2009年04月11日
すでに試合から2週間近くが経過し、最初のうちに書いていた部分はともかく、その後は記憶もかすんでしまいましたけど・・。 とりあえず記録だけは残しておきます。
2009/03/30(月)10:00 @中国電力坂グラウンド 【吉田強化フェスティバル】 コンサ 1-0(1-0、0-0)瀬戸内高校 (35分×2) 得点者:菅原康介(前半26分) ナビに導かれて会場の中国電力坂グラウンドに着いたのは9:40ころ。 ホテルを出るときにはキックオフに間に合わないかもなあと覚悟したけれど、ほんの20分弱で着いてしまいました。こんなに近かったんですね。昨日の吉田サッカー場と比べると拍子抜けするほどです。 名前のとおりいかにも個人(というか会社)の持ち物なのか、ナビは施設名では検索できず番地を手入力でしたが、行ってみると工場地帯っぽいだだっ広いエリアの道路沿いのグラウンドで赤黒の選手たちがアップしているのが見えましたのですぐにわかりました。 車から降りて近寄ってみると。昨日は見かけなかった深川コーチの姿もありました。昨日の夜着いたのだそうです。今日はこのあと11時から隣のグラウンドでもう1チームの試合を並行してやり、その後1時からも隣のグラウンドで試合があるそうです。 深川コーチはいつでも気さくに挨拶をしてくださり、スケジュールなどを親切にいろいろ教えてくださるので、観る側にとってはありがたい存在です。 選手入場 あれ?拓郎くん、今日はキャプテンマークをつけていないの??と思ったら。
並びながらごそごそつけていました。 まずは整列して 対戦相手のチーム このごろのユニは胸に学校名などが入っていないチームが多く、エンブレムだけではどこのチームなのか判別に苦労します。(コンサも人のこと言えないけど) でも遠征前にHFCに聞いたときにはこの時間に瀬戸内高校と対戦すると言っていたし、瀬戸内高校(広島県)サッカー部の公式サイトでは、吉田強化フェスティバルの結果報告でコンサユースと対戦して0-1と載っているし、写真にある旗のエンブレムが選手が胸につけていたエンブレムと似ているので、相手は瀬戸内高校で間違いないだろうと思われます。 拓郎くんが見上げているのは何だろう? 太陽の位置? 瀬戸内のGKも空を気にしています。 コイントス この後コンサのキックオフで前半が始まりましたから、このときにコイントスに勝ってエンドを選んだのは瀬戸内高校ということになりますね。 前半開始前の円陣 瀬戸内高校の円陣 コンサのキックオフで前半スタート <前半のメンバー> 36山室 14三上 23菅原 11金子 26福永 5上原 29濱田 32中山 22松田 17大地 21松原 前半1分、陽輔がシンとのワンツーで中央からゴール前へ抜け出し、シュート。これはクリアされ、おっちが拾って右からえぐってクロスをあげますがシュートまでは行きませんでした。 前半7分、カネが相手DFの中央を切り裂くスルーパスを出し、これを受けたシンが裏へ抜けてシュート。下からゴールへ突き刺すようなシュートだったのですが、バーに当たって入りませんでした。 ここまでおおむねコンサがボールを持ち、攻めようとしてボールを回している状態で、危ない場面は作られていません。ま、ふつうに勝つだろうなと思って見ていました。できれば圧倒してほしいところですが。 前半12分くらいまでの間、瀬戸内が打ったシュートは多分1本だけ。それも遠くから可能性のないぼっかーんというシュートだけです。シュートに持ち込むような状態になる前にコンサの選手たちがことごとく体を前に入れてボールを獲ってしまうのです。 前半13分、カネがボールを持って攻め込み、その右側をおっちも走っていきます。カネは自分でシュートを打とうとしましたがコース的に無理だったので、中へ流すパスを出しました。走り込んでいたタカがシュート。クリアされたボールが拓郎のところへこぼれ、拓郎がミドルシュートを放ちますが、瀬戸内GKがキャッチしました。 前半14分、カネがピッチ中央付近を走りながらゴール前へアーリークロスを入れ、左側から陽輔がゴール前へ走り込んできてシュートを打とうとします。でも陽輔がボールに触るよりほんの少し早く瀬戸内GKがボールを抱え込もうとして、GKと陽輔が接触する形になりました。陽輔はシュートを打てず。GKは痛んだようでしたが間もなく立ち上がりました。大丈夫なようです。 前半17分、コンサは両サイドとも次々と後ろから選手が湧き出てくるような攻撃ができており、迫力があります。 前半18分、瀬戸内が左からのCKをとりました。瀬戸内は長いボール一発で裏を狙う形を一貫して続けているようです。 前半19分、左からのCKはカネくんが蹴りました。それがクリアされてもう1回左CK。これも同じくカネくんが蹴りました。 攻め込むコンサその1 攻め込むコンサその2 グラウンドのようすはこんな感じです。 ネットを張っている支柱の影が地面に落ちて、春の陽気が伝わりますでしょうか。 工場地帯みたいなんですが、やっぱりのどかな雰囲気です。 前半21分、タカが右側からドリブルで持ち上がりゴール前へのクロスだったのかな、それともシュートだったのだろうか、速めのボールを送りました。ボールは枠のほんの少し左へずれ、ゴールにはなりませんでした。 惜しかったなあ、でもあれ、あのボールに合わせて誰かがゴール前へ飛び込んで触っていれば難なく入っていたよな・・と思っていたら、監督が陽輔にあれに飛び込まなきゃダメだと趣旨のことを言っていたので(正確には「陽輔ー、立ってるだけだろー」と言っていました。)やっぱりそうだよな、と思いました。 前半23分、それまでほとんど瀬戸内に攻め込まれるシーンはなかったのですが、このときはなぜかコンサDF陣が次々と続けてかわされて。何が起こったのでしょうか。最後は修平が横っ飛びするようなシュートを打たれました。枠の右でしたけれど。 あらー、危なかった~と思いつつ、そういえばまだ0-0だったんだと思い至ります。なんとなく余裕かましてましたけど。(←私が) いつでもゴールできそうだとは言っても、ちゃんとゴールにしないとね。そろそろ決めて欲しい。 前半26分、なんだか選手のプレーがごちゃごちゃと詰まってきた気がします。相手のプレスが早くなったのか。前よりも思ったようにできない感じです。 いやん、なんかまずい雰囲気だなあと思ったところで、コンサの先制点が決まりました。 前半26分、相手選手も味方選手もいっぱいいる中を、康介がハーフウェイラインあたりからゴール前までひとりで突破して、そのまま自分でシュートして、決めました。(1-0) ふうぅ、ようやくです。 それにしてもあれだけみんなでめくるめく波状攻撃をしていたのに、実際にゴールが決まるのは康介のまるっきり個人技からだったりするあたり、これがサッカーなのかなと思ったりします。 前半27分、伸と陽輔が相手DFや相手GKにプレスをかけに走ります。これに対して修平から褒めて盛り上げる言葉がかかりました。 前半28分、相手にシュートを打たれました。枠にいかないから助かってますけど、その前の段階であんまり防げていないなあと気になります。 前半30分、拓郎から反対サイドのカネの前のスペースへ、サイドを変えるロングフィード。これがチャンスを作り、右CKをとりました。 前半32分にも康介のシュートを相手GKが弾いたところから右CKになります。このCKは康介が蹴り入れましたが、シュートにまでは至りませんでした。 ライン高く保って守るコンサDF陣 前半33分、瀬戸内のカウンター。タカが斜めに走って戻ってシュートコースを消すと、相手はパスを出して他の選手がそれを拾ってさらに攻め込んでいきます。 あれ~~?(いやーん)と思ったら、そこへ恭司郎がスライディングでボールだけ自分の近くに残す守備でピンチの芽を摘みました。鮮やかで巧かったです。そしてそこからすぐにコンサの攻撃だもの。 前半35分ぴったりで長い笛が鳴り、1-0で前半が終了しました。 ハーフタイムのベンチのようす 前半の途中からハーフタイムの間、ピッチを挟んで手前側(こちら側)のスペースでは、安田くんがトモさん相手にロングキックの練習やシュートストップの練習をしていました。 トモさんの立ち位置を安田くんが指示して(というか「もうちょっと後ろ、いいすか」とかお願いして)、トモさんの位置をめがけてボールをフィードします。近くで見るといろんな軌道というのかな、球質があって蹴り分けているんですね。 トモさんはそれを受けては「ナイスキーパー!」と声をかけていました。 そしてそれが終わると今度はトモさんがシュートして、それを安田くんが止める練習。 これ、近くで見ているとビビりました。 シュート! キャッチ 遠目に見るとトモさんの何気ないシュートなんですが、見ている距離が近いので(写真だと遠く見えますが)、ボールの速さとか、蹴る音とか、凄い迫力なのです。 選手たちはふだんこういうプレーをしているのかあと、改めて感心したくらいでした。 安田くんはトモさんにもう少し近くから、とか、遠くから、とか、右足で、とか、左足で、とか指示して(←だからお願いしていたんだってば)、トモさんはそのリクエストに応えて蹴り分けているようでした。 関係ないけど、すぐそばでボールボーイしながら見ていた瀬戸内高校の部員たちは、こうやって元プロのコーチに練習相手になってもらえるのって羨ましいだろうなあと考えてしまいました。もしかして瀬戸内高校の監督やコーチも元プロなのかもしれませんけれど。 ハーフタイムが終わるころ、トモさんは安田くんに「ヤスー!これでラストにしようか~!」と声をかけ、もう1本蹴ったところで練習を終えて、近くにいた私に「これからあっち(と隣のピッチを指す)で試合なんですよ」と、その日のスケジュールを教えてくれたのでした。 後半開始時の円陣 後半のキックオフを待つ瀬戸内の選手たち <後半のメンバー> 18ミツ 36山室 27十川 26福永 5上原 22松田 23菅原 25葛西 32中山 15健士 21松原 陽輔、ハマ、カネ、おっちに代わってミツ、トガ、大、健士がインってことですかね。 康介、タカ、恭司郎の位置がまた変動していますけど。 こっちの後半が始まってまもなく、出ていない選手たちが隣のピッチへ移動していきます。 あっちでやる試合に出るのでしょうね。 あっちも見たいなあ・・と心が揺れ動きます。 どうせならこっちのメンバーが前後半で変わらなければ、心おきなくあっちを見にいけるのに・・と考えたりします。 もしこれで1年生も遠征に来ていたらもっと悩みが深かったでしょうね。 いや、かえって悩まずにあっちへ行ったかなw ・・という不純な心持ちで見ていたからというわけではないのでしょうが、後半もなんだかぴりっとしない展開でした。 後半5分、左サイドのトガからゴール前へ送られたスルーパスを、ゴール前にいたミツがスルー。うまく通らなかったけど、ミツとしては背後にシンを感じたのでしょうか。シンに通っていれば面白かったけれどね。 それにしても、こういうところでスルーをするミツのアイディアは、やっぱり去年までのミツとは違う(?)ミツなのかなと思いました。 今年のミツはひと味違うかもしれませんよ、奥様。(←って、誰に言う) 後半8分、左サイドでオーバーラップする康介とトガの絡みがいい感じです。 後半10分、康介の強さに思わず見ていて吹き出しました。だって、パスを受けようとしている相手選手を無理矢理どかせて自分がとる、みたいなプレーをするんですもの。それも無理に手を使ったりするわけじゃなくて、普通に体を寄せる(ぶつける?)だけで、相手がすんなり場所を明け渡す感じになるんです。やっぱり康介はフィジカル強いんだなあと感心します。 後半12分、気がつくとずいぶん選手が固まっている気がします。 ピッチ全体の3分の1くらいのエリア、修平のいる方の側にコンサ選手全員と相手選手の大半が詰まっています。ハーフウェイラインの向こう側にいるのは、ハーフウェイラインすぐ近くに立っている相手DF2人と、ゴール前にいる相手GKだけ、という状況です。 なぜこんな状況に? 押し込まれているっていうことかしら?? そのせいかどうか、コンサのチャンスがあんまり作れません。 後半17分に拓郎とかトガとかのワンツーにシン、ミツが絡んでいい感じになりましたけれど、シュートは相手GKがキャッチしました。 後半18分のCKはシンが蹴りましたが、ニアで相手にクリアされました。 後半22分、どうもちぐはぐな感じです。相手がよく動いていてコンサは思うようにできないのかなあという印象です。 康介からミツの裏のスペースへのスルーパスとか、ミツがDF背負ったままボールを受けたかと思うとくるっとターンして入れ替わりいきなりミツの前が自由になったり、とか、ハッとするプレーもところどころでありますけど、後半27分あたりの私のメモには「ちょっと飽きてきた」とあります(爆)。 ま、前日に3試合見ていて、ユースの試合に対する贅沢感が麻痺していたのでしょうけどね。 後半28分、相手にFKを与えました。直接ゴールを狙ってきたボールは、修平が左手1本で辛くも触って止めました。 後半31分、右からのスルーパスをゴール前で受けたのは、ボランチの恭司郎。ここまであがってきていたのですね。恭司郎のシュートがGKにキャッチされました。けれど、ここでボランチがシュートできるのは素敵です。 後半35分、トガとか、シン、タカ、拓郎とか選手がたくさん絡んでワンツーの繰り返しでいい感じで攻め込みましたが、タカが打ったシュートは一度はね返り、それをもう一度拾って再シュートしましたが、今度はちょっとボールに勢いがなく、GKがキャッチしたところで試合終了となりました。 序盤のペースからするとちょっと意外感もある(でも後半からすると妥当な?)1-0での終了でした。 心なしか、ちょっと浮かない表情でしょうか。顔は見えないけれども。 試合終了。お疲れさまでした。
続いて見に行った隣のピッチでの試合(後半)の様子は→こちら
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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