が、今日の試合結果ということになるのでしょうかね? 岡田監督続投で、日本代表については、あまり結果は期待していませんでしたが、今日の試合は、私のプチ・ナショナリズムにも影響しているのか、頭の中に「国辱」なんて熟語が飛び交っています。あらためてW杯がスポーツによる国家間の戦争だなぁという気がします。 たぶん、日本代表選手がいちばん辛いんでしょうね? 今日の韓国戦の負けで、W杯まで「針のむしろ」状態が続くでしょうし、今後の国際マッチで負けが混んだら大変でしょうしね。 私の本音は「日本代表に勝ってほしい」と思っていますが、サッカーファンである以上、冷静にゲーム展開やメンバーを見たら、今のままで勝てるとは思えません。 とは言え、今の日本代表は岡田監督ですので、岡田監督にも頑張ってほしいと思います、例えば「0勝3分」で勝ち点3とかの? 勝って勝ち点3は、今の岡田監督では難しいと思います、今日の韓国戦を見る限りではねぇ~? 「象の鼻くそほり=無理だぁ~!」という思いの方が強いかなぁ~? あらためて、岡田監督では、やっぱりオフェンスに関してはダメだなぁ~と思う次第です、残念ながら。
2010年03月14日
一夜明け、昨日の試合を振り返ると、ついついネガティブな思いばかりが頭に浮かんでしまいます。 でも、今朝の道新の「ちびまる子ちゃん」みたいに「前向き」に、ポジティブに振替ってもいいのではと思い始めています(かなり無理やりですが)。 少しでもいいところを挙げるとすれば、 1 コンサドーレの右サイドのメンバーが見えてきたこと MFは藤田で決まり。で、組み合わせを考えるとトップは、近藤と内村。 2 宮澤の使い方が見えてきたこと 現状では、ボランチが無理なのは明白。先発で使いたいなら、思い切って 左のMFで使えばいいのになぁと思えてきました。 彼の攻撃的センス=パスセンスを活かしたいのであれば、そこ以外ないよ うな気がします。もちろん、それでもDFは不安ですが…。 要は、両サイドのMFが見えてきたような気がするわけですが、そうすると問題は右のDFと、上里と組むボランチを誰にするかということになりますが、故障者や調子も関係してきますが、ボランチ候補は、芳賀と李、右サイドのDFは芳賀か藤山くらいしかいないのかなぁ? 3 中山隊長の「ひたむきさ」を体感できたこと 後半30分からの登場は、ゴンちゃん人気だけではなく、サッカーに対する 「ひたむきさ」を強く感じましたし、おそらく初めてドームに足を運んだ 人にも、その思いは伝わったと思います。 これは、以前、オリンピックでサッカー女子日本代表が見せた「ひたむき さ」と似ています。技術や体力では明らかに差があるのは明白ですが、各 上相手にチャレンジする姿勢は、勝敗とは関係なく感動ものでした。 球際、イーブンな状況では、最後は気持ちです。そのハートを示してくれ たのが「中山隊長」だったような気がします。 特に若い選手は、練習ではなく、昨日のようなゲームでもひたむきにボー ルを追う姿を、グラウンドでともに体感できたことは貴重な経験だったと 思います(思いたい?)。 ということで、あえて(?)いいところを探すと、こんなところかなぁと思います。 勝つにこしたことはありませんが、負けから学ぶことも多いと思うし、学んだことから変わることもできるし、進化することもできると思います。次節の頑張りに期待したいと思います。
2010年03月13日
いやぁ~、完敗、惨敗、期待外れ~! アビスパ福岡が良かったのか、コンサドーレ札幌が悪かったのか、いずれにしても、これから勝利を得るまでの道のりはかなり遠そうな感じがしました。 福岡の両サイドにはくずされるは、トップに入ったくさびは崩せないは、2列目はつかまえられないは、パスはミスするは、シュートは打てないは、前半は何をしたいのか、選手たちの意図が全くわからないゲームでした。 あのまま行ったら、5点くらいとられるかと思うような、目を覆うようなゲーム展開でしたね。 まぁ、そんな惨憺たるゲームの中の、一条の光は、内村選手の投入で光った、右サイドの藤田選手と、後半残り15分に導入されたゴン中山選手のひたむきさだけかな? いずれにしても、福岡の良さばかりが際立った試合でした。 2万1千人集まったサポーターの前で披露するには「恥ずかしい」ゲームだったと思います。 石崎監督にお願いしたいのは、若手を育てたいのか、勝ちたいのか、路線をはっきりしてほしいなぁと思います。 失点が3点で本当に良かったと思います。最後の最後には、得点失点差ということもありえるので(笑)。 次回に期待したいと思いますが、柏や千葉、大分という強豪とこれから当たるので、早く路線を決める(転換)してほしいなと切に願っています。
2010年03月13日
昨年の1月にアップして以来の投稿になります。 完全にROM(Read Only Member)になっておりましたが、気ままに書き込みを再開しようと思います。 というのも、今年がW杯イヤーであることもあり、多少サッカー熱がぶり返したこともありますが、やはりゴン中山選手の登場に期待感があるからです(みなさん同じ感想をお持ちだと思いますが)。 何とも言えないワクワク感みたいなものですね。 ゴンちゃん(石さんもそう呼んでいるみたいなので、私もこう呼ばせていただきます)の活躍は、「アメリカ・W杯予選=ドーハの悲劇」から、私たちには印象深いと思いますが、何とも言えない「オーラ」を持った選手と言えるでしょう。 色々な記事を読むと、その存在感がチームにかなり影響しているようで、今までいなかった「精神的支柱」みたいな存在になりつつあるのかもしれません。 選手は試合に出て、活躍してなんぼというところはありますが、年齢的にも、選手のピークは過ぎ、フルタイムでの出場は難しいのにも関わらず、まるで「ゴン中山のチーム」みたいな印象を抱かせるところが、ゴンちゃんのすごいところかもしれません。 今日の札幌ドーム開幕戦は、にわかサッカー・ファンや、にわかコンサドーレ・ファンも詰め掛けると思いますが、それもゴンちゃんの「オーラ」のなせるわざだと思います。 開幕戦は引き分けでしたが、今日の試合を何とか勝利して、勢いをつけてもらったら、今期のコンサドーレは一皮むけそうな予感もします。 個人的には、新加入の近藤選手に期待していますが、成長した藤田、古田、宮澤、岩沼、上里たち、若手にも期待しています。 昨年は私事で忙しく、観戦もあまりできませんでしたし、ブログに書き込む元気もあまりありませんでしたが、今年はゴンちゃん効果で(?)、元気とやる気(?)が出てきたような気がします。 今日の試合に期待したいと思っています。 We are CONSADOLE SAPPORO ! ってなとこでしょうか?
2009年01月19日
個人的な話で申し訳ありませんが、北海道に移り住んで以来、年末年始は義父宅で過ごすのが恒例なのですが、義父宅では複数の新聞をとっており、私がとっていない「朝日新聞」を意識して読むことがあります。
で、元旦(1月1日)の2面の記事がずっと気になっていて、いつかこのブログで書こうと思っていたのですが、最近コンサドーレ・ブログがやかましくなっていたのでためらっていましたが、やはり伝えたいという気持ちに抗し切れず(笑)書きたいと思います(自分的には重要と思っていますが、皆さんにとって「はぁ~?」という内容かもしれませんので、途中で読むのを止めていただいて結構です…)。
タイトルが「投資家に魂は売らない…『10ポンド株主』サッカービジネスに反旗」というものです。
前半はサッカーが一大ビジネスになり、グローバル化された金融ビジネスの投資対象となっており、今回の金融危機にも影響を受けているという、「そうかい、なるほどね」という内容の記事ですが、私が面白いなぁと思ったのは後半部分です。
(続きは「追記」に書きますので、つまらないなぁと思った方はここで「お終い」)
ちょっと長くなりますが、そのまま掲載します(結構大変なのですが)。
一大ビジネスに様変わりした英国のサッカーだが、かつては「労働者階級のスポーツ」と呼ばれ、地域に根ざしていた。その流れを呼び戻そうとするサポーターたちもいる。
昨年11月末、マンチェスター近郊のスタジアムであった7部リーグの試合。ゴール裏のスタンドから、「カネがあっても、グレーザーはおれたちを買えないぜ!」とかけ声が響く。「FCユナイテッド・オブ・マンチェスター」のサポーター軍団だ。
かつて、マンチェスターUを熱狂的に応援していたサポーターの有志が、05年の買収を機に「投資目的の米国人に魂を売り渡したクラブは愛せない」と、新しいクラブを立ち上げた。株主になるための年間会費は最低10ポンド(約1300円)。額の大小にかかわらず、1人は1票の権利で運営する。ユニフォームの胸には広告は入れない。
スタートは10部リーグだったが、3季連続で昇格する快進撃。1試合の観客動員力は2千人を超す。このクラスの平均は200人程度だ。
発起人の一人、ジュールス・スペンサー氏は「サッカーへの情熱はカネでは買えない」。この3年間、かつて愛したオールド・トラフォードには一度も足を運んでいない。「自分の少年時代はチケットとプログラムと交通費で3ポンドあれば足りた。今はチケットだけで40ポンド(約5300円)ぐらいする。家族4人でマンチェスターUの試合を見るなんて、セレブの道楽さ。サッカーまで格差社会なんて、うんざりだよ」。FCユナイテッドでは、子どもは21ポンド出せば、1シーズン、本拠地の全試合を観戦できる。
間違いがなければいいですが、新聞から転載(手打ち)しているので、気になる方は朝日新聞の1月1日の2面の記事をお読みください。
この記事で感銘を受けたのは2つ。
「サッカーと地元を愛する気持ち」と「本当のサッカーの豊かな楽しみ方」です。
昔々、ドイツを自転車でぶらぶらと旅行したことがあります(1カ月くらい)。その時、色々な所でサッカーに興ずる(様々でしたが)人たちを目にしたことがあります。
突然サポーター軍団に囲まれたこと、と言って地方リーグの試合だったり、草サッカーに家族が声援をする姿だったり、フランクフルトのスポーツ店で「バイエルン・ミュンヒェン」のグッズを買おうとした時の店主の怒った顔だったりとか、サッカーに対する思いを強く感じたことがあります(かれこれ30年以上前)。
件(くだん)の新聞記事もそうした思いに近いなぁと思います。
まず「サッカーが好き」だということ、そして自分が暮らす「地元のサッカー・チームが大好き」だということ、しかも「自分の愛するサッカーチームが純粋に好きだ」ということ、それがヒシヒシと感じられたことを覚えています。ちなみにフランクフルトと言えば、地元チームは「アイントラハト・フランクフルト」ですから、バイエルンのグッズを買おうとした私に対する「敵対心」たるやすさまじいものでした。今思えばフランクフルトでバイエルンのグッズを買うなんて、「無謀」以外の何ものでもなかったなぁと思います。
で、今年コンサドーレ札幌はJ2で再スタートを切るわけですが、私たちの先輩たち(イングランドやドイツや、サッカー先進国?)の思いを持って応援したいなぁと思います。
昨年のJ2降格の時や鹿島との最終戦の時の嫌な思い出を捨て、「大好きなコンサドーレ札幌」を愛し、応援し、叱咤激励し、チームのために何かできないか考え、行動することが、彼らを後押しすることになるのかなぁと、ファン感謝イベントで強く感じました。
J1昇格時の覚めた雰囲気とは異なる「一体感」みたいなものを今回のイベントで感じ、それは30数年前、ドイツで感じた熱狂に近いものだったので、すごく期待が持てます。正直、理屈ではありません。感触です。
長々と書きましたが、今年も「 We are コンサドーレ札幌!」ということでしょうか?
2009年01月18日
「コンサドーレ札幌キックオフ2009」報告第2弾。 どのくらいの人が来ていたのだろう? 3~4000人くらいかなぁ? でも、昨年よりは来場者が多かったのではないだろうか? J1昇格の年より、J2降格の年の方が多いというのも皮肉な話ですが、コンサドーレ札幌のファンの気質を表しているのかも? もちろんファンだけでなく、HFCもシーズンチケット購入者への入場優遇措置だったり、昨年は頑なにボランティアさんがブロックしていた(?)、選手のサインについても比較的ゆるやかで、私も佐藤選手を皮切りに全部で11人の方にコンサドーレシャツにサインをしていただきました。 舞台でのイベントにも工夫が見られ、若手たちによるコンサドールズもどきには大笑いしました(西選手は、妹の桜子ちゃんも美人ですが、彼の女性姿もなかなかでした)。 新監督の石崎さんも、昨年の堅物イメージの三浦監督とは対極的にファンをなごませたり、笑わせたりとファンサービスに一生懸命でした(三浦監督がしていなかったという意味ではないですよ)。 J2降格ということで、つい暗くなりがちなイベントをイメージしがちでしたが、なんのなんの、今年を期待できそうな、いい雰囲気だったと思います。 その時の様子が以下の写真です。ところで、会場限定の文字のならぶガチャガチャを試しにやってみると、出てきたのは何と「西澤選手」でした。 ケースの外側から見たとき、西嶋選手かなぁ?とか、石井ちゃんじゃないの?とか、妻と言い合って、「まさか西澤選手じゃないよね」と言っていたら大当たり! 引退選手だから「会場限定」ってわけじゃないよね? 狐につままれたような気分です(笑)。 20日からキャンプがスタートするようですが、今年は楽しみな印象を持ちました。 今年も「We are コンサドーレ札幌!」ですね。
2009年01月18日
今日はファン感謝イベントにきています。 12時30分からシーズンチケット購入者から入場を始め、約20分ほどで落ち着き始めましたが、らくスルーゲートで待つ私たちは逆に寒い、寒い。 写真は待っている時の様子。
2008年12月07日
本当に、本当に久しぶりの書き込みです(たまに覗いていただいている方には心より陳謝いたします)。 昨日、今季最終戦を観戦してきました。結果はご存知のとおり、「0-1」の敗戦。しかし、ゲーム内容は「0-1」という僅差以上に、J1トップの鹿島との戦力差をまざまざと感じました。 でも、「残念な」最終戦ではなかったと思っています。 チーム事情もありますが、来季チームの中心となる若手がハツラツとプレーしていた姿を見て、期待も持てました。そういう意味で、来季は本当の意味でコンサドーレ札幌の「自立」した姿が見られるのではないかと感じました。 ここで「自立」という言葉を説明しておきますが、コンサドーレに限らず、Jリーグでは「外国人」頼みという実情があります。いわゆる「助っ人」のでき次第でチームが良かったり悪かったりするケースが多々あります。 しかし、チームの中心は日本人選手であり、日本人選手の底上げがなければチーム力アップには絶対につながりません。 今季のコンサドーレも、クライトンやダビのレベルに達する選手が一人でも二人でも出てくればもっと状況は変わったと思います。 昨日のゲームでも、ダビを完全にマークされたらほとんどチャンスができなかったことでも分かります(宮澤が投入されてからはターゲットが二つになって面白そうな場面はありましたが)。 来季はチーム事情から、高年棒のベテラン選手や外国人選手が雇えないことから、若手を中心にチームを構成せざるを得ない。結果として若手が出場する機会が増え、その結果彼らの成長を見ることができるし、先の「自立」につながると期待しているからです。 選手は試合に出て成長します。それもガチンコの勝負でです。練習試合は練習試合でしかありません。本番でどれだけ自分の力を出せるかがポイントです。 昨日のゲームで鹿島の内田選手を見ていて思ったのは、すごく成長しているなぁということです。これは直近の代表戦でもそう思いましたが、彼に対しては批判的な私でしたが、最近の内田選手の成長振りには目を見張るものがあります。たった1年でこんなに変わるのかなぁと思うほどの変貌振りでした。 初代表に選ばれた頃は、「何でこんなヘタクソな守備しかできない奴を出すんだよ~」と思っていました。確かに攻撃センスやそのスピードには見るものがありましたが、守備はお粗末と言っていいほどのレベルだと思って見ていました。それが最近の代表戦や昨日のゲームでは、見違えるほどの進歩を示しています。そして、守備の安定感と合わせて攻撃も積極的になってきたような気がします。 これも試合が彼を成長させたのだと思っています(もちろん、彼の精進がそれを実現したのだとも思いますが・・・)。 そう考えると、2年後、3年後のコンサドーレの核となる選手が今の若手たちなので、彼らがJ2の試合に出ることでさらなる成長ができること=チームの成長と考えているため、「残念な」最終戦ではなかったと考えるわけです。 ちなみに私は今回の(結果としての)若返りから、3年後のJ1復帰でいいと考えています。今季のJ1も早すぎた感はあったので、無理して来年とか再来年ではなく「3年計画」でJ1復帰を目指してもらえばいいと考えています。 コンサドーレがJ1だろうが、J2だろうが、はたまた北海道リーグだろうが、コンサドーレ札幌というチームがあれば応援しますので、J1には拘泥しません(もちろん、チーム力アップを考えれば高収入のJ1が現在のベストであることは間違いありませんが)。 で、その期待の若手への期待ですが、 【上里選手】 怪我で消えた後も早く復帰をしてほしいと思っていましたが、昨日の試合を見て何でもっと早く出せなかったのかなぁと思いました。課題のディフェンスもよくなったし、フィジカルも強くなったし、何よりもリーダー(チームを引っ張る)としての自覚にあふれていました。彼のボランチはOKだと思いましたネ。何よりも左足のキャノンシュートは魅力です(他のチームからオファーが来てないかなぁ?)。 【藤田選手】 彼も怪我で出遅れ、復帰後も精彩を欠いていましたが、昨日の試合では輝きをとりもどしていたような気がします。何度も縦への突破を図っていましたし、守備でも鹿島との初戦で痛い目を合わされた新井場をかなりケアできていたと思います(もちろん新井場があまり出てこなかったこともありましたが)。また、彼にも上里同様、自覚が強く感じられました、「俺がやらなければ」という。 【岡本選手】 短い出場時間でしたが、相変わらずの存在感をアピールしていたと思います。彼の独特のリズムはドリブルや意表をつくシュートと、昔流の言い方をすれば「サムシング(Something)」を感じさせるものがあります。だから攻撃的な位置で使うととても面白いプレーヤーだと思っています。昨日は本当に短い時間でしたが、そんな期待をまた抱かせてくれる活躍振りだったと思います。 【宮澤選手】 彼も短い出場時間でしたが、彼が入ってからターゲットが二人になったことでカウンターもしやすくなったと感じました。典型的なポストプレーヤーなので、ダビとの相性もよさそうな感じがしました(とは言え、来季はダビはいないのだろうが・・・)。伊達にU19の代表に選ばれているわけではないので、彼を我慢して使い続けることがチームにとっても彼にとってもベストな選択だと思います。その意味で「若手中心」は大歓迎です。 【柴田選手】 昨日は出場はありませんでしたが、J1前半での活躍は彼の良さと悪さをはっきりと示しており、それが逆に彼に対する期待値を上げていると思っています(個人的にはですが)。彼の高さや前への強さには魅力がありますし、周りとの連携や相手FWとの駆け引きなど、課題は試合に出ることで克服できると思います。その意味で出場機会が増える(増えそうな)J2降格は彼にとって千載一遇のチャンスだと思います。後、もう少しスピードがあればいいのですが・・・。 【吉弘選手】 横浜FM戦での、スラディング・ヘッド・クリア(?)で鮮烈なデビューを飾ったと思ったら、FC東京戦(だっけ?)の目測を誤る大チョンボをしてそれ以来ベンチにも入れないという、ジェットコースターのような活躍(?)を見せていましたが、彼には来季のDFの中心として活躍してほしいと思います。彼のスピードとポリバレントな資質にはとても期待しています。でも、何であんなチョンボしたんだろう? 【西選手】 う~ん、期待はしているのですが、若手の中でもっとも出場機会が多いため、むしろアラばかり気になって、最大の欠点である「守備」と「フィジカルの弱さ」を早急に直してほしいと思います。攻撃的センスには素晴らしいものを持っていると思います。彼のトリッキーなプレーには、現在フランスで活躍している松井選手の京都時代を彷彿させるものを感じるときもありますが、いかんせんプレーが軽い。昨日の野沢の決勝点でもカバーが遅れたのは西選手だったと思います。昨日は上里選手がディフェンシブな位置をとって、西選手が前目に位置をとっていたような気もしますが、あの場面では2列目から飛び出す選手をケアするのはMF(特にボランチ)の役目で、VTRを見ると完全に後追いになっていました。また、自陣でボールを持とうとして鹿島の選手にかっさわられそうになったときは絶叫してしまいました。西谷選手が退いた後、左サイドにはったときも、ボールをキープするのはいいが、相手にせられてボールをうばわれるシーンが続出したのはいただけません。上里選手がせられても何とかファウルをもらってしのいでいたのと対極的にファウルすらもらえなかった点に大きな課題を感じています。才能がある反面、課題が多いのが西選手だと私は感じています。こうしたガラス細工のような繊細な選手は過去にもたくさんいますが、本人の努力がないと結局ガラス細工のままで終わるケースも多いようなので、彼にはぜひその才能を伸ばす努力をしてほしいと思います。 他に「石井選手」や「横野選手」や「堀田選手」や、色々書きたい選手もいますが、それはまたの機会に。 何よりも監督も決まっていないので、監督が決まらないことには戦術も決まらない、戦術も決まらなければ選手起用も決まらない、と言うことになるので、とり急ぎ、昨日の感想と今後の期待について記し、今日は終わりにしておきます。 最後に、彼ら若手に苦言というか忠告というかお願いを一つ。 昨日ジェフ千葉で途中出場で活躍した新居選手ですが、今の彼らと同様、華々しく活躍し、さぁこれからというオフに飲酒運転でコンサドーレを解雇され、今に至っています。 あの出来事=事件はファンとして残念であると同時に、無駄とは言いませんが、新居選手にとっては復帰のためにとても貴重な時間を費やしてしまったのではないかと思います。 現在のコンサドーレの若手選手にそんなことだけはしてほしくないと思っています。幸い、「しまふく寮通信」を読む限り、そんな馬鹿なことをするようには見えませんが、二十歳前後の若者ですから、私たちサポーターも暖かい目で彼らをサポートできればいいと思っています。 来季、彼ら若手のさらなる成長が見られることを期待したいと思います。その期待を持たせてくれた試合ということで、昨日の試合は「残念な」最終戦ではなかったと私は思いましたが、いかがでしょうか?
2008年09月28日
今、厚別に向かうべく、新札幌のバスターミナルでバス待ち。 ここもそれなりに並んでいるが、お隣の日ハムとはその長さに雲泥の差が。 日ハムは私たちの数倍の人。したがって、バスの本数も頻繁に出ている様子。 片や優勝は逃したとは言え、3位以内を確保する大事な試合。そして我がコンサドーレは・・・。 これが現実か? でも私たちはコンサドーレを見捨てない。 We are Consadore Sapporo!
2008年08月17日
6月9日に書き込んで以来、ほとんど休眠状態でしたが、仕事も少し落ち着いてきたので、久方ぶりに書き込みをしたいと思います。 こんな怠惰なブログにも、毎日20数人の皆さまが覗いていただいていることを本当に感謝するとともに、とても心苦しく思っています。今日を境に心を入れ替え、できるだけ書き込みをしたいと思います。 で、久しぶりの書き込みですが、やはりオリンピック。 特に五輪サッカーに関しては、男子はやはりとは言え、予選リーグ全敗での敗退は残念でした。選手個々のひ弱さや反町監督の戦術眼のなさにはがっかりしました。詳しくはこのブログはもちろん、色々なサイトで語られているのでつまびらかにするつもりはありませんが、いちばんはハートの問題だったと思います。 女子の準々決勝「vs中国」戦を観れば、技術的には勝っていても、フィジカルで劣るなでしこ達がしたことは、「1対1」の局面で相手に負けない気持ちと戦術の徹底だったと思います。 トップの二人は前線からボールを追いかけ、澤たちMFたちが相手が出したボールにチャレンジし、DFは(画面では分からないのですが)池田を中心にラインを上げ、前線との間をコンパクトにすることで中国のトップの良さを消して、試合をコントロールしていました。 監督の卓越した戦術もすばらしかったですが、それを実践した選手たちはもっとすばらしかったと思います。 しかし、ゲーム中いちばん強く感じたのは、サッカーに対する「ひたむきさ」だったような気がします。局面局面でボールを追い、アタックし、チャレンジしている姿に素直に感動しました。 残念ながら男子にその「ひたむきさ」を感じることはできませんでした。 以前にもお話をしたことがありますが、私は精神論者ではありません。スポーツは「頭脳」で勝負するものだと思っています。しかし、その「頭脳」には「ハート」も含まれています。そういう意味で、イーブンの状態で相手に勝てるかどうかは「ハート」だと思っています。男子にはその「ハート」を感じることができませんでした。一緒に観戦していた妻が何度「何やってんだよ~」と叫んでいたことか、男子サッカーでは。 サッカーでは「Brain」「Ball Control」「Body Balance」の3つのBが大切だと何かで読んだことがあります(スペルあってるかな?)。 日本のサッカーは、頭脳と技術にアジリティ(俊敏性)を加え、フィジカルの弱さを埋め、世界レベルに上がって来たと思っていますが、問題は「勝つぞ」という勝利への強い「ハート」を持てるかどうかだと思います。 これから五輪代表からA代表へ上がる選手も出てくるのしょうが、W杯予選に向け、今回の五輪予選リーグ敗退が影響しなければいいなぁと思います。彼らが現A代表を押しのけてトップレベルになれるのかなぁと思いますし、香川をA代表に選ぶのであれば、今回のW杯はあきらめたのだと私は思います。彼では世界は戦えません。もちろん、本人のこれからの精進だとは思いますが、今のレベルでは無理でしょうね。何人A代表になれるのかなぁ? いずれにしても、女子チームの頑張りに拍手と心からの声援を送りたいと思います。男子には何もありません(て言うか、だいぶ文句言ってるけど)。
プロフィール
サッカー歴は古いです。 中学でサッカーを始め、中学時代にメキシコ・オリンピックの日本の銅メダルを目の当たりにし、メキシコW杯の「イタリアvs西ドイツ」戦に感涙し、高校までサッカーをしていましたが、心だけは今でも現役です(笑)。 ちなみに湘南ベルマーレ監督や全日本女子代表監督を歴任した上田栄治さんは高校時代の1年先輩。彼は一流でしたが、ご一緒した経験もあります(他人のふんどしでものを語ってどうするっ…爆)。 コンサドーレ札幌との関わりは、北海道・札幌移住後のコンサ誕生以来。 エメルソンの移籍騒ぎのときに、市民株主(1株ですが)となりました(結局エメは逝ってしまったが)。 昨今は、元コンサドーレ出身の選手の活躍を見るたびに、死んだ子の歳を数えるような機会が多くなり、自分の年齢を今さらながら実感しています。 ただ、コンサドーレ札幌を愛する気持ちは、昔も今も変わりません!
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