第3回 GO FOR 2014 CUP (4日目の1試合目・準決勝)

2009年12月28日

2009/12/28(月)9:30 @埼玉スタジアム第2グラウンド
第3回 GO FOR 2014 CUP in saitama 決勝トーナメント
準決勝
コンサユースU-18 1-1(0-0、1-1)PK(7-6) 浦和ユース (35分×2)
得点者:鈴木貴大(後半11分)失点(後半14分)
コンサの警告等:小山内貴哉(黄)


コンサユースU-18はXグループの予選リーグで1位となり、決勝トーナメントに進出しました。Yグループ2位の浦和ユースと対戦です。

埼スタ第2グラウンド
埼スタのサブグラウンドは天然芝の第2グラウンド・第3グラウンドと人工芝の第4グラウンドがあって、そのうち第2グラウンドには小さな屋根付きスタンドもついています。


スタンドがあります
こんなスタンドが手前側と奥側にそれぞれあって、ネットもなくピッチも近くとても見やすいです。
スタンド部分は緩やかな傾斜になっており、座席の下もボールが通る隙間があるので、スタンドに人がいなくても飛んできたボールが自然と下に転がっていって柵の隙間からピッチ脇に戻るようになっています。
工夫されているなあと以前感心しました。



得点板
得点板もあります。
無精して正面から撮らずに座ったままの角度からですけど。


整列
始まります。


コイントスは大くん
ゲームキャプテンは大くんでした。


前半開始時の円陣
前半開始時の円陣


浦和の円陣
浦和の円陣


前半キックオフ
浦和のキックオフで前半スタートです。


<前半のメンバー>

     35鈴木貴大  11三上陽輔
 14菅原康介          27近藤勝成
     28荒野拓馬 29前貴之
12葛西大 13中山和弥 23奈良竜樹 32小山内貴哉
        21松原修平


立ち上がりから前半15分ころまで、五分五分の展開かなと思いました。
コンサはプレスが早くて、労を惜しまずみんなでプレスをかけています。陽輔とターボが相手ボランチにチェックにいって、自由にパスさせないだけでなく相手の足もとからボールを奪ってしまったり。大くん、貴哉くんの両SBも積極的にインターセプトしては前にあがっていきます。
そんな積極的な姿勢が功を奏したのか、次第にコンサが主導権を握った感じになってきました。けっこう強いパスをびしびし通していて、強いボールを足もとできっちり止めて蹴ることができているので意図したことが続き、見ていておもしろいです。出足が早いので相手がパスを出したすぐのところでカットすることも再々です。こういうふうに上手くいくときとミスが多くてうまくいかないときの差はどこからくるんだろうかと不思議に思うところですが。
うまくいっていておもしろいとは言っても、なかなかシュートにまではいけないんですけどね。打てたとしても「どうにかシュート(らしきもの)は打ったぞ」程度のふんわり相手GKにパスするようなシュート程度で、決定的なチャンスにはなりません。
対するレッズのシュートは、どっかんと枠上に打ち上げることが多く、これまたゴールの匂いはしません。


ビデオ係はここに
怪我人くんたちがビデオ撮影係をしています。


試合中
試合中の光景


前半28分あたり、中盤も豊富な運動量で貴之くんと拓馬くんがセカンドボールを拾いまくっています。前半29分、拓馬がいい狙いで左サイドから中前方へ駆け上がり、ボールを収めてなんとかシュートまでいきたいところでしたが。最後は寄せてきた相手とのフィジカル勝負に負けて(?)ボールはゴールラインを割ってしまったようです。拓馬くんがもっと筋肉ついてやりたいことをできるようになったら、さぞや楽しくなるだろうなあと先のことを妄想してしまいます。
前半30分、縦にジグザグと相手選手の間を通して抜いていくパス交換が続き、楽しいなあ、昨日の大宮戦よりずっと楽しいわ、と思いつつ眺めているうちに、ロスタイムなしの35分ぴったりで前半が終了しました。
前半は0-0です。


後半キックオフ
後半はコンサのキックオフでスタートです。


<後半のメンバー>

    35鈴木貴大 11三上陽輔
  27近藤勝成      14菅原康介
     29前貴之 28荒野拓馬
12葛西大 13中山和弥 23奈良竜樹 32小山内貴哉
        21松原修平


選手交代はないけれど、康介とナリのポジションがチェンジになっているようです。
後半5分、スルーパスが通りコンサの選手2人が相手の裏へ抜け出るチャンスで、ボールを受けてシュートを放ったのはナリ。決めるかと思われる決定機でしたが、シュートは枠の右でした。残念。
後半もわりとコンサのペースで始められたようで、強いボールをびしっと止めたり、相手ボールでも挟んで足先でつついてずらして奪えているシーンが目立ちます。
そして後半11分にターボのゴール。相手CBが前へボールを出したその足もとへ、ターボがダッシュしてボールを奪い、そのままゴールへ向かい、シュートが決まりました。(1-0)
序盤から何度もプレスをかけて狙っていたのが上手くいきました。ナイス!ターボ。
後半12分、ナリのシュートは相手GKが片手ではじくファインセーブ。そのこぼれだまを折り返すように陽輔が右からシュートしましたがサイドネットでした。
後半13分、康介のシュートは相手GKがパンチング。これもファインセーブでした。
まさに怒濤の波状攻撃。ここで追加点が決まっていたらゲームは決まっていたかな。
でもさすがにそのままとはいかず、後半14分、ちょっとミスっぽい対応から浦和にシュートを打たれる事態となり、修平がいったんは手に当てましたがゴール前にこぼれたのを走り込んできた浦和の選手に押し込まれてしまいました(1-1)。コンサの選手もついて走り込んだのですが、一歩間に合わなかったようです。


陽輔→翔太
後半20分、陽輔に代わって翔太が入りました。
翔太とターボの2トップです。


    36榊翔太   35鈴木貴大
  27近藤勝成      14菅原康介
     29前貴之 28荒野拓馬
12葛西大 13中山和弥 23奈良竜樹 32小山内貴哉
        21松原修平


後半22分、浦和の右からのカウンター攻撃に、コンサは後ろの人数が足りず、わ、まずい?!と思ったところで、奈良くんが相手の足もとのボールに足を入れ、止めて奪いました。そしてそのまま味方にフィードします。奈良くんはさっきもスライディングタックルで鮮やかにボールだけを残し、そしてスタッと立ち上がって攻撃につなげるシーンがありました。ヘディングの強さは出色の奈良くんですが、こういう武器ももってたのかと再認識でした。
後半25分、大くんが後ろから大きな声で指示を出しているのがよく聞こえます。大くんの声は、この試合に限らずよく出ているなあと思って見ていました。頼もしいです。(GKと大くん以外の声もあちこちからうるさいくらい聞こえるようになるといいのだけど・・。)
後半26分のゴール前正面40メートルくらいの距離からのFKは、ボールのそばに拓馬くんと貴之くんが立っています。この距離だと直接狙うよりは誰かが合わせる前提だろうなと思いました。はたして貴之くんの蹴ったボールはふんわり裏を狙って縦に入りました。残念ながら相手GKや相手選手に阻まれて合わせられず、ゴールラインを割ってしまったのですが。


ナリ→中川
後半28分、ナリに代わって中川くんが入りました。
そのままナリのいた左SHに入ります。


    36榊翔太   35鈴木貴大
  31中川雄貴      14菅原康介
     29前貴之 28荒野拓馬
12葛西大 13中山和弥 23奈良竜樹 32小山内貴哉
        21松原修平


後半29分、ワンツーで中央を突破され、浦和のシュートがゴール右上隅に飛びましたが、修平がジャンプ、左手1本で弾き出しました。あの位置のボールに届くなんて、修平のジャンプ力は相当ですね。
後半30分、コンサは前線からの守備で相手のパスを自由にさせず、あわよくばボールを奪い取ろうとする動きを続けています。私の後ろに試合を見ながらポイントになったプレーを小学生くらいの息子さんに説明しているパパさんがいたのですが、浦和びいきなその人がコンサのよいプレーを褒めて「ああいうのは見習わないとな」と言っているのを聞くのは心地よかったです。貴哉くんのオーバーラップもずいぶん注目されていました。
後半34分、貴哉くんにイエローカード。これは得点機になりそうな相手選手を無理に倒してしまったのでカードは仕方なかったでしょうね。


これをしのげば
ペナルティエリア近く、この位置から浦和のFKです。
浦和のFKはそのままゴール右外へゴールラインを割っていったかなと思ったのですが、誰かが触ってクリアしたものだったらしく、浦和の右CKになりました。
後半35分、浦和CKからちょっとピンチ。ゴール前で拾ってはシュートの繰り返しになりました。コンサの選手がシュートを身体にあてて防いだのも2回以上あったと思います。
でも結局双方ともゴールは奪えず、後半37分、1-1で後半終了となりました。


大会実施要領によれば、決勝トーナメントでは70分終了して同点の場合にはPK戦で勝敗を決するとのことです。決勝戦のみ10分ハーフの延長戦がある。ということは、この試合は延長なくすぐにPK戦なのね。


PK戦になりました
PK戦になりました。


コートを着込んでいます
浦和の選手たちはベンチに戻るとすぐにベンチコートを着込みました。
私は用心してベンチコートを着ていましたから大きなことは言えませんが、ふつうにはコートを着るような気温とは感じませんでした。日が差してぽかぽか陽気だったので。
コンサはコートを着るようすはないし、和弥くんなんて半袖ですよ(笑)。


順番決め?
蹴る順番を決めているのでしょうか。


がんばれ~
選手が出てきました。みんながんばれ~。


PK戦って変にドキドキするよね
PK戦が始まります。


一人目は拓馬のようです
コンサが先に蹴るんですね。一人目は拓馬くんのようです。


決まりました
拓馬くん、しっかり決めました。


修平がんばれ~~
浦和の一人目。修平がんばれ!


コンサは、拓馬、貴之、貴哉、大、康介の順で5人全員成功させ、一方浦和も全員成功したので、サドンデスに入りました。
コンサが中川くん、翔太くんと決めたところで、浦和は7人目が右ポストに当ててしまい、コンサの勝ちになりました。


勝ちました
勝った。決勝戦に進出です。


整列
お疲れさまでした。


決勝戦は、約1時間20分後の12:30から。同じ第2グラウンドで行われます。もう一方の準決勝・名古屋vsマリノスの結果、決勝戦の相手は名古屋U18になったようです。グループリーグの再戦になりますね。
ここまできたら、せっかくだから優勝して帰りましょう!



post by あきっく

12:19

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