2010年03月07日
(その1から続く) さて、試合の間、私は応援に、持てる力の全てをつぎ込んだ。 なんせ今回のゴール裏は人が少ないから必死に声を出さなきゃならない(ノルマ5人分)。 久し振りだから声は出にくいし、体がなまっていたからぜんぜんジャンプできなかったし、 試合が始まってすぐ、準備できてない自分にガッカリだった。 ウォーミングアップをしてなかったことに反省。 そういうわけで、試合内容についての感想は書けません。 スカパーの録画も、まだ見てないので… 失点が良くない感じだったことと、 近藤がよく得点してくれたな、というホッとした感じが残っています。追いつけるっていうのは、なかなかいいもんですね。 個人的には藤山を見たかったかな…まぁこれからいっぱい見られるでしょうけれど。 あと、試合とは関係ないんですが、ベンチが窮屈そうに見えたのが面白かった。 サブの選手が、J1と同じく7人制になったことを実感しました(^^)
シャトルバスの時間が試合終了後すぐだったので、急いでバス乗り場へ。 私は鉄道で帰る人たちと一緒にバスに乗った。 少し渋滞したかな、でもまぁ順当に大分駅に着いた。 鉄道組は乗る列車まで少し時間があるから、駅構内の食堂でお疲れ様会でもしようか、などと話しながら改札口を通りかかると、何やら人垣ができている。 なんかいや~な予感… 津波警報発令のため、運転見合わせ。 え! しかし、たしかにそうか。 今朝、機内で聞いたラジオでも、津波到達は午後と言っていた。 別府湾沿いを通る線路があるため、念のため見合わせているそうだ。 さらに、津波の到達は遅れているそうだ。 鉄道組は駅員さんに詳細を聞いている。 もし全く動かないのであれば、バスを使うしかないだろう。 福岡、小倉へは大分から近いし、実際、町中で何回か見かけた。 でも何時発?どこから乗る? しかし駅員さんが言うには、電光掲示している特急は動く予定とのことだった。 幸い、みんなが利用する列車が表示されている。 時間までビールを飲んで待つことにした。 これが大分名物「鳥天」だ!見た目はから揚げみたいだけど天ぷらです。 ちなみに九石ドームでも鳥天があって食べました。ポン酢とねりからしをつけて食べると本当に美味。 構内のこのお店、ビールはサッポロだし団子汁もうまかったし、ごまだしうどんもおいしかったし、親切だし、17時まではハッピーアワーで生が390円だしで言うことなし!(^^)b そして、各自乗車時間になるとお店をあとにしたのだった。 津波警報で一時はどうなることかと思ったけど、とりあえず無事帰宅できて良かったね! 宿泊組はのんびり食事もしてホテルに戻りましたとさ… 翌朝、大変良く眠れて疲れがすっかり取れた私。 ここのホテルのベッドは本当に寝心地が良かった。 ベッドもさることながら、羽根枕のあんばいも良くて、本当に包み込まれるような寝心地… もっと寝ていたかったけど、とりあえずお腹も空いたのでバイキングの朝食を食べに降りる。 私は和食派。大分らしいメニューには椎茸の含め煮があった。ご飯が進む一品。その他、地元の養鶏場の卵で卵かけご飯とか、ホテルのスタッフさん手作りのぬか漬けとか。卵焼きもほんのり甘く。シンプルで手作りのおいしい朝食でした。 朝食がすむと、何もすることがなかった。 空港までのバスの時間まで、どこかに行くには半端な4時間。 そうだ、大分トリニータの公式ショップに行こう。 ニータンのグッズでも買おう。 ホテルのロビーには無料のインターネットコーナーがあったので、大分トリニータの公式HPを検索して調べた。 「クラブトリニータ」というその店は、駅前のどこかにあるだろうと思っていたら、バスで15分くらい行くところにあるらしい。う~ん… まぁ駅前からバスに乗ればいいみたいだし、15分くらいなら遠くもないし。 行ってみるか。 必要事項をメモっていざ出発。 バス乗り場はいくつもの経路のバスが立ち寄る。 目的のバスが来たので乗り込んですぐ「下郡南(最寄りバス停の名前)は通りますか」と念を押す。大丈夫、間違えてないようだ。 走り始めたバスから景色を眺める。 複雑な経路ではなかった。帰りは歩いてもいいかも。運動になるし。 目的のバス停で降りた。料金は200円。 空模様が気になる。なんだか雨が降りそうだ。 午後から雨になるって言ってたっけ…何とかもってほしい。 傘を持って来てないから。まぁなんとかなるだろう。 バス停に降り立つと「クラブトリニータ」が見えた。バスの進行方向にそのまま歩いてすぐだった。 信号を渡った、その角がショップ。 立派な2階建ての、ガラス張りの建物… ん?なんだかブラインドがおろされてる…? 近づくに連れていやな予感が… ガーーーン!定休日でした~(T▽T) そうかそうか。もうじき開幕だってのに定休日なのか。 ていうか、コンサの公式ショップ「シースペース」はデパートの丸井今井の中にあるから、定休日という感覚がなくなっていた。 悔しいことに、この日記を書くために検索してあらためて見たら、 ちゃんと定休日カレンダーが出てるし、アクセスのところにも定休日は毎週月曜日って書かれてた… 店頭に並ぶ、トリニータTシャツを着た怪しいマネキン達。「詰めが甘いんだよ、A小さん」と笑われてるような気がする 自分の間抜けさに打ちのめされて、私はとぼとぼとバス停に向かって歩いた。 決して田舎道ではないけど、時間をつぶせるようなところではなかった。 バイパス沿いの大型店がある一帯で、バス停周辺にはローソン、ドラッグストアが二軒、ゴルフ用品店… バス停に着いて時刻を見ると、30分に1本らしく、次のバスまでは20分くらいあった。 待つのも面倒だったので、じゃあ歩くか、ともと来た道をのそのそと歩き始めた。 歩き始めてすぐ、Aコープがあった。私は地元の農産物を見るのが大好き。なのでちょっと寄ってみた。 農産物は買って帰るには重いが、そうだ、お総菜コーナーに鳥天があるかも? あったあった、手作りって書いてある。こういうところのはパートさんが手作りしてるのかな。 そうそう、「ちゃんぽん玉」も買っていこう。これは関東では手に入らないから… 注:「ちゃんぽん玉」とは中華蒸し麺のの一種で、文字通り、チャンポンの材料。 「茹でうどん玉」の中身がチャンポン麺になっている状態のもの。 九州ではスーパーに必ずあるのだが、関東ではついぞお目にかかったことがない。 これがあるとチャンポンは手軽に作れるし、もちもちしていてとてもおいしい。 というわけで、ちゃんぽん玉×4、チャンポンスープ×2、鳥天1パック、という、普通に夕食の買い出ししたかのような、買い物完了。 外に出ると、タイミング悪く雨が降り始めた。 歩くつもりだし、傘を買おうと思った。 バス停近くのローソンまで戻る。 ビニール傘を買って外に出ようとしたその時。 ピカッ ガラガラ ピシャーン! …雷だよ(T0T) なぜこのタイミング!? ビビっていると店員の女性が優しく「雨宿りしていってかまいませんので」と言ってくれた。 雨も激しくなり、駐車場の車の屋根を見ると、毛羽立つように雨が跳ね返っていた。 雨が落ち着くと雷も一気に静かになった。 歩こうとした矢先のことにすっかり意気消沈、おとなしくバスを待ち、駅前に戻った。 傘もあるし、雨も小降りになって雷もおさまりつつあったが、もうどこかへ行こうという気持ちはすっかりしぼんでいた。 ちょうど空港へのバスの時間だったので、空港に行くことにした。 昨日とは大違いの雨の駅前。もう帰りたい… 今度のバスは、前日と違って、別府温泉の街を通っていくバスだった。 海沿いの国道を、湾に沿って走っていく。 別府温泉の街中は、歴史ある一大温泉地らしく、由緒ありそうな建物や 風情のある雰囲気で、やっぱり泊まってみたかったかなと思った。 ツーリング時代に来たんだけど、やっぱりゆっくり温泉旅館、というのもいいかなと思う。 バス車窓から、別府タワー。公式サイトもあるので見てみたら、さっぽろテレビ塔や東京タワーなどと一緒に「タワー6兄弟」って呼ばれてるんだって(^^) その3に続く。
プロフィール
東京の西、山の近くでコンサを応援している主婦「A小」。学生時代に旅行で北海道を訪れ、すっかり魅了される。初めてサッカーを見たのは、94年・W杯アメリカ大会。九州旅行の帰りのフェリーの衛星放送だった。その後コンサ誕生を知り、旅行がてら各地に試合を見に行き始め…。当初はサッカーに興味のない夫を置いて一人で出かけていたが、彼は2007年にわかに「各地のウマイもの」に目覚め、その飽くなき食欲と舌を満足させるべく、妻にくっついて遠征を始める(ただし留守番の猫が心配なので宿泊ナシの日帰り)。個人的にFC東京にはいろんな意味で負けたくない。
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