2008 北海道国際ユースサッカー大会(U-16) 最終日

2008年08月17日

2008/8/17(日)12:00 @厚別公園競技場
北海道国際ユース ファイナルラウンド 3位決定戦
北海道代表U-16 4-1(0-0、4-1) 北海道選抜U-16 (45分×2)
得点者:小玉翼(選・後半5分)、葛西大(代・後半19分)、菅原康介(代・後半28分)、石川勝智(代・後半36分)、葛西大(代・後半44分)

両チームの登録メンバー詳細と2日目の様子は→こちら、3日目(第2試合のみ)のようすは→こちらをごらんください。


気持ちよく晴れたお天気になりました。絶好のビアガーデン企画日和ですね。(←未練あり)
ドームでも厚別でも、サブグラじゃなくメインスタジアムで北海道勢同士の試合を見るのは初めてです。北海道国際ユースに北海道代表と北海道選抜の2チームが出るようになって以来、この2チームが当たるのって最終日の5・6位決定戦(つまりビリ決定戦)ばかりでしたもの。
10:00キックオフの5・6位決定戦だったら試合後にドームに向かってもドーム屋外でのビアガーデン企画を楽しめるなという私の思惑ははずれ、めでたく厚別メインでの試合となりました。

北海道選抜メンバー
北海道代表のスタメン



北海道代表メンバー
北海道選抜のスタメン

審判団
審判団

選手入場
選手入場です。

まずは整列して
まずはスタンドの方を向いて整列します。

北海道選抜
北海道選抜の選手たち。白い2ndユニを着ています。

北海道代表
北海道代表の選手たち。藤色の1stユニです。

君が代中。肩を組んでます。
君が代演奏中。肩を組む代表の選手たち。

君が代中。手をつないでいます。
一方、選抜の選手たちは手をつないでいます。

ペナント交換はなし
互いに挨拶をします。ペナント交換はなしです(笑)。

北海道選抜 全員で記念撮影
北海道選抜ベンチメンバー全員で記念撮影
實盛くんは後列左から2番目です。

北海道代表 全員で記念撮影
北海道代表も全員で記念撮影。
コンサの選手は、後列左端が松原、その隣が西田。後列右から5番目が葛西、その右側へ順に中山、十川、鈴木健士(右から2番目)。
前列左から3番目が菅原。
健士くんがユニじゃなくて練習着姿なのは、出場予定なしなのかしら。昨日顔面を打っていたからその影響かな。メンバー発表では控え選手としてアナウンスされていましたけれども。

みんなで記念撮影
そして両チームの選手たちが中央に集まって、双方のスタッフも集まって、みんなで一緒に記念撮影。
北海道勢同士の対戦ならではの、ほのぼのするシーンですね。

キャプテン同士の挨拶
コイントスの前に、キャプテン同士も挨拶

選抜の円陣
北海道選抜の円陣

代表の円陣
北海道代表の円陣

・・・は、やっぱりここで
・・・の位置はやっぱりここででした。
いい度胸してるよ、あなたたち。

前半キックオフ
選抜ボールで前半キックオフです。

<北海道代表のスタメン>

  16安藤 14菅原
9近藤       13山田
  15西田 11池ヶ谷
7五島 6中山 3櫛引 10大村
    1松原



<北海道選抜のスタメン>

  16吉田 15山下
13宮本      10小玉
   8伊藤 9實盛
14越川 3佐藤 6河本 2中内
    1阿部


両チームを通じての最初のシュートは開始まもなく(前半0分か1分)選抜のシュートでした。これは代表GKの修平ががっちりとキャッチしました。
代表の初シュートはたぶん、前半9分にゴール前でパスで崩して、それには康介も絡んでいて、最後にシュートを打ったのは誰だったか。GKの阿部くんがキャッチしましたが、その前のボール回しぶりは見ていて楽しかったです。
ユニが似ていて、見ていて時折混乱する(間違える)うえ、どっちが勝ってもよい気楽さから、チームとしてのプレイだけじゃなく個人技も楽しみながらのんびり眺めていたのですが、前半20分ころまではどっちが押しているという感じでもなかったです。
前半20分には修平がナイスセーブでCKへ逃れるシーンがありました。ということは選抜が惜しいシュートを放ったということでもあります。
前半24分、安藤くん(代表)が佐藤くん(選抜)に倒され、選抜ペナルティエリアのすぐ前からのFK。これをジツが直接ゴールを狙って蹴りましたが、ボールはまっすぐ修平のところに飛び、修平がキャッチしました。
前半29分、代表が早くも選手交代。安藤くんに代わって大くんが入ります。大と康介の2トップになりました。
前半31分、代表は五島くんに代わって同じ位置にトガが入りました。ここ2分でコンサ濃度2人分アップです。

   18葛西 14菅原
9近藤        13山田
   15西田 11池ヶ谷
2十川 6中山 3櫛引 10大村
     1松原

前半34分、代表のFKのシーン。康介が蹴ったボールはいい感じでゴール前に飛び、それに大がヘディングで合わせようとジャンプ。いいタイミングでしたがあと少しでボールに届きませんでした。でも得点の匂いがしました。

日差しを受けて選手たちと芝がキラキラし、まったり楽しく眺めているうちに、0-0で前半が終了しました。

わかりづらい
(試合中)


後半開始と同時に双方とも選手交代がありました。
代表は、13山田くんに代わって8福原くんが入る。
選抜は、1阿部くんに代わって12宮崎くんが、15山下くんに代わって18小澤くんが入りました。

<代表 後半のメンバー>

  14菅原 8福原
18葛西      9近藤
  11池ヶ谷 15西田
2十川 6中山 3櫛引 10大村
     1松原


<選抜 後半のメンバー>

  16吉田 18小澤
13宮本      10小玉
   8伊藤 9實盛
14越川 3佐藤 6河本 2中内
     12宮崎


先制点は後半5分、選抜に入りました。選抜の10小玉くんのシュートを修平がいったんは弾きましたが、転がったのを拾って小玉くんが鮮やかに決めました(0-1)。(得点表記はどっちを先にするべきか迷いますが、コンサユースU-18選手の多さから代表を先にすることにします。札幌・旭川のU-15出身選手まで含めるとどちらが多いか数えていませんけれど。)
後半15分、右サイド前方あたりで康介が粘ってキープして、そこからいったん戻したボールを、大が少し下がり目の位置からシュートしました。勢いのあるシュートはバーを叩き、惜しかったです。
このあたりから、プレイのテンポがあがってきたように感じました。特に代表の方にリズミカルな攻撃が増えてきたように思います。
見ている方も、まったりモードからワクワクドキドキモードに切り替わりそうな。
後半17分、大が右サイドをえぐり、相手選手を振り切ってあげたクロスに誰かのヘディングシュートがありましたが相手選手に足でクリアされました。
後半17分、代表の選手交代。ニシケンに代わって17石川くんがそのままボランチの位置に入りました。石川くんと池ヶ谷くんのダブルボランチです。石川くんはFWや右サイドだけじゃなくボランチもやるのですね。池ヶ谷くんと石川くんは、よい位置によく動き回って相手ボールを摘み取ったり、小気味よい配球をしたり、連携もよくて楽しい中盤でした。
後半19分に代表の同点ゴール。石川くんがゴール前に切り込んでいってクリアされ、こぼれてきたボールを拾った大が遠目から豪快なミドルシュートを突き刺しました(1-1)。「おおおお、すごーい」とスタンドがどよめくゴールでした。
後半21分、代表の左からのCKは福原くんが蹴り、選抜GK宮崎くんがパンチングでクリアしました。
代表の方が押し気味だなという展開になっています。
後半22分、康介が左サイドからドリブルでひとりで持ち上がり、そのままシュートまで。ボールは枠の右に逸れたかと思いましたが、どうやらGKが触っていたらしく、CKになりました。
後半25分、選抜の選手交代。ジツに代わって11中山くんが入りました。中山くんは左SBに、左SBだった越川くんが右SHに、右SHだった小玉くんが中に入って伊藤・小玉のダブルボランチという感じです。
後半28分、均衡を破る次のゴールはやはり代表でした。康介が中央をするすると突破していき、そのままシュートして、ゴールが決まりました。康介の「ひとりでできた」状態のゴールでした。(2-1)
後半36分には石川くん(代表)のゴール。ゴール前に攻め込んでいって相手に寄せてこられ、パスを出せる味方もよい位置にいなくて、困ってとりあえずシュートを打ったら、相手選手に当たり、さらに右ポストに当たり、そこで止まったかと思いきや、ジリッという感じで内側に転がってゴール内に入ったゴールでした。(3-1)
選抜にとっては不運なゴールだったでしょうが、2点差になってちょっとがっくりきたのかな。その後もしばらくベンチから監督がしきりに励ます声をかけていました。
後半38分、代表の選手交代。10大村くんに代わって5富川くんがそのまま右SBに入りました。代表の最終ラインはこんな感じです。

2十川 6中山 3櫛引 5富川
     1松原

このまま試合が終わるかなと思っていた後半44分(ロスタイムに入る前)、康介のシュートをGKが手を伸ばして弾いたこぼれを、大が決めて、代表に追加点が入りました。(4-1)
ロスタイム2分を経て、試合終了となりました。

試合終了
お疲れさまでした。

前半はむしろ選抜が優勢かと思いましたが、最終的には思わぬ点差になりました。
双方のチームに面白い選手がいましたので、この中から誰が国体の北海道代表メンバーに選ばれるのか楽しみです。
楽しい試合を見た充実感を胸に、トップチームが試合をしている札幌ドームへ向かいました。



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