全国ユース新人戦ステージ1@波崎・3日目その1

2008年03月28日

U-18のレギュラーメンバーが先日の横山杯優勝のごほうびの韓国遠征に行っている間、新1年生を含む他のメンバーは茨城県神栖市の波崎でフェスティバルに参加しているらしいというのを奈々子さんのところで知りました。3月26日から29日まで。最初の2日間で予選リーグを戦い、その結果によって順位別に決勝リーグ等へ進むそうです。
めったに見る機会のない1年生を見られるならぜひ行ってみたいと思いましたが、休みをとれるとしたら順位別リーグ初日の28日(金)からしかない。当初の予定が決まっているのは予選リーグの組合せだけのようで、順位別リーグに進むと詳しい会場や時間が奈々子さんにも不明らしいです。スポーツマネジメント社の運営する大会にそれらしいのがあったので、とりあえず矢田部サッカー場に行ってみて分からなければここに電話して聞いてみようと、行き当たりばったりで出掛けました。
トップの遠征のときよりもさらに早起きして朝8:30ころ矢田部サッカー場に着くと、グラウンドに高校生らしきチームがたくさんいました。でもコンサユースの姿は見あたらなかったので、まずは聞いてみよう。

矢田部サッカー場センターハウス
センターハウスがあったので、この中に関係者がいるかなと、中に入ってみました。



決勝リーグ組合せ表(偽)
玄関ホールにはホワイトボードがあって、
第13回 HASAKI U-17 1st stage 大会本部 と書かれた下に組合せ表が貼ってありました。
決勝リーグ28日、29日の日程表のようです。
でも! コンサユースの名前がない!
室蘭大谷やクラブフィールズU-18が決勝リーグに進んでいるのがわかったのは得した気分でしたが、なぜコンサはないのだ?と混乱しました。念のためグループ2位以下のチームで構成される各順位リーグの日程表も見てみましたがその中にもないし。
横に関係者らしき方がいたので聞いてみました。
すると「コンサドーレさんは私どもの大会には参加されていません」とのこと。「でも矢田部サッカー場で一昨日と昨日でグループリーグをやったそうなんですけど・・・」と食い下がると、矢田部サッカー場の別のピッチ(C、D)はこちらの大会では使用していないので別のではないかと。
教えてもらって少し離れたところにあるC、Dピッチへ行ってみました。
するとピッチの周囲にスポーツマネジメント社ののぼりが立っていて、どうやらここのようです。よかった。

大会本部テント
2面あるピッチの間に大会本部と表示のあるテント(黒いpumaのテント)があったので、そこの人に聞いてみると、「ええ、参加されていますよ」と言って、決勝リーグの組合せ表をくれました。(下のエントリはその一部を撮影したものです。)
ちなみに奥のピッチで試合中なのは北海高校ですよね。このユニ。

ユースくんたち発見
うちのユースもいた~。

もらった組合せ表によると、参加している大会は「全国ユース新人戦 ステージ1」。予選リーグの結果、コンサは今日と明日、12チームからなる1st決勝リーグで戦うようです。
決勝リーグは3チーム×4グループに分かれており、コンサは第2グループ。
決勝第1グループ:敬愛学園、大宮東、東奥義塾
決勝第2グループ:駒澤大学、コンサドーレ、若松
決勝第3グループ:北海、東海大山形、FC栗の木
決勝第4グループ:ヴァンフォーレ、東京学館、白樺学園

コンサは10:20から「駒澤大学」と対戦するわけですが、それって大学??高校生??と私は目を白黒。
でもまもなく疑問は解決されました。
   ↓このバス
駒澤大学高等学校サッカー部バス
バスには「駒澤大学高等学校サッカー部」とペイントされています。
ああ、やっぱり高校なのね。納得。


2008/3/28(金)10:20 @矢田部サッカー場C面
全国ユース新人戦 ステージ1 1st決勝リーグ第1戦
コンサユースU-18 1-0(0-0、1-0)駒澤大学高校 (35分×2)
得点者:木島翔太郎(後半31分)

全員で円陣
まずは恒例の、試合前にスタッフ(といっても今回は深川コーチひとり)や出場しない選手も一緒に全員で円陣。

駒澤は監督のお話
駒大高は監督がお話しているのかな

挨拶
両チーム整列して挨拶。
副審は双方の控え選手が務めます。

コンサ円陣
前半開始前のコンサの円陣

駒澤円陣
駒大高の円陣
駒大高校のユニフォームにどうも見慣れた感があると思ったら、アディダスでした。
このユニの背中にタイヤ痕黒い縦線が入るとコンサユニの2005年バージョンとそっくりじゃありません?

前半キックオフ
前半キックオフ

<前半のメンバー>

   9三上陽輔  31工藤光輝
5葛西大         37木島翔太郎
    26福永貴弘 27鈴木健士
33十川祐樹 29濱田克大 32松田恭司郎 35菊地稜健
       30安田翔

新2年生については先日イギョラ杯の練習試合などで見たばかりだったので分かりました。卒団した3年生の番号をつけているのが新1年生だろうと思ったのですが、今年の1年生は札幌U-15の子も旭川U-15の子も見たことがなかったので、GKの松原くんを除いてはまったくの白紙状態でした。
でも幸い2年生の中に1年生が少し混じるような程度だったので、選手同士が呼び交わす声で、見ているうちに名前がわかってきました。

チームはまだ始まったばかりなので、とりあえずみんなでサッカーをやってみるという状態でしょうか。意図が合わなかったりみんなでボールに集まりすぎてしまったりするところはご愛敬です。
朝、波崎に向かう途中では少し降っていた雨もやんで、薄日が差しています。波崎というと強風のイメージがあるのですが、風もおだやかな感じです。
これは観戦日和だなあと思いました。
試合は、ひいき目込みでか、五分五分よりはもう少し多くコンサがボールを支配している感じでしたが、なかなかゴールが決まりません。
前半18分、9番をつけた(純貴のを着ているだけあって体格の大きい)三上陽輔くんがゴール正面からフリーでシュートを打ちましたがポスト右へ逸れてしまいました。
チームメイトから「陽輔!次!次!」と励ましの声がかかります。
その直後の前半19分、またもや陽輔くんがゴール左からの惜しいシュート。仲間からは「陽輔!次決めろ~!」との声が。惜しいチャンスを作れるということはそれだけポジショニングや判断がよいということなんでしょうが、決めきれないともどかしさも感じます。
前半30分にはミツのシュートをGKが弾いて左CKになり、それをタカが蹴る場面もありましたが、前半は双方ゴールのないまま0-0で終了。

試合中
(試合中の場面)

後半も交代選手なしで始まりました。
後半2分、ペナルティエリアの左手前あたりでFKを得て、タカが蹴りました。ゴール前のファーで誰かが折り返し、健士くんがヘディングシュート! ボールはちょっとふんわりした軌道でゴールに向かい、入るかどうか???と思っていたところへ、頭を低くしてボールへ向かって頭ごとつっこむヘディングで押し込もうとしたけど(たぶんミツ)、その寸前で相手選手がクリアしてしまいました。うーん、残念。
後半5分くらいまで、「これは決まる!!」と思うようなシーンは作るんだけど、ちょっともたついてシュートが打てなかったり、打ってもふんわりと遅いシュートになって防がれてしまうような展開が続きます。
悪くはないんだけど、もどかしい。
後半8分、ふと気がつくとずいぶん風が強くなってきました。
両ピッチの間にある本部やチームのベンチになっているテントが風で倒されたのを見て気がつきました。

後半16分ころになると、なんだかコンサが攻められるシーンが増えてきたような気がしました。さっきのチャンス満載のころに決めきれなかったから流れが相手にいってしまったのかしら・・・。
後半19分には、ペナルティエリア近くの右正面あたりでFKを与えてしまい、ひやひや。これはゴール枠上へ飛んでくれて助かりました。
後半22分、陽輔くんがGKと完全に1対1になり、これはチャンス!
でもきちんとボールを蹴れなかったのかシュートはぼてぼてになり、GKがキャッチしようとしてこぼしたけれどもそれも打ち切れず、またもやゴールならず。
「陽輔!決めろ!」の声がちょっとさっきより厳しいです。
良くも悪くも目立つ分、FWもなかなか大変なポジションだなあと思いました。
後半24分、ボールを追ってシュートを打とうとしたミツが相手GKと交錯。「シュート惜しかったたあ」というのと同時に「GK痛そう」とも思います。
そしてとうとう待望のゴール。
後半31分に中盤の深いところから右サイドのスペースへボールが出て(たぶんそのときあたりにはまが交錯して痛んで倒れているけどそれを置き去りにしたまま)右サイドのスペースへ駆け上がった木島くんが相手DFを振り切り、豪快にシュート!まっすぐゴールネットへ刺さりました。
やったーー!
けっこう苦しんだだけに嬉しさひとしおのゴールです。
後半34分には、でもピンチ。シュートを打たれ、安田くんのパンチングかな?DFのクリアだったかな、そのはね返りを再び押し込まれそうになりました。これは恭司郎くんがゴール内に入って飛んでくるボールを足でクリア。なんとか難を逃れました。
後半35分には、相手DFの裏に抜け出してコンサのシュートチャンスかと思いましたが、相手GKがボールを拾い上げました。
振り返って考えてみると、このGKは守備範囲がとても広くて、ペナルティエリア内に入ったあたりでボールはほとんどGKが処理していました。
だからコンサがシュートを打ちきれないシーンが多かったんだ、と妙に納得しました。
そのまま試合終了の笛が鳴り、1-0でコンサが勝利しました。

あいさつに行く
試合終了後、相手ベンチに挨拶に向かうコンサの選手たち。

あいさつを受ける
挨拶に来た相手選手を迎えるコンサの選手たちと深川コーチ


(午後の試合はその2に続きます)



post by あきっく

23:58

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