2009年12月19日
2009/12/19(土)13:20 @宮崎県西都市清水台総合公園多目的広場 高円宮杯第21回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 1次ラウンド グループA コンサドーレ札幌ユースU-15 8-1(2-1、6-0) ロアッソ熊本ジュニアユース (40分×2) 得点者:下田康太(前半1分)、失点(前半1分)、下田康太(前半30分)、下田康太(後半3分)、神田夢実(後半5分)、中原彰吾(後半10分)、神田夢実(後半26分)、神田夢実(後半32分)、下田康太(後半35分) コンサの警告等:深井一希(黄) 試合公式記録は→こちら(PDF) グループリーグの初戦と第2戦は、宮崎市から少し離れた西都市の会場です。試合開始時刻によっては当日朝の飛行機で間に合わないかも?と心配しましたが、うまいこと土曜日は第2試合、日曜日は第1試合にあたってくれました。行きも帰りも余裕ができてよかったです。 宮崎空港に降り立つと、知事が迎えてくれました。
グラウンドの駐車場に着くと、目の前には星稜のバスが。石川県からここまでバスで来たのね。お疲れさま。 ロアッソのバスもありました。 こっちはまあ、そうでしょうね。隣県ですものね。 グラウンドはあの上のようです。 のぼりや大会ポスターがたくさん貼ってあって歓迎ムードです。 今年の大会ポスターはこういうデザインでした。 柵越しに中を覗くと。スタンドはないただのグラウンドなのね。 観客は土手の上から試合を見ています。地元のサッカー少年たちかなという雰囲気です。 私も土手の裏にまわって上からグラウンドを見てみました。 「関係者以外立ち入り禁止」エリアを仕切るロープの位置からすると、この下にある屋根付きのベンチは、観客席なのかな。第2試合が始まるときにもしあの席が空いたら、あそこから見ようかなと狙いをつけます。 よく晴れてお天気はいいんですが、空気は冷たいです。風がかなり強く吹いて、さらに体感温度を下げています。 フラッグのバタバタいう音が聞こえそうでしょ。 星稜の応援ダンマクが張ってありました。 黄色いユニが星稜中、緑色のユニがセゾンFCです。 個人技や試合運びはセゾンFCの方が一枚上手かなという感じでした。 ふと気づくと。 あら?あそこにいるのは。 うちの選手たちが試合を見ているのでした。 明日以降対戦する相手ですものね。気になりますよね。 前半にセゾンが2点を先行し、後半終盤になって星稜が1点を返して星稜応援席(←主として家族)はずいぶん盛り上がったんですが、その後セゾンが1点を追加して、セゾンの勝利で終了しました。 観客席ベンチに座っていた地元の中学生たちが昼食をとりにいったんバスに戻っていったので。その隙にしめしめとベンチに陣取りました。 札幌U-15の父母会(?)で代々受け継がれているU-15応援ダンマクです。 両チームの選手たちも準備を始め、そろそろ試合が始まります。 ロアッソのベンチのようす 選手入場 整列 記念写真撮るのね。 後ろ姿で残念だわ。 コイントスが終わり、いったんピッチに散らばっていた選手たちがまたぞろぞろと移動しています。 どうやらエンドを変えるようです。 風が強いからその影響を考えて選んだのでしょうか。 コンサは前半、風下から風上に向かって攻める方向です。 そしてみんなで円陣を組み・・・の前に 輪になって「赤黒の勇者」を歌い始めました。 ♪お~お~お~~おお~~おお~ のところは 手を叩きながら歌います。 ワンコーラス歌い終わったところで肩を組んで気合いの「おっしゃー!」と入った円陣を組みました。 こちらはロアッソの円陣 コンサのキックオフで前半がスタートしました。 ということはエンドを選んだのはロアッソだったんですね。前半に風上から攻める方を選びましたか。 <前半のメンバー> (名前の前の数字は背番号、名前のあとの()つき数字は学年です。) 11下田康太(3) 27蒲生幹(2) 10神田夢実(3) 7中原彰吾(3) 9林 雄紀(3) 5深井一希(3) 6堀米悠斗(3) 3月館海斗(3) 4永坂勇人(3) 20前 寛之(2) 16福永浩哉(3) (控え) GK21輪島稜(2)、8佐々木誓哉(3)、13稲田浩平(3)、15志田尚弘(3)、17内山北斗(3)、18鷺谷直人(3)、22國分将(2) キャプテンはゴメスこと堀米くんです。 で。 キックオフして、後ろの方からコンサのフォーメーションを確認して。4バックは左側から・・と双眼鏡を覗いたりしているうちに。 横でわぁー!と歓声があがったかと思うと、早くもコンサがゴールを決めていました。(1-0) 聞くところによるとしもっここと下田くんのゴールだったそうです。振り向きざまに決めたそうです。前半1分でした。 ・・・。残念。見逃した・・。とがっくりしましたけれど、なんにせよ早くも先制できたのはよかったよかった。 気を取り直して再び双眼鏡を手に取り、フォーメーション確認の続きをしようとしたら。 何がどうなったんだか、あれよあれよとするする真ん中からコンサゴール前まで迫られて、シュートを打たれたと思ったらゴールネットが揺れていました。あらら、もしかして失点? あっけなく試合は振り出しに戻ってしまいました(1-1)。時計を見たらまだ1分46秒でした。 ま、試合は始まったばかり。ここから、ここから。 前半5分、しもっこが後ろからのボールをうまく収めてドリブルでゴールへ迫り、少し距離あるところから豪快なシュート。ボールはバーぎりぎりをかすめていきました。惜しい~。 前半6分、チャンス!!というタイミングでの彰吾くんのシュートは、バーのはるか上へ飛んでいってしまいました。あんまりチャンスで力んでしまったかな。 このあたりまで、コンサがいい感じで攻めています。かなり風が強く、コンサは風下なので、パスを回そうとしてボールの勢いが弱まり、ロアッソにカットされてしまう場面もありますけれども。 けど、前半6分を過ぎたあたりからは、ボールはピッチ上を行きつ戻りつの五分五分の展開になってきました。どっちもあまり決定的な形を作れません。それでも私にとっては、ところどころユースくんたちが垣間見せる素敵プレー(←例えば、「わー、今のトラップうまい~」とか。)に嬉しくなっちゃうので、楽しいといえば楽しいのですけど。 前半13分、夢実くんからのパスを林くんが受けて、相手に囲まれながらもキープして味方にはたきます。そこから詳細忘れたけれどいろいろあって、しもっこがフィジカル強い~(相手を振り切ってボールキープできちゃう)とか感心したり、打て!打て!となんとかシュートを打てる形にならないかドキドキしたりしつつ、最後はマイナスのパスを受けたしもっこがゴール正面からここだっ!というタイミングでグラウンダーのシュートを打ちました。ボールは右ポストのすぐ外へ転がっていってしまって残念でした。 前半16分あたりは、チャレンジングなパスが何度も出され、よし!!と思った次の瞬間に惜しい~~!!だったりするのですが、おもしれーーって(あらやだ)叫んでしまいそうなシーンが続きます。風でボールが流されて思うようにつながらなかったりするのでしょうが、やりたいことが見えてくるプレーってたとえ失敗しても見ていて楽しいですよね。 前半18分、ゴメスが左サイド深いところからドリブルで前へ、相手選手を抜いて、抜いて、抜いて。おーーっ、どこまで行くんだ~?と見ているとドリブルでそのままゴール左側すぐ手前まで行ってしまいましたよ。すごい、そのまま自分でシュートくる?!と期待しましたが、ゴール左側の角度のないところにいたゴメスくんは、そこからゴール前中央のスペースへマイナスのパス。それを受けた誰かのシュートは跳ね返されてしまいましたが、こぼれを拾った夢実がゴール正面からミドルシュート。相手選手にぶつかってしまい、ゴールにはなりませんでした。 前半19分、ロアッソがカウンター気味にコンサゴール前へ駆け上がり、少し遠目からシュート。これはGK浩哉くんががっちりとキャッチしました。 前半21分、なんだかロアッソはけっこう強い?と感じるようになりました。コンサのパスがカットされたりはじかれたり。ときどきカウンターで攻めてくるのもドキッとしたりします。 前半27分、蒲生くんの右サイドからのクロスに、ファーからしもっこが飛び込み、きちんと当たれば1点ものというシーンでしたが、しもっこの足が一歩届かず、ゴールにはなりませんでした。惜しかった。でもいい形でした。 前半29分ころ、なんだか風がおさまったように感じました。風がないと途端に日差しがうららかに感じます。 前半途中にはロアッソに攻められ気味でバタバタしたかなという時間帯もありましたが、それを過ぎて、落ち着いてきたな、守るのも危なげがなくなって、攻めるシーンも増えてきた・・と思っていた矢先、前半30分にしもっこがゴール前左側から思い切ったシュートを打ち、それが反対側のポストにいったん当たってゴール内側に入りました。おお、よかった。勝ち越し点だ。(2-1) (2点目のしもっこゴールを祝福する。) できればもう1点くらいとって前半を終われたらいいんだけどなと思いましたが、さすがにそこまではいかず、前半41分、2-1のまま前半終了の笛が鳴りました。
後半は選手交代ないようです。 後半開始時の円陣 ロアッソのキックオフで後半スタートです。 後半0分52秒、彰吾くんがゴール近くで左側からパスを出し、それを右サイド寄りで受けた夢実くんがシュートしましたが、バーの上をかすめました。 後半1分、夢実くんのパスを受けて絶好機になった林くんでしたが、力が入ったのかシュートはふかしてしまいました。 後半はコンサが風上から攻める形。風向きがコンサの味方になったせいか、展開がとっても楽に感じます。相手ボールはつながらないし、コンサは余裕をもって軽く出したボールでも、ゴール前のスペースで一発でチャンスにつながりそうな匂いになります。 そしたら後半3分、さっそく追加点が生まれました。しもっこがドリブルでごりごりと中央をかきわけ、ゴール前に迫ると、切り返しで相手選手をかわしてシュートを打ち、それがきれいに決まったのでした。(3-1) わー、これでしもっこは今日、ハットトリックです。 よかった、よかったと思っていたら、チャンスシーン再び。 後半5分、彰吾くんがゴール前へ迫って、自分でシュートを打つかなと思ったけど、コースを消されてしまって左前方の夢実くんにパス。きれいに裏へ抜けた夢実くんが落ち着いてゴールに流し込みました。(4-1) ここからしばらくは、コンサはパスはつながるし、個人技で相手選手を交わしていったり、フェイントの動きを使ってパスを出すタイミングとコースを工夫したり。ボールも人もどんどん動いてスピーディーな展開を見せます。うっとり。なんてかっこいい。 ボールはほとんどコンサが支配している状態です。 後半9分、ロアッソが久しぶりにボールをもってシュートにまで持ち込みましたが、浩哉くんの正面でした。浩哉くんは危なげなくがっちりキャッチします。 後半10分、スルーパスを受けた彰吾くんがきれいに相手最終ラインの裏へ抜けて、GKとの1対1になり、ゴール右方へきれいに決めました。(5-1) 後半13分、相手選手と交錯したシーンで、コンサの誰かにイエローカードが出ました。あとで公式記録が出たら再確認しますが、たぶんしもっこじゃないかと思います。→【追記】下田くんじゃなくて深井くんでした。すみません。 後半14分、蒲生くんに代わって誓哉くんが入りました。林くんがトップにあがり、誓哉くんは右サイドに入ります。 9林 11下田 7中原 10神田 8佐々木 5深井 6堀米 3月館 4永坂 20前 16福永 後半17分、一希くんに代わって志田くんが入りました。 ゴメスくんが一列前に出て、ボランチは彰吾くんです。 9林 11下田 10神田 6堀米 8佐々木 7中原 15志田 3月館 4永坂 20前 16福永 ピッチの真ん中に立っている彰吾くんを見ていると、なんだか背が伸びたなあと思いました。ひょろっと長身の選手、あれは誰?と思ったら彰吾くんだったという感じ。夏にJ村で見たときより背が高くなっているんじゃないかしら。 後半18分、しもっこが大チャンスのシーンでシュートはポストの右へ。あらー。 後半22分、志田くんが左サイドをあがっていき、ゴール前の角度のないところからシュートしましたが、これはゴール前にいた相手選手にクリアされてしまいました。 コンサは後半はロアッソを圧倒しているという感じになりました。どんどん攻め続けているし、たまにロアッソがボールを持って攻め込もうとしても、ゴールの匂いのするようなチャンスには結びつけられていません。ペナルティエリアに入るか入らないかあたりのエリアでコンサが難なくボールを拾えるような展開ばかりです。 見ている方としてはだんだん左うちわな気分で、わははわははと楽しむだけになってきました。体は冷えてきて手はかじかんでいるんですけど。 後半24分、コンサの左CKになりました。CKを蹴るのはゴメスくんのようです。と思ったら、ここで先に選手交代があるようです。林くんに代わって國分くんが入りました。 で、コーナーフラッグの方へ目を戻したら、キッカーは夢実くんに変わっていました。 11下田 22國分 6堀米 10神田 8佐々木 7中原 15志田 3月館 4永坂 20前 16福永 (後半のようす) 後半26分、國分くんのシュートを相手GKがはじいたこぼれだまを、反対側から駆け込んできた夢実くんが流しこんでゴールになりました。(6-1) 後半28分、またもやビッグチャンスに放ったシュートが枠をとらえられず、頭を抱えるしもっこ。あらー、それは決めなきゃー。って見ている方も笑いながら余裕の笑顔です。 後半32分、するりするりとゴール前までいっていた夢実くんがきちんと決めて夢実くんもハットトリックになりました。(7-1) 後半33分、コンサの右CKになります。蹴るのはゴメスくんのよう。 と、ここでまた蹴る前に選手交代です。 後半34分、彰吾くんに代わって内山くんが入りました。 誰が誰に代わってどこに入ったのかを確認しているだけで忙しくて、ゴメスくんが蹴ったCKがその後どうなったのかよく見ていませんでしたが、特に盛り上がりもありませんでしたからなにごともなく終わったのだろうと思います。 22國分 11下田 10神田 6堀米 20前 8佐々木 15志田 3月館 4永坂 17内山 16福永 後半35分、ゴメスがゴール左手前からシュートを打ち、クリアされたこぼれだまをしもっこがシュートしてゴール。(8-1) ゴールラッシュでメモをするのも忙しいわ、と嬉しい悲鳴です(笑)。 後半39分、海斗くんとしもっこに代わって、鷺谷くんと稲田くんが入りました。 22國分 13稲田 6堀米 10神田 20前 8佐々木 15志田 18鷺谷 4永坂 17内山 16福永 ロスタイムに入った後半41分、左CKを夢実くんが蹴りましたが、これはチャンスには至らず。 後半42分、試合終了の笛が吹かれて、楽しい後半が終わったのでした。 終了~ ありがとうございました。お疲れさまでした。 相手ベンチにも挨拶に行きます。 各地に速報メールを送ったり、強風と戦いながらかじかんだ手で荷物を片付けたりしていたら、撤収を終えた選手たちがこちら側に引き揚げてきました。 選手のご家族が引き揚げてくる選手たちにカメラを向けると、それに応えてみんな笑顔で写真におさまります。 そのようすを微笑ましく見ていたら、夢実くんが私に「ブログに載っけてください!」とリクエスト。 えーー?!と嬉しく飛びついてカメラを構えましたよ。 これがその勝利の笑顔です。 明日はセゾンFCとの対戦です。 今日の第一試合を見た限りでは、明日の試合がグループリーグ突破のための正念場になるかな。 しっかり自分たちのプレーをやりきって、よい試合になりますように。 明日もまた楽しみです。 (試合終盤は慌ただしかったので、交替選手の順序などもし違っていたらごめんなさい。あとで公式記録がアップされたら再確認してみます。)
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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