2009年03月19日
勝ち試合の翌日は、寝不足なれどいたってご機嫌なA小でござんす。
日本時間の朝早くにアメリカで開催されていた野球を見たわけではござんせん。
本当に眠いんですが、昼寝を惜しんで(?)昨日の余韻に浸っておりました。
日曜日、Jリーグディビジョン2の第2節。
我がコンサドーレ札幌は、九州・佐賀県でサガン鳥栖とのアウェーゲーム。
そして、なんと去年の夏以来!という勝利を得た。
この試合、当初行くのをあきらめていた。
それというのも今月は、Jリーグが開幕していきなりの遠征貧乏に陥ることがわかっていたから。
今月の遠征予定の内訳は以下の通り。
・初めて行くスタジアム(vs岡山・桃太郎スタジアム)
・平日開催のホームゲーム(vs湘南・札幌ドーム)
・近場のアウェーゲーム(vs甲府・小瀬)
これに加えて絶対はずせない開幕戦(vs仙台・札幌ドーム)もあり、
行きたい試合はすでに4試合。
「アウェーである」「行ったことがある」「(軍資金のかかる)飛行機でないと正直しんどい」と三重苦(?)である鳥栖戦は、
「…まぁしょうがないか(^^;」
という扱いになってしまうのも無理はないのであった…
ところが、開幕戦の仙台戦にはせ参じ(大げさ)、私は今年のコンサにすっかりハマってしまった。
負けてしまったけれど、その楽しいサッカーをもっと見たいと身もだえし、どうにかして鳥栖戦に行けないか検討を始めた。
思いついたのは亭主のマイル。
打診すると「お供でマイル」で行くのにいやな素振りもなかったが、
基本的に興味の薄い亭主(なぜならすでに一昨年行ったから)はやはりさほど乗り気ではないのだった。
何で釣ったら行くって言うかな…と思案していた、その時。
遠征の女神が私にほほえんだ。
というわけで女神様のお供となり、試合当日の朝、私は福岡空港に降り立ったのだった。
この度は本当にありがとう、女神様(^人^)
福岡空港に着くとすぐに移動。地下鉄で博多駅に出て、JRで鳥栖へ。 遠征貧乏な私は、運賃だけで比較的早めに着ける「快速」に乗ることを提案。 ちょうどいいタイミングで快速があったので、10:28発のそれに乗る。 (運賃540円、所要時間34分) しかし遠征貧乏なくせに、私はおトクな前売り券を買うのを忘れていた。 しかたなく当日券売り場で「アウェーサポーター席 1500円」を購入。 前売り券なら500円も安いのに…しかしなぜか鳥栖戦ではいつも前売り券を買うのを忘れてしまうのだ。 今日はビールを1杯節約せねばならない。 スタジアムに入ると、ウルトラスのにーさん達がタスキやダンマクを張るのに勤しんでいた。 それを見ているとだんだん気合いが入ってくる。 しかしまずは個人的に重要な仕事をせねば。選手により大きな声援を届けるために。それはとどのつまり 「腹ごしらえ」(おい) 私は久し振りのスタジアムで、食料探しの旅に出た。 以前来た時より、店が少ない。 しかもスタジアムで唯一サッポロビールを売っていた、アウェーサポーター席近くの売店には、サッポロビールの「サ」の字もなかった。 代わりに焼酎の一升瓶がズラリと揃っていた。どれでも1杯500円。お好きな方にはよろしかったかも…(^^) ふふん。こんなこともあろうかと、私は駅前のコンビニでヱビスを買ってきていたのだ。どうだまいったか。 アウェーサポーター席からメインスタンドに向かって歩く。 途中いくつか売店があるのでチェックしていく。 最初の店は、ナチュラル系の、無添加おつまみ類を売る店だった。私好み。 鳥のから揚げ(ゴボウのから揚げ添え)600円を買う。 やや高いのは無添加だからか。しかたがない。しかし偽装だったら困るな… 次の店は、なぜだか飲料からお菓子からやたらと安い店だった。 ペットボトルなど2本でいくら、と言って売っている(いくらだったか忘れたが、とにかく安かった)。 そしてなんと!この店には350円の豚骨ラーメンが!安い! 地元名物な感じもあってなかなかよろしい。腹ごしらえはこれに決定。 注文すると、思ったより早く「はい」と渡された。 う~む、しまった。「駅の立ち食いそば」方式らしい。 大鍋の煮立った湯にあらかじめ茹でてあった麺を入れて温める方式だったのだ。ラーメンなのに。やられた… 席に戻って食べてみると、案の定ノビノビ。もはや「ウドン」と化していた。 豚骨スープに浮かぶ「ウドン」(泣) まぁでも、寒さをしのぐのには良かったかもしれない(日陰の席は寒かったから)。 今季初のアウェーグルメ。安いものにはワケがある、見た目は普通の豚骨ラーメン ラーメンを食していたら、ピッチでは何やら来賓の挨拶が始まった。 ちょっとビックリしたのだが、 登別温泉のえらい人が、登別の鬼をお供に従えて招待されていた。 (リンク先はおなじみの(?)高速道路インター近くの鬼像) 北海道のクラブとの対戦なので、今日招かれたらしい。 北海道と佐賀県の、温泉つながりだろうか… コンサのホームで鳥栖と対戦する時も来ると言っていた。 腹ごしらえがすみ、ちょっと所用であちこちをぶらぶら。 サポ友達に渡すものがあったのだ。 その人を見かけたかと、知り合いを見つけると片っ端からたずねたが、見かけていないとの返事ばかり。 そのうち雑談になって、アウェーサポーター席の入口あたりで立ち話をしていたら…あら? なんか見慣れない生き物が入口から入ってきた… ウィントスくんだった! (公式画像がなかったので、J's GOAL の過去のニュースから拝借) あの、ここはアウェーチームのサポーターがうようよいるエリアですよ? 今ちょうど、ウチのにーさん達が「戦いの準備(ダンマク・タスキ張り)」をしているところですよ? あっ別に凶暴なわけではないけど、でも赤黒い血が熱く体内にたぎってる人たちですよ? …とにかく、なんでまたアナタここに?? 突然のことに友人達とぽかーんとしていると、彼はのっしのっしとどんどん近づいてきた。 係の人は制止する様子もない。 そして友人に近づくと、感動の再会(?)の抱擁を… そばにいた赤黒いサポに次々とハグしていく。 騒ぎを聞きつけて赤黒いサポが携帯カメラを構えて集まり始めた。 彼は気さくに記念撮影に応じて肩を組み、ポーズなどとっている… もちろん私も再会の抱擁をし、記念撮影してみたわけですが… みごとに失敗。雰囲気を感じていただければ…(苦) ウィントスくんがコンササポ(の一部)と交流を深めている間、なんとなく心配になった私、係の人と立ち話。 私「あの、こんなことして大丈夫なんですか?」 係「あぁ、大丈夫ですよ、札幌さんは心配ないってわかってますから。お隣のクラブとは絶対やらないですけどね、あとは仙台さんとか、大丈夫です」 ふ~ん、そうかぁ。 たった1年だったけど、私にはJ1のアウェー暮らしが身に染みついてたのかなぁ。 ウィントスくんは座席の方には降りてこないですぐ帰っていったけど、こんな出来事で「J2に来たんだなぁ」と実感した私だった。 ちなみにすぐ近くにいたにーさん達は、全く気にする風はなく(でもちょっと苦笑いしていたような気もするけど)せっせとタスキを整えていらっしゃいました。それはそれで、うまく言えないけどなんかとても良い感じだった(^^) (続きはこちら)
しやばりく@ペンションであばれほうとう食った食った!
Re:誕生プレゼントは143
2009-03-19 21:19
>しかもスタジアムで唯一サッポロビールを売っていた、アウェーサポーター席近くの売店には、サッポロビールの「サ」の字もなかった。 えっ?黒のロング缶500円で入口の右側(佐世保バーガーの反対側)で打ってましたぜ。 ところで色紙にサインしました?
A小さん
Re:そうだったんですか!?
2009-03-21 20:23
>しやばりくさま うわーん!o(><)o 念のためそちらの店も見に行ったのに気がつかなかった~! 軽くショックです…弁当を売ってるだけの店だと思った。 黒ラベルを見かけなかった気がするのですが、 売り切れていたのならそれはそれでいいのです(^^) 色紙、無事署名させていただけました。 スタジアムで声をかけてもらえて良かったです(^^)
しやばりく@忘れないでね
Re:プレゼントもらえるかも
2009-03-22 21:37
今日はドモです こんばんわ 忘れないようメモを残しておきます。 「めざせ!ビール園でリボンちゃん」 これをゲトするとプレミアかも
A小さん
Re:リボンちゃんに間に合うか!?
2009-03-23 09:34
>しやばりくさま こちらこそ昨日はありがとうございました(^▽^) メモもありがとうございました。 博物館でしたよね。 これで準備は万端、ぬかりなし。 運試しに行ってきます(^^)
プロフィール
東京の西、山の近くでコンサを応援している主婦「A小」。学生時代に旅行で北海道を訪れ、すっかり魅了される。初めてサッカーを見たのは、94年・W杯アメリカ大会。九州旅行の帰りのフェリーの衛星放送だった。その後コンサ誕生を知り、旅行がてら各地に試合を見に行き始め…。当初はサッカーに興味のない夫を置いて一人で出かけていたが、彼は2007年にわかに「各地のウマイもの」に目覚め、その飽くなき食欲と舌を満足させるべく、妻にくっついて遠征を始める(ただし留守番の猫が心配なので宿泊ナシの日帰り)。個人的にFC東京にはいろんな意味で負けたくない。
最新のエントリー
月別アーカイブ
コメント
検索