HCSL コンサU-18vs道都大@雁来コンサ練習場

2009年06月03日

2009/05/31(日)14:30 @コンサ雁来練習場
北海道チャンピオンズスーパーリーグ
コンサユースU-18 3-1(1-0、2-1)道都大 (45分×2)
得点者:菅原康介(前半24分)、三上陽輔(後半20分)、近藤勝成のゴールと言いたいオウンゴール(後半32分)、道都大(後半42分)

雨が降っているしまだ眠いし・・と小樽FCの試合が行われる厚別はパスしてしまった私でしたが、雁来にはいそいそと出かけました。雨でしたけど。
今日の対戦相手は道都大学です。着いたときには両チームの選手がすでにアップを開始していました。
いるかな?いるかな?あー、いたいた!
コンサの選手たちより先に、道都の方にカメラを向けてしまいました。
久しぶりだけど、元気そうだわ。よかった。

キャプテンは健士
選手入場。
キャプテンマークを巻いているのは健士くんです。
拓郎くんは運営のテントの中で記録係(?)のお手伝いをしていました。



整列

整列その2
まずは整列して挨拶をします。

道都整列

道都整列その2
道都はこんな感じです。
スタメンに野田くん(背番号12)、イット(背番号4)、うっちー(背番号52)がいます。
会場にはほかに明生とオダがいましたが、オダはどうやらベンチ入りはしていないようでした。
道都のGKはなんだか風貌が柏の(元横浜FCの)菅野のようで、私たちは「わ、スゲノにキャッチされた」などと話していたのですが、あれ、札幌U-15から北海高校に進学した瀬川くんだったのですか?!
なんだか雰囲気変わっちゃって分かりませんでした。
そうだったのか、瀬川くんか・・・。ごめん、瀬川くん。
でもGKにとっては、スゲノに雰囲気似ているというのは、あながち悪いことでもない・・・かも?(←苦しいフォロー)


コンサ円陣
前半開始時の円陣

道都円陣
道都の円陣

前半キックオフ
コンサのキックオフで前半スタートです。

<前半のメンバー>

  11三上 9工藤光
    15西田
14菅原      7金子
     8福永
5十川 13中山 4健士 2大地
     21松原

(控え)
1安田翔、3松田恭司郎、12葛西大、18濱田克大、27近藤勝成、36榊翔太、37奈良竜樹

(交代)
後半20分 金子顕太、大地優貴 → 濱田克大、奈良竜樹
後半27分 三上陽輔 → 近藤勝成
後半37分 十川祐樹 → 葛西大
後半38分 西田謙太 → 松田恭司郎
後半39分 工藤光輝 → 榊翔太


<道都大のスタメン>

   49   9
16 12野田 4伊東 22
39  3   5  52打矢
    21瀬川   


コンサは、最初スタートのときは上の図のように、ニシケンとタカが前後に並ぶダイアモンド型の中盤なのかなと思ったのですが、少しするとやっぱり横に並んだダブルボランチだわ。と思うようにもなり、よく分かりませんでした。でもどっちかというとダブルボランチだったという方が正しいように思います。
もっともユースくんたちの場合、そのときの状況によってどんどん連動してポジションが変わるので、こんな配置なんてあんまり関係ないんですけどね。

で、試合が始まるとすぐに感じたのですが、やっぱり道都強い。
これまで見てきた相手とは歯ごたえが違う(←なにげに上から目線ですで失礼)という感じです。
以前はユースと大学生が試合をすると、フィジカルで潰されてやりたいことできない、という感じで苦労して(負けて)いた印象でしたが、今のユースくんたちはこれまでのところ、大学生にも社会人にもフィジカルで遜色ないように感じるのがすごいところです。だからこれまでのところ札大やノルブリッツにも勝てたんだなあと思いますが、道都の強さはフィジカルじゃなくて、なんというか、判断の早さとかボール扱いの巧さとか、展開力とか、そういうところで「これまでの相手と違う」と感じたのです。
ま、そりゃそうだよね、野田くんとイットのダブルボランチが真ん中でバシバシとボールを食い止めては薄いところへさくっ、ひらっと展開するし、テクニックに優れたうっちがサイドをぴゅうーーーっと駆け上がって攻め込むし・・なんですもの。
明生も見たいけど、これで明生にも入られた日にゃ、やめて~~って感じになるだろうと思うと、ここはがまんだ。(←私が)とか、思ったりします。
前半6分、野田くんとかうっちが絡んだボール回しからきわどいシュートを打たれましたが、修平が触ってゴール左へ逸らし、CKとなりました。
前半9分、ハッと気づくと道都が4人がかりで攻めてくるのにコンサはDF2人で対応する事態になっており、まずい、まずい、がんばれ、、とハラハラしながら見ていたら、副審がオフサイドの旗をあげていました。でも主審は笛を吹かず、選手たちもプレーを続け、道都が正面から鋭いシュートを打ちました。それを修平がジャンプしてバーすれすれのところで両手で上へ弾き、あーよかった、食い止めた。と思ったところで主審がオフサイドの笛。
遅いよ、余分にハラハラしちゃったじゃない、と思ったけど、修平が調子いい感じだからまあいいか。と思い直したり。
前半10分にもありましたが、私たちのすぐ目の前の近いサイドでは、うっちと康介のタイマン勝負がしょっちゅう繰り広げられていて、見応え十分です。勝ったり負けたりですが、序盤はどっちかというとうっちが優勢って感じだったかな。後輩相手の勝負だから、気持ち的にもうっちが優位に立てたりするのかな?などと選手の心境を想像しましたが、果たしてどんなものなのでしょう。 
かといってコンサが押されっぱなしかというとそういうわけでもなく、中盤でパスを展開して攻め込んだり、康介がゴリゴリとサイドを突破したり、カネくんがするすると攻め上がったり、それなりにチャンスも作れそうな雰囲気です。
どっちもどっち、五分五分のせめぎ合いだなあ・・と思いながら見ていた前半24分、ハーフウェイラインからそんなに離れていないあたりから康介がいきなりボーーン!とボールを蹴り込みました。見てたらなんだか手詰まりになったからまあいいや、打っとけ!って感じでやけくそのように打ったシュートみたいに見えたのですが、康介はちゃんとGKの位置を見ていて狙ったのでしょうか。ボールはぐーーんとゴールに向かって飛び、GKの上も越えて、すっぽりとゴールの中に入りました。
一瞬あっけにとられたけど、ゴールです。先制点です!(1-0)
「びっくりしたぁ」といいながら、嬉しくて、おかしくて、妙に笑えてしまいました。ナイス、康介!

先制して少しホッとして周囲を眺める余裕が出てくると。 
担架隊?
おお、今日の担架隊はこのメンバーですか。
ナリ、大、榊くん、奈良くんがビブスをつけて担架の横に立って待機しています。
あらら、じゃあこのメンバーは今日はベンチ入りしていないのね。
と、そのときは思いました。

ベンチ外?
スタメン以外のベンチ入りメンバーは誰なんだろう。
脇にずらっと並んで試合を見ている選手たちの中でも区別ができそうにありません。

人数が少ない
かといって、テント内にいるにしては、テント内の人数が少なすぎるし・・。

小さくなってる
見たら担架隊は小さくなっていました。
1年生(←大くんは違うけど)だと思うと余計可愛く感じます。

3人だけ?
この3人は、ベンチメンバーなんだろうか、それともただ立って見ているだけなんだろうか・・。
安田くんと恭司郎とハマです。3人というのはなんとも中途半端だわ。

ま、そのうちわかるだろ、と、ベンチメンバー探索を諦めて試合に集中することにします。

そう思ってピッチに目を戻すと、前半30分、うっちがコンサゴール前でコンサ選手2,3人をリフティングで華麗にかわして魅せているところでした。
きゃあ、うっち素敵。でもやめて~。
うっちやユースOBの個人技だけじゃなく、道都がコンサゴールに向かって攻め込むことは、困るんだけど嬉しい気分になるのは我ながら複雑な心境です。やっぱり相手は強くなくっちゃ!という気分があるからです。「強い~」「かなわないかも・・」と感じる相手と真剣勝負をすることで得られる強さってあると思うので。
いつもいつも「コンサユース最強!」という状態では困るよなあと思っていたところだったので、道都が強かったのは嬉しかったのです。
それでいてコンサが勝って欲しいのですけどねw(←欲張り)

前半34分、ペナルティエリアの少し前でニシケンがファウルをとられてFKを与えてしまいました。蹴るのは野田くんです。
野田くんが蹴ったボールは壁を越えてバーを直撃し、そのまま地面に弾みました。「入ってないよね?!」 どうやらセーフのようですが、まだピンチは続いています。跳ね返ってこぼれたボールを道都がシュートして、それがバーを越えて跳んでいって、ようやくホッと息をつきました。
前半37分、中盤でイットが出したパスを狙い澄まして健士くんが駆け上がり、カット。そのまま自分で持ち上がります。行け~~!
前半37分、陽輔がゴール左から狙ったシュートはクリアされてCKになりました。左からのCKを蹴るのはニシケン。速く鋭いボールがゴール前に入りましたが、誰も触れず逆側へ抜けていってしまいました。残念。ゴールの匂いがプンプン匂う良いボールだったのに。
前半40分、康介のスルーパスにミツが走り込みましたが、届かずGKがキャッチしました。
前半42分、道都が左から右前へ広い展開からシュートに持ち込み、それを修平がファインセーブで防ぎました。CKになりましたけど、そこからピンチまでにはならず、助かりました。
1-0で前半が終了しました。


みっしり
ハーフタイムのコンサベンチです。
雨が降っているので、テントがみっちりです。

のびのび~
一方こちらは道都ベンチ。
雨を気にせず(?)のびのびと広がって過ごしています。

ハーフタイムに控え選手のアップが始まり、ベンチメンバーの謎(?)が解けました。担架隊だと思っていたナリたち4人は、ベンチコートを脱いでユニの上にビブス姿になって、ピッチでアップを始めました。
なーんだ、彼らも控え選手だったのか。道理でこれで人数が合います。立ってみていた3人は、3年生特権で(?)担架隊免除だったんですねw

後半キックオフ
後半は道都のキックオフで始まりました。

コンサの選手交代はありません。

<後半のメンバー>

  11三上 9工藤光
14菅原      7金子
   8福永 15西田
5十川 13中山 4健士 2大地
     21松原


<後半初めの道都>

   16  9
58 4伊東 12野田 22
39  3   5  52打矢
    21

後半5分、健士がドリブルでどんどんあがり、シュートいっちゃえ~ってとこでCKをとりました。
右からのCKは康介が蹴り、ゴール前で和弥くんか健士くんが頭でドンぴしゃ合わせましたが、惜しくも枠の右でした。惜しい~。
後半8分、道都が交代の準備をしていて「あー野田くん、下がっちゃうのかあ」と残念に思ったら、代わりに出てくるのは明生でした。
わー、それならいいか。(←現金)
55番をつけた明生が入って、明生とイットのダブルボランチです。
困っちゃう。

後半10分くらい、道都にパスを回されて振り回されて、すごい危ないシーンを作られました。
コンサがリードしているとはいっても1点差ですからね、いつどうなるか分かりません。ドキドキします。明生は相変わらず明生(はあと)なプレーですし。
攻めても攻められても嬉しいの~、と変態チックな喜びを楽しんでいたら後半19分、カネくんが右サイドからゴールに迫りゴール斜め前から思い切ったシュート!
GKがなんとか弾きましたが、そのこぼれをゴール左から詰めていた陽輔がゴールネットに下から突き刺すシュートで豪快に決めて、追加点になりました(2-0)。
わー、すごーい。もしかして道都にも勝っちゃう?(うひゃひゃ)

後半20分、ボールが途切れるのを待って、陽輔ゴールの前から交代準備していたハマと奈良くんが、おっちとカネくんに代わって入りました。
康介が右サイドに移り、ハマが左サイドに入って、奈良くんはおっちの位置にそのままです。

   9工藤光 11三上
18濱田 8福永 15西田 14菅原
5十川 13中山 4健士 37奈良
      21松原

後半24分、右からのCKは康介が蹴りましたが、ゴール前でのごちゃごちゃで誰かがファウルを取られ、シュートに至る前に終わってしまいました。
後半27分、ミツがドリブルで中央突破してどんどんゴール前へあがっていきます。その両側にはフリーの選手がいてパスコースもあり呼んでいるのですが、ミツはそれには目もくれず自分でシュートを打ちにいくようです。きっとミツもゴール決めたいんだろうなーと思いましたが、それにはまず枠の中へ行くシュートを打たないとね。ミツ、がんばれ。

あきお~
(サッカーらしい写真その1)

うっちー
(サッカーらしい写真その2)

攻防
(サッカーらしい写真その3)

後半27分、陽輔に代わってナリが入りました。
後半29分、道都はうっちーがアウトです。私の「道都がんばれ指数」が相対的に下がりました。
でも後半30分、明生が2人に寄せられても相手を翻弄し、先輩らしい貫禄を見せるので、それもまた困ります。
後半31分、セットプレーから道都に決定的なシュートを打たれました。でも修平が素晴らしい反応でセーブしました。
後半32分、右サイドの深いところから、奈良くんか康介からかな?、相手DF2人に挟まれるような位置で張っていたナリの前に、ふんわりといいパスが飛びました。ボールを収めてシュートしようと飛び出すナリ。行け!大チャンス!と思ったら、ナリの足がボールに届くか届かないかの寸前で相手DFの足がボールに当たり、そのままゴールの方向へ。道都GKの手がかすったけれど、ボールはそのままゴールに入りました。(3-0)
え~、今のはやっぱりオウンゴール?!
でもナリのゴールみたいなもんだよねー。と思います。
3点差になり、かなり勝利が現実的になってきました。

後半35分、イットが真ん中でボールをカットし、捌いて、左から16番がシュートしました。修平がセーブします。
後半36分、ミツがゴール正面からシュート。やっぱり枠に飛びません。
声をあげてかなり悔しそうなミツ。
がんばれ。
後半37分、トガに代わって大くんが入りました。そのまま左SBの位置です。
後半38分、ニシケンに代わって恭司郎が入りました。恭司郎はそのままボランチです。

   27近藤 9工藤光
18濱田 8福永 3松田 14菅原
12葛西 13中山 4健士 37奈良
      21松原

後半39分、ミツはとうとうゴールを決められないまま交代になりました。1年生の榊くんが入ります。榊くんは、ピッチに入るときに90度の角度で深々と一礼してから入るのが可愛いです。

    36榊  27近藤
18濱田 8福永 3松田 14菅原
12葛西 13中山 4健士 37奈良
      21松原

このまま3-0で勝っちゃうのかなと思っていたら、後半42分に失点してしまいました。右サイド(コンサの左側)からさくっと交わされて抜かれてしまい、シュートされたものです。ちょっともったいなかったなと思いました。(3-1)
でもまあこの時間ですもの、ましてや強い相手。体も頭も消耗するでしょうから、ずっと完璧な集中力と対応を求めるのはぜいたくかな。とも思ったり。これまで破綻なくしっかり守っていましたしね。
後半42分、榊くんがゴール近くでふわっと浮かせるパスを前へ出して、「わ、センス溢れるプレーだ」とワクワクしたのですが、あいにくその先には誰もいませんでした。でもクリアされたボールが再び榊くんのところへ来て、それをもう一度自分でシュート!
GKにキャッチされたけれど、ゴール前に突っ込む弾丸突撃小僧だけじゃないんだなという榊くんの魅力を発見した思いでした。
4審が掲げたロスタイムは3分。
後半46分、相手選手と競り合った和弥くんにイエローカードが出されました。どうしてイエローだったのか、私には分かりませんでした。
後半47分、道都に左CKをとられました。道都の選手ったら、マークしてきた康介がゴールライン際で倒れているのに、その倒れた康介の背中に当ててゴールライン外にボールを出し、CKをとったんですよ。まあいいけど。味方がやったら「よくやった!」「その粘りだ!」と私も思うけどw
そのCKからはすごい危ない場面を作られました。何度かヒヤヒヤな場面が続いた後、最後は大きくゴールラインを割って助かりました。ふうぅ。
後半48分、レフェリーが長い笛を吹いて、試合終了です。
3-1の勝利でした。
点差ほどの差はなく、どちらが勝ってもおかしくない内容ではありましたけれど、コンサが3-1で勝ったのは順当だったとも思える、よい試合でした。今年のユース、もしかして私が思っている以上に強いのかも?

お疲れさまでした
お疲れさまでした。


と、ここまで書いたところで頃合いよく湘南新宿ラインは熊谷駅に着きましたよ。
これからトップの栃木戦に行ってきます。
今日は純貴がベンチ入りしたんですね。
純貴も謙伍も大伍も出番がありますように!(←無理がある?)
征也のゴールがそろそろ見れますように!

書きっぱなしで誤字脱字たっぷりかもしれないけど、このまま行ってきまーす。



post by あきっく

17:58

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