2008年08月16日
ファーストラウンド第3戦は、A組がSEパルメイラスU-16 vs ソウル特別市U-16、B組が北海道代表U-16 vs 青森山田U-16。 第2試合の北海道代表vs青森山田だけを見てきました。 (北海道代表の登録選手一覧と2日目の様子は→こちら)
2008/8/16(土)14:30 @厚別公園競技場 北海道代表U-16 3-3(1-1、2-2)青森山田高校U-16 (45分×2) 得点者:成田鷹晃(青・前半2分)、菅原康介(北・前半42分)、成田鷹晃(青・前半43分)、三田尚希(青・後半6分)、安藤瑞樹(北・後半22分)、葛西大(北・後半31分) 今日は薄日が差すお天気で観戦日和になりました。 昨日と比べて風があります。
北海道代表のスタメン。 今日は昨日と比べてコンサユース濃度が低めです。 青森山田のスタメン。 6番の中島龍基くんは室蘭出身の選手ですよね。 日本代表によく選ばれているので名前には見覚えがあります。 どんなプレイをするのかなとちょっと楽しみ。 珍しい名前だけど青森山田の櫛引くんと北海道代表(室蘭大谷)の櫛引くんは親戚関係でもあるのかしら? 審判団 選手入場 整列 今日の国歌演奏は君が代を1回だけ。 北海道代表は今日もみんなで肩を組んで君が代を聞きます。 互いに挨拶 コイントス 今日は最初から控え選手も含めたベンチメンバー全員での記念撮影でした。 青森山田の選手たち。 中島龍基くんは前列中央です。 北海道代表は今日もここでやるようです。 前半開始時の円陣 青森山田の円陣 北海道代表のキックオフで前半スタート <前半のメンバー> 8福原 14菅原 18葛西 17石川 11池ヶ谷 9近藤 7五島 4鈴木 3櫛引 5富川 1松原 北海道代表はせっかく中央に陣取る円陣で気合いを入れたのに、開始早々の失点再びです(涙)。 前半2分、北海道代表の最終ラインの裏にボールが出され、前に飛び出していった修平がペナルティエリアの中、右側寄り(修平から見て)で倒れ込みがっちりキャッチしました。・・・と思いました。 ところがちょっと目を離してまたピッチに目を戻したら、なんと!ボールは修平とゴールラインの間にあって、そこに走り込んだ青森山田の成田くんがゴール左側(青森山田から見て)の角度のないところから反対側のサイドネット内側に向かってきれいに蹴り込み、さっそくのゴールになりました。 でも前半11分に修平が相手選手と1対1になったときには、修平が横っ飛びで青森山田のシュートを見事クリアしましたよ。青森山田 が右からCKになりましたが、そこからチャンスを得るには至りませんでした。 前半14分に康介がドリブルで青森山田ゴールに向かって突進。倒されてペナルティアーク少し手前でFKを得ました。それを自分で蹴る康介。でも、残念ながらボールは(ビジュのFK並みに)枠のはるか上でした。 全体的には北海道代表は青森山田に押され気味。青森山田がドリブルとパス回しを混ぜて展開してくるのに対して、北海道代表は押し込まれ、バタバタして、味方どうしかぶったりいて欲しいところに誰もいなかったり。ポジションなんてありゃしないという感じです。 それでもどっしりとベンチに座ったままのトモさんに「トモさん、それでいいの?」と内心思ったりする私。 前半19分、7五島くんに代わって2十川くんが入りました。 トガはそのまま五島くんのいた左サイドバックに入ります。昨日と逆の交代ですね。 前半21分、トガの左からのクロスを受けて、中央から相手DFの裏へのパス、これに合わせて福原くんが飛び込む。ビッグチャンス!!という瞬間でしたがシュートは当たり損ない、勢いがなくて、相手GKにキャッチされてしまいました。 前半22分、修平が飛び出しますが交わされてしまいました。ボールはマイナスに戻され、その先には青森山田の選手が。シュートを打たれ、やられた!と覚悟しましたが、ゴール前には北海道代表の選手が2人立ちはだかって、そのうちの一人が足でクリアしました。どよめくスタンド。 修平も「劇場型GK」だったのか。でもどっちかというとその方がアグレッシブで私は好き(爆)。 前半26分、スルーパスに合わせて抜け出そうとした大くんにビッグチャンスと思ったけれど、大くんは前でじゃまする相手DFを引っ張ったらしく(?)ファウルをとられ、シュートまでいけませんでした。 でもこのあたりになると、北海道代表がさっきより生き生きしてきたかなと感じます。前線で康介と大が絡んでチャンスを作り出すようすは、コンササポにとってまさに醍醐味です。 北海道代表の選手たちはじっくりチャンスの形を作り出すのを待たず、早くシュートを打っちゃって少しもったいないような気もしますが、ま、シュートを打てるだけいいか。気分も乗ってくるし。と思い直しました。 前半34分、トガが左サイドをあがり、クロスをあげ、クリアされたそのこぼれに康介が反応。シュートしますが弾かれます。けれどこのこぼれを待ち受けたボランチ近藤くんが満を持してシュート!と思いきや、あらら、空振り。よいポジションにいただけにもったいなかった。気負いすぎたかな。 序盤の劣勢から盛り返して、五分五分になってきたかな、でも危ないシュートは青森山田の方に多いかな、枠にいっていないから助かっているもののと考えていたところで、北海道代表の同点ゴールが決まりました。 前半42分、中央からの浮き球パスに飛び出した康介が、オフサイド?と心配したもののオンサイドだったようで、そのままきれいにGKと1対1になってゴールを決めました。(1-1) やった!これでまずはひと息。 ・・・と思う間もなく、直後の前半43分、北海道代表DFの間を抜けるスルーパスを出され、あっという間に青森山田が修平と1対1。きっちり決められ、またもやリードを許してしまいました。(1-2) 青森山田の選手たちは、一人一人の技術がしっかりしているうえに、北海道代表と比べてちゃんと「チーム」なんですよね。代表と違って単独チームだし、たぶん中学時代から一緒にやってきたメンバーでしょうからあたりまえと言えばあたりまえですけれど。 というわけで、前半は1-2で終了しました。 試合中
後半開始と同時に、5富川くんに代わって6和弥くんが入りました。これも昨日と逆の交代です。コンサユース濃度が増えてきました。 <後半のメンバー> 14菅原 8福原 18葛西 17石川 11池ヶ谷 9近藤 2十川 4健士 3櫛引 6中山 1松原 後半3分、トガがするするとあがっていって打った左からのシュートはサイドネット。 後半は北海道代表が風上から風下に向かって攻める形になりました。 風にのってシュートが伸び、後半開始早々のロングシュートがあわや入りそうになるシーンもありました。後半は北海道代表が有利かな?と思ったりしました。 なのに、後半6分、青森山田の9三田(さんだ)くんがドリブルですいすいと抜けていってあれよあれよとシュートまで。それが決まって青森山田に追加点が入りました。(1-3) 後半8分、17石川くんに代わって15ニシケンがそのまま右サイドに入りました。これも昨日と逆の交代です。前の方はこんな感じ。 14康介 8福原 18大 11池ヶ谷 9近藤 15ニシケン 後半15分、北海道代表のクリアミスからシュートされ、修平がいったん止めるものの、こぼれたのを拾われて再度シュートされました。枠をはずしてくれたので助かりました。 このあたりになると私はもう「このチームもけっこう見たしおなかいっぱいかな・・。明日は厚別じゃなくてまっすぐドームへ行こうかな。ビアガーデン企画もあるし・・。」という気分になってきました。 後半17分、康介がシュート。クリアされてCKになりました。康介はボール際も粘り強く、よく動き回り、こうやって同年代の選手たちの中でやると頼りになる選手だなあと感じました。 後半19分、9近藤くんアウト、16安藤くんイン。安藤くんはFWに入って康介と2トップ。右サイドにいたニシケンがボランチに移り、福原くんが右サイドに下がりました。 後半22分、康介が中央を突破し、そのままゴール左側までドリブルで進み、ゴールライン間際からふんわりとしたマイナスのパスを出しました。入ったばかりの安藤くんがそれを頭で合わせてゴールに押し込みました。あらー!ゴールだ!(2-3) 1点を返したとなると気分がまた違ってくる?(←私が) 青森山田も焦ってきたりするのでしょうか。 後半25分、青森山田のGKがボールをフィードするときに手に持ったままエリア外に出てしまったのか、審判がピーッと強く笛を吹き、ペナルティエリアライン上での間接FKを指示しました。チャンス?! メインスタンドから見ているとシュートがゴールに入ったかと思いましたが、後ろに転がっていったところを見ると枠の左外だったようです。 でも後半26分ころ、北海道代表は押し気味になってきたなあと改めて感じました。 後半29分、ビッグチャンスを作り出して康介がシュート。これをセーブした青森山田GKは凄かった。でもその跳ね返りを押し込めなかったのは残念でした。万全の体勢で待って打ったのに。大チャンス!ってとこで緊張しちゃうのか力が入りすぎるのか。見ている方がこぶしを握りしめるくらいだから、落ち着いて冷静にと言っても難しいんでしょうけどね。 チャンスは逃したものの、鋭い突破が増えてきたと思っていたら。 後半31分、大くんがすいっと前に出てシュートを打ち、いったん相手選手にクリアされますが、さらにそのこぼれを自分で押し込むシュートを打ちました。ボールは相手選手に当たったのでダメかと思ったら、そのままDFごとゴールの中に入りました。 やった、決まった!(3-3) 2点差を追いついての同点ゴールだもの、みんな大喜び。 次々に大くんに覆いかぶさります。く、苦しい? 起き上がった大くんを祝福するコンサ選手たち。 こうなったら勢いに乗ってくるのは北海道代表ですね。 後半36分、青森山田のゴール前でちょっとバタバタしたけどなんとかシュートに持ち込み、大くんのシュートは枠のほんの少し上。惜しかった。 後半37分、北海道代表の細かいパス交換がつながるようになっています。FWの康介はよいところにいるのだけど、ちょっとシュートを相手選手に当てすぎな気がします(笑)。 後半41分、健士が顔面を打ったのか、鼻血が出たようでピッチ外に出て治療。北海道代表は一時的にひとり少なくなりました。10大村くんが呼ばれ、健士くんに代わって入りそうです。 でも大村くんがビブスを脱いで準備ができたころ、健士くんは立ち上がってどうやら戻れるみたいです。ということで後半43分に健士くんがピッチに戻り、大村くんは残念ながらまだ待機になりました。 ロスタイム2分が表示され、手元の時計で46分を回ったころ、深川監督は交代を指示。 8福原くんに代わって10大村くんが右サイドに入りました。 そのまま双方にゴールはなく、3-3の引き分けで試合終了になりました。 追いついてみると私の気分も現金なもので「やっぱり明日はここで3位・4位決定戦を見てからドームへ行こう」ということになりました。 (身体が2つあったら室蘭にも行きたいところですけれどね。) <試合終了時のメンバー> 16安藤 14菅原 18葛西 10大村 11池ヶ谷 15西田 2十川 4健士 3櫛引 6中山 1松原 お疲れさまでした ピッチ上で整列して挨拶をしたあと お互いにベンチに挨拶をしてから下がります。
この日行われたA組パルメイラスvsソウル特別市の結果により、1勝1敗の北海道選抜はA組の2位になりました。 B組では同じく1勝1敗の北海道代表が2位です。 北海道国際ユース最終日、ファイナルラウンドは、北海道代表と北海道選抜が3・4位決定戦を戦うことになりました。 5・6位決定のビリっこ対決以外で北海道勢同士の対決が見れるなんて。嬉しい。 最終日の様子は→こちら
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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