2009年04月30日
2009/04/29(水祝)11:30 @東洋大学グラウンド 関東大学リーグ2部 第5節 東洋大 2-2(1-1、1-1)成蹊大 得点者:田中章裕(成・前半28分)、菅沼守(東・前半44分PK)、若狭大志(東・後半4分)、高橋明(成・後半31分) 試合公式記録は→こちら 関東大学リーグの試合を見に行ってきました。 お目当てはコンサユースから今年東洋大に進学した松本怜大くんです。 1年生ながら開幕からずっとベンチに入っており、出場機会はまだないようですが直前の試合でもベンチ入りしていました。 会場に行ってもいないということは多分ないだろうから、元気な姿を見ることはできるだろうと楽しみにしつつ、もしかして今日あたり途中出場の機会があったら嬉しいなあと下心も抱いて会場に向かいました。 今日の会場は初めて行くグラウンドです。東洋大学のグラウンドは東洋大朝霞キャンパス内にあり、東武東上線朝霞台駅からわりと近い便利な場所でした。聞いた話のうろ覚えなのですが、東洋大のサッカー部は以前は群馬県にグラウンドというか活動拠点があったんですってね。それが最近(今年から?)朝霞キャンパスに移転したのだそうです。 新しそうなきれいな人工芝グラウンドです。 奥の方まで広がっており、ピッチは2面あるのかな。
応援席はこの左手を奥に回って向こう側から中に入るそうです。 2面あるピッチの中間に入って、ピッチの向こう側から見る形です。 ってこうやって見るとそのまま中へ進んでいけそうですが、実はこれ、カメラのレンズをネットの隙間に入れて写したもの。 ほんとはこうやってネットで囲んであるのです。 その外側を通って向こう側へ回るのですが、うっかりネットに沿ってすぐ脇を歩いていたら、グラウンド造成のために整備した土台部分(←私が歩いていた部分)とその周囲の地面の高低差が次第に広がっていき、もはや脇に降りるには躊躇を感じる高さになってから土台部分は余白(?)がどんどん狭くなり、行く手に立ちふさがる支柱を越えていくためには支柱に抱きついて横向きに向こう側に渡るという、思わぬフィールドアスレチックを強いられてしまいました。 手にカメラやらパンフレットやらを持ったままの動きの鈍いおばさんにとっては、かなりのドキドキ体験でした。 今後もし見にいらっしゃる方がいたら「はじめから地面のところを通っていくのがお勧めですよ」と声を大にして言おうと思います(笑)。 試合前は急いでいたので気づきませんでしたが、ネットの手前、入口横に掲示板があり、ポスターが貼ってありました。 関東大学リーグの試合日程ポスター。 蹴 活 ですか。 今日この会場で試合のある4チームの紹介ポスターも並んでいます。 東洋大学はこちら。 説明文によると、去年3年ぶりに昇格した関東大学リーグ2部で好成績を残し残留したとのこと。そして降格、残留、を経験したチームに残された目標は昇格だと書かれています。なんかどっかのチームと似ていますか。 注目選手として、11FW菅沼守(4年)、10MF宮崎明浩(4年)の2選手が紹介されています。 成蹊大のチームカラーは赤のようです。 こちらは去年21年ぶりに関東大学リーグ参入戦で優勝して関東大学リーグ2部に昇格したんですって。 東京学芸大の目標は、これ。 尚美学園大は、これまで「関東大学リーグ2部定着」だった目標をそろそろ「昇格」にチェンジすべき時期だとあります。 無事向こう側にたどりつき、ピッチ脇の観客席エリアに腰を下ろして落ち着いたら、もう選手たちが入場を待って並んでいるところでした。 まずは横にいる控え選手たちを双眼鏡で覗いて、怜大がいるかどうかチェック。あれ?なんか怜大が見あたらない。 えーーー?!と思いつつ。 あらま、なんとスタメンの列の中にいましたよ!! 嬉しい誤算です。 ちょうど出場するときに見に来れたなんて、超ラッキーです。 選手入場です。 というわけで、整列したスタメンの中に堂々34番の背中が光っています。 嬉しくて思わず顔が緩んでいたら、なんだかスタメンの写真撮影をしているようです。 東洋大のスタメンも写真撮影。 やーん、あちら向きだと見れないじゃないの。 せっかく怜大がスタメンだというのに。 これについてはつくづく残念でした。 写真撮影後、円陣を組む前にいったんピッチに散らばって。 左SBの怜大の位置はちょうど私の目の前です。 ラッキーだわ。 東洋大の円陣。 肩は組まずに両手を膝のあたりにそえる形なんですね。 いろんな流儀の円陣があるものですね。 成蹊大の円陣。 こちらはごく一般的な形です。 <東洋大・前半のメンバー> 18高橋 11菅沼 10宮崎 14勝野 15中里 7阿部 34松本 3堀口 28若狭 19石津 22松下 キャプテンマークは3番の堀口くんです。 怜大は左SBです。 大会パンフレット(追加登録分の別紙)の選手紹介欄には「オーバーラップが光る」みたいなことが書いてありました。 やっぱりね。怜大の大きな魅力はそこですものね。もちろん守備もうまいけれど。 ピッチ脇には大会幕が張られていました。 グラウンドはこんな感じです。 天然芝と見まごうような人工芝が敷き詰められたピッチはとてもきれいです。 私たちが座っている部分も全部一面人工芝なのですが、ふかふかして気持ちよい感触でした。 ドームの人工芝とは全然違います。 ピッチ脇で応援する東洋大の部員たち。 その手前に写っているベンチが一般観客用と思われるもの。ハーフウェイラインのあたりに2脚ほど置いてありました。 それでは足りないので座りきれない人たちは地面(人工芝)に直に腰をおろしたり、持参の折りたたみ椅子に座っていたり。 かぶりつきの場所でぜいたくな観戦です。 飛んでくるボールと、勢い余ってロープを越えて飛び込んでくる選手に気をつけてw こちらは成蹊大の部員たち。 開始1分、さっそく怜大の魅力が発揮されます。左サイドのライン際を駆け上がった怜大は、タッチラインに追い込んでクリアしようとする相手選手の圧力に負けず、巧みな足技でボールをライン内に残して、味方選手につなげました。 前半4分には、相手のパスをカットして駆け上がり、後ろから倒されてしまいましたが、応援している部員たちから「ナイス!まつ!」の声が飛びました。 前半9分、東洋大のCKです。 ゴールに向かって右からのCKを蹴ろうとセットしているのは・・・。 あれ?もしかして怜大? CKのキッカーは怜大でした。 前半12分、相手の右サイドを走らせる長いボールが後ろから怜大の前あたりに出て、それを怜大が先に自分のものにして東洋大の攻撃につなげる場面でした。長いボールが飛んできて怜大の足元に収まりそうなところで、相手FWがボールを奪おうと狙って飛び込んできます。怜大は相手の足が届くよりも早いタイミングでボールを大きく蹴って前にフィードする・・・かと思いきや、相手の足先がボールに触れそうになった瞬間に足元ぴたりのトラップでボールの位置をほんの少し横にずらし、飛び込んできた相手FWをかわしてフリーになり、そこからじっくり攻撃に転じました。うひょー。 少年だったヤスくんが「ヤバイ・・・」と言ったという、ワールドカップイタリア大会ユーゴスラビアvsスペイン戦でのピクシーのシュートみたいなプレーです(←言い過ぎ?)。 きっと見ている人誰もが怜大のことを「上手いな」と思っただろうなと思う、素敵なシーンでした。 そんな感じで私は「いいじゃん、怜大。この分じゃこのままスタメン定着しちゃうんじゃない?!」と、それまでの東洋大の試合を全く見たこともないのに勝手に独り決めしてホクホクしていたのですが。 前半16分、怜大は、左サイド(相手の右サイド)深くまで攻め込まれてきた場面で、ゴールライン方向に転がっているボールに相手が追いつくより先にタッチライン外にクリアすることは簡単にできたものの、そうしないでゴールキックにさせようと、身体を使って相手選手をボールに触らせまいとしました。なんとかボールに触ろうと必死な相手選手が倒れかかるようにして怜大の上にかぶさり、その勢いで怜大も倒されてしまったのですが、ファウルの笛はなく、先に起きあがった相手選手がボールを拾おうとしています。怜大はそうはさせまいと相手を倒してしまい、そこから相手のFKになりました。ペナルティエリアの線とゴールラインが交わるあたりのぎりぎり外という位置でした。 いわばCKよりも近い位置からのCKみたいなもんですから、ピンチの匂いがします。ここで失点したらどうしよう・・と怜大びいき視点の私としてはハラハラしたのですが、幸い何事もなく終わりました。 このころは東洋大が攻められ気味の時間帯で、前半18分には成蹊のCKがゴール前中央でどんぴしゃのヘディングシュートになり、それをGKの松下くんが両手でパンチして難を逃れる場面もありました。ファインセーブです。 松下くんは柏ユース出身で、その名前には聞き覚えがありました。怜大と同じ1年生ですが、1年生ながら開幕戦からずっとスタメンを張っているなんてすごいですよね。 前半20分、攻められ気味の状況は続いていますが、相手がシュートを大ふかししてくれたりして助かっています。 ・・と前半21分、怜大がさっきと同じようなペナルティエリア横のあたりで、ゴールへ向けて攻め込もうとしている相手選手を手で掴んで倒す感じになってしまい、今度はイエローカードが出てしまいました。うーん、あの状況ではカードも仕方ないかな。 さっきまで「スタメン定着だな」とほくほくしていた私は、一転して「やっぱり今のプレーで印象悪くなっちゃったかな・・」と心配する心境になってしまいます。 でもすぐに、「レギュラー奪取だ!は早計だとしても、ミスを恐れて守りに入ったプレーをしていたのでは先に進めないよな。監督の印象をいちいち気にするのはよくない。」と思い直します。 まったく、プレーしている選手には関係がないし、私が内心どう考えていようと周囲には1ミクロンの影響もないのに、我ながら忙しいもんですね(←自嘲)。 (プレー中の怜大。写真と本文は関係ありません。) 前半24分、10番宮崎くんが左からゴール前へクロスをあげ、それを東洋大選手がフリーでシュートを打った場面があって、このときはもらた!!と思うようなチャンスだったのですが、ボールは枠外へいってしまいました。 前半28分、GK松下くんが後ろに戻された何でもないボールをトラップしてキックしようとしました。そこへプレッシャーをかけてきたのは成蹊の田中くん。松下くんが蹴ったボールを田中くんがボレーでババンっ!!と打ち返してそれがネットに突き刺さりました。 一瞬何が起こったのか呆然とする選手たち。と松下くん。(と私たち。) 松下くんがこんなスーパーセーブあり、ファンタジーあり、の優也風味のGKだったとは知りませんでした。 前半30分、怜大が左サイドをドリブルで駆け上がり、逆サイドの右前方スペースへ大きなパス。そこへかけこんだ選手につながってチャンス!!と思いましたが惜しくもオフサイドでした。 どうでもいいけどこのころに気づいたこと。10番の宮崎くんは怜大のことを「まつ!」と呼んでいましたが、19番の石津くんは「りょうた」と呼んでいました。 そういえばユースのときも怜大の呼び名は(同じ選手からも)「まっちゃん」と言われたり「りょうた」と言われたり、ときには「まつもと」とも呼ばれていて、その呼び分けの基準は何??と不思議に思ったものでしたw 前半34分、なんでもないゴールキックで滑って態勢を崩す松下くん。やっぱり優也風味ですw 印象度アップw 前半34分、東洋大が18番高橋くんや10番宮崎くんなどが絡んだパスで崩して最後は11番菅沼くんのシュート。万全の態勢で満を持してのシュートという感じだったのですが、ポストの右へ逸れていってしまいました。ええええー。 前半40分ころ、こうやって見ていると、東洋大は細かくパスをつないで崩して崩してシュートを打つという風味のチームなんだなあと感じます。ふだん見ていないので、たまたまこのときだけそうだったのかは分かりませんけれども。 相手FW、成蹊の11番高橋くんは、いわゆる(?)「すばしっこい系」の選手らしく、隙をみては最終ラインの裏へ飛び出したり、相手ボールに抜け目なくつっかけて奪って走り出したり、面白い選手でした。 前半43分、どこがどうなってというのは見逃してしまったけれど、気がついたら成蹊大のペナルティエリア内で東洋大選手がむちゃっとつぶされるような感じで倒され、レフェリーはPKを指示しました。 それを11番菅沼くんが蹴ってきっちり決め、1-1になりました。 前半は1-1で終了です。 ベンチに戻ってくる選手ひとりひとりに女子マネージャーがおしぼりと飲み物を手渡しています。 ハーフタイムにピッチ脇に転がっている水のボトルを交換して歩いているのも、控え選手ではなくマネージャーでした。 ユースでは見かけないこういう光景に、何となく「青春だな」とか「華やかだな」とにやけてしまうのは、私がおばさんだからなんでしょうねえw ハーフタイムの東洋大ベンチ。 りっぱな台つきのボードを使って監督がなにやら指示をしています。 このボード、会場が東洋大グラウンドゆえの「ホームの利」なんでしょうか。それともどこへでも持ち歩いているのでしょうか。 次の機会にも注目してみたいと思います。 成蹊大のベンチには特にボードはありませんでした。 後半が始まります。 やっぱり手を膝にあてる円陣です。 <東洋大・後半のメンバー> 11菅沼 18高橋 10宮崎 14勝野 15中里 7阿部 34怜大 3堀口 28若狭 19石津 22松下 メンバー交代・ポジション変更はないみたいです。 後半0分、いきなり成蹊にシュートを打たれ、GK松下くんが片手一本でクリアしました。相手のCKになりました。 後半2分、今度は東洋大がCKを得ました。相手ゴールに向かって左から蹴るCKです。 それを蹴りにコーナーポストの方へ向かうのは怜大。 あら?右からのCKだけじゃなく、左からのも怜大が蹴るの?? ユースのころは怜大がCKを蹴っていた記憶はなかったので、へーえ、東洋大はあんまりセットプレーのキッカーがいないのかな??と思いましたが、いやいやここは怜大が進化しているのだと思うことにしておきましょう。 や、でも、けっこういいボールを蹴っていましたよ、怜大。ちょっと素直すぎる気もしましたけれど。 次に見に行ったときにはもしかしてすんごい軌道のボールを蹴る怜大になっていたりして。それもまた楽しみです。 怜大が蹴ったCKは、そこから直接ゴールにはつながりませんでしたが、クリアされてまた拾ったりのゴール前のごちゃごちゃが続いている流れから、DFの若狭くんが拾ったボールをゴール正面からずばんとシュートを決めました。2-1で東洋大が逆転リードです。 そうなってくると、成蹊側の観客エリアにいる年配のヤジ親父のヤジがヒートアップします。ヤジというか、本人は指示、コーチングのつもりなのかもしれませんけれど。 そういえばこのおじさん、前半怜大がこちらサイドにいるときも、目の前で成蹊大選手との攻防をし相手ボールを奪った怜大に向かって「お前、きたないぞ!」と叫び、怜大が思わずびっくりしてそのおじさんの顔を見たこともあったっけ。 このおじさんは、相手選手を責めるだけじゃなく味方選手に対しても過酷な要求をしていて「そりゃ無理だろ~」と思う感じだったのですが、あるとき成蹊大選手がドリブルでペナルティエリア内まで入っていったときに「倒れろ、倒れろ」と言っていたのには周囲の人も含めて失笑してしまいました。そんな、相手が離れている状態でひとりで倒れたって、それまでですからー。 成蹊大といえばお金持ちのお坊ちゃんが行く大学というイメージがあったのですが、あのおじさんはそのイメージとは全然違いましたねw 後半10分ころ、怜大が左サイドを駆け上がり。 前半にイエローカードをもらってから少し目立たない感じになっていた怜大でしたが、後半再びがんがん行くようにとの指示でもあったのでしょうか。いい感じです。 このときはサイドを深くえぐってクロスをあげる怜大の連続写真を撮るぞ!と思ったのに、カメラを構えるより前に、思ったより早いタイミングでアーリー気味のクロスが入り、写真は間に合いませんでした。 後半14分、ボランチあたりのボールカットから18番高橋くんのポストプレーを経て7番阿部くんが惜しいシュートを放ちましたが左へはずれました。 後半16分、怜大が左サイドを生き生きと駆け上がり、長い距離をよく走っているのが目立ちます。 メリハリ効いた動き出しで、こっちから見ていると目立っているのですが、走るわりにはボールがこないことも多いです。 でもきっと無駄走りも大事なチームプレーのひとつなんですよね。 後半18分、怜大がハーフウェイラインとゴールラインの中間くらいの低い位置から、左サイドをドリブルできゅるきゅると攻め上がりました。止めようとする相手選手を抜いて、抜いて、どんどん前へ駆け上がっていきます。思わず「おおおおおお~」と感嘆の声があがる観客席。私の周囲の人たちは大沸きです。私の右手にいた20代後半くらいの男性2人組は「あの子うまいねえー」「ねえ。もっと使えばいいのに」と感心しています。内心にやけが止まらない私。 その観客が沸いた怜大のドリブル突破を撮ってみたのですが・・・。 動いている対象(怜大)にレンズを向けてただ撮っているだけじゃ、ずっと同じ構図で写るだけで、ダイナミックな動きは伝わらないものですね。かろうじで背景が変わっていることでお察し下さい(汗)。 私の左側にはいかにもサッカーやってるっぽい大学生くらいの男の子3人組が座っていて、彼らはしきりにこの人工芝はすごい、気持ちいいと感嘆し、ここで練習試合やりたいとうらやましがっていたのですが、その彼らのプレーに対する感想、会話も面白いものでした。 後半22分、気づいたら27番豊田くんがピッチに入っていました。7番阿部くんに代わって同じ位置に入ったんだなと思いました。 公式記録によると後半19分に交代していたようですね。 後半24分、その豊田くんからの右からのクロスに中央でヘディングシュートした選手がいたのですが、シュートは枠の少し左にいってしまいました。惜しいチャンスでした。 後半28分、ピッチ中央あたりで東洋大のFKになり、そこからちょっとトリックプレーっぽいスルーパスが裏へ抜けました。それに合わせて裏へ飛び出していったのは怜大じゃないかと思うのですが、遠いサイドでのことなので自信はありません。 このまま東洋大が勝てば、試合後にはにこにこ顔の怜大に会えるかなと期待していたのですけれど。 後半30分に失点してしまいました。(2-2) これは裏へ一発で抜ける長いボールが蹴られ、それに飛び出した「すばしっこい系」の成蹊11番がGK松下くんと1対1になって、ループ気味のシュートを放ち、それがネットの中に収まりました。ありゃあ。ワンチャンスを上手く決めたものだわ。 ちなみに怜大はそのとき11番との攻防とは無関係なちょっと離れたところ(左SBの通常位置)にいたのですが、怜大に失点の責任あるのかないのか私にはわかりません。 相手がそう来るならこっちも「すばしっこい系」で対抗だ!というわけでもないでしょうが、阿部くんに代わって入った27番くりくり坊主頭の豊田くんも実はすばしっこい系でした。豊田くんの抜けだしから後半32分にCKを得ます。 やはり蹴るのは怜大です。 成蹊の11番高橋くんは、ゴールを決めたときの交錯で痛めたのか、みんなの折り重なっての祝福を受けたあとも倒れ込み動けないでいたのですが、どうやらここで交代になるようです。 後半33分、双方のチームの11番が交代になりました。東洋大は11番菅沼くんに代わって9番黛くんがそのままトップの位置に入りました。 9黛 18高橋 10宮崎 14勝野 15中里 27豊田 34怜大 3堀口 28若狭 19石津 22松下 後半39分ころ、なんだか東洋大の中盤はゆったりプレーしている感じで、後ろからボールをつつかれたり前から突っかけられたりしてボールを奪われてしまうことが目につくなあと思いました。 中盤でもう少し安定してパスをつないだりできれば、もっとずっと面白くなりそうな感じはするのですけれど。 残りあと5分+ロスタイムかあ、ここで怜大が決勝ゴールを決めたりしたらドラマティックで痺れるんだけどなあと都合のよいことを夢想したりしていたのですが、なかなかそういうチャンスも訪れません。 後半40分、18高橋くんに代わって24岡田くんが入り、豊田くんが前にあがって最終的にはこういう布陣になりました。 9黛 27豊田 10宮崎 14勝野 15中里 24岡田 34怜大 3堀口 28若狭 19石津 22松下 後半41分、右からのCKを怜大が蹴り入れます。 怜大のゴールじゃなくても、アシストでもいいや。がんばれ。 (CKを蹴るために走っていく怜大) 後半42分、右からのアーリークロスを左側から頭で合わせた27豊田くんのシュートは、バー上に浮いてしまいました。 後半44分、ゴール前へ突破しようとした24岡田くんに体当たりして止めた成蹊の選手にイエローカードが出されます。 どちらも「次の1点」を巡って必死です。 後半44分、怜大が左から右前へサイドチェンジ気味の長いクロスを入れました。いいボール!!チャンスになりそう! 飛び込んだ選手の頭でのシュートはちょっとかすった感じになってしっかりミートできず、GKに止められてしまいました。 後半47分、怜大がスローインのボールを投げ入れます。 後半48分、これが多分最後のプレー。左からのCKです。怜大が蹴ったボールはゴールラインを割ってしまってチャンスにはなりませんでした。これまで蹴ったCKは全部ちゃんと味方のいるところへ合っていましたから、最後にこういう形で終わってしまったのは残念だったろうなと怜大の気持ちを想像しました。 結局、2-2の引き分けとなりました。 お疲れさまでした。 東洋大の選手たちはがっかりしている雰囲気ですね。 やっぱりリードしていながら勝ちきれなかったのは悔しいのかな。
試合後の怜大。 「がんばってね」というのが精一杯でほとんどお話することはできませんでしたが、元気な姿を見ることができて嬉しかったです。
ドーレ
Re:【関東大学リーグ】東洋大vs成蹊大
2009-04-30 21:23
私東洋大学に四月から通っているものなんですが高校まで札幌にいたんです! 同じ大学にコンサユースの人がいるなんて感激しました(^O^)/ もちろん私はコンサファンです! いろんな情報見させていただきました。 私の勝手な行動ですが… ありがとうございます!
あきっく
Re:【関東大学リーグ】東洋大vs成蹊大
2009-04-30 21:58
>ドーレさん ようこそいらっしゃいませ。 怜大と同じ学年の学生さんなんですね。 もうだいぶ新しい暮らしにも慣れてきましたか? 学生生活を大いに楽しんでくださいませ。 そしてサッカー部もぜひ応援してみてください。 新しい楽しみを見つけることになるかも。
ドーレ
Re:【関東大学リーグ】東洋大vs成蹊大
2009-05-01 19:02
松本君のこと詳しくご存知でしたらぜひ教えていただきたいです! 学部など… 何でもいいです!
あきっく
Re:【関東大学リーグ】東洋大vs成蹊大
2009-05-01 20:22
>ドーレさん 私は、サッカーをしているところ以外は何も知らないんです。だから学部とかは分かりません。ごめんなさい。 知っている部分でいうと・・。 名前は松本怜大(まつもとりょうた)。 1990/11/21生まれ。175センチ/68キロ。「スピードを生かしたオーバーラップが武器」(←大学リーグパンフレットから。) 中学時代は千歳向陽台中学校でプレーし、高校からコンサユースへ。しまふく寮で3年間を過ごす。左利き。 こんなとこかしら。 東洋大学サッカー部の公式サイト http://fctoyo.d2.r-cms.jp/ ここのスケジュール欄に練習試合の予定なども載っているようですから、機会を見つけて見に行って、同年代のよしみで直接話しかけてみてくださいな。
ドーレ
Re:【関東大学リーグ】東洋大vs成蹊大
2009-05-01 20:42
ありがとうございます! その情報だけで十分うれしいです(^O^)/ 探してみますね!
飯能河原のおばさん
Re:【関東大学リーグ】東洋大vs成蹊大
2009-05-01 22:05
こんばんは。怜大君の試合の様子ありがとうございました。あきっくさんはラッキーでしたね。先発の怜大君が見れて。私は3試合見にいきましたが、勇姿見ることできませんでした。残念です。いろいろな情報楽しみにしています。連休の応援お疲れのないように。
あきっく
Re:【関東大学リーグ】東洋大vs成蹊大
2009-05-01 22:15
>ドーレさん よかったです♪ またいらしてくださいね。 >飯能河原のおばさんさん ほんと、ラッキーでした。 アップする姿だけでも見れれば・・と思って行ったのに。 でもこの先はずっと試合で見れるかもしれませんよ♪
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
最新のエントリー
リンク集
月別アーカイブ
コメント
検索