クラセン(U-15)2008 グループリーグ第3日 vs清水エスパルスジュニアユース戦

2008年08月11日

2008/08/11(月)13:00 @J村ピッチ2
adidas CUP 2008 第23回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)
グループリーグ第3日 Fグループ
コンサドーレ札幌ユースU-15 0-0 清水エスパルスジュニアユース (35分×2)
試合の公式記録は→ こちら(PDF)

今年のU-15については、チームも選手も見たことがなく、予備知識が全然ない状態でした。グループリーグ1日目、2日目の戦いぶりについて伝えてくれているブログがいくつかありましたが、それさえも見ていない状態でした。この2日間、私はビアガーデンで飲んだくれていたり、知事杯やサテの試合をかぶりつきで見て過ごしていたもので。
なので試合を見ながらぶっつけ本番で選手の呼び名や特徴などを把握していく状態。正直まだ背番号以外に選手の見分けがつかないので、断片的なレポになってますがご容赦を。


クラセンU-15の大会ボード
センターハウスの玄関ホールにある大会ボードは、先日のU-18大会のものからU-15仕様のものに変わっていました。(←あたりまえ)



清水のダンマク
コンサの試合の行われるピッチ2へ行ってみると、すでに清水サポがダンマクを張り巡らせていました。すごいや。
でも「勝利至上主義」って、ほんとに?それでいいの?

清水サポ
オレンジな方々。
タイコあり、スネアありの本格的な応援でした。

高齢化が進む(?)札幌サポには平日の試合は厳しいものがあり。
コールの物量では清水に押されてしまうけれど、ま、気持ちを込めていきましょう。

整列して挨拶
選手がピッチに入場し、整列してまずは挨拶をします。
いったんピッチにばらけてボールを使ったアップで心身をほぐした後。

円陣を組む
みんなが集まって輪になって。
そのまま「赤黒の勇者」を歌い始めます。
うわぁ。なんか感激。

手拍子しながら歌って
♪オーオー、オーオオーオオー♪のところでは
手を叩きながら。

さあっ、いこう!
歌い終わって円陣組んで、さあ、行くぞ!

<前半のメンバー>

  9近藤  22下田
14神田      12小山内
   23堀米 6高木
3和田 5永井 4松浦 2坂本
     1伊藤

とりあえず↑は名字で表記してみましたが、試合中に選手を覚えるのはむしろ名字よりは呼び名でです。選手同士が呼び交わす声を聞いたり、近くにいらした選手の家族の方に教えてもらったりしつつ、どの選手が誰なのかを区別していきました。
なので自分用メモも兼ねて、試合に出た選手の呼び名を書いておきます。(違っていたら教えてくださいませ。)

 1GK 伊藤雄也(ゆうや)
 2DF 坂本憲吾(けんご)
 3DF 和田大輝(だいき)
 4DF 松浦悠汰(ゆうた)
 5DF 永井晃輔(こうすけ)←キャプテン
 6MF 高木峻太(しゅんた)
12MF 小山内貴哉(たかや)
14MF 神田夢実(ゆめみ)
23MF 堀米悠斗(ごめす)
 9FW 近藤勝成(なり)
22FW 下田康太(しもっこ)

 7MF 中川雄貴(なかがわくん)
11FW 前貴之(たかゆき)

立ち上がり、攻め込まれて前半1分でCKを2回与える展開になりましたが、その後は落ち着いて互いにボールを奪い合う主導権争いになります。
前半12分にはコンサのCKから惜しいヘディングシュートがありました。
前半15分までのあたり、私は「悪くないね、これ」と思いました。見るのが初めてなので、普段と比べてどうかとかは全く分からないのですが、例年のコンサユースの戦いぶりと比べて、なかなかいいじゃん!と思ったのです。
よく考えてみると、私にとっては今日は初日でしたが選手たちにとっては3日目であるわけで。スロースターターで日が進むにつれて調子を上げてくる例年のパターンであるならば、初日のような気分で見てしまう私の目に、実は3日目のノッてる状態のチームがことさら良く見えた、という可能性もあるのではありますが。
前半30分あたりまで、試合は一進一退の感じでどちらが優勢とも言い切れない感じですが、コンサはよく動いてみんなでボールを動かせていると思いました。
ピッチを広く使った、視野の広いパス回しはいいですね。
前半28分にダイナミックな展開からCKを得て、それを蹴るのは6番のしゅんたくんでした。しゅんたくんが蹴り入れたボールはいったんクリアされましたが、その跳ね返りがファーにいたキャプテンのこうすけくんのところへ来て、こうすけくんはフリーでシュート。ビッグチャンスでしたが、ボールはバーの上でした。惜しかった。
前半31分、ナリが左サイドで長い距離を走り、さらにゴールライン近くでも相手選手に寄せられながらがんばって粘って作ったチャンスから、相手ゴール前で何度かパスで揺さぶったあと、最後はゴール左手前の少し離れたところから夢実くんのシュート。ボールはゴール右上隅に向かって弧を描いてぐーんと飛びましたが、わずかに枠の右でした。惜しいー。
前半32分、ボールをクリアしようとジャンプしたこうすけくんが、相手選手と競り合う感じで頭ゴチン!とぶつかり、相手が倒れてしまい、こうすけくんにはイエローカード。こうすけくんがいくのが遅かったということなんだろうけど、でも一生懸命プレイしていればあれは仕方ないかなと思いました。結果として危ない競り合いになったのでカードも仕方ないでしょうけれど。
この試合は35分ハーフなので、あっという間にそろそろ前半が終了です。
前半34分あたり、清水が攻め込んできましたけれど、コンサは要所をきちんと押さえているというか、相手選手を自由にさせませんでしたので、危ないシュートは打たせていません。
いいチームだな、いいサッカーをするなあと感心しているうちに、前半はそのまま終了しました。0-0です。
後半もがんばれ。

試合中
(前半のワンシーン)

名塚監督ほか
札幌U-15の監督は名塚さんです。
久しぶりに名塚さんの姿を見て、嬉しかったわ。関コーチはなぜか春のU-18の広島遠征のときにお見かけしましたけれど。

聞くところによると、今年コンサ札幌U-15はけが人が多くて、クラセン北海道大会もずいぶん苦労しながら勝ち上がったのだそうです。
そしてJ村に来てからも1試合目で怪我をしてしまった選手がいて、さらに苦しい状態だとか。
メンバーが少なめのまま3日連続で試合ですし、関東在住者にとっては涼しくてよかったと思う気温でさえも、もしかしてユースくんたちにとっては暑く感じているかもしれないので、足が止まるのがどっちが早いかは気になるところです。


ハーフタイムで右サイドハーフのたかやくんに代わって中川くんが入りました。ゆめみくんが右サイドに移り、中川くんは左サイドに入ります。

<後半のメンバー>

  22しもっこ 9なり
7中川        14ゆめみ
   23ごめす 6しゅんた
3だいき 5こうすけ 4ゆうた 2けんご
     1ゆうや

後半キックオフ
後半はコンサボールでキックオフです。

前半は私たちから遠い方の清水ゴールに攻め込んでいる時間帯が多かったので、後半はこっち側に攻めてくるぞワクワク、と期待していたら、なんだか後半もあっち側でやっていることが多い立ち上がりでした。
こっちのゴールの方においで~。
後半17分、ゆめみくんの右からのクロスは相手にクリアされましたがCKになりました。蹴るのはしゅんたくんです。しゅんたくんの蹴ったボールを清水GKがキャッチし、そこから素早いフィードでカウンターになりかけました。それをごめすが猛スピードで追いかけ、追いついて相手ボールを奪うや、逆向きに走り出しました。わー、かっこいい。
ごめすのパスを受けた選手が(誰だったかメモしている間に忘れてしまった。残念。)がシュートしたしたのは枠外でしたが、爽快なプレーでした。
後半20分、ゆめみのミドルシュートはGKがキャッチ。
後半20分、なりが清水GKとの中間に転がったボールをゴールに押し込もうと走り込み、がんばって足先を伸ばしてボールに触れようとしますが、GKが倒れ込みながら手を伸ばして一瞬先にいでボールを掴み、抱え込みました。やむなくGKの上を飛び越えるナリ。うーん、あと少しだった。惜しかった。
コンサはだんだんきつくなってきたのか、選手たちの出足が一歩遅くなったり、ふんばりが効かないシーンが出てきました。きついだろうけど、ここががんばりどころだ。がんばれ。
どっちがゴールを決めてもおかしくない白熱した攻防は見応えがありました。こういう経験は選手の力を伸ばすだろうと思えました。
後半23分から後半30分あたりまで、清水の攻撃が連続してコンサゴールを脅かします。あああああー!と思ったけどシュートが逸れてくれて助かったというシーンもたくさんありました。
ひとごとですが清水の課題は決定力ですかね(爆)。
後半30分には波状攻撃を受け、GKゆうやくんも出てがら空きとなったゴールにシュートを打ち込まれドキッとしましたが、けんごくんがゴール前に立ちはだかって足でクリア。ああよかった。
あと残り5分、がんばって攻めよう。ゴールして勝とう。
後半31分、ゆめみくんのミドルシュートがバーの上をかすめる。惜しい。
後半31分、ナリのシュートは「入った!」と思うタイミングと軌道でしたがわずかにゴールの左側に転がりました。うーん、残念。
なんとか点をとろうという采配なのか、ここでベンチも動きました。
後半32分、DFのだいきくんに代えて、FWのたかゆきくんを投入です。
後半33分、そのタカが走り込んでシュートしようとしますが追いつく前に相手ボールになりました。今度こそ。
後半33分、しもっこのシュートを相手GKが片手でクリア、右CKになりました。しゅんたが蹴ったボールから、清水のカウンターになりかけました。両チームとも捨て身の攻撃という雰囲気です。ここはきっちり残っていたコンサ選手がクリアしてピンチにはならず。
手元の時計は35分になり、ロスタイムは1分が掲示されます。
後半35分、こうすけくんがよく戻って清水の選手にシュートを打たせません。
後半36分、なりがゴール前に抜け出してチャンス!でしたがオフサイドの判定。

双方へろへろになりながらも気迫あふれる攻防は、結局どちらのゴールも揺らさないまま試合終了の笛が鳴りました。
0-0のドローでした。
とってもよい試合でした。

お疲れさまでした
お疲れさまでした。


引き分けだとコンサの決勝トーナメント進出は鹿島vsセレッソの試合結果次第ということになります。鹿島が勝っていればコンサは2位になるのですが。
隣のピッチの様子は間の木々に遮られて見えないのですが、試合終了後に聞こえてきたのはセレッソサポの歌声です。
「セレッソが勝っちゃったのかな・・」と思いました。
でも実は鹿島が4-0で勝っていたのですね。セレッソサポは選手たちを励ます歌を歌っていたのでしょう。

これでコンサはグループ2位で決勝トーナメントに進出しました。
ラウンド16は8月13日(水)11:00から、J村ピッチ1で。
対戦相手はEグループ1位のガンバ大阪ジュニアユースです。


それに勝つと、準々決勝は翌14日11:00からJ村ピッチ3で。

ユースくんたちの熱い夏を You can't miss it!!



post by あきっく

23:59

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