2009年11月21日
2009/11/21(土)13:50 @足利市総合運動公園陸上競技場 第83回関東大学サッカーリーグ戦2009 2部 第22節 東洋大学 2-4(1-0、1-4)尚美学園大学 (45分×2) 得点者:高橋佑輔(東・1分)、岡田将知(東・46分)、杉下聖哉(尚・60分)、山本恭平(尚・76分)、金井靖紀(尚・89分)、山本恭平(尚・89分) 試合の公式記録は→こちら 関東大学リーグ2部は今日が最終節です。東洋大学の試合を見に来ました。お目当てはコンサユースOBの松本怜大くん(1年)です。 足利へは初めてきました。 歴史を感じさせるお寺(お城?)などもあって、ゆっくり見て回るのも楽しいんでしょうが、まっすぐグラウンドへと。 グラウンドへ着いてしまえば、こじんまりとしたスタンドのある陸上競技場で、どこでも同じ気がします(もったいない)。 入口には後期のポスターが貼ってありました。 こんなデザインだったんですね。赤黒ですね。
同会場での第一試合は、上武大学vs成蹊大学でした。 スタンド正面のフラッグを見ると。赤黒がありますよ。 成蹊大のフラッグでした。 でも成蹊大のユニは赤黒じゃなくて赤なんですね。 そろそろ第2試合のメンバー表も張り出されているかな・・と、入口に見に行ってみました。あった。 残念。怜大はベンチスタートでした。 左SBのスタメンは郡司くん(4年)です。シーズン初めは郡司くんばかりが出ていたけれど、次第に怜大がスタメンのことも多くなってきて、最近はずっと怜大が出ている・・と思っていたのに。 4年生は最後だから仕方ないか、と思い直します。 ピッチに入る前に、メンバー全員で円陣を組んでいました。 選手入場。 紫のユニが東洋大で、ベージュのユニが尚美学園大です。 整列 ピッチに散らばる前に、スタメンの記念写真がありました。 いつも後ろ姿ばかりだったのに、正面から見れるこんなときに限って怜大がスタメンじゃないなんて。運が悪いわ。 尚美学園のスタメン写真 コイントス。 東洋大のゲームキャプテンは4年生の本橋くんです。 東洋大の円陣 尚美学園の円陣 尚美学園のキックオフで前半スタートです。 <東洋大・前半のメンバー> 17田原春 樹 18高橋佑輔 10宮崎明浩 14岡田将知 8本橋良太 20勝野洸平 6郡司祐太 16石津遼太郎 4若狭大志 5新里彰平 36慶徳 優 キックオフと同時に両チームの応援団(というよりベンチ外の部員)のコールが始まって。おお、東洋大の応援は人数は少ないけど声がよく響いてるぞ。 尚美学園は大応援団だなあ。 …と思って右方の応援団にカメラを向けている間に。 わーーっ!と歓声があがったと思ったら、東洋大が早くもゴールを決めていました。ミドルシュートが決まったのだそうです。 時計を見るとまだ0分43秒の早業でした。(1-0) (東洋大と尚美学園のフラッグ) (大会幕はバックスタンドに) 先制点をとって気分をよくしたのか、その後は東洋大がどんどん攻め込む展開になります。 前半4分には相手DFの間を切り裂くスルーパスに高橋くんが抜け出て尚美GKと1対1になって、シュート。GKが至近距離で足に当てて防ぎました。 前半10分にも東洋の決定的なチャンスが。ゴール前でフリーになっていた選手がゴールへ蹴りこみ、入った!!と思ったのに、ボールは右のゴールポストに当たってはね返り、それをGKがキャッチしました。同じようなシーン、こないだNACK5でも見たような・・。 前半16分、大チャンスでの岡田くんのシュートは、枠の左へ。(岡田くんって将知と書いて「まさし」と読むんですね。応援団のコールで知りました。) 東洋はかなり押し気味です。中盤でボールをカットしては両サイドを使ったり、中央から相手DFの裏へ抜ける素敵スルーパスを繰り出したり。面白い組み立てをたくさん見せてくれます。なかなかゴールにはならないけれど、ゴールへ迫っていくようすを見ているだけでも楽しいです。追加点をとるのは時間の問題と思われました。 (攻めて行ってます) 前半19分にも、中央低めの位置から右サイドへ抜けるすんごい光るパスが出て、それに右SB新里くんが駆け上がり、右からゴール前へ入り込んでゴールを狙いました。・・・・が、決めきれず。 前半22分、なぜそれが決まらない??! と頭を抱えてしまうような絶好機がありました。 こんなに素敵な形を作っているのに、なかなかゴールにならないなんて。 前半23分に久々に尚美に東洋ゴール近くまでボールを運ばれると、なんだかドキドキしてしまいました。得てしてこんなときにはさっくり失点したりするものだから。 尚美のシュートはクリアして右CKになりました。 そして前半24分、再び尚美に攻め込まれ、ペナルティエリアの近くで倒してしまって尚美のFKになりました。 前半28分にもゴール前のスペースへの光るスルーパスから東洋の大チャンス。ゴールが決まって当然のようなシーンでゴールは決まらず、思わずなぜ~~~?!と声が出てしまうほど。 折しも東洋の応援団は「これから始まる東洋の攻撃、何点はいるかわからない~♪1点、2点、3点、4点・・」と歌っており、それはそのとおりなんだけどこんなふうにチャンスをフイにしているとゴールにはならないんだよ・・と思ったり。決めるべきところできちんと決めていれば、もう4~5点は入っていたんじゃないかと思われました。 ところが前半33分には尚美にゴール前まで攻め込まれ、シュートを東洋GKがナイスクリア、こぼれたボールを再びシュートされましたがGKが倒れたまま手を伸ばしてつかみました。 前半34分には再び尚美のシュート。右CKになりました。そんなに攻め込られている気はしないのに、ちょっとしたピンチが続きます。 前半36分にも東洋GKが至近距離のシュートをファインセーブしました。あんなに圧倒的に攻めていたのに、なんだか流れが変わってきたのかしら。ヒヤッとすることも増えてきて、GKが大活躍です。 前半42分、尚美はこの位置からFKになりました。 ゴール右隅を狙ったボールは、バーのかなり上を越えていきました。 前半45分、東洋のチャンス。行け!行け!と念じながら見ていたけれど、尚美のナイスディフェンスに阻まれます。 東洋の左CKを本橋くんが蹴り入れ、クリアされたところで、ロスタイムはほとんどなく前半が終了しました。 ベンチメンバーはピッチには出てこず、スタンドの下あたりで鳥かごをしています。 こうしてみると怜大はやはりレフティなんですね。あたりまえですけど。
メンバー交代はなく、後半は東洋のキックオフでスタートしました。 メンバーもポジションも変わってないよね・・?とチェックしていると、またもや開始早々に東洋のチャンスです。 後半1分、東洋が尚美ゴール前まで攻め込んでいったと思ったら、シュートして相手GKが弾いたはね返りをゴール右から岡田くんが駆け込んで決めました。(2-0) 1点差では心配だったので、待望の追加点になりました。 後半8分、尚美の右サイドからのクロスに、東洋GK慶徳くんがキャッチしようと飛びつき、尚美の選手も飛び込んで、交錯し、慶徳くんが倒れ込みました。尚美の選手にイエローカードが出ましたけれど、あれは仕方がなかったような気がしてちょっと気の毒でした。でも慶徳くんは頭を打ったようで、スタッフが慎重に様子を見ています。危険なプレーだったということでカードも仕方ないか。 慶徳くんが守っていたのは東洋ベンチから遠い方のゴールだったので、慶徳くんの周りに東洋の選手やスタッフが集まり、そのようすをゴールとベンチの中間点のタッチライン際に立った郡司くんが中継役となって伝えます。 慶徳くん治療中。スタッフから丸印が出ました。 GKの治療なので、ゲームは中断しています。 後半11分、GKの治療待ちの間に、田原春くんから9黛くんに交代するようです。 GKの治療が終わり、東洋のゴールキックでプレーが再開したのは後半14分のことでした。8分くらい中断していたでしょうか。 ところが再開してまもない後半15分、あ、危ない、と思ったらあっという間に東洋ゴール手前まで迫られ、GKの目の前からつん!と押し込むような感じでゴールに入れられてしまいました。失点です。あらー。(2-1) さっき追加点をとっておいてよかったなあと思いました。 失点の前だったかな、直後だったかな、監督の指示があり、最終ラインの並びを入れ替えて変更になりました。 9黛 18高橋 10宮崎 8本橋 20勝野 14岡田 6郡司 5新里 4若狭 16石津 36慶徳 後半26分、いや~~~っというシュートをゴール前で尚美の選手がゴール前ですらして角度を変えようと思ったのでしょうが、わざわざナイスクリアしてくれて助かりました。 後半30分、きゃーとか、ひゃーとかいうシーンが続き、GKのナイスキャッチで思わず拍手です。前半途中まであんなに攻めていたのが嘘のように、後半はずっと東洋陣内でのプレーが続いています。 そしてとうとう後半31分、尚美の10番山本くんのゴールが決まり、追いつかれてしまいました。(2-2) あんなに攻め込まれた時間が長ければ仕方ないか。 後半32分、岡田くんに代わって7阿部くんが同じ位置に入りました。 後半34分、久々に東洋の大チャンス。しかしゴール前でドフリーで打った宮崎くんのシュートは、枠の左側へ転がってしまいました。あれ~~?勝ち越し点のチャンスはモノに出来ませんでした。 後半35分、またこの位置から尚美のFKです。 壁の下を抜けるグラウンダーのシュートでしたが、 GK慶徳くんがしっかりとキャッチしました。 後半38分、3人目の交代は高橋くんに代わって15中里くんでした。ということは怜大の出番はなしですか。この展開じゃ仕方ないですが、残念です。後半はせっかく左SBが目の前の位置だったのに。 中里くんはボランチへ入り、本橋くんがトップに上がりました。 9黛 8本橋 10宮崎 15中里 20勝野 7阿部 6郡司 5新里 4若狭 16石津 36慶徳 怜大の出番はないけれど、残留にも優勝にも関係ないけれど、でもせっかくだから勝って終わりたいよね。それは相手も同じでしょうけど。 スコアが動かないまま時間が進み 表示されたロスタイムは9分でした。 GK治療による中断時間があったから当然なのですが、それにしてもこんな表示を見たのは初めてでした。知らなければ「選手交代?」と思うような数字ですよね(笑)。 ここから先で起きたことは、すべて記録上「89分」と表記されるわけです。 後半48分、東洋の新里くんがペナルティエリア手前で相手選手を倒してしまい、イエローカードを受けました。 尚美のFKになります。 ・・え? 水色の人は・・。GK?! 尚美GKの金井くんがFKを蹴るのでしょうか。チラベルト? やはり蹴ったのは金井くんで。 それが直接決まりました。(2-3) この時間帯の逆転弾は大きいですね。 大喜びの尚美 団子状態になって喜んでいます。 その昔J村でのクラセンで、大分ユース(当時)のGK西川くんがFKを直接決めたと目撃したひぐまさんが言っていましたが、私はGKのゴールを生で観たのは初めてです。 ロスタイム9分といい、GKのゴールといい、珍しいもんを見たわ。という気分です。 あとは時間を使おうということなのか、後半51分、尚美は右サイドの16村松くんを下げる選手交代。この村松くんは小柄で何度も右サイドを駆け上がってよいクロスをあげ、石郷くんを思わせる風貌で気になりました。3年生の選手ですから来年また見る機会があるかな。 その後東洋のチャンス、行け~!同点ゴールだ~~!というシーンもあったものの、決まらないまま そろそろ終わりかなーと思った後半54分、東洋ゴール前で、くる?くる?いやあ、前を向かせないで~~と思ったら、あああ決められてしまいました。(2-4) ゴールの笛が鳴って、そして続けて試合終了の笛が鳴りました。 どうせならゴールが決まる前に終わらせてくれたらよかったのに。 ちょっとあららな幕切れになってしまいました。 お疲れさまでした。 ベンチの選手たちが整列して迎えます。 尚美ベンチに挨拶をした東洋の選手たち 東洋ベンチに挨拶をする尚美の選手たち 応援団に向かって挨拶をします 来年もまた楽しみにしているからね。
NACK5で行われた1部の残留争いもドラマチックだったようですね。第1試合で専修が4-0で東海大学を下し、暫定10位となってあとは筑波vs法政の結果待ち。法政が負けると得失点差で専修が上回って法政が降格、法政が引き分け以上だと専修が降格の状態になりました。同じ会場で続けて行われた第2試合の筑波vs法政で、筑波が先制して法政は苦しくなりましたが、そこから法政が3点をとって3-1で逆転勝ち。法政が10に浮上して、専修が降格することになりました。勝って後の試合の結果待ちで試合の帰趨を見守るのってどんな気分でしょう。一昨年の筑波の残留争いのときのことを思い浮かべました。あんな雰囲気だったのかな。とりあえず涼くん、よかったね。おめでとう。
そして熊ちゃんは来年怜大と対戦することになりますね。(対戦するよね?来年は試合に出て来てね。)私にとっては楽しみが増えたような。。
スタンドの後ろのエリアには、この会場で試合のある4チームの I Play for... シリーズの写真が貼られていました。 東洋大の写真 選手もスタッフもいます。 怜大はこれ。 家族のため...ですって。 このシリーズの写真は学連のインカレサイトでも見られます。大学ごとの一覧は→こちら ざっと見たところ、今の時点で私が見つけたのは、札大のあらしょーと古川先生とあんどぅ、筑波の恭平、法政の涼くん、朝鮮大のヨングン、東洋大の怜大 という感じでした。まだこれから増えたらいいな。
【おまけ・いただきもの】 スタジアムでお会いした方から千歳「もりもと」のお菓子をいただきました。フランスパンせんべい ですって。おもしろーい。大きさが分かるようにお茶のペットボトルを並べてみました。 置いてあるお店が限られる限定品だそうです。 ごちそうさまでした。
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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