【U-18広島遠征】2日目の3 vs瀬戸内高校

2010年04月02日

2010/03/29(月)13:00 @広島経済大学グラウンド
吉田春季フェスティバル
コンサU-18 3-2(3-0、0-2) 瀬戸内高校 (35分×2)
得点者:前貴之(前半1分)、榊翔太(前半7分)、鈴木貴大(前半28分)、瀬戸内高校(後半3分)、瀬戸内高校(後半13分)
コンサの試合日程は→こちら


引き続き・・と言ってもいいくらい、さっきの試合が終わってほんの一息ついたところで、今度は瀬戸内高校との対戦です。
瀬戸内高校って、どこの県??四国??
という疑問は確か去年も思ったような・・と、去年の記録をたどってみると、やっぱり去年対戦していました。→こちら 広島県内の高校のようです。



試合前のようす
試合前のコンサのようす



黒に金字が映えています
瀬戸内高校の選手たちは、並んで一礼してからピッチに入っていきました。黒い地のウインドブレーカー(ピステって言うのかな?)の背に金文字でSETOUCHIと入っているのがかっこいいです。



握手
整列して、握手して挨拶。



コイントスじゃなくてジャンケン
コイントスはコイントスではなくてじゃんけんでした。
コンサからの担当は康介です。



副審はヤス
今回の副審当番はヤスくん。



前半開始時の円陣
前半開始時の円陣



瀬戸内の円陣
瀬戸内高校の円陣



コンサのキックオフ
コンサのキックオフで前半スタートです。




<前半のメンバー>(副審・ヤス)

    36榊翔太 35鈴木貴大
  29前貴之        31中川雄貴
     28荒野拓馬 15西田謙太
14菅原康介 13中山和弥 33永井晃輔 32小山内貴哉
         30渡邉周平



康介がDFをやっていたのでびっくりしました。最初はちょっと信じられなくて、康介が高い位置に張り気味だったこともあって「3バックなのかな?」と思ったくらいです。でも康介も戻るときは戻るし、やっぱり4バックのようでした。

前半1分、貴之が左からドリブルで相手ゴールに迫ってシュート。きれいに決まりました(1-0)。さっそく先制です。
前半3分、拓馬が相手選手と交錯して痛み、相手も倒れていて心配しましたが、どうやら2人とも無事起きあがりました。大丈夫のようです。ホッとしました。
コンサは快調な立ち上がりでしたが、裏を返せば瀬戸内は思うようにできていないということなのでしょうね。ピッチ脇からは瀬戸内の監督の叱咤の声が選手たちに飛びます。広島弁のべらんめえ口調で巻き舌も入る勢いなのでとっても怖いです。
この監督、試合前にはとても丁寧な物腰で四方さんとトモさんに名刺を渡して挨拶をしていたり、試合前のミーティングを選手たちとやるときに、陸上トラックの外側の天然芝部分(枯れていたけど)にはスパイクのまま入らないで欲しいと陸上部関係者らしい人に言われて「これはこれは申し訳ありませんでした」と謝ってすぐにスタンドに場所を移したりとか、強面の風貌のわりに(爆)穏やかでていねいな人なんだなと思っていたのに、まったくその印象を覆す(というか強面の印象そのままの)ような厳しい励まし(?)や叱声が選手に投げつけられています。ひょえ~、怖いよぅー。選手たちは平気なんだろうか?やっていて萎縮しないんだろうか?と心配になるほどです。
そしてそんな私の心配とは裏腹に、前半7分にコンサの追加点です。中央から裏へ出るパスに翔太がダッシュし、翔太は追いすがろうとする相手DFよりも速いのでぐいっと前に出て振り切ってフリーになり、ゴール左のあまり角度のないところからGKとの1対1を冷静に決めました。(2-0)
前半11分にはナカから左前方の貴之へパスが出て、貴之がそれをシュート。相手に当たってCKになりました。
前半11分あたりのコンサは、選手同士がうまく連動できていて、ボールも人もよく動いてつながっています。見ていて楽しい限りです。
その状態がしばらく続き、前半16分ころには、選手が後ろからどんどん追い越して動いていくので、ボールを持っている選手はどこに出すか選択肢がいくつもでき、チャンスを作りやすいし守備をする相手は困るだろうなと見ていてにやにやする状況でした。
前半17分、たまに瀬戸内がボールを持っても、チャンスの形を作る前にコンサが中盤でボールを獲ってしまいます。
でも前半20分、長いボールから完全に裏を取られたピンチがありました。危ないっ!というところでナベくんが前に飛び出してナイスブロック。1点もののピンチを救ってくれました。
前半21分、瀬戸内のミドルシュートがバーの上すれすれのところへ飛びました。瀬戸内は中盤で組み立ててゴールに迫ろうとしてもうまくいかないから、遠目からでもどんどんシュートを打っていくことにしたのかなと思いました。ゲーム中に自分たちでこういう工夫ができるのはいいですね。
このあたりの時間帯で私にとって印象的だったのは拓馬くんです。なんだか以前よりも積極的に前に出て行くことが多くなった気がしました。パスアンドゴーで前へ行くだけじゃなく、ドリブルでゴール前まで自分で持ち込んでシュートを狙ってみたり。いいねえ、いいねえ。ボランチが得点できるチーム、いいねえ。



DF康介?
(サッカーっぽい写真)



前半27分、康介のスルーパスで貴之が前へ走り、中へグラウンダーのクロスを入れてみたり。
前半28分、瀬戸内のCKになりましたが、蹴ったボールはそのままゴールラインを割りました。
そして前半28分、さらにコンサに追加点です。ターボが左からスピード豊かにぶっちぎり、出てきたGKをかわして無人のゴールに流し込んで、これで3-0になりました。
前半30分、康介は後ろからでも中盤の位置からでも、翔太やターボを走らせる(鬼のような)パスをばんばん出しています。いいねー。ニヤニヤ。
前半31分、右CKを蹴るのはナカ。
前半33分、瀬戸内のミドルシュートが枠に飛びましたが、ナベくんがジャンプして手ではじき出しました。ナイスキーパー!
前半35分、康介のパスを拓馬がスルーしてその奥にいたナガコウへ通り、そこから高い位置にあがっている貴哉くんへパス。貴哉くんがクロスをあげ・・・るのを失敗しちゃいました。でも貴哉くんのあの高い位置取りと運動量には惚れ惚れします。
前半36分、時々あられのような白い粒の見える大粒の雨が降ったり風が強くなったり(コンサが風下)する悪コンディションの中、それも苦にならない楽しい前半が3-0で終わったのでした。



ハーフタイムの瀬戸内高校
ハーフタイムの瀬戸内高校です。監督が選手たちに話をしています。コンサに仕掛けてこられてずるずる下がってしまうところがよくないと言っているのが聞こえましたが、その内容も口調も怖いです。私が言われている当の選手だったら涙がにじんでしまうかも。



聞こえてる・・・よね?
スタンドにいる私にもこんなに聞こえてくるのだから、そのすぐ横にいるコンサの選手たちにもきっと聞こえているのだろうな、選手たちはどんなふうに感じているのだろう・・・と思ってしまいました。私は試合のときの四方田監督やコーチたちのようすしか見たことがありませんからこんな風に大きな声で叱りつける他のチームの監督の姿に驚いたけれど、もしかして四方さんもふだんの姿は違ったりするのかもしれませんけどね(いやあそれは想像できない)。

四方さんは、ハーフタイムの半分くらいの時間を選手たちが自分たちで水を飲みながら考えたり話し合ったりするようすを横目で見ながら放っておいて、残りの時間で選手たちを集めて話をしていました。これは2月の広島遠征のときも、先日のイギョラ杯のときも、ずっとそんな感じでしたね。

で、この瀬戸内の監督さんなんですが。ゲーム中はピッチのあちらこちらに移動して見ていたり、スタンドにあがって見ていたりしていて、ところどころでさっきも書いたようなすっげー怖い口調で選手たちにカツを入れたり励ましたり(?)していたのですが、スタンドのちょうど私がいたすぐ横に瀬戸内の選手たちが荷物をまとめて置いていた場所があって、そこにひとり選手が残っていたのです。どうやら体調不良で試合に出れず、みんなが試合をやっているのを見て待っているようでした。その選手に対し、監督が時々様子を見に来ては、すごく優しい口調で、どんな様子だ?まだフラフラするか?とか、家に帰っても誰もいないのかとか心配する言葉をかけているのです。暖かくして休んでいるようにと着るものなどの世話も焼いています。
あらー、先生いろんな顔を使い分けているのかー、教育者だわーと感心し、それなら選手たちもふだんの姿も含めてきっと楽しくサッカーができているのだろうなと余計な安心をしたのでした。



後半開始時の円陣
というわけで後半が始まります。



後半キックオフ
後半は瀬戸内高校のキックオフでスタート



<後半のメンバー>(副審・ターボ)

    27近藤勝成  36榊翔太
 29前貴之         25實盛大介
    15西田謙太 28荒野拓馬
14菅原康介 13中山和弥 33永井晃輔 32小山内貴哉
         30渡邉周平



後半3分、なんとあっけなく失点してしまいました。ちょっとびっくりして、どんな形で失点したか忘れた(爆)。(3-1)
後半5分、ニシケンのパスを貴之が受けて左からシュート。相手GKがキャッチしました。
後半13分、瀬戸内高校の30メートルくらいあるミドルシュートが決まりました。思わず「うわあ!」と言っちゃうくらいの見事なシュートでした。あれはあんなの打たれたらどうもならん。(3-2)
というわけで、前半の勢いはどこへやら、というか、瀬戸内高校が後半になって勢いを増したのか、コンサはボールの支配もあまりできないような感じになって、点差も1点差までに詰められてしまいました。原因はよくわかりません。
後半15分、拓馬くんがゴール前へ縦の浮き球のパスを出し、それを貴之が頭で合わせてゴールを狙いましたが枠の左でした。
後半15分、貴哉くんのクロスはGKがキャッチ。
後半21分、康介からナリ、康介へとワンツーで攻め込んで、康介がシュート。CKになりました。そのCKは康介が蹴り入れましたが、ゴール前での競り合いに勝てず、シュートは打てませんでした。
後半22分、ナリと翔太のコンビで前へボールを運び、最後は「とりあえず打って終わろう」の翔太のシュート。
後半22分、拓馬くんが中央をぐんぐん加速して抜け出て、最後はシュートまで。GKに当たってしまい、惜しくもゴールはなりませんでした。
後半24分、中央からスルーパスが右前方に出て、それをジツがシュート。枠の右。
後半25分、拓馬くんからジツくんへいい展開のパスが出て、その外側を貴哉くんがオーバーラップして走り出します。ジツは貴哉が上がるタイミングを見越してパスを出し、貴哉くんがシュート。GKがパンチしました。
後半途中までと比べて、いい形が何度かできてきました。最後のシュートが決まりませんけれども。
後半27分にも、ジツから和弥、(誰か)を経由して、康介のシュートはバーのほんの少し上。惜しい。
後半32分、左CKは貴之が蹴りました。チャンスの匂いのするボールでしたが、ゴールにはなりませんでした。
結局、そのまま双方ゴールはなく、後半35分に試合終了となりました。3-2ですから勝ったことは勝ったんですけど・・・。ちょっと残念な気持ちの残る試合展開だったなあと振り返るのは贅沢(傲慢)なことでしょうか。



終了
終了。お疲れさまでした。
ターボが主審みたいな角度で写っていますけど、副審です(笑)。



監督が監督に挨拶をしています
瀬戸内の監督と四方田監督が挨拶をしています。



全員でずらりと並ぶことにしたようです
それぞれ試合メンバーが相手のベンチメンバーに挨拶をする・・というところですが、瀬戸内の選手たちはベンチメンバーも含めてコンサのベンチメンバーの前にずらりと一列に並びました。



試合メンバーも最後尾につきます
瀬戸内のベンチには誰もいなくなってしまったので、挨拶に行く先がなくなり、試合に出ていたコンサの選手たちも列の最後に合流します。




瀬戸内が礼
瀬戸内の選手たちが「ありがとうございました~」と挨拶



コンサが拍手
コンサは拍手~~。



コンサが礼
そして今度はコンサが「ありがとうございました~」



瀬戸内が拍手
瀬戸内が拍手~。


けっこう儀式めいた締めくくりで2日目の日程が終わったのでした(と思います)。冷たい風にあたって凍えてしまったので、私は「今日はこれで終わりですよね?」という確認をしないまま車に戻り、まっすぐホテルに戻ったのですが。


深友ブログによると、この日このあと四方さんとトモさんはビッグアーチに行ってACLの試合を観戦したんですね。→こちら
そうか!そういう手があったか!と私は後から気づいた次第でしたが、もし当日気がついていても夜に出かける気力はなかったかも。


私はといえば、またもやお好み焼きを食べにいっておりました(爆)。
ホテルに戻って「広島駅 サッポロビール お好み焼き」で検索したら、サポ仲間(であり、かつユースヲタ仲間)のブログがヒットし、そこで知ったお店です。コンササポの行動形態って全くもう(笑)。

広島駅の駅ビル3階(お好み焼き屋さんがたくさん並んでいるフロア)にある「おおい」です。
あんまり待たずに済むし(爆)、店内はサッポロビールのポスターがたくさん、「生」とか「ジョッキ」といえばサッポロ黒ラベルが出てきて、ヱビスビールも置いてある(瓶ですが)というコンササポ的に居心地のよいお店でした。
キャベツやもやし、豚肉、卵など基本の材料の他に、ノブリンでいえば「桜エビ」にあたるような「こだわりの味」が各お店ごとにあるものなのかもしれませんが、このお店のお好み焼きはキャベツともやしの上に大葉がのっていて爽やかな風味で美味しかったです。
広島駅でさっとお好み焼きを食べたいなあというコンササポやサッポロビール関係者の方にお薦めのお店だと思います。

ビールとお通し焼いてます

いただきます
肉+卵+イカ天+(そばorうどん)+ネギかけという、「おおい焼き」でございます。


明日は吉田サッカー場で大津高校と対戦します。
そのようすは→こちら



post by あきっく

16:46

ユース コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする