クラセン(U-18)2009 グループリーグ1日目 ヴェルディユース戦@J村 adidas pitch

2009年07月27日

2009/07/25(土)13:00 @Jヴィレッジ adidas pitch
adidas CUP 2009 第33回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
グループリーグ第1日 Cグループ
コンサユースU-18 1-3(1-0、0-3) 東京ヴェルディユース (40分×2)
得点者:福永貴弘(前半3分)、木澤純平(V・後半11分)、高木善朗(V・後半12分)、窪田良(V・後半38分)
コンサの警告等:十川祐樹(黄)、福永貴弘(黄)
試合の公式記録は →こちら(PDF)

(大会全体の結果や公式記録等は→クラブユース連盟公式サイトへどうぞ。コンサの日程・組合せについてのエントリは→こちらです。)

玄関の看板
厚別でトップのベンチ入りをしているヒロの姿も見たいぞ~、分身の術を使えたら・・と恨めしく思いながら、今年も来ました。J村。

ガラスドアが
へえ、玄関のガラスドアにこんな絵が!!!さすがW杯が近い。
と、素直に驚いていたら、実は去年もあったようでした(爆)。人間の記憶ってあてにならないものですね。まさかトシのせいでしょうか。



ホール
ホールに入ると、クラセンの大会看板が真正面にどーんと飾られていました。

ピッチ案内
使用されるピッチの案内図があります。
コンサの試合が行われるのは、センターハウスのすぐ前に位置するadidas pitchです。これ、以前はピッチ3と呼ばれていたのですが、ここだけ名前が変わったのね。

戦績表
戦績表。ここがずらっとコンサの勝ちで埋まりますように・・・。

ずんだどらやき
札幌から仙台経由でJ村入りしたくまちゃんが、ずんだどら焼きを買ってきてくれました。いただきまーす。

待ち人?
久しぶりにヒロのプレーが見れるのを心待ちにして、27番古田のユニを持参したサポもいます。なんかちょっと違う気もするけれどw

ダンマク
コンサユースの応援ダンマク。

ヴェルディの幕も
ヴェルディのダンマクもあります。
ヴェルディサポは若い人を中心にけっこうな数が来ていましたね。

ターボと奈良くん
ピッチ周囲に水のボトルを用意して回るのは、控えメンバーの1年生たち。
この時期のJ村にしては暑さはまだマシな感じでよかったなと思いましたが、湿度がある蒸し暑さが選手たちには堪えるかしら。特に今年の北海道はまだ暑くなっていないようですし。(公式記録によると、気温は29℃、湿度72%でした。)

始まります
整列

挨拶
互いに握手をして挨拶

試合開始時の円陣
前半開始時の円陣

ヴェルディの円陣
ヴェルディの円陣

前半キックオフ
ヴェルディのキックオフで前半スタートです。

<前半のメンバー>

      11三上陽輔 9工藤光輝
 14菅原康介          28荒野拓馬
      6上原拓郎 8福永貴弘
5十川祐樹 13中山和弥 4鈴木健士 3松田恭司郎
         21松原修平

(控え)
1安田翔、2大地優貴、15西田謙太、18濱田克大、27近藤勝成、35鈴木貴大、37奈良竜樹

(交代)
前半29分 中山和弥 → 奈良竜樹
後半11分 三上陽輔 → 近藤勝成
後半33分 工藤光輝 → 鈴木貴大
後半40分 鈴木健士 → 大地優貴

キックオフしてまだ両チームの攻勢もはっきりしない立ち上がり、前半3分にいきなりコンサが先制しました。攻めようとしてつないだボールを相手にカットされましたが、ミツが諦めず相手DFにプレスをかけにいき、相手のフィードを運良く(?)カットして、そこからチャンスを作りました。右サイドを深くえぐったミツが、ゴール前を横切るクロスを入れ、それをファーで陽輔が受けます。陽輔が折り返したボールをゴール前中央にいたタカが押し込んだ!・・と思ったのですが、ひぐまさんが撮影していた動画によれば、陽輔がドリブルでキープしてそれをいったんミツが受けて、ミツのクロスをタカが押し込んだったんですね。(1-0)
人間の記憶はあてにならないものです。そう思うと審判はたいへんだ。
(ひぐまさん撮影のゴールの動画(タカのゴール)はこちらで見れます。)

うわあ、なんか凄い、ヴェルディ相手に先制点!
気持ちがちょっと楽になりました。
前半4分、右サイドから恭司郎があげたアーリークロスにミツが飛び出しますが、オフサイドでした。
前半6分、陽輔が前線で粘ってキープし、起点を作ろうとします。
前半9分、ミツががんばり、左CKを取りました。これを蹴り入れるのは拓馬。

ミツ
(サッカーっぽい写真)

拓馬
(CKを蹴る拓馬)

前半12分あたりの感想では、ここまですごくいい感じで進められていると思いました。コンサはセカンドボールをほぼ拾えているし、パスを広く回しているし。
前半13分、康介が足技の巧みさを見せる技術で相手ボールを奪い取り、くるりとターンしてサポの目を惹きます。
けれど、コンサがいい感じだったのはこのあたりまでだったでしょうか。前半15分、やっぱりヴェルディの選手は上手いなあ・・と感じるようになってきたと思ったら、そのすぐ後にコンサのペナルティエリア近くで相手選手にするりと抜け出され、ヒヤッとするシーンがありました。このときは修平がボールを掴んで、難を逃れたのですけれど。
前半17分、康介が左サイドをドリブルで突進しつつ相手をするする交わし、その外側をトガがオーバーラップしてぐいーんと走っていくシーンは素敵でした。チャンスになりそうな匂いがしました。康介が放ったグラウンダーのシュートは、惜しくもポストの右だったのですけど。
前半19分、コンサDF陣の裏にヴェルディの選手が3人いる状態でそのうちのひとりがボールを受けました。「オフサイドじゃないの?!」と思いましたが、違うようで、審判はプレーを止めません。大ピンチ。
修平が手を伸ばしてなんとか抑えようとしたところ、ヴェルディの選手はペナルティエリア内で転びました。「自分で飛び込んで転んだよね、あれ」と私は思いましたが、審判もファウルはとらず、起きろとのゼスチュアをしています。ああ、よかった。ホッとしました。もしかするとPKになるかもしれないと思ったもの。
前半23分、審判がいったん笛を吹き、給水タイムになりました。

給水タイム
(給水タイムです。)

さ、がんばって行こう
(さあ再開。がんばろう。)

このあたりから、コンサの選手たちの対応がなんだか気になっていたんですよね。ゆったりと余裕もって守っているつもりがいきなりピンチになったり。みんなで攻める形もできていないし。プリンスリーグで対戦する相手とはスピード感や技術が違い、勝手が違うだろうなと思いました。
プリンスリーグの試合を見ているときでも、今年のチームはなんだか強いんだか弱いんだか分からない間に勝ち進んでいるけれど、J村へ行ったらそういうわけにはいかないのになあ・・と不安になる試合がありましたけれど、ああやっぱり。という気分です。
ヴェルディは、1点リードされているにもかかわらず、全然焦っていないというか、そのうち点がとれると確信しているのか、じわりじわりと攻勢を強めてきて、コンサはだんだんそれに振り回されるようになってきました。
前半28分、奈良くんが交代の準備をしているのが見えました。あれ?もう?と驚きましたがヴェルディの右CKを終えたところで交代のようです。

和弥→奈良
前半29分、和弥くんに代わって奈良くんが入りました。和弥くんは特に怪我をした様子には見えませんでしたが、調子が悪そうではあったので、もしかして元々どこか傷めていたのかもしれません。
右SBだった恭司郎が中に入り、奈良くんは右SBに入りました。

      11三上陽輔 9工藤光輝
 14菅原康介          28荒野拓馬
      6上原拓郎 8福永貴弘
5十川祐樹 4鈴木健士 3松田恭司郎 37奈良竜樹
         21松原修平

前半30分、入ったばかりの奈良くんが、さっそくアグレッシブに動きます。相手ボールをカットしようとチャレンジしましたが、するっと抜けられてしまいました。一瞬ひゃっっ!と思ったけれど、そこは健士や恭司郎がお兄ちゃんらしく(?)しっかりカバーし、修平がきちんとキャッチして終わりました。いいよ、いいよ、その意気!
ある意味怖いもの知らずの1年生は果敢で素敵です。
前半33分、ボランチのタカが中盤で相手ボールをナイスカットしました。

この位置のFK守る
前半33分、ペナルティエリアのすぐ外からのFKを与えてしまいました。このFKは修平も一歩も動かないまま右ポスト(修平の左側)に当たって外へはね返ったのですが、修平が見切って動かなかったのか否かは不明です。
前半36分、久しぶりのコンサのチャンスシーン。ミツがドリブルで相手選手2~3人を抜いて突破し、斜め前にいた陽輔につなぎました。陽輔はゴール前でボールをキープしながら、右斜め前にいた拓馬に出すか体勢整えて自分で打つかしようとしていたと思うのですが、その間に寄せてきた相手にボールを奪われてしまいました。残念。
前半37分、康介が左サイドで相手ボールを奪い取り、前へナイスパス。康介やっぱり上手いわ。と思います。でもボールを持っていないときの動きが少ないから(爆)あんまりみんなで連動してのチャンスに絡めない気がします。先入観でしょうか(←どんな先入観を持ってるんだ?)。
前半39分、危うく大ピンチ!というシーンで恭司郎がスライディングでボールをカットしピンチを防ぎました。恭司郎は「今日これで何点守ってくれただろう」と感心するほどの活躍ぶりです。
ロスタイムが2分と表示され、拓郎くんが中盤で相手ボールをカットする守備、奈良くんの裏へ抜けたボールを拓馬がナイスカバー、と協力しあって、なんとか1点リードのまま前半を終えました。
前半終了時点
(前半終了時点)

後半の円陣
後半開始時の円陣

後半キックオフ
コンサボールで後半キックオフ

ハーフタイムでの選手交代、ポジションチェンジはありませんでした。

      11三上陽輔 9工藤光輝
 14菅原康介          28荒野拓馬
      6上原拓郎 8福永貴弘
5十川祐樹 4鈴木健士 3松田恭司郎 37奈良竜樹
         21松原修平


後半もどっちかというと攻められてるなあという感じで進展します。
後半5分、シュートを打たれましたが右サイドネットで助かりました。このとき交錯した健士くんが少し痛んだようでしたが、まもなく立ち上がりました。

守るシーンが増える
(守るシーンが多くなります)

後半7分、FKを与え、相手の素早いリスタートにぼやっとしていたようでしたがシュートはバー上でよかったです。
コンサは動きが減ってきたようで、前半よりも消極的に見える感じです。体力よりもむしろ気持ちの問題?という雰囲気で心配です。前半少し気を緩めたところで押し込まれてしまって調子を取り戻せずとまどっているのでしょうか。暑いけれど、この程度では暑さのせいとは言ってられないしなあ。帯広でのプリンスのときの方がこれより暑かった気がするのに。(でも道産子には湿気は苦手なのだろうなあ。)
後半9分、ベンチではナリが交代の準備をしているのが見えました。
ところが、交代を待っている間の後半11分に失点してしまいました。
コンサゴール前を左から右に走るクロスを右から打ち込まれたものでした。(1-1)
あー、揺さぶられて崩されちゃった。という失点でした。

陽輔→ナリ
後半11分、陽輔に代わってナリが入りました。

      9工藤光輝 27近藤勝成
 14菅原康介          28荒野拓馬
      6上原拓郎 8福永貴弘
5十川祐樹 4鈴木健士 3松田恭司郎 37奈良竜樹
         21松原修平


後半12分、またもや左から攻め込まれ、右へ振られて、修平の反応した逆側に流し込まれました。(1-2)
「1点とられるとガクガクっときそうだよね」と話していた不吉な予感が当たったかのような続けて失点です。そんな雰囲気だったもの・・・。しくしく。

後半13分、コンサは相手のボール回しに振り回されています。
後半17分、康介が倒されて左サイドでFKを得ましたが、康介の蹴ったボールはGKにキャッチされました。
タカにイエローカード。
後半18分あたりになると、コンサの選手たちはすっかり静かになり、ボールにも触れなくなってきました。こぼれたボールも拾えず、相手が回すボールを追いかけ、振り回されています。なんとかあと少しがんばれ。給水タイムで元気を取り戻して仕切り直しだ。とサポは声援を送るのですが。
後半23分、ナリと拓馬の連携でCKをとったところで給水タイムになりました。
そして後半24分、CKからの再開となり、拓馬が蹴ったボールはGKが手で弾いてクリアしました。
後半26分、コンサのスローインから始まった流れでタカがミドルシュート。バーの上でしたが、久しぶりのシュートにいいよ、いいよー。
後半26分、ナリが相手DF裏へ抜けるスルーパスを出しますが、ミツは反応できず、チャンスになりませんでした。
後半28分、さらに失点。ボールを持って向かってくる相手選手にDFが飛び込みますが、かわされてシュート。修平が倒れ込みながらかろうじて手の先で触りましたが、ボールはそのまま勢いなくコロコロと転がって、誰もクリアできないままゴールの中に入ってしまいました。(1-3)

ミツ→ターボ
後半33分、ミツに代わってターボが入りました。
1年生2トップになりました。

     35鈴木貴大 27近藤勝成
 14菅原康介          28荒野拓馬
      6上原拓郎 8福永貴弘
5十川祐樹 4鈴木健士 3松田恭司郎 37奈良竜樹
         21松原修平

後半34分、ヴェルディのCKが2回続きます。
後半35分、ゴール左斜め前の少し距離のあるところから、拓郎が思いきってシュートを打ちました。左側から巻くようにしてぎゅいーんとゴールに向かう豪快なシュートでしたが、相手GKにセーブされました。
後半36分、拓郎のパスがターボに通って、左CKを得ました。
ピッチ脇ではおっちが交代の準備しています。健士に代わるようです。
後半40分 健士に代わっておっちが入りました。
奈良くんが中に入って、おっちが右SBです。

      9工藤光輝 27近藤勝成
 14菅原康介          28荒野拓馬
      6上原拓郎 8福永貴弘
5十川祐樹 37奈良竜樹 3松田恭司郎 2大地優貴
         21松原修平

後半41分、シュートされるもポストで助かるシーンで、試合終了となりました。
残念ながら、今回もまたヴェルディユースに勝つことはかないませんでした。

お疲れさまでした
お疲れさまでした。

挨拶に来てくれる

次、がんばろー
サポのところへ挨拶に来る選手たち。
さすがにがっくりきていますね。
でも明日もあるし、気持ち切り替えてがんばれ~。

後半の苦しくなった時間帯に、もしもヒロがいれば雰囲気変わったかなあ・・と繰り言を言ってみたりして。個人技で打開できるヒロの力は、厚別でベンチを温めているよりもきっと有効に発揮できただろうにともちょっぴり恨めしく思いました。厚別では出番がなかったというものだから。(あとで録画を見て、ゴール裏のサポと一緒に勝利のダンスをしている選手たちラインの中にヒロがいるのを見て、まあこれはこれでよかったなとは思いましたけれど。)

苦い完敗風味の試合となりましたが、でも私にとっては嬉しい新発見(?)もありました。
恭司郎とタカが今までよりとてもたくましく見えたこと。
恭司郎は危ないシーンを何度も救ってくれましたし、タカの中盤での粘り強さと気の利いたボール裁きは、これまでにあまり見たことがない気がするほど素敵なものでした。
そして拓馬くんは見るたびに、1試合ごとに、試合の中ででも、まさに破竹の勢いで伸びていっているように感じました。
こういう姿を見れるのは若い選手たちを見る醍醐味だよなあとしみじみ思います。


さ、サポも気持ちを切り替えて明日だ、明日。
と言い訳しなくなっていつだって飲むんですがw
冷たくて美味しい
冷たくひえた美味しいビールと

ハリハリサラダ 焼きモツとキムチ冷や奴
生春巻き 手作りっぽいピザ
それによく合うお料理で、いわきの夜は更けていくのでした。

 *グループリーグ2試合目の様子は→こちら



post by あきっく

22:04

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